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小学生レベルに酷い「モンスター男性社員」激増の実態
http://diamond.jp/articles/-/135930
2017.8.27 吉永麻桔:フリーライター ダイヤモンド・オンライン
「男は永遠の少年なんだよ」。筆者がまだ20代の頃、当時の先輩男性社員たちがよく言っていたものだった。彼らは「いつまでも少年の心を持ち続ける純粋さ」という意味で、この言葉を使っていたのだろう。確かに「永遠の少年」は今も会社にたくさんいる。決して良い意味ではなく。(取材・文/フリーライター 吉永麻桔)
思い通りにならないと怒鳴り散らす「キレ男子」
「なんで俺ばっかりにやらせんだよーーー!」
突然の怒鳴り声に、周辺は凍りついた。
声の主は小学生や中学生ではない。立派な社会人かつ40代後半のベテラン、Aさんだ。
同じ部署ではなかったのだが「この人、大丈夫か?」と本気で心配になるほど、彼は驚くほど感情を出す人だ。少しでも自分の思いどおりにいかないと、怒鳴り声をあげる。たとえ相手が上司でもクライアントであっても同じだ。
上司はともかく、クライアントに対しては「えっ?その威圧的な言い方、大丈夫?」とこちらがヒヤヒヤするほどだった。
「キレ男子」を放置すると増殖する
怖いのはこういう人がひとりいると、まわりに伝染することだ。
Bさんは40代前半。Aさんのように、クライアントに対してはめちゃくちゃなことはしないが、特定の上司に対する態度がひどい。
ある日、上司が彼のデスクへやって来て、業務の指示を受けた彼は、いきなりぶちギレ「そんなのできるわけないでしょう!!」とフロア中聞こえる声で上司を罵倒した。
まさに罵倒という言葉がぴったりのキレぶり。そんなに無茶苦茶なことを言われていたのかと思いきや、近くにいた女子社員に聞くと「たいしたことじゃなくてもすぐにキレるんですよ。Aさんの真似をしているんですかね」と冷たく言い放っていた。
すぐキレる人にはなるべく近寄りたくはないのだが、増殖を止めるには、どこかで誰かがしっかり注意をするのが必須。そうでなければ最悪の職場環境になってしまう。
思ったことをすぐ口に出してしまう「かまって男子」
思ったことをすぐに口に出してしまう人と仕事をしたことがあるだろうか? 筆者は何度か経験があり、かなり疲弊した覚えがある。
例えば40代後半のCさん。
「え〜、こいつマジか〜」「やべっ!失敗した」といちいち口に出す。最初はこちらに話しかけているのかと思い、反応していたのがいけなかった。どんどんエスカレートして、ひとつ行動を起こすごとに、なにかしらつぶやく。
またこういう人は、えてして耳をダンボにしている人が多く、他人の会話をしっかり聞いている。それに対して「バカじゃねえの。○○に決まってるじゃん」「なんで俺に聞かないの?感じ悪っ!」など、いちいち反応して悪口を繰り返す。
プライベートをさらけ出す、イタイ「かまって男子」
同期のI子は、ちょっと違うタイプの「かまって男子」に食いつかれたと嘆いていた。仕事はテキパキこなし、分からないことは丁寧に教えてくれる人だが、なにせプライベートの無駄話が多い。
その内容というのが自身の浮気話。「私もさ、浮気なんて!って、いちいち目くじらは立てないけど、いくら他で話せない内容とはいえ、どうかと思うわよ」とI子。「『俺ってモテるんだぜ』という武勇伝を自慢したいんだろうけど、どう考えても仕事中に話す内容じゃないよね。私も最初に聞いてあげたのがマズかったと反省してるけどね」とI子はため息交じりに話していた。
「かまって男子」は、最初が肝心。適当に無視をしなければ、仕事に支障が出るし、何より疲れてしまう。ある程度のコミュニケーションは必要だと豪語する人ほど、やりすぎる傾向がある。基本、仕事というのは無駄話をしないでこなすものなのだ。
ボク、怒られるのイヤですから!「いいつけ男子」
社会人経験が長くなると、若手の指導を任されることがあるだろう。筆者も経験があるが、いまどきの男性社員にびっくりさせられることがあった。
ある日、直属の上司Dさんに「ちょっと会議室へ来てくれる?」と呼び出された。なにごとかと思ったら、渋々Dさんが切り出す。
「いや、この間入ったEくんがさ、吉永さんの指導が厳しいって、俺に泣きついてきたんだよ」
はあ??と思わず聞き返した。確かにその日は、言われたとおり処理をしないEくんに対して、勝手な判断をしないよう少し厳しく注意をした。しかし決して今話題のT代議士のような恫喝はしていないし、暴言も吐いていない。
「毎日Dさんも聞いていますよね? 私たちのやり取り。あれが厳しいんですか?」
「俺は全く普通だと思うけど『ボク、あんなふうに厳しく言われるのは初めてです!』なんて言うからさあ…」と困り顔のDさん。
埒のあかないやり取りが続き、最終的にDさんが「まあ、吉永さんのEくんを育てたい気持ちはわかるけど、適当にやってよ」というところで決着した。適当ってなんだよ…と思ったが、結局Eくんは、筆者以外のメンバーともうまくやっていけずに退職した。
怒られたらすぐメール!「いいつけ男子」のグチは長い
また逆のこともあった。有名大学を卒業して入社してきたFくんは、上司に呼び出されて注意を受けるたびに、筆者にメールをしてきた。
「○○さんに、こんなことを言われました。すごくムカつきます。吉永さんも○○さん、嫌いですよね?」などと、書いてくる。またことの経緯を細かく書いてくるものだから、メールが長い。
「思いを書くことは、ストレス解消になる」と何かで読んだことはあるが、送りつけられるこちらは、たまったものではない。無視をするわけにもいかないので、とりあえず返信はするのだが、面倒なことこの上ない。
あとから別の女子社員に聞いたのだが、同様のメールをいろいろな女子社員に送っていたらしい。女子社員限定のところが謎で気味が悪いし、何より仕事中に何をやっているのだとツッコミを入れたくなった。
あなたのまわりにも、これらの「小学生男子」たちは、いないだろうか。何よりあなた自身は大丈夫だろうか?
「ストレスをためたくないから」という理由で、感情のおもむくまま行動するのは、会社では絶対におすすめできない。その行動が会社の雰囲気を一気に悪くするのは、間違いないからだ。「小学生男子だって、こんなにひどくない!」と現役の小学生から、クレームがきそうだが…。
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