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トランプ陣営からネオコンのウールジー元CIA長官が追放され、ネオコンとの対立が激化する可能性(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/172.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 1 月 08 日 02:11:45: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

トランプ陣営からネオコンのウールジー元CIA長官が追放され、ネオコンとの対立が激化する可能性
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201701060000/
2017.01.06 19:37:38 櫻井ジャーナル

ドナルド・トランプの周辺からネオコン色が薄くなりつつある。これまで上級顧問としてネオコンのジェームズ・ウールジー元CIA長官が参加していたのだが、トランプのチームから追い出されたのだ。

 ウールジーがCIA長官だったのはビル・クリントン時代の1993年2月から95年1月までだが、退任後にはネオコン系シンクタンクPNACのメンバーになる。PNACは1997年にロバート・ケーガンとウィリアム・クリストルによって創設されたが、ケーガンが結婚したビクトリア・ヌランドはウクライナのクーデターを指揮したひとりで、ヒラリー・クリントンと親しいことで知られている。

 このヒラリーと親しいマデリーン・オルブライトが1997年1月から国務長官を務めているが、それと同時に政権は好戦的になり、1999年3月にNATOはユーゴスラビアを先制攻撃している。同年5月には中国大使館が破壊されたが、これは意図的な攻撃だった可能性がきわめて高い。

 1998年1月にPNACは中東に危機が迫っているとしたうえで、イラクが大量破壊兵器を実際に使用するか脅迫の道具に使う可能性を排除するべきだと主張、サダム・フセインの排除を求める手紙をクリントン大統領に出している。その手紙にウールジーも署名していた。また、ウールジーはウクライナのクーデターやシリアへの侵略で積極的に動いて来たネオコンのジョン・マケイン上院議員とも近い関係にある。

 こうした背景を持つ人物を上級顧問として抱えていたことからトランプもネオコンの強い影響下にあると見る人もいたが、閣僚人事を見ても、次期政権はネオコンと一線を画そうとしているように見える。

 トランプを攻撃するため、ヒラリー・クリントンやバラク・オバマ大統領の周辺はトランプをロシア政府の傀儡だと宣伝している。そうした宣伝の一環としてヒラリーや民主党にとって都合の悪い電子メールをハッキングしたのはロシア政府だと言い続けているのだが、その根拠や証拠は示されていない。

 前回も指摘したように、2016年にWikiLeaksが公表したDNC(民主党全国委員会)やヒラリー・クリントンの選挙キャンペーンに関する電子メールはロシア政府から提供されたものでないとジュリアン・アッサンジが語ると、間に第三者が挟まっている、つまりロシア政府はWikiLeaksの情報源の情報源だと言い出すなど足下がおぼつかない。

 ジェームズ・クラッパー国家情報長官はクリントンやオバマ側に立ち、「証拠」を示すようなことを言っているが、本当に持っているなら、遥か前に提示しているだろう。ここにきてワシントン・ポスト紙では、ロシア政府の高官がトランプの勝利を祝う会話を傍受したと報じているが、これが事実だったとしても意味はない。ヒラリーはロシアを露骨に敵視、核戦争の可能性を高める政策を推進するとしていた。ロシアとの関係修復を口にしていたトランプの勝利をロシア側が喜ぶのは当然で、もし逆なら大きな問題になる。

 これまでにも指摘されてきたが、アメリカの情報機関NSAは通信を地球規模で傍受、記録、分析している。つまり、ヒラリー・クリントンの電子メールも全て持っているはず。ロシアがハッキングすれば、その証拠を提示できるだろう。

 こうした通信傍受は1970年代に衛星通信が広がるにともなって盛んになった。イギリスのジャーナリスト、ダンカン・キャンベルなどはその頃からアメリカやイギリスの情報機関による情報支配を暴いている。エドワード・スノーデンが明らかにしたことは、その延長線上にある最新事情だ。

 1970年代の終盤には不特定多数の対象を追跡し、情報を収集、分析できるシステムも開発されている。そうした中で特に注目されていたのがINSLAW社のPROMIS。このシステムには日本の法務省も注目、1979年と80年に法務総合研究所の『研究部資料』に概説資料と研究報告の翻訳を掲載している。

