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福島の待機児童は4割減、子どもの数が減っただけ(めげ猫「タマ」の日記)
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/831.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 6 月 15 日 10:48:15: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

福島の待機児童は4割減、子どもの数が減っただけ
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2554.html
2018/06/14(木) 19:41:02 めげ猫「タマ」の日記


 福島県の地方二紙が県内16市町村を集計した結果として、待機児童が昨年度に比べ4割(224人)減ったと報じました。報道では行政の努力の結果と報じられていますが(1)(2)、保育対象となる6歳未満の乳幼児の人数を出生数(3)から推計すると
 2017年4月 64,077人
 2018年4月 63,949人
で、1,128人減っています。(=^・^=)は福島では赤ちゃんが生まれなくなり、保育園の入園希望者減った結果だと思います。

 福島は事故によって汚染されました。多くに方が福島から逃げ出したと思います。以下に2011年3月から1年間の福島県の社会的増減を示します。


 ※(3)を集計
 図―1 事故から1年間の福島の社会的増減

 20代、30代の女性を中心に多くに方が福島を脱出しました。この年代は保育士の年齢層とも重なります(4)。多くの保育士さんも福島から逃げ出したと思います。保育士がいなくなれば保育園のキャパも減ります。事故後に福島では待機児童問題が深刻かしました(1)。ところが福島の地方二紙は2017年4月に比べ今年(2018年)4月は県内16市町村を集計した結果として、待機児童が昨年度に比べ4割(224人)減ったと報じました(1)(2)。


※(5)を6月14日に閲覧
 図―2 待機児童減を報じる福島県の地方紙・福島民報

 これについて報道は
「最多の待機児童を抱える福島市は正規保育士を8人増やした。嘱託保育士の賃金を引き上げるなど人材確保に努め、市立保育所の受け入れ児童数を前年より110人多い919人とした。私立保育所・小規模保育所などの定員も新増設や認可外施設からの移行で164人増の4480人となった。」
等と報じ、行政の努力で保育園のキャパが増えたかのように報じています(1)。
 福島県の各年3月から翌年2月までの赤ちゃんの誕生数を示します。


 ※1(3)を集計
 ※2 各年3月から翌年2月を集計
 図−3 福島の赤ちゃん誕生数

 図に示す通り年々減っていきます。
 事故前1年(2010年3月から11年2月) 16,124人
 近々1年(2017年9月から18年2月)  13,177人
で約2割減っています。これからも減って行きます。
 赤ちゃんが減れば、保育園入園対象者も減ります。以下に過去6年分の出生数の合計で推計した16市町村の保育園入園対象となる6歳未満の子どもの人数を示します。


 ※1(3)を集計
 ※2 過去6年間の出生数の合計
 図−4 6歳未満の子ども人数(推計値)

 図に示す様にどんど減っています。出生数から推計される6歳未満の乳幼児の人数は
 2017年4月 64,077人
 2018年4月 63,949人
で、1,128人減っています。これは待機児童の減少数224人を超えます。
 福島のマスコミが行政の努力と報じていますが(1)(2)、実態は事故後に出生数が大幅に減り、子どもの数が減ったことにより待機児童が減ったようです。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島の行政は色々と努力はしているようですが、なかなか結果には結びつかないようです。待機児童のように行政の努力とは別の要因で改善されても行政の努力にされるようです。福島では事実が正確に報じられることはないようです。福島では福島産は安全であり、これを避けるのは「風評被害」との報道がなされていましが(6)、福島の皆様は信用しないと思います。
 福島県いわき市産米の全量・全袋検査数が49万件を超えました(7)。同市は人口34万人程度の市なので(3)、市民が食べるには充分な量です。同市のお米は「Iwaki Laiki」とゆうブランド米だそうです。福島県は福島産米は「安全」だと主張しています(8)。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産米はありません。


 ※(9)を引用
 図―5 福島産が無い福島県のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県いわき市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2554.html
(1)県内待機児童 昨年比4割減 保育士確保、依然課題 県速報値 | 県内ニュース | 福島民報
(2)「待機児童」12市町村372人 6年ぶりに減少、施設整備が要因:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(3)福島県の推計人口(平成30年5月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(4)保育士の平均年齢は?転職に年齢制限はあるの?有利な年齢層はこの年齢!
(5)福島民報
(6)復興の道標:福島民友新聞社 みんゆうNet
(7)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報
(8)いわき市産ブランド米「Iwaki Laiki」好評販売中 | いわき市 観光情報サイト IWAKI
(8)ふくしまプライド。
(9)マルト 平尼子店のチラシ・特売情報 | トクバイ




