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流動性の罠を逃れるノルウェー政府系ファンド−「待つ余裕」が秘訣か
Mikael Holter
2017年1月27日 07:03 JST
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政府年金基金グローバルは世界の上場株式の約1.3%を保有
規模でトレードを行う場合、自然な買い手や売り手は少ないとCIO
ノルウェーの政府系ファンド (SWF)、政府年金基金グローバル(運用資産額8900億ドル=約101兆円)には、あなたよりも長い時間を待つ余裕がある。
基金を管理・運営するノルウェー銀行(中央銀行)の投資運用部門(NBIM)で資産戦略の最高投資責任者(CIO)を務めるゲイル・オイビン・ニーガード氏によれば、同基金が行うトレードは1時間かかることもあれば、最長で6カ月を要する場合もある。
ニーガード氏は25日のインタビューで、「われわれは長期ファンドであり、取引コストを可能な限り引き下げるために時間をかける。支払いをいとわないのであれば、流動性は常に見いだせるが、われわれは自然な買い手や売り手を見つけるために引き延ばしたいと考えている」と発言。トレーディングを最小限に抑える努力も行っていることを明らかにした。
政府年金基金グローバルの運用資産は、世界的な金融危機以降で3倍以上に拡大し、現在では世界の上場株式の約1.3%を保有する。その規模に加えて、特に長期的な視点で投資を行うことが基金の強みといえる。ニーガード氏によると、過去数年で平均トレーディングコストの圧縮に成功したとはいえ、株式と債券の両方で大口取引が複雑化し、コストも上昇しており、規模の大きさは同時に困難も伴う。
ニーガード氏は「規模でトレードを行う場合、取引に応じる自然な買い手や売り手は極めて少ない」と述べ、特に債券トレーディングで困難が増しており、流動性は「10年前に比べて低下している」と指摘した。
原題:World’s Biggest Wealth Fund Sits Out Liquidity Trap Others Fear(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-01-26/OKDJJP6KLVRQ01
米国株:S&P500種はほぼ変わらず−過去最高値付近で推移
Oliver Renick
2017年1月27日 06:27 JST 更新日時 2017年1月27日 07:16 JST
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26日の米株式市場ではS&P500種株価指数がほぼ変わらず。過去最高値付近で推移した。市場は、最近の上昇が正当化されるか見極めようと企業決算や経済指標に注目している。
eベイやバイオジェンが高い。決算で利益がアナリスト予想を上回った。一方で玩具メーカーは下落。マテルの決算を受けて失望感が広がった。また医薬品卸売りなどを手掛けるマケッソンが医薬品の値下がりを指摘したことに反応し、関連株に売りが広がった。
S&P500種株価指数は前日比0.1%未満下げて2296.68。ダウ工業株30種平均は0.2%上昇し20100.91ドル。
S&P500種の業種別11指数では金融や資本財・サービスの指数が高い。素材も上昇。不動産は一時0.6%高まで上げる場面があったが、結局下げて終了した。
ヘルスケアの指数は0.7%安。ここ8営業日で7回目の下げとなった。
シカゴ・オプション取引所(CBOE)ボラティリティ指数(VIX)は午後4時時点で0.7%低下の10.73と、14年7月以来の低水準。
個別銘柄の動きでは建設・鉱業機械メーカーのキャタピラーが1%安。同社が示した2017年通期の売上高と利益の予想はアナリスト予想を下回った。サウスウエスト航空は9%上昇。
原題:U.S. Equities Hover Near Record as Financial Shares Advance(抜粋)
原題:U.S. Stocks Mixed Amid Earnings as Dollar Rebounds: Market Wrap(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-01-26/OKEOA9SYF01S01
LINE:上場来安値に急落、予想下回る決算で−目標株価下げも
中川寛之
2017年1月26日 10:02 JST
無料通信アプリを運営するLINE(ライン)の株価が急落、上場以来の安値となった。前期(2016年12月期)の業績が市場予想を下回った。
26日のライン株は一時、前日比16%安の3530円となり、上場来安値となった。午前10時1分現在は同11%安の3735円。
ラインは25日の決算発表で前期の純利益が76億円だったと発表、市場予想の85億円を下回った。営業利益も199億円と、市場予想(232億円)に届かなかった。広告が好調だった半面、ゲームの売り上げが減少したほか、事業規模拡大に伴い営業費用が増加した。今期(17年12月期)業績予想は示さなかったが、1−3月期は営業黒字を確保できるとしている。
SMBC日興証券シニアアナリストの前田栄二氏は25日付のリポートで、今期もマーケティング費用の増加などが見込まれ、以降の業績にも「ネガティブな影響」があると分析。目標株価を5200円から4400円に引き下げた。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-01-26/OKD2OP6K50XT01
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