 INSLAW社と接触していたのは後の名古屋高検検事長、敷田稔。その当時、駐米日本大使館に一等書記官として勤務していたのが原田明夫だ。言うまでもなく、原田は後に法務省刑事局長として「組織的犯罪対策法(盗聴法)」の法制化を進め、事務次官を経て検事総長に就任した人物。1980年代どころか90年代を過ぎても日本のマスコミ、「市民活動家」、「リベラル派」、「革新勢力」はこうした監視システムから目を背け、取り上げることを拒否していた。スノーデンの内部告発でこうした問題を始めて知ったわけでない人は日本にも少なくないはずだ。

 ともかく、通信傍受を含むさまざまな手段で情報を収集して分析するだけでなく、コンピュータ・ウィルスを感染させて攻撃するということをアメリカはイギリスやイスラエルと手を組んで行ってきた。また、第2次世界大戦後、アメリカ政府が他国の選挙への介入した最初のケースは1948年のイタリアにおける総選挙。この時の工作資金は戦争中にドイツ軍が略奪した「ナチ・ゴールド」だったと言われている。こうしたことは広く知られているわけで、ロシア政府がプロパガンダを行った、ハッキングした、選挙に介入したとアメリカ政府が騒ぐのは滑稽だ。


 

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コメント
 
1. 2017年1月08日 12:10:09 : QHLkzzOBIg : zsUpZQ2q7Qo[35]
根が腐った邪悪なネオ●ン様と、
図体の大きいまだ大統領になっていない方々と

自国の景気回復のために、
国内で生産し自慢の●器等で、しっかりと
シリアやリビアやイラクで行ったように
容赦なく、繰り返し、廃墟になるまで、

又、犯罪者と一般人の見境なく、しっかりと
空から、陸から、場合によっては、バーの中で
「行為」を行ってください。

※Hのことではないです!

さんざん、他国で行ったことなので、自国でも
いくらでもやっていただいて、結構です!

よろしくお願いします。


2. 2017年1月22日 15:23:56 : XFkaGN5WsE : svFP8HdiqvA[5]
markethack


トランプ政権を理解するためのカギ


2016年11月21日09:51
inShare.
http://markethack.net/archives/52027853.html(全文)

●まずトランプ政権の目指していることを一行で言えば:

●アンチ・エスタブリッシュメント+大きな政府です。

●この世界観はリチャード・ニクソンが打ち立てたものです。



 【嘲笑されたトランプは、ニクソンに親近感を覚える】

トランプには政治経験がありません。だからワシントンDCのエスタブリッシュメントから馬鹿にされました。

●だからトランプは、歴代の大統領で、エスタブリッシュメントから嘲笑された、リチャード・ニクソンにとても親近感を覚えました。

今般の大統領選挙でもトランプの演説の根幹となる部分はニクソンの演説のパクリです。(例:サイレント・マジョリティ)

トランプは、明らかにニクソンをロールモデルとしています。だからトランプがやろうとしていることを理解しようとすれば、どうしてもニクソンの話から始めないといけません。



 【ニクソンはなぜエスタブリッシュメントを憎んだか?】

 ニクソンはロスアンゼルスの農家に生まれます。ハーバード大学に奨学生として合格します。授業料免除、寮費も免除という待遇です。しかし彼の家は赤貧で、ボストンまでの汽車賃が出せず、ハーバード進学を諦めます。そして地元のウィッティア大学へ進学します。

このときの無念の気持ちから、ニクソンはアンチ・アイビーリーグ、アンチ東部、アンチ・エスタブリッシュメントの気概を持つようになります。


 【穏健派のはずのニクソンが怒った】

 その後、「赤狩り」の時代に、ニクソンは下院非米運動委員会(HUAC)という調査委員会の委員長に指名されます。HUACとは「アメリカ的でない(=つまり共産主義)活動を調査する下院委員会」ということです。

