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Madonn at the Women´s March On Washington. Credit: Reflect/Youtube
マドンナさんの「ホワイトハウス爆破」発言が波紋、法律家の間では発言内容は違法との見方も
http://business.newsln.jp/news/201701250227200000.html
01/25 02:27 BusinessNewsline
先週末、ワシントンDCで開催されたトランプ大統領に抗議する女性集会で、歌手のマドンナさんによる「ホワイトハウス爆破」発言がその後、議論を呼ぶ展開となっています。
発言の内容を正確に引用すると、
「私は怒っています。本当に怒っています。私はホワイトハウスを爆破するのは凄い考えだと思いましたが、ホワイトハウスを爆破しても問題は何も解決しないということに気づきました。」
"Yes, I'm angry. Yes, I am outraged. Yes, I have thought an awful lot of blowing up the White House, but I know that this won't change anything."
というものとなります。
この発言内容は、要約すると「考えてみたが思いとどまった」というものでこのままでは、犯罪予告には該当しません。
しかし、法律家の間では、それでもこの発言内容は、法律上は、違法とする見方が生じています。
ではなぜ、この発言が違法となるのでしょうか?
これは、1969年の最高裁判所判例(Watts v. United States, 394 U.S. 705 (1969))に基づいています。
この裁判はワシントンで開催された抗議デモで、18歳の青年が「ルーズベルトを吊るせ(hang Roosevelt)」「ウィルソン大統領を殺せ(President Wilson ought to be killed)」とするプラカード掲げて参加して逮捕された事件に関して争われたもので。裁判は、最高裁まで争われた結果、最高裁は、言論・出版・表現・集会の自由を定めた合衆国修正第1条は極めて重要としながらも、大統領、副大統領、そしてその家族に対して脅迫行為を行うことは、修正第1条の重要度を上回る犯罪行為であり、違法であると認定しました。
この最高裁判例以後は、こうした脅迫行為が大統領などに向けられていた場合には、違法と認定され、起訴が行われてきました。
しかし、この発言が元でもしマドンナさんが起訴されるようなことになった場合、現在、リベラル派と保守派の間で生じてる社会の分断はより一層、顕著なものとなり、修復はできない状態に陥る懸念もあり、捜査当局に対しては慎重に対処することも求められています。
Original Text by Norman Rose (contributing writer).
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