2017.6.23 23:04更新 【加計学園問題】 前川喜平氏「国家権力とメディアの関係には不安を覚える」と強調 読売・出会い系バー報道「私への個人攻撃」 http://www.sankei.com/life/news/170623/lif1706230056-n1.html 学校法人加計(かけ)学園による獣医学部新設計画をめぐり、23日に記者会見した文部科学省前事務次官の前川喜平氏(62)は国家戦略特区での新設を認めた決定過程を改めて批判する一方、「国家権力とメディアとの関係には不安を覚える」とも話し、新たにメディア批判も展開した。 前川氏は出会い系バーへの出入りを報じた5月22日付読売新聞の記事について「私への個人攻撃。官邸の関与があったのだと思っている」と断じた上で、「背後には何があったのか、メディア関係者の中で検証されるべきだ」と主張した。 記事掲載の前日に文科省幹部から「(和泉洋人首相補佐官から)『話をしたい』と言ってきたら応じるつもりがあるか」と打診を受けたことにも言及し、「想像だが、『嫌な報道をされたくなければ抑えてやる』と言われるのではないかと思った」と話した。 NHKに対しても、「私に最初にインタビューしたが、いまだに放送されていない」などと不満をにじませた。 「総理のご意向」文書を流出させたのは前川氏ではないかとの質問には、「流出元にはコメントしない」と述べるにとどめた。【私のコメント】 前川喜平の「出会い系バー」通いが、どうして発覚したのか。 捜査事情に詳しい関係者は「捜査当局は、歌舞伎町での管理売春について内偵していた」と言い、続けた。 「歌舞伎町の同形態の店などを監視していたところ、前川氏をはじめ、複数の文科省幹部(OBを含む)が頻繁に出入りしていることを掴んだ。当然、捜査当局は、全てを把握している。朝日新聞や週刊文春での告白内容についても関心があるだろう」 つまり警察が前川喜平とは関係のない捜査をしていたところ、偶然前川喜平が引っ掛かった、ということである。 前川喜平は、文科省の「天下り」問題で2017年1月に引責辞任した。加えて、「出会い系バー」への出入りをめぐって官邸幹部に厳重注意を受けている。今回の告白も「安倍政権への逆恨み」との見方があるが、前川喜平は「逆恨みする理由がない」と朝日新聞に語っている。 しかし、「前川氏の”告発”は、義憤によるものでも何でもない。単なる逆恨みの類の話だ。私としては、全く支持できないし、むしろ甚だ迷惑でしかない」と文部科学省の現役官僚がこう一刀両断に切って捨ててみせる。 前川喜平は語るに落ちたな。 <「総理のご意向」文書を流出させたのは前川氏ではないかとの質問には、「流出元にはコメントしない」と述べるにとどめた>⇒否定しない、否定できない、ということは認めたと同義である。 NHKと朝日新聞の関係者が情報元は前川喜平本人だと証言している。 官邸筋も前川喜平本人だと確信しているようである。 無所属の和田正宗参院議員は「マスコミ各社に『文書』を持ち込んだのが前川氏であることは周知の事実だ。だが、朝日新聞などは、そのことを示さず、前川氏に第三者的なコメントをさせている。ジャーナリズムとして信用できない。前川氏も『文書』は自ら持ち込んだものであることを明らかにした上で、対外的な発信を行うべきだ」と語った。 前川喜平の往生際の悪さと第三者を装ったような態度に怒りを覚える。 前川喜平が最初にインタビューしたNHKが、既に収録済みのインタビューを流さない、流せない理由は、NHK関係者によると「前川喜平に”買春疑惑”が持ち上がってきたから。そんな破廉恥な元役人の話に丸乗りして、安倍総理を追求するのは危険ではないかという判断が、NHKの上層部にあったから」だそうだ。 文書の信憑性についても以前、前川喜平本人が「もともと(平成)30年4月開学を前提に進めている、という回答が返ってきたわけです。その理由が『総理のご意向だと聞いている』というのです。これは藤原審議官の表現であって、本当の総理のご意向なのかどうか確認のしようがありません」と言っていた。 文書をマスコミに渡したのは前川喜平・前文部科学省事務次官だとNHK関係者、朝日新聞関係者が証言 文書をリークした前川喜平・前文部科学省事務次官の風俗通い 2017年5月25日 喧騒と猥雑が漂う新宿・歌舞伎町の中心部。