ニクソンは弁護士だったので、言論・宗教・信条の自由を重視しました。また彼はクウェーカー教徒の家に生まれたので「性善説」を信じ、人間の良心を信じていました。

第二次大戦後、米ソが冷戦に突入する中、アメリカ国民は、幻滅から、ちょうど今とおなじようにヘイトに走りました。つまり社会全体に憎悪が満ちていたのです。

HUACは、そんなムードを背景に荒っぽい委員会となり、権力の横暴が目に余りはじめました。そこで(ニクソンにHUACの委員長をやらせれば、すこしは上品になるだろう)という思惑から、若い下院議員だったニクソンにHUAC委員長の役が回ってきたのです。

実際、ニクソンはHUACを穏健にしました。

ところがある日、国務長官秘書、アルジャー・ヒスが「ソ連のスパイではないか?」という極秘情報をニクソンは得ます。


アルジャー・ヒスは東部エスタブリッシュメントの中でもとりわけ洗練されたワシントンDCのインサイダーでした。

そこでニクソンはヒスに面会を求めます。

このミーティングの際、ヒスはニクソンを馬鹿にして「わたしはハーバード・ロー・スクールの卒業だ。きみの大学は……ええっと、ウィッティアだったっけ?」とdisります。

(自分は勉強が出来なくてハーバードに進学出来なかったのではない。おカネがなかっただけだ!)

ニクソンの肚綿は、煮えくり返ります。

そこでニクソンは執念から徹底的にヒスを調査し、ついにヒスが国務省の極秘情報をモスクワにどんどんリークしたスパイだったことを突き止めるのです。

これは本当にアメリカの国家安全の根幹に関わる案件だったので、ニクソンは大いに男を上げます。



 【ヘイトの尻馬に乗ったニクソンとマッカーシー】

● 内気で、エスタブリッシュメントから外れていたニクソンは、ふと気がつけば「赤狩り」というヘイトの尻馬に乗って、彗星のように運気を上げていったわけです。

●ところでトランプの師匠はロイ・コーンという弁護士ですが、彼は「赤狩り」時代、リチャード・ニクソンと同じく活躍(?)した、マッカーシーのアドバイザーでした。

●「ヘイトの尻馬に乗ると、世論はどんどん自分を持ち上げる」


●このことをトランプに仕込んだのはロイ・コーンです。

つまりトランプの過激発言は、彼自身のキャラであると同時に周到にリハーサルされた演技でもあるのです。



 【ニクソンとトランプの類似点と相違点】

 ニクソンは大統領になると「Big Play」、つまりデカいことをイッパツかます!ということに熱中します。

●実際、歴代の大統領たちが何度も終わらせようとして、実現できなかったベトナム戦争の幕引きを実現したのはニクソンですし、中国との国交回復、ソ連と最初の戦略核削減交渉(SALT)をしたのも彼です。南部の小中学校における黒人と白人の生徒のセグリゲーション(分け隔て)を廃止したのもニクソン、高齢者、体の不自由な人に社会福祉制度(メディケイド)を設けたのもニクソン、環境保全局(EPA)を設置し、環境問題に最初に取り組んだ大統領でもあります。

●また大恐慌時代から第二次世界大戦にかけてはアメリカ政治は民主党によってずっと主導され、共和党は泡沫的存在であり、コアになる信念というものに欠けていたのですが、こんにちの共和党の基本的な価値観・世界観というものをきちんと確立したのは、ニクソンなのです。

●ニクソンは田舎の大学を出ていて、家柄としても毛並みが良くなかったのですが、自分に自信があったので、閣僚人事では思いっきり飛びぬけて優秀な人材を起用しました。国家安全保障補佐官にはヘンリー・キッシンジャーを、内政ではダニエル・パトリック・モイニハンを抜擢するわけです。


●そしていわゆる官僚たちをすっとばして、この小さなサークルの中だけでブレイン・ストーミングし、独断でどんどん物事を押し進めて行きました。

●中国との国交回復などはその好例で、国務省にはひとことの説明すらありませんでした。

●トランプの場合、自分の不案内な軍事問題や外交問題ではかなりベテランを起用しています。CIA長官になるマイク・ポンペオ、国家安全保障補佐官になるマイケル・フリン、司法長官になるジェフ・セッションズなどがそうです。

