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トランプ米大統領、国防費10%増額提案−他の費用削減で相殺へ
Shannon Pettypiece、Jennifer Jacobs
2017年2月27日 10:33 JST 更新日時 2017年2月28日 06:39 JST
国家安全保障に関係しない連邦政府機関の大部分で予算削減へ
社会保障やメディケアなど給付金プログラムは影響受けず
トランプ米大統領は就任後初の予算案で国防費を540億ドル(約6兆900億円)増額し、他の裁量的政府予算を同額減らして相殺することを提案する。ホワイトハウス当局者が27日、明らかにした。
国防費を10%増やす余地を確保するため国家安全保障に関係しない連邦政府機関の大部分が予算を削られる。ただ、4兆ドルの連邦予算の約3分の2を占める社会保障制度やメディケア(高齢者向け医療保険制度)といった給付金プログラムはその影響を受けない。当局者は匿名を条件に記者団に明らかにした。トランプ大統領はいずれの給付金プログラムにも触れないとしている。
トランプ大統領は27日にホワイトハウスで開いた全米知事会メンバーとの会合で、自身のプランを「公安予算」と呼び、法執行の強化とテロリストの排除に重点を置くと説明。また、「大規模なインフラ投資を開始する」と約束したが、詳細には言及しなかった。
ホワイトハウスは27日に連邦政府機関に予算目標を送付する。翌日に大統領は上下両院合同本会議での演説を予定しており、米国の優先課題について概略を示す見通し。トランプ政権は来月、予算の詳細をまとめる計画で、好評を得ている政府プログラムが縮小されれば民主党議員や一部共和党議員から激しい批判を受けるのは確実だ。
行政管理予算局(OMB)のマルバニー局長は27日に記者団に対し、予算案はトランプ氏の選挙公約に根差したものだと述べ、「海外での支出を減らし、国内での支出を増やす」と付け加えた。ホワイトハウスのスパイサー報道官は「歳出削減は良識のある合理的な内容だが、同時に厳しいものになる」と説明した。
原題:Trump to Propose 10% Defense Boost Matched by Cuts Elsewhere (2)(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-02-27/OM0F0H6K50Y101
メキシコ、関税提案の瞬間にNAFTA再交渉打ち切る−米国に警告
Nacha Cattan、Eric Martin
2017年2月28日 00:21 JST
そうなれば、交渉はそれで終わりだ−メキシコのグアハルド経済相
NAFTAが廃止されても「決定的な危機というわけではない」
メキシコのグアハルド経済相は米国がメキシコからの輸入品に対する関税あるいは割当制の導入に固執するなら、メキシコは北米自由貿易協定(NAFTA)見直しの協議を打ち切ると述べ、米国との交渉においてはこれまで以上に強気の姿勢で臨むことを明らかにした。
グアハルド経済相はインタビューで、「『自動車に20%の関税を課す』と米国が表明した瞬間に私は席を立つ。それで終わりだ」と話した。
これはメキシコがNAFTA廃止を模索しているという意味ではないと、経済相は強調。ただし、トランプ米大統領が長期にわたって公言してきたような関税については協議することすら拒否すると言明することで、メキシコは米国の交渉担当者らへの圧力を強め、発足から23年がたつNAFTAを本気で離脱できるか迫っている。
メキシコ当局者らはこれまで、6月の公式協議開始を見込んでいると述べている。失敗に終わっても「決定的な危機というわけではない」と同経済相は語った。
原題:Mexico Warns U.S. It’ll Cut Off Nafta Talks If Tariffs Proposed(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-02-27/OM1EVY6KLVRD01
日本株は反発へ、長期金利上昇や円高一服−金融やインフラ関連上げ
長谷川敏郎
2017年2月28日 07:59 JST
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28日の東京株式相場は反発見込み。米国の長期金利上昇や為替市場での円高一服から業績先行き不透明感が和らぎ、銀行や保険など金融、電機など輸出関連株に見直し買いが入りそう。建機をはじめ、セメントや鉄鋼、化学などインフラ関連も高くなる。
SMBCフレンド証券投資情報部の松野利彦チーフストラテジストは「トランプ米大統領の議会演説に対する期待が懸念へと変わったことでそれなりに溜まったヘッジポジションの買い戻しが始まってくる」と述べた。「経済成長率を潜在成長率の2%から4%まで上げようとすれば、インフラで景気を刺激することになる」と指摘する。
米シカゴ先物市場(CME)の日経平均先物(円建て)の27日清算値は1万9195円と、大阪取引所の通常取引終値(1万9140円)に比べて55円高だった。きょう上昇すれば日経平均は5日ぶり、TOPIXは4日ぶり。
トランプ米大統領
トランプ米大統領 Photographer: Eric Thayer/Bloomberg
トランプ大統領は27日、ホワイトハウスで州知事らに対し、「大規模なインフラ支出を開始する」と述べた。これを受けて財政刺激策に対する期待が強まった上、金融当局は「早め」に利上げするべきだとダラス連銀のカプラン総裁があらためて発言したことで、金利先物市場が織り込む3月の利上げ確率は24日の40%から50%に上昇した。米10年債利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して2.37%となった。
