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トヨタ、環境車戦略が破綻…「売れる車」消滅の危機、世界的なガソリン車禁止へ対応遅れ(Business Journal)
http://www.asyura2.com/17/hasan122/msg/856.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 8 月 05 日 02:49:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

       トヨタの4代目プリウス(「Wikipedia」より/Turbo-myu-z)


トヨタ、環境車戦略が破綻…「売れる車」消滅の危機、世界的なガソリン車禁止へ対応遅れ
http://biz-journal.jp/2017/08/post_20068.html
2017.08.05 文=河村靖史/ジャーナリスト Business Journal


 電気自動車(EV)の普及に向けた動きが本格化してきた。EVベンチャーの米テスラが自動車業界で存在感を高めるなか、ボルボは2019年以降に販売するすべての車両をEVやプラグインハイブリッド自動車(PHV)などの電動車にすることを発表した。欧州やアジアでは環境規制の強化で、EVの販売が義務付けられる動きも加速しており、自動車メーカー各社は環境対応車戦略の見直しを迫られている。

 EVのシェアトップの日産は自信を深める一方で、環境車として自社に有利なハイブリッドカー(HV)や燃料電池自動車(FCV)に重点を置いてきたトヨタ自動車は焦りの色を隠せない。

 欧州で、反ディーゼル車の動きが表面化している。ドイツのシュツットガルト検察当局がダイムラーに対してディーゼル車の排ガスで不正を行っていた疑いがあるとして捜査していることが表面化した。ダイムラーは7月18日、捜査当局の機先を制するかたちで、300万台以上のディーゼル車について無償修理することを発表した。

 大手自動車メーカーのフォルクスワーゲン(VW)グループが、ディーゼル車に排ガスの試験をクリアするための不正なソフトウエアを搭載していたことが2015年に発覚してから、欧州でディーゼル車の人気は凋落している。一時は市場の約半分を占めていたディーゼル車の販売比率は下落しており、40%を切る可能性も高まっている。

 ディーゼル車の排ガス不正事件前まではクリーンディーゼル車を環境車の本命に据えてきたVWは、不正発覚後、EVを重視する方針に転換。EVへの投資を集中、25年までにグループで30車種以上のEVを投入する計画だ。ダイムラーも22年までにEVを10車種販売する計画を発表するなど、欧州自動車メーカーが環境車としてEVの普及に本腰を入れている。

 環境意識の高い欧州では、ディーゼル車の環境性能に対する不信感が高まっていることを受けて、政府もディーゼル車、ガソリン車の販売を禁止する方向に動き出している。

 フランス政府は40年からガソリン車とディーゼル車の販売を禁止することを表明。同時に、排ガス規制が緩かった時に購入した古いガソリン車、ディーゼル車の買い替えを促進するための税制を導入する見通しだ。

 また、英国政府は同様に40年までにそれらの販売を全面的に禁止し、10年間で全廃を目指すことを発表した。オランダやノルウェーでも25年以降、販売の禁止が検討されているほか、自動車王国であるドイツもこうした動きに追随する可能性がある。

 欧州だけではない。自動車市場の急拡大によって大気汚染問題が深刻化しているインド政府は、30年までに市販する自動車をEVに限定する政策を打ち出している。世界最大の自動車市場である中国では、自動車メーカーごとにEVやPHV、FCVなどの新エネルギー車の一定以上の販売を義務付ける政策が18年にも導入される見通しだ。

■トヨタの焦り

 こうした動きに焦りの色を隠せないのがトヨタだ。当初、中国の新エネルギー車に得意のHVが対象になると読んでいたが、HVは環境車として認められず、ガソリン車と同じ扱いとなった。インドやフランス、イギリスなどでのディーゼル車、ガソリン車の販売禁止に向けた対応も迫られる。

 そもそもトヨタの環境車戦略では、当面はHVの販売を増やし、その後はPHVにシフト、50年にガソリン車、ディーゼル車だけの内燃機関のモデルをゼロにすることを目標としていた。EVは充電時間がかかることや航続距離が短いこと、価格が高いことなどから限定的な使われ方でしか普及しないとみていたからだ。

