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福島の葬式はキュウリ主産地で9%増、相馬は別(過去1年)
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2017/07/27(木) 19:44:19 めげ猫「タマ」の日記
福島県はキュウリのテレビCMを始めました(1)。そこで福島のキュウリの産地の過去1年の葬式数を事故前と比較してみました。
事故前年(2009年7月〜10年6月)2,294人
近々1年(2016年7月〜17年6月)2,501人
で、9%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.3%でした。一方で同じ福島でもキュウリの主産地でない福島県相馬地方(2)では
事故前年(2009年7月〜10年6月)1,417人
近々1年(2016年7月〜17年6月)1,431人
で殆ど増えていません。
福島を代表する野菜にキュウリがあります。7月から9月が本格シーズンです(2)。これに合わせて福島県は福島産キュウリのCMを流し出しました(1)。
※(3)を引用
図―1 福島産キュウリのCM
福島のキュウリの主要産地は伊達市、二本松市、須賀川市です(2)。以下に位置を示します。
※1(4)の数値データを元に(5)に示す手法で7月1日時点に換算
※2 避難区域は(6)による
※3 相馬地方は(7)による。
図−2 福島のキュウリ主要産地と相馬地方
図に示す通り福島のキュウリ産地は国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超(8)えています。福島のキュウリは汚染された地域で栽培されています。それでも安倍出戻り総理は福島産を避ける行為を「風評被害」と主張しています(9)。
安倍出戻り総理は事故前に
「(原発の安全について)御指摘のような事態が生じないように安全の確保に万全を期しているところである。」と言っています(10)。でもその後の事故報告書で万全期していない事が明らかになりました(11)(12)。 学校法人加計(かけ)学園の国会審議を見ていると平気で「嘘」つく方のようです(13)。福島だって同じだと思います。安倍出戻り総理が信用できないので、福島産キュウリが安全か調べて見ることにしました。キュウリの産地とそうでない所を比較し、キュウリの産地とそうでない所で健康を示すパラメータに差がかければ安全であり、差があれば安全とは言えないとの結論です。
以下に福島のキュウリ産地(伊達市、二本松市、須賀川市)の各年7月から翌年6が月までの合計の葬式(死者数)の推移を示します。
※1(14)を集計
※2 震災・津波犠牲者は(15)により、行方不明者を含み関連死を含まず。
図−3 キュウリ産地(伊達市、二本松市、須賀川市)の各年7月から翌年6月までの合計の葬式(死者数)の推移
図に示す通り、事故後に増加し
事故前年(2009年7月〜10年6月)2,294人
近々1年(2016年7月〜17年6月)2,501人
で、9%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.3%でした。以下にキュウリの主要産地ではない飯舘村を除く福島県相馬地方の葬式数を示します。
※1(14)を集計
※2 震災・津波犠牲者は(15)により、行方不明者を含み関連死を含まず。
図−4 相馬地方(飯舘村を除く)の葬式(死者)数
飯舘村を除く相馬地方では
事故前年(2009年7月〜10年6月)1,417人
近々1年(2016年7月〜17年6月)1,431人
で殆ど増えていません。
飯舘村は避難地域におり、今も大部分は村民は村外でに避難しているので(16)で除外しました。
福島のキュウリの産地は汚染されており事故後に葬式が増えていますが、そうでは無い飯舘村を除く相馬地方は葬式は増えていません。
以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。
表―1 偶然に起こる確率の計算結果
※計算方法は(=^・^=)の過去の記事による(17)。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
福島がキュウリのシーズンであり、福島県二本松市がキュウリの主要産地であることは本文に記載の通りです。同市辺りのキュウリはあざやかな色とみずみずしい食感特徴だそうです(18)。福島県は福島産キュウリは「安全」だと主張しています(19)。でも、福島県二本松市のスーパーのチラシには福島産キュウリはありません。
※(20)を引用
図―5 福島産キュウリが無い福島県二本松市のスーパーのチラシ
当然の結果です。(=^・^=)も福島県二本松市の皆様を見習い「福島産」は食べません。
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)TOKIO城島、ブライドよりもふくしまプライド…ダジャレ連発の新CM発表会 : スポーツ報知
(2)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(3)ふくしまプライド。
(4)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日〜11月18日測定) 平成29年02月13日 (KMZ, CSV)」
(5)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2016年)
(6)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(7)相馬地方広域市町村圏組合
(8)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(9)安倍内閣総理大臣 東日本大震災三周年記者会見 | 首相官邸ホームページ
(10)衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
(11)日本政府、事故調、東京電力発表報告書
(12)国会事故調 | 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会のホームページ
(13)<社説>「加計」閉会中審査 首相答弁も信用できぬ - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
(14)福島県の推計人口(平成29年7月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(15)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ
(16)平成29年6月1日現在の村民の避難状況について - 飯舘村ホームページ
(17)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(18)特産品情報 | 地区別くらし情報 安達地区 | JAふくしま未来
(19)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(20)安達店 | ベイシア
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