http://www.asyura2.com/17/hasan119/msg/889.html
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日本政府は「国債を返し過ぎ」か
安倍首相の「デフレ脱却を考えると国債を返し過ぎだ」という発言が、債券市場に波紋を呼んでいる。今年1月20日の施政方針演説では、2020年のプライマリーバランス黒字化という目標が消えた。これは「シムズ理論の甘い誘惑」だと日経は批判しているが、首相の発言が昨年秋だとすると、ヘリマネだろう。
両者はまったく違う理論だが、結論は似ている。「政府と日銀は親会社と子会社みたいなもの。連結決算で考えてもいいんじゃないか」という安倍首相の発言も、政府と中銀のバランスシートを統合すべきだというFTPLと一致し、理論的には正しい。
インフレ税のもっともむずかしい点は、政府が財政規律を放棄することで、これをあまり露骨にやるとハイパーインフレになるので、少しずつやれば市場が徐々に織り込んでゆるやかにインフレになる、というのがSims(2013)の理論である。首相はきわめて徐々に財政規律を放棄し始めたのかもしれない。
続きは3月13日(月)朝7時に配信する池田信夫ブログマガジンでどうぞ。
http://ikedanobuo.livedoor.biz/search?q=%E5%9B%BD%E5%82%B5
市場への影響見極めつつ、短期国債の残高圧縮望ましい=佐藤日銀委員
2017年03月01日(水)16時23分
3月1日、日銀の佐藤健裕審議委員(写真)は、徳島市で講演し、日銀は国債の残高を圧縮するのが望ましいとの見解を示した。写真は都内で2012年9月撮影(2017年 ロイター/Yuriko Nakao)
[徳島市 1日 ロイター] - 日銀の佐藤健裕審議委員は1日、徳島市で講演し、日銀は短期国債の残高を圧縮するのが望ましいとの見解を示した。また、現在ゼロ%としている長期金利目標は、市場の動向を追いかける形で緩やかに引き上げるべきと提唱した。これまでマイナス圏で推移してきた消費者物価指数(CPI)が今後はエネルギー価格の上昇により2017年度後半にも1%に達する可能性があり、長期金利が急上昇する可能性もあると指摘した。
アベノミクスの中核である巨額の国債買い入れにより、日銀の資産は国債だけで発行済み総額の4割を占める400兆円超と空前の規模に達しており、今後の政策運営が焦点となっている。昨年9月に政策の柱を年間80兆円の国債残高拡大から金利にシフトしたが、国債買い入れの量のめどとして引き続き「80兆円」を掲げており、今後の取り扱いが注目されている。
<80兆円、縛られる必要ない>
佐藤委員は80兆円の目標について「長期国債買い入れでも埋めきれない」、「短期国債買い入れも本来的に不要」と指摘。「短期金融市場への影響を見極めつつ(短期国債の)残高をさらに圧縮していくことが望ましい」と強調した。
「量と金利を同時に目標とすることはできないため、長期金利ゼロ%を継続する場合、買い入れ減少に向かう」ため、「80兆円の『めど』はあくまでめど、あまり縛られる必要はない」と説明した。
<金利目標、市場追認する形での調整が適当>
長期金利目標をゼロ%に「長く抑えすぎると、金融不均衡の蓄積を招く恐れがある」ため、 「市場の動きを追認する形で柔軟に調整するのが適当」とし、金利上昇局面での緩やかな引き上げを提唱した。
昨年末以来の金利急上昇局面で日銀が実施した指し値オペは「日銀が特定の金利水準にコミットするメッセージを発するため、その後の政策運営を縛る」と警戒した。
年限ごとの金利水準を並べたイールドカーブ(利回り曲線)について、「望ましい経済・物価情勢の実現には適度にスティープ(急傾斜)であるべき」と述べ、超長期金利の上昇を是認。その場合でも超長期で資金調達する企業は公益企業などなので「設備投資への抑制効果はほとんどない」と付け加えた。
長期金利ゼロ%が長期化すれば「財政規律が弱まる」リスクがあり、「財政への信認低下で長期金利が上がる場合、日銀が抑えることができるかどうか不確実」と警戒した。
<物価は1%超え展望も>
物価は「原油と為替次第だが、17年度後半にかけて前年比1%超えを展望できないわけでない」と述べ、「足もとのエネルギー価格持ち直しが、予想物価上昇率を幾分高める方向に働く」とも分析した。
物価が市場の想定を上回り上昇すれば「長期金利への上昇圧力が高まる可能性があり、丹念にモニタリングしたい」と強調した。
<シムズ理論、「研究蓄積不十分」>