 しかし、状況が一転する。米国のEV専業のテスラが7月から生産開始した「モデル3」は、400万円を切る価格に設定したこともあって、発売前の予約注文50万台を獲得した。さらに欧州の主要自動車メーカーがEVシフトを加速させているなか、欧州やアジアの政府の政策によって環境車の本命としてEVが急浮上する。

 こうした動きにトヨタも敏感に反応、昨年末にデンソーなどの系列サプライヤー3社とともにEVを開発する組織を新設、出遅れていたEVの開発にやっと重い腰を上げた。ただ、EVの本格普及はトヨタが想定していた以上に早まりそうだ。

 象徴的なのがボルボだ。21年までにEVを5車種投入することと、19年から販売する全車両をEVやPHVなどの電動車にすると表明した。大手自動車メーカーで明確に内燃機関だけのモデルを全廃することを明言したのは初めてだ。

 トヨタは当初、20年までに量産型EVを投入することを目指してきたが、これを前倒しして19年に規制が強化される中国でEVを量産することを検討。世界最大の自動車市場で環境車の一定以上の販売が義務付けられる中国でEVを早期投入しなければ、ライバルに出遅れることが確実だからだ。

■ほくそ笑む日産

 一方、主要国市場でEVが注目されるなか、環境規制の強化にほくそ笑んでいるのが、早くから環境対応車としてEVを本命視してきた日産だ。同じくEVを早くから市場投入した三菱自動車がグループに加わったことでルノー・日産アライアンスのEVの累計販売台数は約48万台と、世界トップの地位にある。今後もグループ力を結集して、3社共通のプラットフォームによる価格を抑えたEVを中国などの各市場に投入し、「EVのリーダーとしてのポジションをさらに強化していく」(カルロス・ゴーンルノー・日産)方針だ。

 日産の川口均専務は「欧州やインドなど、規制によって我々が考えている以上に(EVの普及が)加速してくる。日産にとってはリードしやすい状況にある」と、英国やインドなどの規制を懸念するトヨタとは裏腹に余裕の表情だ。

 自動車メーカーが環境対応を強化しているのは、「環境車に出遅れた自動車メーカーは衰退する」(全国紙の自動車担当記者)からだ。米国カリフォルニア州のZEV規制では、EVなどの環境対応車の販売比率の基準を満たさなければ、自動車メーカーは罰金を支払うか、テスラのような基準を大幅に満たしている自動車メーカーの排出権購入を迫られる。環境車で先行した自動車メーカーは収益を確保できる。中国の新エネルギー車制度でも同様の制度が導入される見通しで、EVの導入などで出遅れると、競争力の低下は避けられない。

 17年上半期(1-6月)の世界販売台数が初めて世界トップとなったルノー・日産・三菱自グループが、環境規制強化の追い風にのってさらに拡大するのか、焦りのトヨタがグループ力を結集して巻き返しを図るのか、今後の動向が注目される。

(文=河村靖史/ジャーナリスト)

 

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コメント
 
1. 2017年8月05日 07:31:12 : R8A81QhGFI : zfLxttV4ej4[5]
何かしらトヨタの動きが遅いと感じていた
読者は多いと思う。

米国カリフォルニア州のZEV規制
中国の新エネルギー車制度など

世界のガソリン離れが加速度を付けて居るのに
対して日本の規制省庁の動きが見えない。

これは内閣人事局設置により官僚が平目になる悪影響の
最たるもので経済成長の足を引っ張るのが自公政権だとの

批判が湧き起こって当然の事だ


2. 2017年8月05日 07:36:05 : u3ndRMPYbk : MNXPdRHySko[70]

