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譲渡ありき…ベテラン市議も面食らう“フルスピード採決” またアベ友に…第2の森友の現場を追う
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/201419
2017年3月14日 日刊ゲンダイ 文字お越し
加計理事長(右)とは“ゴルフ友達”、問題の土地には重機がすでに…/(C)日刊ゲンダイ
愛媛県の北東部に位置する今治市。「タオルと造船のまち」で知られる瀬戸内ののどかな田舎町に今、激震が走っている。きっかけは、およそ36億円相当、16.8ヘクタールもの広大な市有地をある大学の獣医学部新設用地に「無償譲渡」することが決まったからだ。
大学の設置者は岡山市の学校法人「加計学園」。理事長の加計孝太郎氏(65)は、安倍首相の“ゴルフ友達”として知られる。理事長と安倍夫妻の関係が国会で取り沙汰されている森友学園への国有地払い下げ問題と同じ構図で、市民から「ウラがあるのでは」と疑問の声が上がる。“第2の森友”の現場を追った。
3月上旬。JR今治駅から車で北西方面に走ること約10分。目に飛び込んできたのは、山を切り崩して造成したとみられる広大な土地だ。岡山理科大が7番目の学部として獣医学部を開設する「今治キャンパス」(仮)の建設予定地である。
道沿いには工事の標識が立てられ、すでに一部の重機が稼働していた。市議会で土地の無償譲渡が決まってから、1週間も経たないうちのスピード着工。あまりに手際が良過ぎる。市議のひとりがこう憤る。
「とにかく、『設置ありき』で物事が進んでいる。今治市の市長・市議選が2月5日に行われ、新たな市議が初登庁したのが20日。同日付で、突然、加計学園に土地を無償譲渡する『議員協議会資料』と題したペーパーが配られ、3月3日の議会初日には、無償譲渡に関する議案が上程されて可決だ。何が何だかわからない。ベテラン議員も『今治で20年以上やっているが、こんなに大きな案件を議会初日に採決したのは初めてだ』と驚いていた。40億円近い市の財産をタダで差し出すのだから、普通は一般質問で細かなやりとりをしたり、委員会に付託したりする。あまりに強引な進め方で、とても民主主義とは言えない」
大学誘致は市の長年の課題だった。とはいえ、一般会計の予算規模が約815億円(17年度)の市にとって、40億円近い市有地を民間にタダで差し出すのは尋常ではない。しかも、市と県で計96億円を限度額に施設整備費まで負担するオマケ付き。森友問題の「国有地8億円値引き」も吹っ飛ぶ破格の金額だ。なぜ、こんな異例の学校設置がトントン拍子で決まったのか。調べると、森友問題と同様、今治のケースでも「安倍人脈」の存在が次々と浮かび上がってくるのだ。(つづく)
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