加藤郁美 @katoikumi 石原良純「朝鮮半島の統一なんて誰がのぞんでいるんですか?」と発言し辺真一氏に「石原さん、朝鮮半島に住む人々に、平和と民族の統一を望まない者はいません」と叱られる。辺さんの目が怒りに据わっていて、スタジオが凍っていた。良純それ、テレビで言うな恥知らず。knamekata @knamekata モーニングショー。辺真一「南北統一を国民で願っていない者はいない。難しいとは思っている」に注目。玉川徹「統一が長期的な視野で入ってきた」に、石原良純「誰が願っているのか」と難癖をつけたのにピシャリと答えた。会談の評価でも「今度こそは」と前向きな発言が目立つ。会談の反映がここにも。 msyun @zzsuzumebatizz 南北統一=戦争をしない事が第一次の目的となる事は普通の人間なら誰でも思う事だよね。それを、”石原良純「誰が願っているのか」”と、これでは、安倍晋三自民党=日本会議?は戦争を起こすことしか考えてないと思われても仕方がないね --------------- 裕次郎も、慎太郎の応援演説で八幡浜市立松蔭小学校に来て「松蔭小学校は僕の母校です」と大嘘かましたらしいですから、良純も親父兄弟一族のためならテレビでアシスト発言くらい平気でするのでしょう。 親父・慎太郎は、別名「ミサイル財団」とも言われる「ヘリテージ財団」(メロン)の操り人形で、尖閣買い上げをぶち上げたのもこの財団のシンポジウムでのことでした。 ホントに日本にとって余計なことをしやがって、天然なように見せかけて、実は巨大なバックがあったんですね。 しかし、もう時代は変わる。メロンの御曹司は4月、54歳でドラッグ死したそうで、ザマーミロですし、ヘリテージのマルコス(と天皇?)のカネもアジアに戻ってくる???んじゃないでしょうかと、いろいろ妄想しております。 以下、ちょっと脱線かもですが、極東フィーバー・南北和平に大いに関係ありと思いたい面黒い話を見つけましたので、貼っときます。 (SPA!) 【教科書に載らない経済と犯罪の危ない話】(65) 中央銀行の副総裁室で会った“伝説の老婆”の金力と権力 「大統領に電話しなさい」――。還暦が近いとは思えないほど矍鑠とした態度で、その女性は言い放った。『フィリピン中央銀行』副総裁室。居並ぶ銀行幹部は小さくなって、女性の一挙手一投足に神経を集中している。女性は、その実在さえ疑われているサンタロ・マネの孫である。マネは、フェルディナンド・マルコスやバイヤ・バンと共に、長くフィリピンの富を裏で独占してきた男だ。唯一、この3人の中で平穏に天寿を全うできた男でもある。マネの孫は、過去に幾度も巨額な国際金融取引の舞台に登場してきた。但し、名前だけで本人の姿を見た者はいない。その為、「彼女は実在しない」とまで言われていたのだ。筆者が彼女の名前を初めて知ったのは、今から10年前、サブプライムショックが起きる直前のことである。当時の金融市場はピークの状態にありながら、証券によってマネタイズされた巨額資金が、投資先を求めて蠢いていた。そんな時、カタールの『ドーハ銀行』に総額で50億ドルものBD(※バンクドラフト=小切手)を持ち込んだ日本人がいた。名前はニシカワ。パスポート写真で見る限り、どこにでもいそうな初老の男性だった。50億ドルといえば、当時のレートで約6000億円である。個人が持ち込むには、少し額が大き過ぎる。ロシアンマフィアや中東の石油成り金ならわかるが、名前も聞いたことのない日本人なら尚更だ。それよりも、筆者はBDの発行原資に驚いた。ニューヨークの『JPモルガン』にある預金とSKR(※金保管証券)が原資に充てられていたのだが、その名義がサンタロ・マネとフェルディナンド・マルコスだったからだ。 ドーハ銀行は、このBDを真正なものとして現金化する手続きを開始した。そして、ニシカワの他に2人の日本人が、ドーハ銀行でその作業に参加したのである。BDを持ち込んで1週間が経ち、2人の日本人はドーハ銀行でニシカワの到着を持っていた。あとはニシカワがサインするだけで、50億ドルが自由になるのだ。2人は今か今かとニシカワが現れるのを待っていたが、ニシカワは一向に姿を見せない。代わりに現れたのは、ドバイの警察とFBIの捜査官たちだった。その後、2人の消息は不明である。「ニシカワはフィリピンへ逃亡した」と聞いたが、それが事実かどうかはわからない。