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債務超過解消・上場維持へ 落日の東芝に復活はあるのか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/221543
2018年1月19日 日刊ゲンダイ
東芝メモリの格安売却に“待った”かかるか(左は村上世彰氏)/(C)日刊ゲンダイ
18日、経営破綻した米原発子会社「ウェスチングハウス」(WH)の関連債権を米ファンド「バウポスト・グループ」に売却すると発表した東芝。売却額と税負担軽減で4100億円の資本改善が見込めることから、懸案だった債務超過の解消が確実になり、晴れて東証2部上場が維持される見通しになるという。
東芝は当初、今年3月末の債務超過額を7500億円と見込んでいた。ところが、昨年12月に約60社が第三者割当増資に応じ、約6000億円を増強。さらに今回の債権売却で、資産が負債を約2700億円上回るという。
「東芝は3月末までに、半導体子会社『東芝メモリ』の売却を目指しています。2兆円といわれる売却益が入れば、財務基盤は強固なものになるでしょう」(経済記者)
ただ、「財務状況は改善されたとしても、問題は今後の事業」と懸念を示すのは、経済ジャーナリストの井上学氏だ。東芝は財務体質の改善を優先し、半導体事業やパソコンなどの稼ぎ頭を次々と手放してしまったからだ。
「東芝は今後、IoT(モノのインターネット)やエネルギー事業を柱にするようですが、競争が激化するIoTで一体、どんな強みを持っているのでしょうか。エネルギー事業では、今も原発事業で政府がバックについているとはいえ、間違いなく成長産業ではありません。東芝が強い火力発電だって、もはや成熟していて高収益事業ではない。ならば、まったくの新規事業を立ち上げるしかありませんが、そう簡単ではない。結局、既存の事業規模を縮小する大リストラしかないのです」(井上学氏)
債務超過を免れて上場を維持したところで、急場しのぎに過ぎないのであって、名門東芝の復活は程遠い状況に変わりはないのだ。
さらに、今後は別の問題も発生しかねないという。
「東芝メモリの売却相場は4兆〜8兆円が妥当といわれていたのに2兆円とはあまりに安過ぎる。今後、株主から『急いで売却する必要はなかったのではないか』と“待った”がかかる可能性があります」(井上学氏)
増資に応じた60社の中には、旧村上ファンド系の「エフィッシモ」や、あおぞら銀行への出資で知られる「サーベラス」、ソニーやセブン&アイHDの経営に口を挟んだ「サード・ポイント」など、「物言う株主」がぞろぞろと名を連ねる。いつ、東芝メモリの格安売却にケチをつけてもおかしくないのだ。
メード・イン・ジャパンの代表格だった東芝がいよいよ終わりを迎える日は近い。
私もそう思いますねぇ。資金調達の為に虎に門戸を開いてしまった感が…。私ならメモリの売却は許さないなぁ。。。<債務超過解消・上場維持へ 落日の東芝に復活はあるのか> https://t.co/0pl5bCjw9Q #日刊ゲンダイDIGITAL
— Grail武部克己/Katsumi T. (@grail_corp) 2018年1月19日
債務超過解消・上場維持へ 落日の東芝に復活はあるのか https://t.co/WJQVUKV9Zw
— Erscheinung41 (@Erscheinung35) 2018年1月19日
「医療機器とか半導体売って原発残す」ってこれ,オリックスが球団だけ残してあと全部売るみたいな話だろ
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