その一角に建つ雑居ビルに、目的の店はあった。 エレベーターを2階で降り、入り口で入場料の6000円を支払ってから仕切りのカーテンを開け、薄暗い店内に足を踏み入れる。 すると、中央のバーカウンターを挟んで、約10人ずつの男女が左右に分かれ、スツールに腰かけている姿が目に入った。 女性の年齢層は20代から40代後半といったところか。無料で提供される清涼飲料水などを飲みつつ、暇を持て余した様子で携帯電話をいじったり、化粧を直したりしている。 男性の方も年齢層はまちまちだが、みな食い入るように女性たちを見つめ、品定めに余念がない。 「あの子を」 男性陣は次々に店員に声をかけ、気に入った女性を隣の席に連れてきてもらっている。 実はこの店”男女の出会いの場を提供する”と謳っているものの、その実体は入場料無料で女性を集め、目をぎらつかせた男性と売買春させる”出会い系バー”なのだ。 あくまでも女性との交渉次第だが、だいたいの相場は、店外で一緒に食事をするのに5000円、さらにホテルへ誘うとなると2万〜3万円が必要になる。 筆者は、常連だという30代前半の女性を指名し、事前に用意してきた、ある顔写真を見せた。 ーーこの人、知らない?そう訊ねると、 「誰、あ、何度も見たことがある!私が来ると必ずいた。カウンターでご飯を食べながら、ジッと女の子を見ていた。黒髪で清楚な感じの女の子がタイプだったと思う」 ーーだいたい、何時頃に来ていた? 「オープンしてすぐの時間の夜9時頃。女の子を誘わずに、12時頃に帰っていったことも何度かあった。何だか、不思議な人だった」 続いて、20代後半の女性にも、同じように顔写真を見せたところ、 「ああ、知ってる、知ってる。冬くらいまでよく来ていた。女の子を買ってたかって?そりゃ、ここに来るのは女の子とホテルに行くのが目的でしょ。話をするだけなんてあり得ない。いつも、スーツ姿で来ていた」 ーーお気に入りの女の子がいた様子だった? 「お気に入りの女の子ができたら連絡先を交換して、個人的に会うようにしたらいいじゃん。店におカネを払う必要もなくなるし。でも、何度も店に来たってことは、色んな女の子とヤリたかったんじゃないのかな」 ーーどれくらいの頻度だった? 「週3、4回くらいじゃない。1年ちょっと前から来るようになって、その後はバーッて連続してた。私もこの人とヤッたかもしれないんだけど、覚えていないんだよね。ここに来る女の子はみんなサバサバしているからさ、寝た男のことなんて、すぐに忘れるよ」 夜な夜な”出会い系バー”に顔を出し、”買春疑惑”の持たれるこの男、驚くべきことに、前川喜平・前文部科学省事務次官(62)その人だったのだ。 安倍総理に、”お友だち”に便宜を図ったのではないかと疑いの目が向けられる中、文部科学省の役人が作ったとされる文書が流出した。そこには、 <これは官邸の最高レベルが言っていること> <総理のご意向だと聞いている> などの文言が並び、まさしく安倍総理の”働きかけ”を裏付けるかのような内容だった。 その文書をマスコミにリークした張本人と見られているのが、何を隠そう、前川喜平・前文部科学省事務次官なのである。 いち早く文書の存在を報じたのはNHKだった。 まず、2017年5月16日の夜9時32分、ネットニュースで配信。さらに、『ニュースチェック11』でも文書を映像で流した。翌17日には、朝日新聞が朝刊で記事にしている。 「問題のその文書は、社会部の文科省担当記者が前川さんから貰ったものに間違いありません」 とは、NHK関係者。 「しかし、文書自体は正式な報告書などではなく、前川さん自身か、もしくは部下が作成したであろうメモの類です。実は、前川さんのインタビューも収録済み。ですが、未だにそれは放送されていない。というのも、前川さんに”買春疑惑”が持ち上がってきたからです。そんな破廉恥な元役人の話に丸乗りして、安倍総理を追求するのは危険ではないかという判断が、局の上層部にあったみたいです」 先に触れた新宿・歌舞伎町の”出会い系バー”通いが原因で、インタビューはお蔵入りとなった。 朝日新聞の記者も「うちのネタ元も前川さんです」と。 