国の政策の失敗だよ。水素社会を創ろうとした一環で、家庭用燃料電池から車まで。

そうすればガソリンスタンドも水素スタンドに衣替えすれば良いし。トヨタは金があ

るのでけん引役をやらせた。しかし水素社会はインフラだから時間がかかりすぎ、そ

の間はハイブリッドで繋げるという目論見が崩れた。

しかしEVの技術はバッテリーだけだからどこも同じレベルだし、日本は進んでい

る。バッテリーはPCを見てもスマホを見ても分るが、ヘタルのが最大の欠点。バッテ

リーのへたった日産ノートはバッテリー以外は新車なのだが二束三文。とにかく交換

バッテリーを安くすること、ワイヤレス充電をインフラ設置することがポイント。


3. 晴れ間[1344] kLCC6orU 2017年8月05日 08:16:50 : xni5yVaf3k : Fxfse0RTtHo[467]
忘れてはいけないことがある。テスラの強みは、電気(EV) ではなく人工知能(AI) だということだ。
電気自動車なら、家電製品のようなもので、どこでも簡単に作れる。(電磁波の人体への影響をどう防ぐかという問題は残っている、とは聞いたが。)

しかし次世代車については、AIの性能が商品の優劣を決めるだろう。
テスラはすでにAIを使った技術を完成させている。(後は法律の整備や行政の対応だけ。)
AI車だと、人間は寝てても、コーヒーを飲んでいても、本を読んでいても、車が勝手に運転してくれる。道を選び、スピードを制御し、事故を避けるための判断をし、駐車場での場所取りまでやってくれる。
テスラのプロモーションビデオを見ればよい。

必要な技術者は、機械屋ではなくITの開発技術者。新しいコンセプトを生み出せる人。アメリカのIT企業は、AIを駆使した新商品開発と、そのための人材集めに全力をかけている。アマゾンがいつの間にか日本の小売業を駆逐したように、テスラが日本の自動車メーカーを駆逐する日も近いかもしれない。

ディスプレイやキーボードの付いたパソコンがなくとも、言葉で「◯◯が食べたい」と言えば、小さな端末が調べものをして教えてくれる時代。車なら、店に予約を入れて、店まで連れて行ってくれるだろう。そんな時代になったのだ。

トヨタの失敗は、日本の官僚制の劣化のためでもあろう。時代に適応できていない。
官僚が安倍内閣の顔色を覗って原発廃止も打ち出せないうちに、海外では「脱原発」への動きが加速した。「知らぬは日本人ばかりなり」だった。
独創性に乏しく先頭を走れないのが日本人だが、追いかける対象があれば次善の対応策は出てくるかもしれない。

しかし、まず、「世襲議員制」という前時代の悪弊をなくさねば、「近代化」も進まないね。
トヨタも、創業家が力を持ったままでは、近代的な会社とは言えない。
「封建制は親の仇」ならぬ「国民の仇」。


4. 佐助[4645] jbKPlQ 2017年8月05日 08:37:32 : FzZWrKYiSU : _me5YTx1i94[38]
>2,3,さんに賛同します

ガソリンレスからエンジンレスが主力になる。
電気自動車は,つなぎの動力。普及率は3〜9%で頭打ちとなる。2BOXがセダンになったように,電子電池電源がメインです。

一般に知られてないのは,「CO2を発生させない動力」への転換革命の足を引っ張っているのは,自民党・公明党の政府で,原発のために遅延させているのです。国民はドロボー詐欺政府と原発やめられない政治に協力していることになる。日本政府はわざわざ産業革命を遅延させているのです。

日本政府と大企業は原発などの既得権益(設備・技術)を失うため、国家から補助金をもらいながら、ゆっくりと進行させたいと考え抵抗しています。マスコミを総動員して抵抗しています。

すなわち家庭も工場も乗り物も、電子電池電源で動く時代になるので、都市も農業も漁業も本当にかわり、人類は次期産業革命を謳歌することになる。

次期産業革命の起点となるエンジンレスの本命は水素発電と電磁波起電力です。次期産業革命は、この動力エンジンを、水素発電&電磁波起電力に移行させて発生する。そのため、CO2を発生させる動力は一掃され、乗用車はエンジンレスとなる。

経団連会長兼トヨタ会長だった奥田碩が、2006年に、エンジン生産は広い裾野の上にそびえている技術だから、エンジンレスの車は採用できないと、正直に発言しているように、既存のエンジンでの排ガス減?に固執し、実用化は遅延されたのです。燃料電池開発のセイではない。