米金利上昇を受けて為替市場ではドルが上昇。けさのドル・円相場は1ドル=112円70銭台と、27日の東京株式市場の通常取引終了時点の112円12銭に比べると円高が小休止している。
「大統領自身や側近の話を総合すると、28日の演説はインフラ関連や軍事関連中心の話になりそうだ」と、SMBCフ証の松野氏は予想する。カプラン総裁の発言については「一般的な話だが、このタイミングで話したことをマーケットは気にしている。中央銀行の仕事はパーティーが盛り上がる前にパンチボウルをひっこめること。インフレに対して後手後手に回ると過剰な引き締めで経済失速を招く」と話した。
もっとも、トランプ大統領演説後の金融市場の反応が不透明だけに、買い一巡の上値は重そう。「連騰続きの米国株は演説というイベントがなくとも調整しやすい。きょうの日本株は多少買い戻しが入った後は様子見」と松野氏はみていた。
取引開始前には1月の鉱工業生産が発表される。市場予想は前月比0.4%上昇、前回は0.7%上昇だった。
米主要株価指数の27日終値は、S&P500種株価指数が0.1%高の2369.75、ダウ工業株30種平均が15.68ドル高の20837.44ドル。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-02-27/OM21QH6KLVR401
米国株:小幅高、最高値を更新−トランプ大統領の議会演説待ち
Oliver Renick
2017年2月28日 06:31 JST 更新日時 2017年2月28日 07:29 JST
27日の米株式相場は小幅高となり、主な株価指数は最高値を更新した。トランプ米大統領の議会演説を翌日に控えて様子見気分が強かった。大統領は演説で政策の詳細を示すとみられている。
複数のホワイトハウス当局者によると、トランプ大統領は国防予算の540億ドル増額を求める一方、その他の予算では540億ドル分の歳出削減を求める見通し。
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S&P500種株価指数は前営業日比0.1%上昇して2369.75で終了。ダウ工業株30種平均は15.68ドル高の20837.44ドルで終えた。ブルームバーグがまとめたデータによれば、ダウ平均の12営業日続伸は1987年以降で最長。
原油高を背景にエネルギー株が高い。
前週とは反対の動きとなり、生活必需品や公益事業、通信サービスなどディフェンシブ銘柄が下げた。
今週は国内総生産(GDP)や個人消費支出の発表がある。
ブルームバーグのまとめによると、ストラテジスト19人(平均値)は今年末のS&P500種株価指数を2364と予想している。
ブルームバーグのまとめによれば、S&P500種採用銘柄の90%超が決算発表を終えており、そのうち約4分の3で利益が予想を上回り、約半数で売上高が予想を上回っている。この日は9社が決算を発表する。
朝方発表された1月の米耐久財受注は前月比でプラスに転じた。1月の米中古住宅販売成約指数は前月比で予想外に低下した。
原題:U.S. Shares Hold Steady at Records as Europe Stocks Close Mixed(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-02-27/OM1XXW6VDKHT01
米国債:短期債中心に売り−大統領演説控え3月利上げ確率上昇
Elizabeth Stanton
2017年2月28日 06:24 JST 更新日時 2017年2月28日 07:24 JST
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ダラス連銀総裁:FOMCは市場の期待を深読みするべきではない
27日の米国債相場は下落。短期債を中心に売られた。トランプ米大統領の議会演説を28日に控え、市場が織り込む3月利上げの確率は上昇した。
トランプ大統領はこの日、ホワイトハウスで州知事らに対し、「大規模なインフラ支出を開始する」と述べた。先週は財政刺激策に対する期待が薄れ、米国債相場は押し上げられた。
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ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して2.37%。2年債利回りは5bp上昇して1.19%。
オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)取引に基づいて推計される3月の利上げ確率は40%程度と、28%から上昇した。
ダラス連銀のカプラン総裁はオクラホマ州ノーマンでの講演で、緩和を「緩やかに」かつ「辛抱強く」解除し始めるべきだと述べたが、3月15日に結果を発表する次回米連邦公開市場委員会(FOMC)会合には言及しなかった。
月末の資金フローに助けられて5年債と30年債のイールドカーブはフラット化し、約3bp縮小した。
原題:Treasury Yields Rise From Near 2017 Lows as March Hike Odds Rise(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-02-27/OM1XAL6VDKHS01
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