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志願者激減!の自衛隊が一斉配布した『採用PRマンガ』の露骨な内容 「お金のことしか書いていない?」(週プレNEWS)
http://www.asyura2.com/17/senkyo220/msg/531.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 2 月 11 日 11:00:30: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

            昨年末、全国の自衛隊員に突然、一斉配布された『マンガで分かる自衛官採用制度 自衛官候補生編』


志願者激減!の自衛隊が一斉配布した『採用PRマンガ』の露骨な内容 「お金のことしか書いていない?」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170211-00079993-playboyz-pol
週プレNEWS 2/11(土) 10:00配信


防衛省が自衛隊入隊による経済的な利点をことさらアピールする、なりふり構わぬリクルートキャンペーンを展開中だという。

【画像】『マンガで分かる自衛官採用制度 自衛官候補生編』の参照ページ
http://wpb.shueisha.co.jp/2017/02/11/79993/images/1

昨年末、全国の自衛隊員に突然、ある小冊子が一斉に配布された。タイトルは『マンガで分かる自衛官採用制度 自衛官候補生編』。フルカラー全16ページの小冊子で、自衛隊の仕事の魅力をマンガでわかりやすく説明しているというものだ。

作成したのは自衛官の募集業務を統括する防衛省陸上幕僚監部(陸幕)の募集・援護課で、全国約25万人の自衛官に3部ずつ配る計算で約75万部を印刷したという。同課ではこれを「25万広報官作戦」と銘打って大々的に展開している。

マンガ冊子と一緒に隊員たちに配られた文書には、こう記されているーー「日本を支えていこうという仲間を十分確保していくのが極めて難しい状況(危機的状況)になっています」

前編記事(「なりふり構わぬ異例の「縁故募集」…その実態とは?」)ではそこまで人が集まらない自衛隊の窮状と背景を『経済的徴兵制』(集英社新書)の著者、ジャーナリストの布施祐仁氏がレポートしたが、この後編ではリクルートキャンペーンの笑えぬ実情をさらに徹底追求する。

●経済的利点のみをアピール

自衛隊が「危機的状況」を打開すべく作成したマンガ冊子だったが、隊員たちの評判はあまりよろしくないようだ。

筆者も読んでみて違和感を持った。特に疑問だったのは、自衛隊の存在意義や仕事の中身についてはほとんど触れず、入隊した場合の経済的メリットだけをアピールしている点だ。

マンガは、進学か就職かで迷っている高校3年生のふたり組が駅で自衛官募集のポスターを見かけ、「とりあえず話だけでも聞いてみよう」と自衛隊の募集案内所を訪ねて、広報官から説明を受けるという設定になっている。広報官は民間の契約社員(非正規雇用)と比較して自衛官候補生の魅力をアピールする。

まずは、任期満了ごとに支払われる「特例退職金」である。陸上自衛隊の場合、1任期満了時に約55万円、2任期満了時には約139万円が支給されると説明し、「ちなみに契約社員の人は契約時に退職金の記述がない場合は支給されないのが一般的だよ」と話す。

次は、「再就職先の斡旋」だ。昨年度(2015年度)の再就職率が100%だったとし、「自衛隊経験者は規律や礼儀がしっかりしているから他の企業からも引っ張りだこなんだよ」と語る。さらに、高卒で入隊して2任期でやめると、次の就職先の給料が新卒大学生の初任給とほぼ同じになると説明。それに対して「じゃー大学に進学しなくてもいいかな?」と言う高校生に「大学進学を否定するわけじゃないけどそんな面もあるよね。自衛隊でいろんな資格もとれるし」と返す。

そして最後に広報官は「将来設計を柔軟に行なえること」を挙げ、「離職率の話って聞いたことあるかな?」と切り出し、民間では高校新卒の約5割が3年以内に仕事を辞めていることを紹介。「そんなに辞めてしまうんですか…」と不安がる高校生に「入社前のイメージと入社後のイメージって結構違うんだろうね。自衛官候補生の場合は、任期毎に将来を選択できるから、一生の仕事をすぐに決める必要がないよね」とその利点をアピールする。

途中でやめたくなったら自衛隊に斡旋してもらって民間に再就職できるし、一生の仕事としたいと思うなら試験を受けて非任期制隊員になる道も開かれているというわけだ。
さらに、「とりあえず貯金したい人にもお勧めだね」とアピール。衣食住がタダなので、あっという間に貯金がたまる、知人が4年間で1千万円貯金したと話すと、高校生らは身を乗り出して「そんなに貯まるんですか!?」と驚く。そんな彼らに広報官は陸・海・空どの自衛隊に興味があるかを尋ね、「今日はもう遅いから、どの自衛隊を受験するかはまた今度話をしようか?」と語りかけると、高校生たちは思わず敬礼しながら「はい!」「よろしくお願いします!」と答える。

