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沖縄地方での約一月ぶりの地震発生と新燃岳噴火再開
https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/20171012073634.html
2017年10月12日 7時36分ごろ 宮古島近海 2.9 1
が発生しました。ほぼ一月ぶりの地震でした。前回の地震は次のものです。
2017年9月13日 11時50分ごろ 西表島付近 3.1 1
鹿児島県と宮崎県の県境にある新燃岳の噴火が話題になっています。前回の噴火が311大地震の前後であったことから、今回の噴火も日本海溝からの西向き圧力の変動と関連があることが推測できます。一時期、桜島の山体膨張が言われたときがありましたが、その当時、日向灘や屋久島・種子島の近海では正断層型の地震が盛んに発生していました。結局、山体膨張が噴火につながることはなかったため、山体膨張の原因は東西圧縮力が消失し、東西引張になったことが原因であったと思います。現在、新燃岳噴火が再発したことは、再び、東西圧縮に南九州一帯がなってきていることを示しているはずです。311の時は約2か月前に新燃岳噴火があったわけで、今回も約2カ月後に日本海溝付近で大きな地震が発生する可能性があります。ただし、2010年にも新燃岳噴火があり、1年から2年程度後になる可能性もあります。
なお、新燃岳の大きな噴火として1716年享保噴火
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E7%87%83%E5%B2%B3
があります。
この噴火は、1707年の宝永地震
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9D%E6%B0%B8%E5%9C%B0%E9%9C%87
の9年後に発生しています。宝永地震は過去1000年程度で最大の南海トラフ地震とされていて、東海地震、東南海地震、南海地震の3連動地震です。新燃岳のある程度大きな噴火は南海地震が、それもかなり大きな南海地震が起こらないと発生しないと思います。
沖縄での震度1以上を記録した地震がほぼ一か月ぶりに発生したことと新燃岳の噴火が6年ぶりに発生したことは、共通の意味があり、関東地方からの西向き圧力増加の影響が九州・沖縄に及んできたということです。
沖縄の2010年12月最後から2011年の2月最初の地震までの推移:
2010年12月30日 6時35分ごろ 沖縄本島近海 4.0 1
2011年1月18日 13時11分ごろ 沖縄本島近海 4.2 1
2011年2月14日 8時38分ごろ 宮古島近海 4.2 2
上にある様に、2011年1月には1件のみの発生で、2月14日に25日ぶりに発生した後は7件、2月中に沖縄での地震が発生しました。ただし、2011年の311大地震はM9で極端に規模が大きいものでした。今後起こるであろう関東地震が同規模のM9であっても、三陸沖と関東東方沖では地理的な条件がことなるため、沖縄での地震多発があるかどうかははっきりしません。
ただ、日本海溝や伊豆・小笠原海溝からの西向き圧力の再増加が今起こっていることは明らかですから、その直接的な影響を受ける関東は要警戒です。
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