 

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コメント
 
1. 2018年6月15日 12:01:28 : rCxQ6bz4nA : 0oDewUT2q0g[539]
>報道では行政の努力の結果と報じられていますが(1)(2)、保育対象となる6歳未満の乳幼児の人数を出生数(3)から推計すると
> 2017年4月 64,077人
> 2018年4月 63,949人
>で、1,128人減っています。(=^・^=)は福島では赤ちゃんが生まれなくなり、保育園の入園希望者減った結果だと思います。
 
県内待機児童 昨年比4割減 保育士確保、依然課題 県速報値
[ http://www.minpo.jp/news/detail/2018061452386 ]
 
の「県内の待機児童数の推移(各年4月1日時点)」
 
年  待機児童数
---- ----------
2011 124
2012 55
2013 97
2014 180
2015 401
2016 462
2017 616
2018 372
---- ----------
 
及び
 
過去の結果(年齢(5歳階級)別推計人口)
[ http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/11045b/15859.html ]
 
の「年齢(5歳階級)別推計人口の0〜4歳、5〜9歳(各年4月1日時点)」
(5歳だけの統計がないので、5〜9歳の人口を参考までにあげた)
 
   人口
   -------------
年  0〜4歳 5〜9歳
---- ------ ------
2011 80957 90578
2012 74450 84849
2013 72045 81807
2014 71810 79085
2015 71969 77177
2016 67609 74189
2017 67538 72269
2018 67388 70144
---- ------ ------
 
を組み合わせてグラフにすると
 
(続く)

2. 2018年6月15日 12:02:14 : rCxQ6bz4nA : 0oDewUT2q0g[540]
>>1 (続き)
 
グラフ1 待機児童数と人口(0〜4歳、5〜9歳)の推移
[ http://chart.apis.google.com/chart?hl=ja&cht=lc&chs=500x500&chg=14.28571,14.28571,2,2&chxt=x,x,y,y,r,r&chxr=0,2011,2018,1|2,0,700,100|4,60000,95000,5000&chxp=1,50|3,50|5,50&chxl=1:|%E5%B9%B4|3:|%E5%BE%85%E6%A9%9F%E5%85%90%E7%AB%A5%E6%95%B0|5:|%E4%BA%BA%E5%8F%A3&chds=0,700,60000,95000&chd=t:124,55,97,180,401,462,616,372|80957,74450,72045,71810,71969,67609,67538,67388|90578,84849,81807,79085,77177,74189,72269,70144&chco=FF000080,00FF0080,0000FF80&chm=o,,0,,4|N*f,,0,,10|o,,1,,4|N*f,,1,,10|o,,2,,4|N*f,,2,,10&chdl=%E5%BE%85%E6%A9%9F%E5%85%90%E7%AB%A5%E6%95%B0|%E4%BA%BA%E5%8F%A3(0%EF%BD%9E4%E6%AD%B3)|%E4%BA%BA%E5%8F%A3(5%EF%BD%9E9%E6%AD%B3)&chdlp=b ]
 
のようになるが、これを見ると(奇妙な事だが)人口(0〜4歳)と待機児童数に負の相関があるらしいのがわかる。試しに
 
年  人口(0〜4歳) 待機児童数
---- ------------ ----------
2018 67388    372
2017 67538    616
2016 67609    462
2014 71810    180
2015 71969    401
2013 72045    97
2012 74450    55
2011 80957    124
---- ------------ ----------
 
として、回帰直線を求めると
 
(続く)

