http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/786.html
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日本原子力産業協会のFAQがデタラメでお笑いです。
「ジジぃに訊け!」 (JAIF 日本原子力産業協会)
http://people.jaif.or.jp/faq
全部デタラメ、「ジジぃに訊け!」ではなく「ホラ吹きジジぃに訊け!」と改題したほうがよいでしょう。
いくつか簡単に反論をしておきます。
「福島のおさかなって、福島第一事故で汚染されたの?」
http://people.jaif.or.jp/gigi/1206/
「
2015年4月以降、基準値を超える放射性物質が海産物から検出されたことはない!
」
→ 東電の調査ですら100ベクレル/kgを越える魚が見つかっているし、ストロンチウムも
検出されています[1][2]。
「福島の海底土(海底堆積物)って、福島第一事故で汚染されたの?」
http://people.jaif.or.jp/gigi/1219/
「
・大気圏核実験の影響で、海底土にもセシウム137は事故前から存在していた。
・事故で濃度が上がったとはいえ、現在の濃度レベルは生態系に影響するレベルではない。
・海水ほど早く減少はしていないが、濃度は今後もさらに減少を続ける。
・福島の海はまったく安全だ。
」
→ 福島沖の海底土から高濃度の放射能汚染が見つかっています[3][4]。
半減期2年のセシウム134も検出されており、福島原発事故による汚染です。
福島の海はとても安全とは言えません。
「福島では実際に小児の甲状腺ガンが増えてるんでしょ?」
http://people.jaif.or.jp/gigi/1214/
越智小枝
「
・小児の甲状腺ガンが増えている証拠はない!
・しかし100人以上のお子さんが、スクリーニング検査の性質ゆえにガンだと診断された。
・実際にガンだと診断されたお子さんがいるからには、きちんとケアしなければならない。
」
「福島では実際に小児の甲状腺ガンが増えてるんでしょ?」
http://people.jaif.or.jp/gigi/1202/
坪倉正治
「
・国連のレポートでも明言されているが、被曝によるガンは増えていない。
・甲状腺は検査をすればするほど異常が見つかる傾向にあり、
しかもガンとは云え、命を奪うものではないケースが多い。
・原発事故後に高精度な検査をしたことで、元々持っており影響もなかったガンを、
見つけてしまっている。
」
→ 山本太郎議員の国会での追及により、2011-15年に福島県の9病院で行われた
甲状腺悪性腫瘍手術は1082件であることが判明しています[5]。
甲状腺がんの発症率は年間大人で10万人当たり約1.5人です。
福島県の人口は200万人ですから、年間30人、5年でも150人程度、
しかも未成年の発症率はさらに低く100万人に1人の割合です。
発症した人全員が手術するわけではありませんから、手術数から考えて
実際の発症率は通常の数百倍でしょう。
小児を含めて甲状腺がんは激増していることは確実です。
(関連情報)
[1] 「魚から基準超セシウム=福島第1沖、操業範囲外−東電 (JIJI.COM)」 (拙稿 2018/3/5)
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/481.html
[2] 「魚の深刻なストロンチウム汚染を東電が公表 太平洋の魚は当たり前のように汚染されている」
(拙稿 2017/7/23)
http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/452.html
[3] 「福島第一原発沖の海底土から 約3年ぶりの高濃度セシウム検出。3160ベクレル。
放射性物質のホットスポット化進行を裏付ける」 (阿修羅・赤かぶ 2015/7/22)
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/458.html
[4] 「福島沖半径20km以内の海底から 9月調査で 1kg当たり2200ベクレルの
高濃度セシウム検出。海底に蓄積する放射性物質」 (阿修羅・赤かぶ 2015/10/31)
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/244.html
[5] 「2011-15年に福島県で行われた甲状腺悪性腫瘍手術は1082件以上! 山本太郎議員が追及」
(拙稿 2017/4/16)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/783.html
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