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福島の7月のトウモロコシ価格、7年連続で全国平均以下、消費者の福島産離れが続く
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2017/09/02(土) 19:59:24 めげ猫「タマ」の日記
福島産のトウモロコシは7月に出荷のピークを迎えます。そこで、7月の1キログラム当たりの価格を全国平均と比べてみると
事故前年(2011年7月) 福島産214円、全国平均186円で福島産は28円高
今年(2017年7月) 福島産152円、全国平均181円で福島産は△29円安
で、事故前は全国平均より高値で取引されていたのですが、事故後は7年連続で全国平均を下回っています。消費者の福島産離れは続いています。
福島は原発事故によって汚染されました。以下に福島産野菜の検査結果を示します。
※1(1)を集計
※2 日付けは収穫日
※3 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
※4 野生は除く
図―1 福島産野菜の検査結果
図に示すように事故7年目の今年(2017年)も福島産野菜からはセシウムが見つかっています。事故から6年以上が過ぎた今も事故でばら撒かれた放射能は福島産野菜に移り続けています。多くの消費者が福島産を正しく恐れこれを避けたと思います。
以下に福島産トウモロコシの東京中央卸売市場への月別の出荷量を示します。
※1(2)を集計
※2 2009年から17年の平均、だだし17年は7月まで
図―2 福島産トウモロコシの月別出荷量
図に示すように7月がピークです。価格が気になります。以下に各年7月のトウモロコシの取引価格を示します。
※(1)を集計
図―3 トウモロコシの取引価格(東京中央卸売市場、7月)
図に示す様に事故前は福島産トウモロコシは全国平均より高く取引されていましたが、事後後は7年連続で全国平均を下回っています。数値で記載すれば
事故前年(2011年7月) 福島産214円、全国平均186円で福島産は28円高
今年(2017年7月) 福島産152円、全国平均181円で福島産は△29円安
です。当然の結果です。事故で福島にばら撒かれた放射性セシウムの6割が今も福島に残ったままです(3)。以下に福島県二本松市の放射性セシウムの量を示します。
※(3)を転載
図―4 福島県二本松市の放射性セシウムの量
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
図―4に示す様に事故によって福島にばら撒かれた放射能の大部分は福島の台地に放置されたままです。福島県の地方紙・福島民友は「 震災、原発事故から6年。『福島は危険』といった偏見などゆがんだ見方は国内、海外で根強く残る。」と主張していますが(4)、6年たっても殆ど改善されていないのは図―4に示す通りです。福島の皆様は不安だと思います。
福島を代表する夏野菜にトマトがあります(5)。今日、買い物に行ったら福島産トマトが店頭にならんでおり、大変に不愉快な気分になりました。とりあえず福島はトマトのシーズンです。福島のトマトの味は格別だそうです(6)。福島県は福島産トマトは「安全」だと主張しています(7)。でも、(=^・^=)の街でトマトを売っていた福島県会津若松市のスーパーチェーンのチラシには福島産トマトはありません。
※(8)を引用
図―5 福島産トマトが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ
当然の結果です。(=^・^=)も福島県会津若松市の皆様を見習い「福島産」は食べません。
スーパーの担当者様へ
福島ではチラシに載せられない福島産トマトを(=^・^=)の住む街で売らないでください。
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)東京都中央卸売市場-統計情報検索を「大分類⇒野菜、中分類⇒果菜類、小分類⇒とうもろこし」で検索
(3)めげ猫「タマ」の日記 ばら撒かれた放射性セシウムの6割が残ったままの福島県二本松市
(4)復興の道標:福島民友新聞社 みんゆうNet
(5)夏 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(6)トマト | JA会津よつば
(7)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(8)アピタ会津若松店│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ
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