3. 2018年6月15日 12:03:09 : rCxQ6bz4nA : 0oDewUT2q0g[541]
>>2 (続き)
 
b = (8*(67388*372+67538*616+67609*462+71810*180+71969*401+72045*97+74450*55+80957*124)-(67388+67538+67609+71810+71969+72045+74450+80957)*(372+616+462+180+401+97+55+124))/(8*(67388^2+67538^2+67609^2+71810^2+71969^2+72045^2+74450^2+80957^2)-(67388+67538+67609+71810+71969+72045+74450+80957)^2) ≒ -0.03179542
 
a = ((372+616+462+180+401+97+55+124)-b*(67388+67538+67609+71810+71969+72045+74450+80957))/8 ≒ 2568.76637
 
y ≒ -0.03179542*x+2568.76637
 
となり、回帰直線のグラフは
 
グラフ2 回帰直線
[ http://chart.apis.google.com/chart?hl=ja&cht=lxy&chs=500x500&chg=12.5,12.5,2,2&chxt=x,x,y,y&chxr=0,66000,82000,2000|2,-100,700,100&chxp=1,50|3,50&chxl=1:|%E4%BA%BA%E5%8F%A3(0%EF%BD%9E4%E6%AD%B3)|3:|%E5%BE%85%E6%A9%9F%E5%85%90%E7%AB%A5%E6%95%B0&chds=66000,82000,-100,700,66000,82000,-100,700&chd=t:67388,67538,67609,71810,71969,72045,74450,80957|372,616,462,180,401,97,55,124|66000,82000|-1&chfd=3,x,2,-.03179542*x%2B2568.76637&chls=0|1&chm=o,,0,-1,4|@ty%20=%20-0.03179542%20x%20%2B%202568.76637,,0,.05:.95,10 ]
 
(続く)

4. 2018年6月15日 12:04:00 : rCxQ6bz4nA : 0oDewUT2q0g[542]
>>3 (続き)
 
となり、確かに負の相関がある。しかしこの場合、正の相関ならともかく、負の相関は常識に反している。ではどう解釈すべきかというと単純な話で、人口(0〜4歳)と待機児童数には因果関係がないという事だ(擬似相関)。
 
第2章 子どもの育ち及び子育てをめぐる環境
[ https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/111310.pdf ]
 
には
 
 
○ 保育所の推移
認可保育所は、平成26年4月1日現在、54市町村に319箇所設置されています(震災の影響等により閉園中の施設を除く。)
入所児童数は、震災後に休園する保育所等が増加したため、一時期減少しましたが、徐々に増加してきており、平成26年の入所児童数は24,881人となっています(うち低年齢児(0から2歳児)10,988人)。
一方で、保育所の入所を希望しても定員の関係等で希望する保育所に入所できない待機児童は、入所児童数の減少等から震災後減少していましたが、平成26年には震災前の水準まで増え、180人となっています。そのうち低年齢児については、83.9%と、全体の児童数の中で大きな割合を占めています。
 
 
とある。グラフ1を見ればわかるように、震災後1年目までは人口(0〜4歳)が影響を及ぼした可能性があるが、その後、待機児童数は上昇に転じている。人口(0〜4歳)が影響を与えているのなら、今年ではなく、もっと早い段階で待機児童数は減っているはずだ。
 
従ってめげ猫の「待機児童数が減った原因は、福島で赤ちゃんが生まれなくなり、保育園の入園希望者減った結果だ」という推測は否定できるだろう。
 
待機児童数が増えてきた原因はおそらく(共働き等の理由で)保育所を利用せざるを得ない人が増えており、人口(0〜4歳)はほとんど影響を与えていないものと考えられる。例えば、人口(0〜4歳)は2015〜2016年に大きく減ったが待機児童数の増加傾向はあまり変化がない。また、2016〜2017年は人口(0〜4歳)がほぼ横這いで待機児童数は大きく増えているが、2017〜2018年は逆に人口(0〜4歳)がほぼ横這いなのに待機児童数は大きく減っている。これは行政の施策が効を奏した結果だろう。
 
(了)

5. 2018年6月16日 07:11:27 : NkRpOOETRs : EPN1n0P6zrQ[2]
 
いくら統計的手法をこねくり回しても、
人口が、出生数が年々歳々減少している事実は覆らないようですなあ。
まぁ、この先東京五輪くらいまでは続けて下さいよ、福島県さん(了)
 

6. 2018年6月16日 07:34:17 : rCxQ6bz4nA : 0oDewUT2q0g[547]
>いくら統計的手法をこねくり回しても、
>人口が、出生数が年々歳々減少している事実は覆らないようですなあ。
 
出生数が減ってることなんか国の統計を見れば一発でわかるんだからそんなことはどうでもいいんだよ。俺はめげ猫の詭弁を暴露するのが目的なんでね。(笑)


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