50億ドルのBDは紛れもなく真正なものであった。では何故、FBIが捜査に乗り出すほどの騒ぎになったのだろう? マルコスやマネの資金が問題だったのだろうか? 原因はニューヨークのJPモルガンにあった。ドーハ銀行から原資の確認を受けたJPモルガンが、根拠となるドキュメントを「偽造である」と回答したからだ。以後、サンタロ・マネ、フェルディナンド・マルコス、バイヤ・バンの名前が載った証券は、国際金融取引の舞台から姿を消したかに見えた。ところが、昨年から状況は一転した。JPモルガンが、この原資となった預金やSKRについて、その存在とドキュメントを真正なものと認めたからだ。JPモルガンが態度を変えたのは、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領の誕生による。JPモルガンだけではない。世界中の金融機関が、それまで否定し続けていたサンタロ・マネらの債権・預金・SKRの存在を認めるようになったのだ。その中には日本のメガバンクも含まれている。中央銀行の一室で、筆者は歴史が動く場面に立ち会っているのかもしれない。これはフィリピンにとってのみならず、世界経済にとって重要な事実である。来週、再びマニラへ飛ぶことにした。 【教科書に載らない経済と犯罪の危ない話】(66) 世界中のメガバンクが慄くミセスメリーの存在感 再びマニラに到着した筆者が最初に向かったのは『アップルストア』だった。『セントラルバンク』の担当者へプレゼントする『iPhone』を買う為だ。プレゼントと言えば聞こえがいいのだが、実際は賄賂である。今回は5億ドルのBG(※銀行保証)証券を発行する。作業をスムーズに進める為に、キャッシュとiPhoneが必要だった。この作業に関わるのは12人。筆者は2店舗のアップルストアを回り、13台のiPhone8を購入した。フィリピンではiPhoneXの発売が来年ということで、少しほっとした。13台目のiPhoneは、サンタロ・マネの孫であるミセスメリーへのプレゼントだ。サンタロ・マネ、バイヤ・バン、フェルディナンド・マルコスの残した資金は『へリテージファンド』という名称で、各国の中央銀行やメガバンクが神経を尖らせてきた。そのへリテージファンドの管理者こそミセスメリーなのである。ミセスメリーを名乗る偽物は、世界中で何と50人以上が確認されている。この10年の間だけでも、世界中でへリテージファンドを原資とする証券が出回り続けてきた。その殆どが偽物のミセスメリーが関与したものだった。偽物のミセスメリーは、精巧に偽造されたパスポートを所持し、巨額な証券を世界中の金融機関に持ち込んだ。その為、本物のへリテージファンドで発行された証券までがアンタッチャブルとされてきたのだ。筆者自身も、このへリテージファンドを元に発行されたBD(※小切手)やBGに何度も関わってきた。だが、その証券が真正なものでも、必ずトラブルに見舞われた。 銀行はBD・BGを扱えば、それだけで手数料商売として効率良く利益を上げられる。ところが、へリテージファンドが絡むと途端に難色を示した。へリテージファンドの証券には、『フィリピン中央銀行』のファンドヒストリー(※資金の経歴証明書)が添付されている。この中に出てくるマルコスとトレンティーノの名前を見て、必ず尻込みをするのだ。トレンティーノはサンタロ・マネのファミリーネームである。サンタロ・マネは1945年、旧日本軍からフィリピンを奪還したダグラス・マッカーサーの通訳兼秘書官であった。マルコスとバイヤ・バンも同じくマッカーサーに仕えた。この3人が後にフィリピン屈指の資産家となり、その内の1人は遂に大統領にまで上り詰めることになる。へリテージファンドが再び世界中の金融機関から注目されるようになったのは、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領が原因である。昨年3月、『香港上海銀行(HSBC)』に5億ドルのBDが持ち込まれた。その原資がへリテージファンドであったことから、HSBCの担当者は証券の受け入れを拒否した。「偽造ではないが本物でもない」という意味不明な理由であった。それに怒ったのがフィリピン中央銀行だ。BDはHSBCが発行したもので、フィリピン中央銀行の保証が付いていたので尚更だ。フィリピン中央銀行はHSBCに厳重な抗議を行い、ドゥテルテ大統領の親書を送り付けた。