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2017/06/10 17:44

　安倍氏と個人的に親しいジャーナリストたちが「寿司友」だとか「ゴルフ友」とか呼ばれて久しいことに、言論界はどのように思っているのだろうか。日本のマスメディアに携わるすべての者が胸に手を当ててジャーナリストとはいかにあるべきか、省みるべきではないだろうか。

　指摘するまでもなく、マスメディアが時の権力と癒着してならない、というのは自明の理で、今更説明するまでもない。マスメディアの役割は国民に成り代わって権力者を監視し批判するのがその仕事だ。

　しかし日本のマスメディアに携わる者にそうした自覚が乏しい人が多くみられるのは嘆かわしいことだ。そして「寿司友」を自称して憚らない愚劣なジャーナリストをテレビはいつまでもコメンテータとして登場させるのだろうか。

　同時にテレビ制作者側も安倍支持を表明して憚らないジャーナリストをMCとして登場させ続けるのはなぜだろうか。そして消費増税8%を批判していた女性経済評論家がテレビ画面から姿を消したのはなぜだろうか。

　日本の報道界は愚劣極まる。世界各国のマスメディアの自由度ランキングで韓国以下というのも頷ける。民放だけではない「国民のNHK」にも安倍友を表明して憚らない「安倍番記者」の女性がいるという。安倍氏とは家族ぐるみの付き合いだという。

　それで「報道」に携わっているとしたら大問題だ。彼女に安倍自公売国政権を追求することが可能なのだろうか。NHK幹部はそうした不適格者が安倍番記者として官邸に出入りしていることをご存知ないのだろうか。

　恥を知れ、と言いたい。日本の腐り切ったマスメディアと、それに携わる者すべてに対して、あなたたちのペンは何を紡いでいるのか。報道の自由は報道する側の自由ではなく、国民が報道により真実を知る自由だ、ということを肝に銘じるべきだ。

　世論誘導の道具と化した世論調査で安倍自公売国政権が高支持率を得ているという、到底信じられない記事を毎週のように飛ばして国民を安倍自公売国政権に縛り付けている。日本のマスメディアは未だにGHQの言論統制に痺れたままのようだ。
　

コメント
1. 2017年6月11日 06:51:42 : Re4B0vp6dc : PXyNzyfPm5o[3] ▲△▽▼ まさに国民の気持ち。メディア批判は 国民の気持を代弁したものだ。
2. 2017年6月11日 09:18:16 : vczckXS31Y : pnCHWS3Jcdw[44] ▲△▽▼ [ 報道の自由は報道する側の自由ではなく、国民が報道により真実を知る自由だ] まったくまったくそのとおり。 「報道の自由」 　このことについて「そうか、そうだったのだ」と改めて認識させられた。 　言論の自由、表現の自由は大切だ、とは言いながら 　われわれは「発信する側の自由」ばかりを言ってなかったか？ 　報道する側（とくにNHK）はなおのこと肝に銘じておかねばならぬ。

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