それにしても、前川喜平・前文部科学省事務次官は、なぜ、NHKや朝日新聞に提供したのか。 政治部記者が解説する。 「安倍総理側近の萩生田光一官房副長官が”あいつは恨みを持っているからな”と口にしたことがありました。恨みとは、天下り問題の責任を取り、今年1月、任期をわずか半年務めただけで、事務次官を依願退職に追い込まれたことです」 そもそも、文部科学省の天下り問題が発覚したのは、2015年8月に退職した高等教育局長がわずか2カ月後、早稲田大学教授に転職したことがきっかけ。内閣府の再就職斡旋等監視委員会による調査が開始され、文部科学省が組織的に再就職の斡旋をしている疑いが持ち上がったのである。 恨みを晴らすべく、白日の下に晒された”総理のご意向”文書。しかし、内容はデタラメと判明。 2017.6.23 17:52更新 【加計学園問題】 読売新聞の「出会い系バー」報道は官邸関与 前川喜平氏が記者会見 http://www.sankei.com/politics/news/170623/plt1706230042-n1.html 文部科学省前事務次官の前川喜平氏(62)が23日、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見を開き、読売新聞に「出会い系バー」に通っていたと報じられた経緯について「首相官邸の関与があったと考える」との認識を示した。 学校法人加計学園(岡山市)の獣医学部新設計画をめぐる記録文書問題については、文科省は再調査で一定の説明責任を果たしたとする一方、「官邸と内閣府は(文書の内容を)認めようとしない」と批判した。政府の国家戦略特区を活用した同学園の獣医学部新設計画の決定プロセスには第三者による検証が必要だとの認識を示した。 前川氏は5月25日の記者会見で、内閣府から文科省に「総理のご意向」などと伝えられたとする文書について、「確実に存在していた」と証言した。和泉洋人首相補佐官らから手続きを促されたとして、「行政の在り方がゆがめられた」と政府の対応を批判している。 文科省は今月15日、「総理のご意向」などと記された19の文書のうち14の文書が省内で存在したとする再調査結果を公表した。内閣府も翌16日に内部調査結果を発表し、「総理のご意向」などの発言をした職員はいなかったと結論付けた。 文科省 前川前事務次官「第三者の調査と検証を」 6月23日 18時26分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170623/k10011028401000.html?utm_int=word_contents_list-items_001&word_result=獣医学部新設 学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐり、文部科学省の前川前事務次官が23日記者会見を開き、「内閣府や官邸は国民に説明責任を果たす必要がある。第三者による調査と検証を行うべきだ」と主張しました。 この中で文部科学省の前川喜平前事務次官は、次々と存在が明らかになった一連の文書について、「文部科学省は追加調査によって一定の責任は果たしたが、内閣府と官邸は文書に書かれた内容を認めておらず、不誠実と言わざるをえない。内閣府と官邸は真相解明のため国民に説明責任を果たす必要がある。第三者による調査と検証を行うべきだ」と主張しました。 さらに萩生田官房副長官が文部科学省の局長と面会したときのやり取りを記したとされる新たな文書について、「在職中に見たことはないが、おそらく局長より下の担当者の間で共有するために作成されたのではないか。文書を作成したとされる課長補佐はよく知っているが、極めて優秀なので虚偽を書いたり聞き間違いが入ったりした文書を作ることはありえない」と述べました。 ●文書を作成したとされる文部科学省高等教育局専門教育課の女性課長補佐とは「平成18年に入省し現在11年目。東京都巣鴨出身。青山学院大学法学部卒業」の牧野美穂 加計学園問題「総理のご意向」の意味がついに解明。