http://www.asyura2.com/17/hasan120/msg/851.html
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https://blogs.yahoo.co.jp/taked4700/14976415.html
東芝、アメリカでの不祥事は不問に付すのか
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170411/k10010944811000.html?utm_int=news_contents_news-main_003
>東芝が決算の発表を2度にわたって延期する理由となった、アメリカの原子力子会社での会計処理の問題について、東芝側は不正な会計処理はなかったと結論づけましたが、決算をチェックする監査法人は「調査結果の評価が終わっていない」として、決算の内容を承認せず、「意見不表明」としました。
ということですが、これ、おかしくないでしょうか。ウェスチングハウスで日本の本社で行われていたような「チャレンジ」と同じような売り上げの底上げとか、債務の飛ばしなどが行われていた可能性があると内部通報があり、その調べが手間取っているということで「PwCあらた監査法人」が監査意見をまだ出せないとしていた様子です。しかし、これ自体が、つまり、まだ調べが終わっていないという点がそもそもかなりおかしな点です。詳細な調査、つまり、取引を一つ一つ検証するのは確かに相当な時間がかかるでしょう。しかし、サンプル調査をやれば、不正があったか無かったはかなり簡単に分かることです。利益の底上げとか債務の飛ばしとか、その他、実際に仕事をやっていないのに人を雇っていたとか、いろいろな事例は、その全体像を調べ上げるのはとても大変ですが、そういった例が一例でもあったか無かったかは、比較的簡単に分かるものです。ところが、今回のニュースにはそのことが触れられていませんし、「PwCあらた監査法人」も東芝本社もそのことについては回避している様子です。
今回の問題は、数百億円の代金で、数千億円の負債を抱えた企業をウェスチングハウスが買収したという事件がきっかけです。しかも、原発工事代金については、固定価格で完成までを請け負うという契約までやっていて、最終的には1兆円を超す債務が発生してしまう可能性のある取引でした。今回、東芝が決算発表を急ぐあまり、内部通報があった「不正な会計処理」について、それがなかったとしてしまうのは、おかしいのではないでしょうか。日本の銀行団とか、監督官庁とか、または、ウェスチングハウスの関係者とか、いろいろな関係から様々な圧力と言うか誘導があった可能性がありますが、少なくとも、「PwCあらた監査法人」は現状での検査結果を公開する必要があるのではないでしょぅか。これでは、全ての疑惑がやぶの中です。内部通報も、結局東芝を誘導させるために行われたのかと思わざるを得ません。あの内部通報のおかげで東芝の決算発表は遅れに遅れ、その間、東芝とウェスチングハウスの株価はかなり変動したはずですから。
2017年04月11日22時50分 武田信弘
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