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シリア北西部イドリブ県で、軍の工場から奪ったガスマスクを着ける反体制派の戦闘員(2013年7月18日撮影)。(c)AFP/Daniel LEAL-OLIVAS
アサド政権、新たな化学兵器攻撃を準備か 米「重い代償」警告
http://www.afpbb.com/articles/-/3133566?cx_part=txt_topstory
2017年06月27日 15:33 発信地:ワシントンD.C./米国
【6月27日 AFP】米ホワイトハウス(White House)は26日、シリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権が化学兵器による攻撃を再び準備している可能性があることを明らかにした。実行すればアサド政権は「重い代償」を支払うことになると警告した。
ショーン・スパイサー(Sean Spicer)米大統領報道官は声明で、アサド政権による4月4日の化学兵器攻撃の前と同様の活動がみられると指摘した。反体制派の支配地域に対するこの攻撃を受けて、米政府は同月6日にシリアの空軍基地への空爆に踏み切っている。
スパイサー報道官は、米国はイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」を排除するためにシリアで活動していると述べた上で「アサド氏が化学兵器を使って新たな大量殺りくを行えば、彼と彼の軍隊は重い代償を支払うことになる」と強調した。
アサド大統領は、政権側が北西部イドリブ(Idlib)県ハンシャイフン(Khan Sheikhun)で化学兵器を使ったとする疑惑は「100%でっち上げだ」と強く否定している。
だがジェームズ・マティス(James Mattis)米国防長官は先に、シリアが化学兵器を保有しているのは「疑いない」と指摘。イスラエル軍も、アサド政権はいまだに「数トン」の化学兵器を保有しているとの調査結果をまとめている。(c)AFP
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