これでHSBCは大騒ぎとなり、遂にサンタロ・マネ、バイヤ・バン、フェルディナンド・マルコスの口座があることを公式に認めたのである。この一件は世界中のメガバンクに衝撃を与えた。ニューヨークの『JPモルガン』は、訴訟を回避する為に先手を打って和解を申し入れてきた。ミセスメリーの名が再び国際金融の舞台へ躍り出た瞬間であった。へリテージファンドの歴史については次号で触れてみたい。 【教科書に載らない経済と犯罪の危ない話】(67) 償還不可能なほどに膨張したフィリピン初の金証券の存在 マニラの次に向かったのはドバイだった。この1ヵ月間で、筆者は実に約2万5000マイルを飛行していた。これは地球1周の距離と同じだ。マニラからドバイへは8時間半のフライトである。筆者は機内で書類の整理に取り掛かった。1億ドルのBD(※バンクドラフト=小切手)が2枚、5億ドルのBG(※バンクギャランティー=銀行保証証券)が1枚。どれも『香港上海銀行(HSBC)』が発行したオリジナルである。この他に、『フィリピン中央銀行』が発行した保証書と外務省が発行した承認書、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領の親書があった。これら合計7億ドル(※約800億円)の原資となっているのが、ミセスメリーの管理するヘリテージファンドである。ファンドヒストリー(※資金の経歴証明書)だけで30枚以上ある。ファンドヒストリーは、1950年8月11日にフィリピン政府・アメリカ政府・中国政府の3国間で締結されたローンアグリーメント(※借款契約)から始まる。これは、アメリカ政府と中国政府がフィリピン中央銀行から40億ドルを50年間借り入れるという契約である。40億ドルは現金ではなく、GBC(※ゴールドボンドサティフィケート)だ。GBCは金の所有証明書であり、紙幣と同じ機能を持っている。現在のSKR(※金保管証券)とは違う性質ものだが、どちらも金を証券化している点は同じだ。ローンアグリーメントの償還期日は2005年8月11日だが、米中両国はフィリピン中央銀行に未だ返済をしていない。金価格の上昇と物価上昇に伴う金利の変動で、償還額が返済不可能なほどに膨張したからだ。 太平洋戦争終結後、ローンアグリーメントによってフィリピン中央銀行から金証券を借りたのは、米中だけではない。戦争によって疲弊し切った世界各国がフィリピン中央銀行を頼った。各国政府の中央銀行だけではない。民間の銀行も、フィリピン中央銀行から金証券によって金を借りまくったのである。『日本銀行』も勿論、日本の民間銀行も借りている。今回、筆者が発行してもらった証券の原資には、9つの銀行の預金口座残高が使われていた。その中の1行が『三菱東京UFJ銀行』である。この9銀行の9口座だけで9400億ドルの残高、日本円で100兆円を超えている。三菱東京UFJ銀行は、前身である『東京銀行』の借り入れを引き継いだものだ。世界中の中央銀行・民間銀行がフィリピン中央銀行に借りた金証券の残高は、戦後70年を経て、金価格の上昇と金利の複利計算で4500兆円に膨れ上がっている。勿論、各国払える訳がない。だからと言って、借りたものは返すのが道理である。フィリピン政府も黙っている筈がない。そこで登場するのが、2010年9月20日付、国連と『世界銀行』による共同声明と債務確認書だ。このステートメントで、各国中央銀行がフィリピン中央銀行に有する債務残高を確定したのである。共同声明のステートメントにはホワイトハウスの証明書が添付され、バラク・オバマ大統領(※当時)のサインで締め括られている。文書番号“ASBLP-HHTRS220194”、『アメリカ国立公文書記録管理局』に保存されている公文書がそれだ。筆者は暗い機内で何度も書類を読み返した。米中とのローンアグリーメントには、中国側が蒋介石・毛沢東・周恩来がサインしている。アメリカはドワイト・デヴィッド・アイゼンハワーだ。そしてフィリピン側には、法律顧問としてフェルディナント・マルコスがサインしている。筆者の頭の中で、点と線が繋がっていくのを感じた。へリテージファンドは世界経済史の裏側なのだ。夢中で読んでいるうちに、気が付けば着陸体勢に入っていた。
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