「新発明が既存の既得権やシステムを否定する時、新発見は握りつぶされる」という寓話は、資本主義の欠点だけを糾弾する人間の幻覚だと思われてきた。しかし、2040〜60年の次期産業革命を発生させる革命的テクノロジーの発明は、肥大化した企業によって拒絶され遅延される。その結果として、肥大化した企業の凋落を加速させ、産業の旗手が交代するのを、人類は体現することができると予告できる。


それでは理由
(1)電気自動車や蓄電池車は,リチウム電池を使うと,普及率は3〜9%で頭打ちとなり姿を消す。

(2)電気自動車は,建設機械・トラック・バスなどの大型車には,馬力が弱すぎて使えない。デイーゼル仕様には勝てない。

(3)ハイブリッド車は改造ブームが発生して(リチウム電池と交換、ガソリンを水素やバイオで走れるよう改造など)が発生する。そのために頭打ちから消える。

(4)家庭も車も電子電池電源がメインになるので,水素・酸素・リチウムは頭打ちになる。
水素・酸素・リチウムは,固有の振動数をもち原子空間の法則によって作動する。だが、イオン化すると電子空間の法則に支配され、振動数を変化させる。一方、電解質膜に使用されているプラクチックは、高分子空間の法則により作動する。イオン化された原子の振動数が、高分子空間の電解質膜の隙間と共鳴振動すると同期し、増幅加熱する。原子力発電所のパイプ破損が避けられないのも、この原理が無視されているためだ。

(5)電気自動車は充電時間が長く,走行距離が短い,そして馬力が弱く,大型車には使えない。

(6)電気自動車は,自動化には多くのセンサーが必要不可欠である。それでは故障の原因や暴走の危険となり困ります。電子電池電源にはセンサーもいらない,エンジンも電池なく、運転手なしの安全車が主力になる。従って高速道路の流通を画期的に変えられる。

すでに実用化されている電磁波起電力の技術を組み合わせると、乗用車は、全く燃料の補給が必要なく、燃料電池を積まなくても路上を走れる。そして、浮上し飛ぶことも、ビルの壁面に磁石のように張りついて上昇下降することもできる。衝突の心配のない無人運転車になる。


(7)水素発電やリチウム電池の共通のネックは電解質膜にある。
水素発電には色々な方式がある。その共通のネックは電解質膜にある。リチウム電池が1972年以来、たびたび火災発生のトラブルを起こすのは、リチウムイオンが電解質膜を加熱させるためだ。水素発電でも、電解質膜の安定性と効率が成功のカギとなる。地球上には存在しない。

「考察」
水素も酸素もリチウムも必要のない電磁波電池がある。太陽光線は、光と共に電磁波を24時間地球に送っている。光は夜や曇りの時間は太陽光発電できないが、電磁波発電は24時間できる。と言っても、電磁波電池は、電池のように電気をため込むのではなく、電磁波を熱変換して使用する永久起電装置である。車も大型車も家庭も工場もコンデンサ電子半導体電池が普及するはずです。


5. 2017年8月05日 10:13:59 : QKsBq83PGI : gMXyIzB14B0[1]
要は、欧州と中国がタッグを組んで
トヨタを中心とした日本車をぶっ潰してしまおうと
言う戦略だ。
環境なんぞ二の次。
真面目に環境に良い車を考えたら、
トヨタ車に勝てないだけの話。

6. 2017年8月05日 14:58:59 : EhekltW3fY : MVI0xycF@vo[42]
どうして資産が消滅する恐怖に耐えられなかった?
どうして失業者が溢れる恐怖に耐えられなかった?
マツダにまで手を出して必死にスクラムを固めようとしているがトヨタはもう終わりだ。
トヨタだけでない。
裾野の広いクルマ商売で生きてきた連中の多くが終わりだ。
とくに底辺のGSとかはお先真っ暗だな。
だが栄枯盛衰は世の常で、小さくはなっても潰れはしないだろうと思う。