金融政策よりも財政政策が物価を左右するとのシムズ理論について「実証的な研究蓄積が不十分」と批判、「ヘリコプター・マネー論者が言及する無利子永久国債の中央銀行による引き受けは、実務上現実的でない」と慎重な見方を示した。
*見出しおよび1・3段落目の表現を修正しました。
(竹本能文)
ロイター
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http://www.newsweekjapan.jp/headlines/business/2017/03/187308.php
日銀の国債を無利子・無期限の国債に置き換えたらどうなるか
2017/1/23社会, 経済コメントを書くチャンネルAJER
3857
※この記事は「チャンネルAJER」様より記事を提供いただいています。
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福田昭夫衆議院議員の質問主意書で、日銀の国債を無利子・無期限の国債に置き換えたらどうかと質問したのに対し政府の答弁は「それをやると通貨の信認が失われる」というものだった。それに対し、「通貨の信認が失われると、日本国内で日本円が使えなくなり、物々交換以外の経済活動が全部ストップするということか」と再質問すると、政府答弁は「日本円が使えなくなるとは考えていない。
通貨の信認が失われると激しいインフレが起きる」というものだった。つまりハイパーインフレになるだろうと言うのだ。しかし過去の答弁書(内閣衆質190第39号において「ハイパーインフレ−ションは、戦争等を背景とした極端な物不足や、財政運営及び通貨に対する信認が完全に失われるなど、極めて特殊な状況下において発生するものであり、現在の我が国の経済・財政の状況において発生するとは考えていない。」と答えていますので明らかに矛盾している。
ということは、日銀の国債を無利子、無期限のものに置き換えても、何も困ったことは起きないということを政府が認めたことになる。
無利子・無期限の国債はもはや国の借金ではないから、置き換えにより国の借金は一気に半分近くに減少することになる。この事に関し、OKWaveとう質問サイトで質問したら、回答が返ってきた。ひょっとしたらこの回答者は、質問主意書の回答を書いている官僚の方の一人か経済学者かなと想像している。
【回答者】
『無利子・無期限の国債』を質問者さんは持ちたいでしょうか。(つまりこの国債は価値が無いと言いたいよう。そしてこんな国債を日銀がつかまされたら、日銀にお金が無くなってしまうと言いたいようだ。)
つまり、市中銀行が「緊急事態だ!カネを貸してくれ」と日銀に頼んでも日銀には「お金がない」という事態に陥るわけです。結局、日銀は日本銀行券を印刷してお金を用意するしかないのです(インフレ要因)。 また逆に、「インフレ傾向が出たから市中のお金を吸い上げたい」と思って、日銀が売りオペレーションをやろうとしても、銀行は「誰も買わない・利息も付かない国債」など受け取りません。
かくして、日銀はインフレを事前に阻止するなど、景気のコントロールできなくなるのです(インフレ加速要因)。
【反論】
江戸時代は改鋳を繰り返し通貨の量を増やして経済を拡大してきた。無利子無期限の国債を日銀に保有させることは、市場に成長通貨を供給し停滞する日本経済を復活させる手段である。実際、日本銀行は大量の国債を保有しており、その利子は日銀納付金として国庫に返している。さらに、借換債を発行しいくらでも繰り延べできるから事実上無利子・無期限の国債を持っていることと同じである。
つまりこの置き換えによって実際は何も変わることはない。しかし、変わるのは国民の意識だ。もうこれは国の借金ではなくなったと国民が考えるようになったら日本人に希望を与えるのは間違いない。今のままだと、日本人全員が一生の間死にものぐるいで働いて一生懸命返済したとしても決して返せない。大増税をして恐慌に耐えたとしても返せない。そんな絶望から、この置き換えで抜け出すことができる。
通貨発行権には限度がない。第一次大戦の後のドイツも随分お金を刷ったが、その量に限度があったわけでなく、インフレを止めたくなったから刷るのをやめただけだ。止めた瞬間にインフレは止まった。日本もインフレ目標に達した瞬間に止めればよいだけだ。
インフレ傾向が出たから市中のお金を吸い上げたいと思ったら、政府がその無利子・無期限の国債を買い上げ、増税をすればよいだけだ。つまり余った通貨を市場から吸い上げ、そのお金で日銀から国債を買う。つまりお金の流れを逆にすればよいだけだ。これでインフレは阻止できる。弊害なんてない。
小野盛司
http://asread.info/archives/3857
日銀の「異次元の金融緩和」 財政ファイナンスの懸念は?
