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加計問題審議は中断12回…“迷答弁”内閣府政務官の正体
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/217739
2017年11月16日 日刊ゲンダイ
答えられなくて…ゴメン!(長坂康正大臣政務官)/(C)日刊ゲンダイ
「迷」答弁にもほどがある。15日の衆院文科委員会での「加計学園」問題の集中審議。ひときわ目立ったのが、内閣府の長坂康正大臣政務官だ。
特区を所管する立場だけに「丁寧な」答弁をするのかと思いきや、事前通告してある質問に、まるで答えられず“迷走”したのだ。
立憲民主の逢坂誠二衆院議員から、獣医学部新設の際に閣議決定された「石破4条件」について質問されると、長坂氏は書類をボー読みし、内閣府の事務方と幾度となく「ヒソヒソ」。答弁に立った約50分間のうち、何度も答えにフン詰まり、「オタオタ」。12回も審議が止まった結果、速記停止は計7分にも及んだ。野党側から「答弁がヒドイ!」とヤジが飛ぶ中、冨岡勉委員長には「大丈夫? 答えられる?」と声をかけられる始末だった。
■この人も“魔の3回生”
質疑の終わりで逢坂議員は「事務方に聞いても分からないから政治家を呼んだのに、今日は何にも答弁できないじゃないか」と語気を強めたが、そもそも、この“迷弁士”は何者なのか。
「青山学院大を卒業後、海部俊樹元首相の秘書を10年以上務めていました。愛知県議を経て、2012年に海部元首相の地盤を継いで初当選。14年、17年も当選を重ねた“魔の3回生”です」(永田町関係者)
師匠の海部元首相といえば、早大雄弁会で鳴らした弁士だ。海部語録には「自分の言葉にこだわり、演説や答弁では原稿を読まない主義を貫きました。言葉に命が宿らないからです」とある。弟子の長坂氏にとっては耳が痛い……。
加計問題審議は中断12回…“迷答弁”内閣府政務官の正体 https://t.co/kEF7dGuk9b #日刊ゲンダイDIGITAL
— クロウタドリsswh (@ashimoah) 2017年11月16日
野党側から「答弁がヒドイ!」とヤジが飛ぶ中、冨岡勉委員長には「大丈夫? 答えられる?」と声をかけられる始末だった。■この人も“魔の3回生”
【フン詰まり答弁≠ナ目立った内閣府特区担当の「迷」政務官】文科委でヒソヒソ、オタオタ この人も魔の3回生 特区を所管する立場なだけに「丁寧な」答弁をするのかと思いきや、事前通告してある質問に、まるで答えられず迷走=i日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/1N9quSsBFs
— KK (@Trapelus) 2017年11月16日
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