7. 2017年8月05日 15:09:36 : hZkMAewDKg : iJ98jhy96GQ[171]
晴れ間氏
>独創性に乏しく先頭を走れないのが日本人

それは、敗戦以降の学校凶育に問題があるだけで、似非猶太の罠に嵌っているだけでしょう。
江戸時代以前の日本文化は、世界にも類を見ないほど独創的です。
敵に塩を送る上杉謙信や桶狭間の織田信長をみても、普通では考えられない行動です。

戦後の学校凶育による弊害で、画一化した考えの持ち主が出世する世の中です。
特に官僚は非道い。前川氏や孫崎氏などは例外中の例外みたいな世の中です。
それだけ知らず知らずの間に、似非猶太による日本人の洗脳が進んでいるのです。
 


8. ジョンーk[22] g1eDh4OTgVtr 2017年8月06日 07:02:19 : oOJUSB3lyA : XRTlUvMqqfQ[1]
これが豊田氏の市章です。面白いですね。さてはて今後どうなるのか?大変興味深いです。
https://www.google.co.nz/imgres?imgurl=http://img-cdn.jg.jugem.jp/7a1/2718599/20140703_668699.jpg&imgrefurl=http://hitoriokaken.com/%3Feid%3D504&h=310&w=435&tbnid=GGoySz8Sv8Kr8M:&tbnh=149&tbnw=211&usg=__HIm1A_wej0DQ1WPQw7tGF-oskmw=&vet=10ahUKEwj2_s7JisHVAhXMpJQKHdQfDUcQ9QEIKzAA..i&docid=irDjNLkND-zeZM&client=firefox-b&sa=X&ved=0ahUKEwj2_s7JisHVAhXMpJQKHdQfDUcQ9QEIKzAA

9. ジョンーk[23] g1eDh4OTgVtr 2017年8月06日 07:10:27 : oOJUSB3lyA : XRTlUvMqqfQ[2]
海軍大国イギリスの船舶工業が消えて久しい、自動車社会先導のアメリカ自動車産業も完全に消滅された。次は日本の製造業が消えてゆく。製造業に従事することで、人々の頭脳が活性化する。目的達成に時間がかかるのでそれでは困る。次のターゲットへ移行しつつあるということではないでしょうか?

10. 2017年8月06日 12:09:31 : vYKV1sSv2U : LFXOKDUNGCw[3]
内燃機関の方が有利と思っている人はいないと思うが、今やどこから(採掘場から)計算しても電気が効率を上回る。車で同じエネルギーを消費するなら、電気(0.68)より内燃機関(0.12〜0.18)のほうが効率が悪いことは直感でもわかると思う。燃料にプラグで爆発させてシャフトを回す。爆発時の熱エネルギーロスは大きいし、摩擦エネルギーも大きいし、シール漏れ、さらに排ガスを減らすため出力が下がる。勝てるわけがない。電気からモーターを介して車輪を回すのとどっちが構造上も簡単か。子供の夏休み課題でモーター駆動車を作っても、エンジンを作るのはいない。パワーが足りないのは10年以上も前の話。
水素電池も同じで、ガソリンと同じく設備投資で専用スタンドを作り、さらに変換するような効率の悪いものはなるべく利用したくない。電気はそこら辺に流れてて価格帯もそれだけでは左右されないし、その気になれば自分で作れる。ドイツ、イギリス、フランス、アメリカ、いずれも簡易プラグ設置技術でアイデアを競い合っているから水素スタンド設置はないと思う。このうち、イギリスは主要幹線ですでに設置済み。EV車で長距離移動できる。

電気自動車のエネルギー効率 ( きわめて初歩的な話 )
https://blogs.yahoo.co.jp/zaqwsx_29/18278184.html
電動(燃料電池)トラックVSディーゼル TOYOTA
Toyota Portal Project Concept Hydrogen Truck vs. Diesel Truck
https://www.youtube.com/watch?v=Od81_2mglRE