伝言ゲームで誤解が広まった 2017年6月18日 牧野美穂の写真あり http://netgeek.biz/archives/98162 【私のコメント】 まず次の前提をよく覚えておいて頂きたい。 <前提開始> 「国家戦略特区の制度では、規制を緩和しない場合、担当官庁がその理由を説明しなければならない。できなければ規制を緩和するだけだ。文科省が『獣医学部新設は不要』と考えるのならその理由を納得できるように説明しなければならない。前川喜平は獣医の需給について、『農水省と厚労省が説明してくれなかった』と発言していたが、文科省が調べればいいだけだ。それすらサボっていたから、文科省は突破されたのだ」 「文科省と内閣府の折衝によって、2015年6月30日に閣議決定が作られた。閣議決定では、文科省は2016年3月までに獣医師の需要見通しや規制緩和できない理由を説明しなければいけなかったが、それができずに、2016年9月16日の国家戦略特区ワーキンググループで、文科省と内閣府が議論している。閣議決定の期限さえ守れない文科省は内閣府との議論では、野球で例えれば「0対10、5回コールド負け」の完敗だった。その後2016年9月下旬〜10月上旬に出てきたのが、調査対象となった『文科省文書』だ」 <前提終了> 前川喜平は「第三者による検証」を主張する前に、【録音テープなり信頼のおける第三者の証人による信憑性のある証言など客観的で公平性があり信憑性のある証拠】を先に提示しろ。それなくして検証など時間、費用、労力の無駄使いだ。前川喜平の嘘話で貴重な時間、費用、労力を浪費するほど世の中は甘くない。前川喜平の話は全く信用できない。 こうして後から小出しに「新情報」「新文書」が出てくること自体が怪しい。 こんな文書はいくらでも都合のいいように作れるし、外部に対しての証拠能力はゼロだ。 当事者の片方が一方的に主張しただけの内容では、相手方が否定すれば水掛け論だ。 録音テープなり信頼のおける第三者の証人による信憑性のある証言など客観的で公平性のある証拠が提示できなければ文科省の言い分は全く信用できない。 頭だけは良いはずの役人ならそのぐらいのことは当然分かっているだろうが、分かっていても「客観的で公平性があり信憑性のある証拠」を提示できないのは、それが「無い」からだ。 文科省は次々に嘘を見破られ論破され苦し紛れに新たな嘘をつくという悪循環に陥っているとしか思えない。 文科省は既得権益を守るために、規制改革・規制緩和に反対の立場だ。その文科省には十分に嘘をつく理由がある。 証人喚問には貴重な時間と税金が使われる。 文科省が録音テープなり信頼のおける第三者の証人による信憑性のある証言などの「客観的で公平性があり信憑性のある証拠」を提示できない間は証人喚問など時間と税金の無駄使いであり、提示できてはじめて証人喚問を検討する余地が生まれる。 国家公務員の好待遇振り 「加計」から噴出 前次官に年収2000万円超、退職金数千万円 2017年6月17日 いわゆる「加計学園」問題に絡み、文部科学省の前川喜平前次官に、8000万円近い退職金(5610万円説もある)が支払われていたことが報じられた。『あきれた公務員の貴族生活』(ベスト新書)の著作もあるジャーナリストの若林亜紀氏が、前川氏の経歴をたどりながら、霞が関の高級官僚の年収と生活、出世のコツなどを分析する。 ◆若林亜紀氏リポート 前川氏は、麻布中学・高校から東大法学部を経て、1979年に文部省に入省した。入省当時の官僚の給料は安い。 人事院によると、国家公務員大卒キャリアの初任給は当時9万7500円だった。今年度は手当てを含め21万8216円という。30代半ばまでは金融や商社の方が高い。官舎の家賃が月1万円程度なので暮らしていけるが、若いうちは横浜など郊外が多い。 出世コースに前川氏が乗ったのは、入省直後、実妹が中曽根康弘元首相の長男、弘文元外相と結婚したからに違いない。 前川氏は31歳の若さで宮城県教育委員会の課長に出向する。宮城県人事委員会によれば県庁には課長が903人いて、平均48歳、平均月給は50万円前後という。その後、外務省にも出向し、34歳でパリの日本大使館勤務(一等書記官)となる。 特筆すべきは、外交官の待遇だ。基本給以外に、現地海外手当てが出る。