佐々木 浩二2017.3.2日銀金融政策金融緩和
日銀の「異次元の金融緩和」 財政ファイナンスの懸念は?
今回は、日銀の「異次元の金融緩和」による財政ファイナンスの懸念についてお伝えします。※本連載では、専修大学経営学部の佐々木浩二准教授による著書『ファイナンス ―資金の流れから経済を読み解く―』(創成社、2016年)の中から一部を抜粋し、2013年に日本銀行が始めた「量的・質的金融緩和」について、その概要を解説します。
中央銀行が国債を直接引き受ける「財政ファイナンス」
◇財政ファイナンスの懸念
つづいて財政ファイナンスについて考えます。政府の歳出に充てる資金は,なんらかの方法で調達されます。最も厳格な調達のしかたは徴税です。歳出を税金でまかなうのが財政の古典的な考え方です。しかし,税金で歳出をまかなえる国は少なく,多くは国債を発行して不足を補っています。
リーマンショックの後,先進国は国債を発行して財政支出を増やしました。その中で財政の持続可能性を高める方法が模索されました。そのうち,耳目をひくものの1つは国債の中央銀行引き受けでした。これは政府が発行する国債を市場に売り出さず,中央銀行が政府から直接買うことです。日本国では,日本銀行が日本国政府から日本国債を直接買い取ることを意味します。
一見財政の持続可能性が高まるようにみえますが,国債の買い手が日本銀行であるだけで,元利払いをしなければならないのは,国債の買い手が民間であるときと変わりません。元利払いを税収でまかなえなければ国債を増発せざるを得なくなりますので,日銀引受は財政の持続可能性に影響を与えることはできません。
より過激な「政府紙幣の発行」や「ヘリコプターマネー」
元利払いをせずにすむようにみえる,より過激な方策として政府紙幣の発行も議論されました。現行制度の下では,政府紙幣は貨幣と同じ手順で発行されます。すでに流通している日本銀行券や貨幣との混乱を避けるために,政府紙幣は流通させずに日本銀行のバランスシートにとどめ,政府紙幣の見合いである政府預金を歳出に充てる形になるでしょう(1)。日本国政府は労せずまとまった額の歳出ができ,得だと感じるかもしれません。
http://gentosha-go.com/mwimgs/8/7/640/img_87872b444797629de4f4ab7251f8b7e739663.png
図表1 政府紙幣の発行
しかし,現実はそれほど単純ではありません。日本銀行は政府紙幣という売却できない無利子の資産を大量に抱えることになります。超過準備等に0.1%の利子をつけている状況では,日本銀行のバランスシート上に有利子の負債と無利子の資産が載ることになります。300兆円の政府紙幣を発行するならば,単純計算で毎期300兆円×0.1%=3,000億円の損失を日本銀行はこうむります。日本銀行が中央政府へ納付している利益8,000億円も見込めなくなります(2)。
政府紙幣の発行は,見かけ上の国債残高を増やさない点で心理的な安心感があるかもしれませんが,日本銀行の損失を長く放置することはできません。どこかで政府紙幣を回収することになりますが,回収資金を税収でまかなえなければ,国債を増発せざるを得なくなります(3)。財政の持続可能性は,「誰が国債を保有するか」ではなく,「誰が国債の利払いをするか」という問題です。
現行制度を無視して中世の王様のごとくヘリコプターマネーを投じても,その購買力はいかほどでしょうか。複式簿記が貫徹する世界にFree Lunchはありません。経済成長と社会保障の適正化というとてつもなく重い両輪を少しずつ前に進めるほか「出口」に辿り着く術はないようです(4)。
さいごに,ケインズの『貨幣論』から引用します※。「中央銀行に対して債券を買い入れる義務を課し,その価格が,中央銀行によって長期的な規準と考えられている高さをはるかに超えるようになるまで,それを実行させるのでないかぎり,長期利子の市場利率と自然利率とを相互に均等にさせることが,いったいどのようにして可能かという疑問がもたれるのは当然であろう。しかしながら,このこと〔すなわち中央銀行にそのような義務を課すということ〕は,もしこの長期的な規準についての,その直感的な考えが正しかった場合には,やがて後になって,この買入れを売却に逆転させなければならないときに,それが大きな財務上の損失を表わすことになることを,意味しているであろう」(5)
