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「帰還6%」の数字が意味する住民の苦悩!
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2018/03/22 12:53 半歩前へ
▼「帰還6%」の数字が意味する住民の苦悩!
フクイチ(東電福島第一原発)の水素爆発に伴う放射能汚染。福島県浪江町など4町村(計約3万780人)の避難指示が一斉に解除されて間もなく1年になる。
「戻ったり、新たに暮らすようになった住民は計約1880人で、全体の6・1%にとどまっている」と朝日新聞が伝えた。
戻ったことが私には、信じられない。大半は故郷から離れられない高齢者。気持ちは痛いほどわかる。生まれ育った土地だ。だが、若い世代は帰還してはならない。
「濃度が下がった」と言っても、測定場所は限定。強風が吹き、放射能が山から舞い降りたら数値は急上昇するだろう。危険なことには変わりがない。
除染など出来るものではない。やるとなれば周辺の山の木を根こそぎ切り倒し、地肌を数十センチ掘り起こさねばならない。人家の屋根も、道路の側溝も、それこそ皮がはげるほど洗浄しなければならい。
果たしてそれで放射能が取り除かれるか?否である。放射能が充満した家屋の中はどうする?外だけ除染してOKなのか?そんなバカなことはない。所詮、除染など無理。業者を潤すだけの税金の無駄使い。
だから、チエルノブイリでは原発事故発生後、周辺を封鎖し、立ち入り禁止にしたのだ。
東電の「人災」である原発爆発が起きた後、私は汚染地域を「隔離」すべきと主張しあの場所は放棄するしかない。住民には1人当たり5000万円なり、1億円なり出してほかに移ってもらい、再出発してもらうしか方法がない。
当時のブログ「半歩前へ」にそう書いた。同じ税金を使うなら、生かしてもらいたいと思ったからだ。住民3万人に1人につき、仮に1億円出したとしても3兆円だ。。これだけまとまった金をもらえば、再出発の道も開けよう。
だが、安倍政権は帰還の道を選択した。理由は東京五輪の招致だった。世界げ懸念する放射能汚染について安倍晋三は何の根拠もなく、早々と「安全宣言」をやらかした。福島の住民のことなど眼中にないのだ。
その結果、どうなったか。3兆円どころか5兆円、10兆円と復興対策を名目に税金が無駄に浪費されている。除染費だけでもすでに5兆円を超えた。それで住民は幸せになったか?
いまだに仮設住宅で暮らしている人が少なくない。仕事を奪われ、年齢だけを重ねて、厳しい生活を強いられている方たちが多い。私が7年前に主張したことは間違っていなかった。
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