電動船 シーメンス
World's first zero emission electrical car ferry SIEMENS
https://www.youtube.com/watch?v=a6Lp-qV9ZJU
電動レシプロ機 シーメンス
Electric aircraft: World-record electric motor makes first flight. SIEMENS
https://www.youtube.com/watch?v=fiu8TFnXYFY
空中自動車(電動VTOL機)ドイツ 最大速度300キロ、航続距離300キロ
The Lilium Jet – The world's first all-electric VTOL jet
https://www.youtube.com/watch?v=ohig71bwRUE
中国製電動スーパーカーがニュルで最速レコードをマーク
NIO EP9 Electric Supercar Breaks Nurburgring Lap Record - Full Onboard - 06:45:90
FIA Formula E Championship
https://www.youtube.com/watch?v=mcepG9Twa_8
その後すぐに市販改造レース仕様のマクラーレンP1LM(Lanzante)に抜かれたが、NIO車はレース車ではないという話。20分の急速充電(日産リーフを数秒でチャージできる)可能な超大容量バッテリー


11. 2017年8月06日 14:00:55 : OhE4qvB6Fs : 2gk4@zLX48c[16]
前川や、孫先を主張根拠不明なまま誉めそやしている時点で、あんたがどういう程度かわかる。阿修羅の程度。

12. 2017年8月06日 17:27:06 : 4cI5LqYgZE : VoVa37uqunI[3]
>>10
あんたが正しい。
いままで政策で国内の電気自動車を封じ込めてきたが、それがあだとなって国際競争力を失った。まるでインターネット黎明期を見るようだ。当時もNTTの利権を守るために民間ベンチャーをつぶした。まあ、これで最後の自動車もぱーだろ。
残りは軍事産業しかないのか>自民党

13. 2017年8月06日 23:28:27 : 3q5LsyYCvU : YPDSUAgPNrE[7]
「国の政策が失敗」って話もあるけど、

その「国の政策」を要望していたのがトヨタを筆頭とする日本自動車メーカー各社だったりするオチw


14. ボケ老人[1911] g3uDUJhWkGw 2017年8月07日 13:17:59 : 08Tt0uxL56 : JtD17GQWPAo[366]
>4.佐助:理由(1)〜(7)「考察」

大変興味深く読ませていただきました。
おっしゃることに概ね賛同していますが、2〜3気になるところが

電磁波発電:太陽光発電と同じ根源的な欠点があります。エネルギー密度が低いことです。また太陽光が日照で変動するのと同様、電磁波は太陽の黒点活動で大きく変動します。火力代替にはなりえないのではないでしょうか。

EV化はエンジンレスの問題ではなく、〔3.晴れ間〕さんの指摘するAI、Iotの問題です。人工知能による自動運転とともにウーバーの進めるライドシェアです。
センサーの信頼性の問題もありますが、AIとIotは避けることができず、この時にはエンジン車よりもEVが圧倒的に優位です。
ただ自動車用内燃機関は非常に洗練された優れたエンジンです。
燃料の爆発力を回転力に換えて即タイヤに伝えるエンジンと一旦、電力に変換、さらにモーターに伝えて走る事とどちらが良いのか詳細な検討が必要です。

(5)電気自動車は充電時間が長く,走行距離が短い,そして馬力が弱く,大型車には使えない。

これは、現時点のまま技術開発の進展が無いならばという前提が必要です。

蓄電池がダメな理由は化学変化だから反応速度が遅いということです。
現在のキャパシタ容量では小さすぎますが、電気を電気のまま入出力できるようになれば(夢のような話ですが)解決可能です。

水素化社会についてはお囃子のようなもので、実態が伴わない。
水素製造をどうするのか
核物質の閉じ込めと同等かそれ以上に、水素の閉じ込めは難しい。

こんな風に考えています。

    


15. 2017年8月07日 14:50:41 : i3Ndt2rWYq : S_Vy_E9Efhw[335]
>>13
電動スクーターなんぞその最たる例だね。
参入防止の為の極端な規制値を作った結果、使えない物しか作れなくなった。
0.6kw規制ってなんだよ。
原付自主規制は7.2psだったろうに。
そりゃ中国辺りの3流メーカーがキットみたいなのを作って売りまくられるのはイヤなんだろうけど、自分たちでも売れる商品が作れなくなってんじゃないか。
2kw辺りまで許してくれれば、フツーに使えるのも出来るのだけども。

16. 2017年8月07日 23:49:21 : JJygBFORrc : eHzROgp3adA[1]
全面EV化は良しとしよう。
でその電力はどこから?現状だと原発の再稼働、増設しかないでしょう。
自分としてはEV復旧は原発推進派の陰謀にしか思えないのだが?

