http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/801.html
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豪雨による大洪水に見舞われた中国では、各地で深刻な被害が発生しており、既に一千万人以上が被災している。
https://www.youtube.com/watch?v=uM88xfIE5I4
手抜き工事と設計上のミスで知られている三峡ダムは、世界最大のダムだとはいえ、もしもダムが崩壊すれば五億人が被災して、中国の消滅になる可能性があるという。
https://www.youtube.com/results?search_query=%E4%B8%89%E5%B3%A1%E3%83%80%E3%83%A0%E5%B4%A9%E5%A3%8A+
被災するまでは人間は被害について、誰も予想できないものである。半世紀昔の日本人は自家用車を持つなど夢物語りだったが、今では中国が世界最大の自動車生産国で、世界一のダムも中国人が作って得意になっている。半世紀前に誰も中国が世界最大の自動車生産国や世界一のダムを作るとは、夢にも思わなかった、
https://www.msn.com/ja-jp/money/news/2019%E5%B9%B4%E3%81%AE%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E7%94%9F%E7%94%A3%E3%83%BB%E8%B2%A9%E5%A3%B2%E3%81%8C%E6%B8%9B%E5%B0%91%E3%80%81%E4%B8%96%E7%95%8C%E4%B8%80%E3%81%AF%E4%BF%9D%E6%8C%81-%E4%B8%AD%E5%9B%BD/ar-BBZcEiD
東電の福島の原発が東北大震災で爆発するまでは、安全神話のプロパガンダに騙されて、国民は原発が安全だと信じていたが、それが大ウソだったことを学んだ。
そして、中国政府は安全だと言っているが、それは東北大震災まではマスコミを使い。福島原発が安全だと宣伝していたのと同じではないか。
https://note.com/gekkan_nippon/n/na9f246ce8c07
ダムの崩壊が驚くべき被害を発生させることを論じた、珍しい大学院における授業の記録があり、『アポロンのコンステレーション』と題した回想録の第一巻に、その悲惨なダム崩壊事故について書いてあった。
https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%AC-%E8%97%A4%E5%8E%9F-%E8%82%87/s?rh=n%3A465392%2Cp_27%3A%E8%97%A4%E5%8E%9F+%E8%82%87
「・・・その理由はダム崩壊の事故であり、四年前にマルパッセ(Malpasset)事故が発生して、人々の関心を引きつけていた。地中海に近いフレジュスの町が、ダム崩壊による激流に襲われたために、500人以上の死者と行方不明を出していた。
フランスはダム建設の技術を誇っており、米国、フランス、スイスの三国が、ダム建設の三羽烏と呼ばれていた。だが、その名声がこの事故によって、大きな打撃を受けてしまったために、多くの人の注目を集めたのである。
特にアーチ式ダムの建設においては、マルパッセやティグネスを始めとして、マレージュとかローズレント・ダムなどが、世界の技術者の間で知られていた。腕を凝らした巨大な最新ダムが、フランスが誇る水利工学の成果として、次々に作られてその栄誉に輝いていた。
だが、1954年に完成したマルパッセ・ダムは、高さ67mで堤長260mの規模だったが、豪雨でダムが満水になってしまい、水圧の高まりが基底部の岩盤に及び、圧力に耐え切れずに崩壊してしまった。水の壁として流れ下った激流は、途中の村を壊滅させながら、7km下流のフレジュスに達しているが、壊滅的な打撃を与えたために、ドゴール大統領が被災地を訪れて、住民と共に慰霊祭に参加していた。このフレジュスという町の名前は、エジプトを脱出したナポレオンが、上陸した時は漁村だったことで知られ、田舎の町に過ぎなかったのに、この災害で一躍その名が広まった。
しかも、それ以上に衝撃的な事故が起き、前年の1963年の10月9日には、アルプスのバイオント・ダムで、大規模な地すべりが発生して、2000人以上が死亡する大惨事を生んでいた。このダムは世界最高の262mの高さを誇り、アーチダムでは世界一高い壁面なので、イタリアはこのダム建設が自慢だった。ところが、予想外の大規模な地すべりのために、高さ250mの大津波が発生して,堰堤を乗り越えて川に沿って流れ下り、激流の壁が沿岸をなぎ倒したが、ダム自体は崩壊しないで無事だった。
これだけ大規模な地すべりの発生は、ダムの後背地の地質構造が、どんな問題を持つかについて調べる、地質調査が不十分だったためで、それが大事故の原因だったと分かった。ダムの建設場所の基盤岩の性質や、断層の有無や破砕帯の調査は重要だし、粘土鉱物の研究が必要である。そして、後背地の岩石分布を調べることで、地すべり斜面の広がりを知ることは、ダムの寿命や設計構造にとって、とても大切な仕事に属していた。
この未曾有の大事故のせいで、ダムにまつわる水利地質について、構造地質学に関心が高まったことにより、理学部の地質学科が注目され、学部レベルでの学生数の増加を生んでいた。その担当は地質の専門家の仕事であり、グルノーブル大学の地質研究所は、そうした人材の育成で定評があった。だから、質の高い授業で知られていたこともあり、優秀な若者が各地から集まったので、大学院では三名もの学生が関心を示し、ダム建設を志す理由になっていた。
***2−17
ダムの崩壊で起きた悲惨な事故は、明治以降の日本でも数多く記録され、1936年に起きた尾去沢ダムの決壊は、400人ちかい犠牲者を出している。また、1940年の幌内ダムの決壊の時は、60人の犠牲者を記録したが、建設直後の豪雨で崩壊したのであり、劣悪なセメントを使ったのが原因だった。
だが、世界最大のダム崩壊事故としては、米国のサウスフォーク・ダムの記録があり、1889年に決壊したダムの激流が、ジョーンズタウンの町を壊滅させ、2200人以上の犠牲者を出している。また、ロス郊外のセント・フランシス・ダムは、その崩壊で600人以上の死者を出し、映画の創成期の1936年だったから、事故の光景が映画に使われたので、多くの人に強い印象を与えていた。・・・」
https://www.youtube.com/watch?v=Tiw2tXfGlSM
以上は50年以上も昔のことで、現在は数多くのダムが作られ、技術力の無い中国でも世界一大きい、三峡ダムを作っている。
記事によると当時は米国、フランス、スイスがダム建設の三大先進国で、日本はまだ後進国に属し、遥かに劣る中国にはダムもなく、後進国だったのに、今では世界一の大きなダムを作ったが、このダムが決壊すれば数億人の被害者が出ると言われ、何億人もの死者になるかは誰も知らない。
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