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新華網は16日に「日本人が列に並ぶ理由」と題した記事を掲載し、日本特有の文化を紹介した。資料写真。
日本の「美しい秩序」を生み出す文化、実践しないのはもったいない―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b178470-s0-c60.html
2017年5月19日(金) 19時0分
16日、中国メディア・新華網は「日本人が列に並ぶ理由」と題した記事を掲載し、日本特有の文化を紹介した。
日本人がよく列に並ぶことは世界では有名で、欧米人から見るととても不思議な文化である。ではなぜ日本人は列に並ぶのか?
まず、教育による影響が大きいと言える。日本人は小さいころから「列に並ぶことは守るべき公共マナー」として教えられ、街中で保育士が幼稚園児を連れて移動する際にしきりに「ちゃんと並んでね」と声をかける場面をよく目にする。家庭でも駅や映画館といった公共の場所で親が子どもに列に並ぶよう注意することは日常であり、こうした教育により日本人は列に並ぶ習慣を身に付けるのだ。
また、日本人は黙って列に並んでいるのではなく、並んでいる時間を利用して交流している。こうしたコミュニケーションにより列に並ぶ苦痛が和らぐだけでなく、人同士の交流も深まる。さらに、「行列ができているものはいいもの」という考えがあり、行列ができているからという理由で並ぶ人もいる。以前日本でお昼時に店に並んでいた際、後ろの男性が20分並んだ後に「ここ何のお店ですか?」と聞いてきたことがある。これには記者も驚いた。
列に並ぶ文化は日本に「美しい秩序」をもたらし、世界が見習うべき点である。公平や公徳が求められている現代社会において、列に並ぶことは公共の秩序を守る基本的な要素である。実践しないのはもったいないのでは?(翻訳・編集/内山)
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