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究極のブラック業界!?ある旅行代理店社員が見た「地獄」(ダイヤモンド・オンライン)
http://www.asyura2.com/17/hasan121/msg/749.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 5 月 23 日 11:03:45: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

経営破綻したてるみくらぶに限らず、超ブラック職場が少なくない旅行業界。大手旅行代理店元社員が語る、病人が続出する荒廃した職場の実態とは(写真はイメージです)


究極のブラック業界!?ある旅行代理店社員が見た「地獄」
http://diamond.jp/articles/-/128974
2017.5.23 田中ハルカ  ダイヤモンド・オンライン


今年3月に大きな話題となった旅行会社・てるみくらぶの倒産。同社の倒産で浮き彫りになったのは、格安旅行の危うさとブラックな労働環境だ。しかし、過酷な労働環境に関しては、同社に限ったことではないという。そこで、かつて某大手旅行代理店に勤務していた元社員にその実情を聞いた。(フリーライター・田中ハルカ)

円形脱毛症、リスカ、流産…
追いつめられる社員たち


 自由なツアー内容や格安旅行が楽しめることで人気の大手旅行代理店A社を最近、退社した岡田真由さん(仮名・27歳)。新卒でA社に入社した彼女が店舗スタッフとして体験したのは、社員全員が疲弊しきっている真っ黒な労働環境だった。

「とにかく労働時間が長いんです。1日8時間の勤務に4時間の残業が毎日課せられ、そのうち42時間はみなし残業なので残業代が出ません。それでも仕事が終わらない場合は、勤怠システムのステータスを『退社』にして残業。もちろん残業代は出ませんが、上司に残業時間の長さを指摘されないようにするには、そうするしかありませんでした」

 また、定時出社よりも1時間早く仕事をはじめる朝残業を毎日行い、月に1〜2日、多ければ月6日もの休日出勤をこなした。実質、月に1日しか休めない社員もザラだという。いずれも残業代は出ない。

「休みもなく、働き詰めの社員は疲労困憊です。疲れがピークに達しているので、先輩スタッフは常にイライラ。そんな状況なので、新入りは分からないことがあっても質問できず、ミスをすれば『よけいな仕事を増やしやがって!』と、激怒されるんです。イスを蹴飛ばしたり、壁を殴ったり……とにかく職場の雰囲気は最悪でした」

 新人はまともな教育が受けられず、研修中に退職する者も多い。先輩たちの余裕がない背中に、自分の未来の姿を見てしまったのかもしれない。

「辞めずに一人前になったとしても、事態が好転するわけではありません。私の周りにはストレスから円形脱毛症になってしまった20代の女子や、社会人になってからリストカットをするようになってしまった子、妊娠中にハードな仕事をしたために流産してしまい、今も立ち直れていない社員……追い込まれている同僚をあげれば、キリがありません」

 この状況を聞いて「そんなにツラいなら会社を辞めればいいのに」と、感じる人もいるかもしれない。しかし、休みを削られ毎日残業している社員たちに、転職活動をする時間は微塵も残されていないのだ。「みんな、ストレスを抱えたまま仕事をしているんです」と、岡田さんは嘆く。

旅行キャンセルを闇に葬る
社員が明かす恐怖の“裏技”


 サービス残業、休日出勤も当たり前など、岡田さんの職場はブラック要素が満載。そこに、上司からのパワハラも加わる。

「上層部からの圧力はかなりの負担です。仕事でミスをすればとんでもなく怒られるので、異常なほど細心の注意を払っていますよ。それでも、疲れてるから失敗をする、という悪循環が起きています。私も以前、お客様に旅費を間違えて伝えてしまい、代金が足らなかったことがあるのですが、上司に罵倒されるのが嫌で、7万円自腹を切りました…」

 当時の岡田さんの手取りは月収17万ほどだったから、そこから7万円というのはかなりの負担。しかし、ひとたびミスが発覚すれば、長時間の説教はもちろん、ずっとそのミスをネタにされる。この職場では、失敗は許されないのだ。

「うちの会社は売上が低くてもペナルティはないのですが、成績が悪いとあからさまな“お荷物扱い”を受けます。そして、店長から『どうして目標達成できないの?』と、毎日ネチネチ詰められるんです。ただでさえ長時間労働で肉体的にキツいのに、精神的にも追い詰められているんです」

 休みもとれず、居場所がない職場。彼女の同僚のなかには、精神科に通院している社員もいるという。

 こうした上層部のプレッシャーから少しでも逃れるために「キャンセルとなった成約数をごまかす“裏ワザ”があるんです」と、声をひそめる。

「キャンセルとなった旅行を“成立したように見せる”裏ワザがいくつかあります。たとえば、退職予定の社員Bに、キャンセルされた旅行の担当者になってもらう方法です。キャンセル処理をせずに担当替えをしておくと、Bが退職する際にIDとともに旅行予約そのものが消滅するんです。これが常套手段ですね」

 店舗スタッフにはこの裏ワザが横行しているため、実際にどれくらいの旅行がキャンセルになっているのか、上層部はもちろん誰も把握できていないという。

「この裏ワザのせいで会社が潰れなければいいな、とは思いますが、正直日々の仕事が膨大すぎてそれどころじゃないです……」

ハイリスク・ローリターンな
旅行業界のビジネスモデル


 しかし、「心身ともに極限状態で働き続けても、現行のビジネスモデルでは高給は見込めません」と岡田さんは言う。

「旅行会社は代理店業。高額な旅行代金をお客様から預かるのが仕事ですが、そのほとんどがホテルや航空会社の取り分なので、旅行会社に入る利益はほんの数千円なんです。当然、社員に満足な給料が払えるわけもありません。てるみくらぶのように新聞広告をデカデカと掲載していたら、コストオーバーするのは目に見えています」

 てるみくらぶは「一昨年からはじめた新聞広告が経営を圧迫」していたことを破産原因のひとつにあげている。旅行代理店は利益が出にくいビジネスモデルにもかかわらず、広告を出して集客をしなければならない。そして、客からクレームを受けるのはすべて旅行会社。まさに、ハイリスク・ローリターンな業種なのだ。

「スタッフに求められているのは、完璧な旅行を手配するという責任感を強く持ち続け、わずかな給料にも不満を持たず、長時間労働に耐えぬくこと。言うは易しですが…。業界全体の体質を変えなければ、これからも長く働ける業界にはならないと思います」

 岡田さんもまた、精神的に限界を感じて「辞めること」だけを最優先し、職場を後にした。現在は、アルバイトをしながら転職活動をしているという。


 

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