17. 2017年8月08日 07:55:32 : rkJU4oOov6 : NsyCTgkVO_g[282]
大企業の社長とやらもAIに替えたほうがよさげ。
世の中の動きが掴めないのが大企業経営者、井の中の蛙そのもので。
社長の資質って何だろうと考えた、初代社長つまり創業者は世の中判っていて
世の動きや欲するもの市場も判っていたが受け継いだ社長が会社を駄目にする、
世の中知らな過ぎ。

18. ボケ老人[1915] g3uDUJhWkGw 2017年8月08日 08:07:08 : 08Tt0uxL56 : JtD17GQWPAo[370]
>16.eHzROgp3adA:自分としてはEV復旧は原発推進派の陰謀にしか思えないのだが?

原発推進派がバックで蠢いていることは事実です。
スーパーや道の駅、高速道のサービスエリアにある無料充電
これは原発ムラの後押しで勧められています。
熱中症予防にエアコンを使えも

最近、”電気を使えー電気を使え”の大合唱で、節電の声は聞かれません。

だから、EV普及に感情的に反発してはダメなのです。
発電コスト(鉛筆を舐めたコストではなく本当の実績コスト)を議論すべきなのです。
環境保護のために多少コストを度外視しても……これはダメです。
健康のためには死をも厭わない というのと同じなのです。
環境を考えるなら人類の横暴を制御すべきです。
東京一極集中も
東京5輪も
トンデモナイことなんだということに気付くべきなのです。

少し話が逸れてしまいしたが、
電気は足りている
原発は国民生活を苦しめる

これを議論すべきでしょう。

    


19. 2017年8月08日 18:59:16 : QRp8VaJqzU : V6J1QgtG8PU[2]
まちがいなく利権でしょうけどおそらくは世界(自動車産業)自体が相当冷え込んでいる証拠でもあると思う。
どんなに良い車を作ろうが買い手がいなければ商売にならないし、かと言って安く燃費の良い車はメーカーで作らないでしょうね。(作れるが)
で、手取り早いのがシステムのリセットですべてエンジンからモーターへがもっとも
疑われない変身ですね。(国民)
後は国で何年度から全て電気自動車に変えますと言えば必要な人は買わなきゃならない
効率とか環境とか問題にしているが全ては利権争いをしているだけで重きはそこには
ない。


20. 2017年8月08日 21:22:06 : nCB5BtahRA : nmmh8zhEt1E[259]
当方も将来は電気自動車に切り替わっていくと思うし、自動車整備をしているので、次の世代の自動車の勉強も兼ねて三菱アイ・ミーブの中古車を購入した。確かに車内は静かで快適。排気ガスの臭いに悩まされることもない。そんな訳で近距離の用途をこれにしたところ、他の自動車の走行距離の削減に成功。ガソリン代の節約で家計が改善できました。

この電気自動車の弱点は、語りつくされた感があるけど、搭載蓄電池の経年変化で充電容量が減っていくこと。この問題は乗っている人には重大。日産リーフの搭載蓄電池の劣化が世界的に問題になっている。

Nissan Leaf Battery Swap!! July 2017!! Here’s what happens when ur battery drops to 8 bars!!!
https://www.youtube.com/watch?v=jZ2pbRJng90

●日本国内のユーザーは、日産が蓄電池の交換をしないために、リーフの中古車価格が暴落しているそうですが、欧米はユーザーが厳しく追求し、交換させています。お膝元の日本国内をないがしろにしていることが、日本国内で電気自動車の人気が低迷している原因になっていると、あちこちで書かれています。自動車評論家の国沢氏も、日産の企業姿勢を厳しく書いています。