ここから先は,「海図なき航海」(6)です。
註
(1) 二千円札の流通状況をみると,これが政府紙幣の実像だと考えるのが妥当であろう。
(2) 平成25年度に一般会計へ繰入れられた貨幣回収準備資金は533億円であった(平成25年度一般会計財務書類)。平成26年度に日本銀行が国庫へ納付した利益は7,567億円であった(日本銀行,第130回事業年度(平成26年度)決算等について)。長澤訳(2001,p.267)に「一九二一年中の合衆国への金の正味の輸入は,約六億六○○○万ドルに上った。その受取額が準備銀行に払い込まれ,そしてそれは主として,加盟銀行の負債を返済するために用いられていた結果,一九二二年の春には,準備銀行は,その利子生み資産が,その経費と配当必要額とを満たすはずの額よりも低い水準に,下がりつつあるのを知った」とある。政府紙幣の発行は日本銀行の国有化および金融政策の無効化とほぼ同義である。
(3) ロイター2015年1月5日のコラム『「日本は先進国初のヘリコプター・マネー」発動か』に,元英国FSA長官アデール・ターナー氏が「日銀の保有国債をゼロクーポン永久債へと転換するアイデアを打ち出した」と記されている。Turner(2013)も参照。
(4) 現日本銀行法の下では,日本銀行が保有する資産はマネーの価値を裏付けない。ただし,ハイパワードマネーを吸収するとき,金融機関に「売却」する資産の質が問題となる。金融機関が資産の「購入」をためらえば,ハイパワードマネーを吸収することが難しくなる。旧日本銀行法29条から36条,現日本銀行法46条から49条,日本銀行法施行令15条,日本銀行,日本銀行法第53条第2項に基づく認可申請について,会計検査院,平成26年度決算検査報告,第4章第3節第4 量的・質的金融緩和の導入及びその拡大の日本銀行の財務への影響についてを参照。
(5) 長澤訳(2001,p.391)から引用。
(6) 速水(2002)から引用。国際金融の規制のゆらぎが政策運営の難度を高めている。私情に囚われる実務家,モデルに耽溺する経済学者,知識に乏しい大衆は,いつか現実の重みに耐えられなくなるであろう。その後どうなるかは歴史が教えている。
※引用文中の傍点省略(GGO編集部)
参考文献
・株式会社大阪取引所『国債先物・オプション取引市場の歩み(2005年〜2015年)』2015年。
・黒崎哲夫・熊野雄介・岡部恒多・長野哲平『国債市場の流動性:取引データによる検証』日本銀行ワーキング ペーパーシリーズ,15-J-2,2015年。
・黒田東彦『量的・質的金融緩和―読売国際経済懇話会における講演―』2013年。
・齋藤雅士・法眼吉彦・西口周作『日本銀行の国債買入れに伴うポートフォリオ・リバランス:資金循環統計を用いた事実整理』日銀レビュー,2014-J-4,2014年。
・土川顕・西崎健司・八木智之『国債市場の流動性に関連する諸指標』日銀レビュー,2013-J-6,2013年。
・戸原四郎『ドイツ資本主義戦間期の研究』桜井書店,2006年。
・日本銀行企画局『「成長基盤強化を支援するための資金供給」について』日銀レビュー,2010-J-13,2010年。
・日本銀行企画局『「量的・質的金融緩和」:2年間の効果の検証』日銀レビュー,2015-J-8,2015年。
・日本銀行金融市場局『2008年度の金融市場調節』日本銀行調査論文,2009年。
・日本銀行金融市場局『2013年度の金融市場調節』日本銀行調査論文,2014年。
・日本銀行金融市場局『2014年度の金融市場調節』日本銀行調査論文,2015年。
・速水優『第10回国際コンファランス―「21世紀の国際通貨制度」―開会挨拶』金融研究,21, 4, 33-34,2002年。
・吉野直行・前田実・南部一雄・小巻泰之・坡山奇右『新種預金の導入と預金準備率』フィナンシャル・レビュー,26,1993年。
・Keynes, John Maynard著,小泉明・長澤惟恭訳『貨幣論T 貨幣の純粋理論』ケインズ全集第5巻,東洋経済新報社,2001年。