パリならば、基本給が月46万円程度、在勤手当が月54万円、住居手当が25万円、奥様手当が11万円、子女教育手当が1人7万2000円まで。まるで貴族のような暮らしができる。帰国した前川氏は1994年、39歳で、中曽根元首相の懐刀である与謝野馨文相の秘書官に抜擢される。年収は約1000万円。この年代の官僚は、新宿・大久保や渋谷など都心にある官舎に住む。民間なら家賃月50万円以上の立地のマンションに3万円弱で住める。駐車場料金は月956円だ。 以後、前川氏は教育財政局財務企画室長、初等中等教育局財務課長などを歴任していく。本省課長のモデル年収は1219万円。そして、2013年、58歳で初等中等教育局長に着任する。民間で言えば取締役であり、年収は約1765万円となる。 文科官僚のトップである事務次官(年収2318万円)には2016年6月に上りつめるが、2017年1月、組織的天下り斡旋問題の責任を取って退任し、翌月、懲戒処分を受けた。 前川氏は最近、次官在職中に、新宿・歌舞伎町の「出会い系バー」(連れ出しバー)に通っていたことを認めた。「貧困女性の調査」と主張しているが、教育行政のトップとして理解されるのか。前川氏に多額の退職金が支払われたことにも、国民の疑問が浮上しそうだ。 前川前事務次官の言動の「背景」 天下りの全容判明前に辞職 「出会い系」通いを問題視か 2017年6月5日 「事実を1つ1つ検証していけば、おぼろげながらも事の本質が見えてくるはずなんだが・・・。ここ最近の多くのマスコミは、そうした作業をやろうとしない」 官邸中枢スタッフの1人が、こう言ってタメ息をつく。 その上でこの官邸中枢スタッフは、今年3月30日に文部科学省が発表した、組織的な再就職斡旋問題に絡む、省内処分の一覧を示す。 改めて説明するまでもなく、今年1月になって文科省を舞台とした違法(国家公務員法違反)な天下り斡旋が発覚し、霞が関には大激震が走ることになった。文科省の元高等教育局長が退官の翌々月に早稲田大学教授に就任したことだ。 「退官からわずか2カ月後の”再就職”には、文科省の人事課による全面的なバックアップが行われていたのです。逆に言えば、だからこそそれほどまでの短期間で再就職が可能だったのです」(文科省関係者) もちろんそうした”バックアップ”は、完全に国家公務員法違反だ。 このことをきっかけに文科省は実態調査に乗り出し、最終的に2010〜16年の間に計62件の国家公務員法に違反する行為があったとする調査結果をまとめた。 そしてその上で、前述したような省内処分が決まったのだ。具体的な処分内容は、以下の通りだ。 2017年3月時点で処分された者は37人で、うち懲戒処分は16人だ。前川喜平、山中伸一、清水潔各氏の歴代事務次官を含む5人が最も重い停職処分(ただし退職者は停職相当)で、11人が減給や戒告、戸谷一夫事務次官ら21人が訓告や文書厳重注意となった。 これを受けて駐ブルガリア大使を務めた山中伸一次官は3月20日、岸田文雄外相に辞意を伝えたのだ。 「つまり前川前次官に対する処分が正式に決まったのは、今年3月30日のことなのです。それを受けての辞職だったらまだ分かる。しかし前川前次官は今年1月の時点でもう既に辞職しているのです」(前述の官邸中枢スタッフ) 前述したように、文科省を舞台とした、違法な天下り斡旋問題が発覚したのは今年1月のことだ。問題の全容がはっきりしない段階での辞職というのはかなり異例だ。 「実は、前川前次官の辞職理由は、天下り問題ではないのです。これまで全く明らかにされていませんが、その辞職理由は、例の”出会い系バー”に頻繁に出入りしていたことによるものなのです」(文科省関係者) 一部報道にあるように、あのバーは、警察当局によって捜査対象となっていた。その捜査の網に前川前次官が引っかかってきたのだ。 「その”証拠”を突き付けられたために、前川前次官は辞めざるを得なくなってしまったのです」(文科省関係者) ここ一連の前川前次官の突出した言動の狙いも、こうしたことを背景にしないと見えてこないだろう。 前川氏出会い系バー通いだけでなくセクハラ常習犯だった 2017年6月5日 「官僚時代はセクハラし放題。とんでもない男だ」。官邸周辺が口を揃えて非難するのは文部科学省の前川喜平・前事務次官(62)。