自動車評論家 国沢光宏
日産リーフ、電池劣化問題で大騒動になる可能性出てきた
2016年3月8日
http://kunisawa.net/car/car_latest-information/%E6%97%A5%E7%94%A3%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%95%E3%80%81%E9%9B%BB%E6%B1%A0%E5%8A%A3%E5%8C%96%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%A7%E5%A4%A7%E9%A8%92%E5%8B%95%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E5%8F%AF%E8%83%BD%E6%80%A7/

6年落ちの日産リーフ、手放すと25万円。しくしく
2017年4月29日
http://kunisawa.net/car/car_latest-information/6%E5%B9%B4%E8%90%BD%E3%81%A1%E3%81%AE%E6%97%A5%E7%94%A3%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%95%E3%80%81%E6%89%8B%E6%94%BE%E3%81%99%E3%81%A825%E4%B8%87%E5%86%86%E3%80%82%E3%81%97%E3%81%8F%E3%81%97%E3%81%8F/

●当方の三菱アイ・ミーブだが、中古車で購入して1年。充電容量の減少が起きています。日産リーフほどじゃないが、一充電で100kmいかなくなった。オーストラリアでは2014年夏で販売を停止しているので、それ以前のモデルばかり。三菱モータース・オーストラリアの店で、バッテリーテストと容量平均化の対策が行なわれています。それでダメなら交換することになります。タイに部品センターがあるので、そこから来ると言っていました。

話は変わりますが、日本国内で販売されている10.5KW仕様(東芝SCiBを使用)は輸出されていません。日本国内向けのアウトランダーPHEVは10.5KW仕様ですが、輸出用は16KW仕様です。GSユアサ製ですが、初期型のLEV50から改良版のLEV50Nに切り替わっています。

海外で電気自動車が売れているのは、メーカーが日本国内のような殿様商法をしようにも許されない消費者保護の行政がバックにあります。日産リーフの手抜き技術も問題。テスラやGMのボルトは蓄電池を冷却しているのに、リーフは自然放熱に任せている。これでは交換した蓄電池でも、早く劣化するでしょう。


21. ボケ老人[1921] g3uDUJhWkGw 2017年8月09日 08:18:16 : 08Tt0uxL56 : JtD17GQWPAo[376]
>20.nmmh8zhEt1E:

EVの功罪を非常にわかりやすく説明していただきました。
問題点はほぼ蓄電技術に絞られ、自動車について素人のテスラが大メーカーにのし上がったのも電池の技術からです。
この点から
トヨタが先行き見通しを誤ったのではないかと危惧しています。
三菱自を含むニッサンが頑張っていますが、既に外資の企業と捉えています。

電気を化学変化で蓄える2次電池ではなく
電気を電気として蓄えるキャパシタ(コンデンサー)技術のブレークスルーを成し遂げたところが世界を制覇するのではないでしょうか。
何も自動車に限ったことではありません。

昔、紙オムツの戦略について講演会で聴いたことがあります。
紙オムツ=パンパースとほぼ独占状態にあった時に後発で殴り込みをかけた四国のメーカー
パンパースが巨大戦艦であるが故に方向転換がママならない
既に、従来型の製造ラインがワールドにどっしりと座っている
ここに、パンツ型の紙オムツを投入した
結果四国のメーカーがトップシェア―を占めるようになった。

トヨタがパンパースの轍を踏むことが無いだろうか

     


22. 2017年8月09日 12:59:48 : qOIqYOLS3w : kTqm_xfd2Kg[14]
北国でEV選ぶメリットなんかないんですけどね
氷点下ではバッテリー容量が減りまくるのに
おまけに暖房を使おうと思えばそっちにも電力を消費する
ただでさえ重くてでかいバッテリーを更に増量?
重量がバッテリー消費をさらに増やしてくれますねハハハ

現状は夜間は待機電力で安く充電できるのがまあメリットでしょうが
EVだらけになれば夜間も普通に発電することになるんで
値引きどころか深夜料金取られてもおかしくないですねえ
そして原発がどんどん増える
使用済み核燃料の処分も不透明なのにガンガン生産する

AIとかコネクテッドとか
現状では子供騙しもいいとこですし
ちょっと夢見がちな人が多すぎやしませんかね


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