・Keynes, John Maynard著,長澤惟恭訳『貨幣論U 貨幣の応用理論』ケインズ全集第6巻,東洋経済新報社,2001年。
・Keynes, John Maynard著,間宮陽介訳『雇用,利子および貨幣の一般理論』下巻,岩波書店,2009年。
・Dornbusch, Rudiger, Federico Sturzenegger, and Holger Wolf, 1990, Extreme Inflation: Dynamics and Stabilization, Brookings Papers on Economic Activity, 2, 1-84.
・Hannoun, Hervé, 2015, Ultra-Low or Negative Interest Rates: What They Mean for Financial Stability and Growth, Bank for International Settlements.
・Turner, Adair, 2013, Debt, Money and Mephistopheles: How Do We Get out of This Mess?, Speech at the Cass Business School, City University.
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KEYWORD
日銀金融政策金融緩和
お気に入り
佐々木 浩二
専修大学経営学部 准教授
学位
School of Economics, Mathematics and Statistics, Birkbeck College, University of London, Doctor of Philosophy
職歴等
日本銀行金融研究所客員研究生、労働政策研究・研修機構アシスタントフェロー、大東文化大学経済学部講師などを経て現職。
著作
『ファイナンス―資金の流れから経済を読み解く―』(創成社, 2016年)、
『マクロ経済分析―ケインズの経済学―』(創成社, 2016年)、
“Financial Innovation” (大阪証券取引所先物・オプションレポート, 2011年12月号)、
“Proprietary Trading Losses in Banks: Do Banks Sufficiently Invest in Control?”(with Norvald Instefjord, in Annals of Finance, 3, 3, 329-350, 2007年)などがある。
著者紹介
連載大人のたしなみ経済学――日銀による「質的・量的緩和」の概要
【第1回】 「なにかが変わるかも」・・・期待感を醸成した日銀の金融緩和 2017/01/19
【第2回】 日銀による「異次元の金融緩和」は何が「異次元」なのか? 2017/01/26
【第3回】 突如現れた巨鯨 金融市場の価格形成に影響を与える日本銀行 2017/02/02
【第4回】 2年半で約500兆円 国債の大量買い入れを進める日本銀行 2017/02/09
【第5回】 日銀の「異次元の緩和」が金融機関に与えた影響 2017/02/16
【第6回】 日銀の「異次元の金融緩和」がハイパーインフレを招く可能性 2017/02/23
【第7回】 日銀の「異次元の金融緩和」 財政ファイナンスの懸念は?
【最終回】 日本銀行に利益をもたらす「通貨発行益」とは? 2017/03/09
ファイナンス ―資金の流れから経済を読み解く―
ファイナンス ―資金の流れから経済を読み解く―
佐々木 浩二
創成社
本書は、ケインズ『貨幣論』とバーリ=ミーンズ『現代株式会社と私有財産』を縦糸に、近年の制度とデータを横糸に、やさしい言葉で編んだ書籍です。 次のような疑問や知りたいことがある人にお勧めします。 ・たんす預金は
http://gentosha-go.com/articles/-/6485
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