しかし自分が得意な経済面では主にファミリーのメンバーを相談相手にすると思われます。

つまり自分より目立つ有能なヤツは、トランプの場合、大嫌いというわけです。



【大きな政府、小さな政府】

● ところで日本のマスコミはトランプをロナルド・レーガンと比較したがるようですが、これは明らかに間違っています。

●まずレーガンは「小さな政府」を目指していたのに対し、トランプはニクソン流の「大きな政府」が好きです。「社会福祉制度を縮小する気は無い」と選挙戦の早々からトランプが言っていたのは、そのためです。

レーガンが「小さな政府」という考え方を打ち出した背景には、当時、アメリカではミルトン・フリードマンの『選択の自由』がベストセラーになっていたということがあります。

●その本は、「政府が国民の暮らしにいろいろ介入しないほうが、世の中の活力はUPするし、暮らし向きは良くなる」と主張していました。

つまり世論としてもレーガン時代は「小さな政府」を国民が受け入れる素地があったということです。

●ひるがえって今日の状況をみると、そういうムードは全くありません。

●レーガンの取り巻き立ちは「政府は小さく、貿易はガンガン奨励し、軍備だけは拡張する」という価値観を打ち立てて行きます。これが「ネオコン」、つまりNeo-conservativeという潮流の始まりです。

●これに対し、トランプは「政府は大きく、貿易には背を向け、軍備だけは拡張する」と言っているわけだから、「ネオコン」とは相容れない立場です。


3. 2017年1月22日 15:49:50 : XFkaGN5WsE : svFP8HdiqvA[6]

隠された真実

ネオコン
https://sites.google.com/site/uranenpyou/home/neo-conservatism(一部引用)


●1981年 ロナルド・レーガンが米国大統領になると、ネオコンが政権内に入り込み、その影響力が強まる。

 ●ネオコントはNeo conservatism、つまり新保守主義者という意味だが、これまでの保守主義が経済政策は産業保護、社会政策は伝統主義だったのに対して、経済政策は自由主義、社会政策は伝統主義というのが新保守主義と言われる。

 ●このネオコンは軍産複合体と結託して、攻撃的・好戦的なタカ派を形成していく。

(略)

9・11事件とともにネオコン的な戦略がブッシュ政権内で圧倒的な主流となり、イスラエルの脅威となるイラクとイランを武力で潰すネオコンの「中東民主化戦略」が展開され出した。

 ●このネオコン的な戦略を理解する上で重要なのが、ネオコンの思想的源流と呼ばれる政治哲学者のレオ・シュトラウスである。
 ●ドイツ生まれで、ナチスの迫害を逃れるためアメリカへ逃げてきたシュトラウスは、シカゴ大学で20年間にわたり政治哲学の講義を行って来た。
 ●シュトラウスは、「大衆は物分かりが悪いので、真実は饒舌な嘘をつける一部のエリートによって管理されるべきものだ。民主主義は、脆いながらも無知な一般人の愛国心と信仰心によって守られている。軍事国家だけが人の中にある攻撃性を抑制することができる。国民の多くが自己陶酔し、快楽主義者になっている今、国民を変える方法としては“自分の国のために死んでもいい”と思わせる事が最良の方法である。こうした愛国心は、外部からの脅威にさらされる必要があり、もしないならば作り出せばいい。言うことを聞かせやすい国民を維持するため、宗教をツールとして利用せよ。」
というようなことを説いてきた。

 ●この考え方はロスチャイルドの世界革命行動計画Cと通じるものがあると思われる。
〈C最終目的に到達するためには、ありとあらゆる手段を正当化できる。率直さや正直さといった国民としての立派な資質は政治に支障をきたすから、支配者となろうとする者は狡賢さ、欺瞞に訴えなければならない〉
https://sites.google.com/site/uranenpyou/koudou-keikaku

(略)


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