加計学園への便宜供与疑惑で「総理のご意向だと聞いている」と証言した御仁だ。本人は天下り斡旋問題で引責辞任、マスコミにリークしたのはその逆恨みだとも言われた。 「前川氏は匿名でNHKや朝日新聞の取材に協力していましたが、今ではテレビに堂々と顔を出して出演しています。安倍政権寄りと言われる日本テレビやフジテレビには出ない、というのもやめ、今後はどんどん表に出て政権批判をしていくようです」(前川氏の知人) 前川文書と出会い系バーの「真相」を推理する 2017年05月26日 21:30 八幡 和郎 http://agora-web.jp/archives/2026264.html 前川氏は 「バーで出会った女性と食事をしたり、お金をあげたりして話を聞いた」 「バーに出入りしたことで文科行政、教育行政の課題が見いだせた。そういう意味では役に立ったと思っているし、意義があったと思っている」 「昨年秋、(出会い系バーへの 出入りに関し)、杉田和博官房副長官からご指摘を受けた」 「バーに出入りしたことで文科行政、教育行政の課題が見いだせた。そういう意味では役に立ったと思っているし、意義があったと思っている」 と述べている。 怪しげなバーに政府高官が出入りしているという情報があれば調べるのは、政府中枢として当たり前の活動だろうし、それは、かなり噂になっていたのではないか。 未成年など若い子が目当てだったと言われても仕方がない。しかも連れ出してお金を渡している。 別に問題ないという人もいるが、これが他省庁の次官ならまだしも文部科学事務次官だとまったく別の問題だ。いわば全国の学校の先生のトップに立っている人なわけだ。警察庁長官が酔っ払い運転したみたいなもの。そして、そういう常識のない人がいっている話が普通の元官僚のいっていることと同等の信用性はない。 前川「貧困調査」リポート指示なし 和田議員「主張はウソだった可能性が高い」 前川氏が出会い系バーを調査した「文書」は残されていないようだ 2017年6月9日 文部科学省の前川喜平前事務次官による、新宿・歌舞伎町の「出会い系バー」(連れ出しバー)通いについて、興味深い国会質疑があった。前川氏は記者会見で「女性の貧困調査をしていた」と主張していたが、文科省にリポート提出の指示をしたり、研究を指示していないというのだ。 8日の参院内閣委員会。無所属の和田政宗参院議員が、次のように質問した。 「前川氏は、出会い系バー通いを『貧困調査』と言っていたが、実際に、こうしたバーに出入りする女性の貧困についての対策や、研究をするよう指示はあったか」 これに対し、文科省の佐藤安紀生涯学習総括官は答えた。 「ご指摘の女性の貧困について在職中の前川氏より関係部局において具体的な対策や研究の指示を受けたことはございません。また文部科学省として前川氏の行動については把握しておりませんが、在職中の前川氏が女性の貧困に関する、ご指摘の女性の貧困に関しますレポート等の提出をした事実はないと承知しております」 いわゆる「加計学園」問題で、一部メディアにヒーローのように扱われている前川氏だが、「出会い系バー」通いについての言い分は苦しい。 5月25日の記者会見で、「女性の貧困について実地の視察調査をしていた」「行ったことは事実。食事に伴い、一定の小遣いをあげたことはある」「文部科学行政をやる上での課題を見いだせた」とも語っていたが、実際の文科行政には”痕跡”を残せていないようだ。 前出の和田氏は9日、取材に対し、「前川氏が、文科省にも指示していないということは、ただ単に若い女性とデートをしたかっただけではないか。『貧困調査のために出会い系バーに行っていた』という主張はウソだった可能性が高い。前川氏の行為は、女性の性を売るという行為を助長するものであり、教育行政のトップとしてふさわしくない」と語っている。 国会 和田政宗 が 前川前事務次官 の苦しい言い訳にとどめを刺す! ヤジの意味が本当にわからない 加計学園 最新の面白い国会中継 NPC https://www.youtube.com/watch?v=wGzIayyvF7o&t=169s (11分10秒あたりから)
[32初期非表示理由]:担当:要点がまとまっていない長文
|