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25%の支持で「4分の3を支配」する安倍自民党!
http://blog.livedoor.jp/akgrs130/archives/19806889.html
2017年11月01日 半歩前へ
有権者の4分の1の支持で国会の4分の3を支配する安倍自民党。こんなことが可能なのが今の小選挙区制度である。私は中選挙区制度がこれに変わった当時から「日本にはふさわしくないシステムだ」と反対してきた。
だが、当時のマスコミや学者はこぞって、大胆な選挙「改革」だと礼賛。有権者も、「改革」と言う美名に流されて、まともな議論もないままスタートした。いつの時代も、付和雷同は禍根を残す。
ともあれ、この記事は傾聴に値する。要約して転載する。
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今回の選挙は最大野党の民進党が事実上解党し、選挙の直前になってバタバタと新党が立ち上がる異例の選挙となった。小選挙区制度の下では、政党が細かく分かれれば分かれるほど死票が多くなり不利になる。
この選挙でも、比例区の野党の総得票数は自民党を大きく上回っていたが、議席は自民党が全体の74%を獲得している。
野党の総得票数が与党を上回りながら、与党が勝利した選挙区が全267選挙区中68あった。もし全選挙区で野党共闘が実現していれば、政権交代が実現した可能性が十分にあった。
大勝したにもかかわらず、安倍首相を始めとする自民党の重鎮たちの表情が一様に重々しかったのは、選挙結果には反映されない自党の「党勢の低迷」に対する危機感があったからだ。
政治学者の小林良彰は、注目すべきは自民党の絶対得票率が長期低迷傾向だと指摘する。自民党が大敗し民主党に政権を明け渡した2009年の総選挙で、自民党2730万票を得た。が、その後の選挙では一度も大敗した09年選挙を超えることができていない。
別の見方をすると、野党が低迷し投票率が下がったために、少ない得票で自民党の獲得議席が増えているというのが実情だ。自民党の得票率は毎回5割を下回る。得票数では野党が自民党を上回っているのだ。自民党の「絶対得票率」は約25%。これが日本の全有権者のうち、実際に自民党に投票した人の割合だ。
安倍自民党が過去5年にわたり政権を維持できているのは、国民の過半から支持を受けているからではない。自民党への支持が野党支持を上回っているからでもないことを示している。野党がお家騒動や分裂を繰り返したことで、自民党が漁夫の利を得た結果であることを、このデータは示している。
今後も野党がひとつにまとまらない限り、自民党が有権者の4分の1の支持で国会の4分の3を支配する状態が続くだろう。
詳しくはここをクリック
http://blogos.com/article/255456/?p=1
与党大勝の総選挙で明らかになった本当の民意とは 小林良彰氏 マル激トーク・オン・ディマンド(ビデオニュース・ドットコム)
http://www.asyura2.com/17/senkyo234/msg/794.html
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