マンガは、ざっとこんな内容であるーー。自衛隊が経済的な利点をアピールすること自体は悪いことではないが、いざとなれば国を守るために命を懸けると宣誓して入る組織であることや、安保関連法で海外での任務が拡大されようとしていることなど仕事の中身について全く語っていないところには、やはり違和感が大きい。

アメリカでも2000年代、アフガニスタンとイラクのふたつの戦場での死傷者が増大した影響で志願者が大幅に減り、募集目標が達成できなくなった時期があった。それに対して米軍は、戦争のリスクは極力低く描く一方、入隊ボーナスを増額したり、大学進学のための軍独自の奨学金制度を充実させるなど経済的利点を前面に押し出して新兵確保に躍起になった。自衛隊のマンガ冊子の内容は「経済的徴兵制」とも称された当時の米軍のリクルートと重なる。

ある現職自衛官はマンガ冊子について「お金のことしか書いていないので、これだけで入ったらすぐに辞めてしまうのでは。周りの隊員たちも『こんなのもらっても配りたくない』と言っていた。効果はあまり期待できないと思う」と話す。

●「どうやって故郷を守る?」

そんな折、1月末、衝撃的な自衛官募集ポスターの画像がツイッター上に出回った。福岡地方協力本部で作成されたもので、自衛官が頭を抱えながらこう叫んでいる。

「どどどがんしよう!な・なななな仲間がおらんってぇどういうこと!?」
「マジで隊員が足りないなんて、どうやって故郷を守ると?」
「ウソやろー!!! ウソだと誰か言ってぇぇぇ!!」

これほど、自衛官募集の「危機的状況」を雄弁に表しているポスターもないだろう。福岡地方協力本部によれば、自衛隊内部の縁故募集推進のために作成されたものだという。部内向けだけあって、自衛官募集現場の「本音」がストレートに表現されていると感じた。

政府の世論調査(「自衛隊・防衛問題に関する世論調査」2015年)でも、「自衛隊が今後力を入れていく分野」について、大多数の国民が「災害派遣」(72%)と「国の安全の確保」(70%)と答えており、「国際平和協力活動」(37%)を選んだ人を大きく上回っている。「国際貢献」も大事だが、何よりも国民の命を守ってほしいというのが自衛隊への期待である。

海外紛争地での危険な活動によって、自衛隊への志願者が減り、肝心の国の防衛や災害派遣が揺らぐのでは本末転倒である。安倍首相は、安保関連法の国会審議で「国民の命と平和な暮らしを断固守り抜く」と何度も繰り返したが、それが本心であるなら、この現場の悲痛な叫びにこそ向き合うべきだろう。

(文・写真/布施祐仁)

※自衛隊のマンガ冊子は、東京地方協力本部のウェブサイトにて。
 http://www.mod.go.jp/pco/tokyo/touchi_content/jieikan_manga/jieikan_1.html

■『経済的徴兵制』(集英社新書 760円+税)
集団的自衛権の行使を容認する「安保関連法案」が成立し、徴兵制への懸念が高まっている。本書は、いわゆる強制的な兵役制度ではなく、格差拡大によって貧しい若者たちを自衛官にさせる「経済的徴兵制」が水面下で進行していると指摘。アメリカやドイツの例、自衛隊の現状を照らし合わせ、貧困に追い込まれる若者が金と引き換えに戦場に立たされる可能性と構造的な問題に迫る
 

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コメント
 
1. 2017年2月11日 12:10:57 : FF1ZlDDII3 : UI@21H3zZTA[2]
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残虐な侵略と強殺の時代、
最も勇敢で、最も聡明で、最も美しい日本人は反戦・反侵略のたたかいを貫き通した若者たちだ。
彼らは勇敢だった、
時代と未来を見据えて軍事財閥と軍部に存在を掛けて反戦・反侵略のたたかいを挑んで行った。
彼らこそ時代を照らす真の英雄であった。
侵略共犯者として自己欺瞞の女々しい遺書を書き散らして特攻した情けないクズパシリの若者だけではなかったんだ。
国家・国民が挙げて追悼しなければいけないのは反戦・反侵略を貫きたたかい抜いたこの若者たちだ。
戦前、特高警察の拷問などで命を奪われた人だけでも1697人以上に上る。(治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟調べ)
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http://tamutamu2011.kuronowish.com/yumikotyannjikenn.htm

