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中国のポータルサイト・今日頭条にこのほど、旅行関連メディアに勤めるユーザーが記した「子どもの初めての海外旅行、私なら日本に連れて行く」と題するコラムが掲載された。写真は東京。
子どもの初めての海外旅行、私なら断然「日本」を選ぶ―中国コラム
http://www.recordchina.co.jp/b163421-s0-c60.html
2017年5月20日(土) 12時50分
2016年の訪日外国人観光客は、前年比22%増の2403万9000人と過去最多だった。このうち、中国人はおよそ4分の1にあたる600万人に達しており、今後も増加が予想されている。
そうした中、中国のポータルサイト・今日頭条にこのほど、旅行関連メディアに勤めるユーザーが記した「子どもの初めての海外旅行、私なら日本に連れて行く」と題するコラムが掲載された。以下はその概要。
夏休みの到来まであと1カ月あまり。毎年この時期になると、友人から子どもを連れて行くならどこがいいかと相談される。「百聞は一見に如かず」とはよく言うが、多くの親にとって子どもを連れて海外旅行をする目的は、子どもの見聞を広げてあげることだ。目的地の選択において、私にはいくつかの基準がある。それは、「距離が遠過ぎない」「現地の人々が優しい」「社会秩序が保たれていて安全」「住んでいるところよりも発展している」「娯楽資源が豊富」である。この基準に照らすと、子どもを初めて海外旅行に連れて行くのに最もふさわしい場所は日本ということになる。
私は日本に何度も行ったことがある。もちろん、祖国に誇りを持っているが、行ってみて初めて相手の長所がどこにあるのかを感じることができる。日本は中国文化の影響を色濃く受けながら、自らの文化を発展させてきた。文化の継承や歴史的な建築物の保護において、われわれは日本から学ぶところが多い。仕事や生活において、礼儀は日本人のDNAにまで染み付いている。謙虚で善良、礼儀正しいというのは、日本人に対する普遍的な印象だ。サービス業の従業員はみな仕事が細やかでありながら、一方で「やり過ぎ」な感じは抱かせない。
日本では窃盗事件は非常に稀で、社会は安全。信号無視や無理な車線変更による追い越し、ごみやたばこの吸い殻のポイ捨て、大声で騒ぐなど、国内で散見される現象は、日本ではほとんど見ることはない。都市部であっても地方であっても道路は清潔で空気は澄んでいる。中国の子どもにとって、これらの差は一目でわかるし、さらに高い基準があることを教えることができる。
見聞を広げること以外に、子どもを遊ばせることも大きな目的の一つ。日本には多くの美しい自然を見ることができる観光地があるだけでなく、東京ディズニーランド、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンといったテーマパークも少なくない。これらのテーマパークはとても安全で、事故が起きる確率は限りなくゼロに近く、親にとっては安心この上ない。
上記の理由を総合し、飲食やホテル、移動時間、費用などの要素を考慮すると、私は日本が最もコストパフォーマンスが高いと考えている。もちろん、ショッピングにおいても説明不要だろう。ただ、自分の買い物に夢中になって子どものことを忘れないように。日本には質が高く価格が安い子どもの生活用品やおもちゃ、電子製品がたくさんあるので、子どもが好きなものをいくつか買って帰れば、旅の締めくくりとして完璧だろう。(翻訳・編集/北田)
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