靖国に行けば、
諾々と命令に従った卑怯者の薄汚い戦争遂行英霊兵士どもの侵略強盗殺人犯罪は重く取り返しはつかないのだという無残で冷厳な事実に誰もが立ち竦む筈だ。腐り切った軍事財閥とイカレた教祖に動員され侵略強盗の犯罪者となった若者たちは今東京九段の宙空を彷徨っている。
どのように祀られ誰に参拝されようと海を渡って犯した残虐な侵略犯罪者としての罪は消えようがないのだ。
http://www.geocities.jp/yu77799/worldwar2/Philippines3.html
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/ec5fecbd148c1826d6b0f1238787c8d0

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日本の防衛問題に対する国民の総意は社会のクズであり人間のクズである軍事経済と軍人と軍事施設の全てを日本から一掃しないとマトモな生活が出来ないというものだ。
軍需経済と軍人と軍事施設・軍事基地が国土の中に存在するだけで社会は荒み、腐敗して行く。
経済が、生活が、醜く凹んで行くのだ。
戦後、
基地・自衛隊・米軍が日本国民の資産・自然・人命を奪い続けて来た。
日本はあの大戦で300万の国民が惨殺され、靖国英霊侵略強盗兵士たちは海を渡りアジアで数百万を虐殺した。
昭和・平成の社会と未来はその数百万の惨殺死体に規定されている、
平和憲法の原点に立ち返る以外に靖国英霊侵略強盗兵士たちの侵略殺人犯罪と、300万日本国民の無念の死に向き合うことは出来ない。
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アメリカ詐欺構造がグロテスクな姿を露にしたいま、日本もアメリカからの真の独立を目指さなければアメリカと共に奈落に落ちる。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2012-03-19/2012031915_01_1.html

腐り切った軍事財閥や自衛隊にインチキ防衛費毎月毎月5000億円もの捨て金を注ぎ込むような腐敗の時代は終わった。
終わらせなければいけない。
日本国内に血と硝煙の臭いを撒き散らす軍需経済と軍人と軍事施設が存在するということはゴキブリが飛び回る部屋で暮らすに等しい。
日本国憲法の下に日本が還ることである。
それが真の日本の独立である。
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2. 2017年2月11日 15:57:37 : xQoZn42Pr2 : 2ydlNWODHRI[1760]
ネトウヨさん達が日本にはいるじゃないですか
彼等?彼女等?に頑張ってもらいましょう

3. 2017年2月11日 19:16:03 : IJjjrLkBu1 : Tp0IihGPIW0[1479]
  1氏のコメントの通りであると思う。
  この勧誘冊子には報酬のことしか記載されていないということが、全てを表しているのではないか。
  つまり、国土防衛は金の多寡で計っている者が仕切っているということだ。
  確かに、金が無ければ国土防衛が出来ないのは、国民から徴税したり国民に負債を押し付ける代わりに日銀が輪転機を回す公金無しには、敵国を上回り、勝利を喫するだけの軍備は備えられないということである。
  ところが、防衛省関係者にしても、彼らと一緒になって防衛力増強に力を入れると息巻いている総理や閣僚にしても、肝心の防衛省の役人が、どういう契約をして軍備を計画しているか、どのような資金繰りで兵器を購入しているか、全く関心が無いのは不思議なことである。
  金が無ければ敵国を上回る軍備はムリである、とも考えていないようである。
  即ち、実は国防には全く関心が無い、ということである。
  何に関心が有るかと言えば、国民の財産を注ぎ込んで米軍の新古、中古兵器を買い込んだ防衛官僚と共に、華やかな米国軍産複合体関係者のパーティーに参加し、迫っている現実を忘れる、至福のひと時を過ごすことであろう。
  本当に国防を真剣に考えているのなら国防関係者の懐が潤っている筈は無く、自分の資金を提供してでも国の力になろうと、貧乏長屋に住みながら、質素な環境、質素な生活に甘んじることだろう。
  ところが、反対に、年収200万そこそこの非正規の国民から徴税した税金で、相場の何倍の価格で有っても構わずに兵器や武器を買い込む契約を交わしている防衛官僚と共に、毎夜のように旨い肴に旨い酒の出る高級料亭にハイヤーで通い、外遊には専用機を使って一回に何億円も掛ける、これが全てを表しているのである。
  ガンジーも国を憂い、ダライ・ラマも国を憂うのは同様であるが、彼らは古びた袈裟をまとっているだけであり、高給料亭やホテルの宴会場やゴルフ場を使わずに、国防を会議室で真剣に話合うことだろう。
  同じ国防精神でも、金が目的で有る者と真の愛国者との違いは歴然である。
  国防と称して、最低限の生活をしている国民から徴税した金を背景に、底辺の国民とは全く違う階層に平気で居て得意になっている者は愛国者では無く、単なる詐欺強盗の類である、と考えるべきである。

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