346投稿者:山奥の湯治宿が商業資本に買収されると 投稿日:2006年08月09日(水) 04時32分32秒 谷地温泉
青森県 十和田市 八甲田山 谷地温泉 開業未詳/自炊3,800円/日帰り300円/0176-74-1161 硫化水素泉38℃、硫黄泉42℃ 腰痛、皮膚病や肝臓病に優れた効果。八甲田山中に湧く開湯四百年の秘湯 B 微白濁、ぬるめであっさり長時間浴が効果的。古牧温泉H系列となり、ほとんど観光用になった。 http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/special/onken/toji_list_aomori.htm JR三沢駅前にどどんとそびえ立つ、古牧温泉と同経営。古牧温泉グループに入る前は湯治宿の色彩が濃かったが、今や「弘前城の桜と秘湯の旅」なんてぇ団体がバスを仕立ててやってくる。昔は宿泊料金は安く、ごはんもおいしかったが、料金は年々上がり、食事もそこそこになってしまった。 木造の本館の1階は宿泊客が全て通るので、振動でうるさい。さらに駐車場とは反対側の部屋だと窓の外にはすぐ別の建物が迫っているので、一日中日ががまったく入らず、干したシールも乾かない。泊まるなら、奥の別棟の部屋を指定するのが吉。 山では別に珍しくもないテンを、「幻のテン」と呼んで餌付けし、ビデオを食堂で流しっぱなし、おみやげ用のサブレまで売っている。実に商魂たくましい。いくらなんでも食堂に神棚を作って「貂神様」(テンジンサマ)を祀っているというのははしゃぎすぎじゃないのか http://park10.wakwak.com/~byo/MountainSki/hakkoda/onsenyado.html 今来るのはこういうアホばかり: 日本三大秘湯だかの谷地温泉。よく言ってあげると「ひなびた」宿。実態はぼろい宿・・・。 どこもかしこもお湯はいいけど、それだけでは・・・ね。ゴミ置き場でフランス料理を食べたっておいしくないわけで。そんな気分。 http://www.k-tanaka.net/travel/blog/archives/2004/08/post_2.html 347投稿者:山奥の湯治宿が商業資本に買収されると 投稿日:2006年08月09日(水) 04時43分22秒 観光化したのがちょっと残念なお湯! (谷地温泉) もりじぃ 評価:★★ 2005年 8月 29日
泉質:硫黄!噂の霊泉は満員御礼。残念。 雰囲気:湯治場。総ヒバ作りのお風呂は、趣がある。しかし、観光バスが登場し。。。混みすぎ。更に工事中の音が。。。観光対策か? その他:湯治場に観光。。。少し考えさせられた。本当に必要な人が必要な湯で療養するのが何よりか。。。観光客の私が混んでいるというのも逆のような気がした。次回からは遠慮します。 霊泉に納得 (谷地温泉) 放浪人 評価:★★★ 2005年 7月 7日
ここの温泉は効き目がすごい、との評判につられていってみた。朝9時から入浴ができるという話だったが、その時間には、もうお目当ての霊泉(ここには温度と泉質の違う湯船があり、ぬる湯が霊泉とされている)はすでに入る余地もないほど。やむなくあつ湯に入ったり出たりを繰り返し、待つこと40分。やっと霊泉に入れた。中には2時間も入っている強者もいるらしい うーーーん!秘湯。 (谷地温泉) oosan 評価:★★★ 2004年 10月 29日
紅葉真っ盛り、小さな旅館も満室か。芋洗いの桶に入れられた芋の 気持ちが解った。 348投稿者:山奥の湯治宿が商業資本に買収されると 投稿日:2006年08月09日(水) 04時51分43秒 周波騒音付き食事 (谷地温泉) 浅沼 評価:評価なし 2004年 10月 1日
ごぞんじのように、古牧温泉に買われてしまいました アプローチの木漏れ日の砂利道は舗装され、宿の前庭の小山は無残にもブルドーザーでけすられ、駐車場に。 きわめつけは、大型の自家発電の真上が食堂になっています。 これには、まいった 昔はよかったなあ 静かで お風呂はもっと冷たかったし。。。 なによりも、”宿の主人がそこに住んでいる”というのが大事なことなのかもしれない じっとお湯に浸かる、最高です。 (谷地温泉) 一人旅 評価:★★★★ 2006年 1月 22日
温泉に行こうと考えたときに、何故か北国に足が向かい、今回は谷地温泉に来ました。谷地温泉は、私にとっては、お薦め温泉の一つです。 今回来て感じたのは、ぬるい方の温泉が、なんかいつもより温かい気がしました。 ぬる湯が温かい? (谷地温泉) 湯治朗 評価:評価なし 2006年 1月 11日
自宅から車で40分ぐらい(冬季規制期間は1時間)かかりますが近所の温泉にはなかなかない源泉掛け流し、硫黄泉のお湯が気に入り月に2〜3度利用しています。 しかし、ここ最近なんかお湯の質がおかしいのです。明らかにぬるいはずの霊泉が温かく、最初はすごくぬるく感じても長い時間浸かっていると体の芯からだんだんと温まっていく感じがないし、独特の硫黄臭もあまりない。以前は目にお湯が入ると沁みて目を開けていることができなかったが、今はさほど刺激がない。あつい湯も肌を刺すような熱さがあり、以前のような柔らかい温かさと霊泉よりも強烈だった硫黄臭がほとんどない。 カランの湯は地下水をボイラーで温め、利用しているようだが、もし仮にこの湯でせっかくの良質な温泉を薄めるようなことをしていたらやめてほしい。ここはとことん泉質にこだわった温泉であってほしい。 http://kuchikomi.nifty.com/onsen/kk/ElementKuchikomiList.do?Theme_ID=255&Element_ID=2000937&order_by=1 349投稿者:山奥の湯治宿が商業資本に買収されると 投稿日:2006年08月09日(水) 05時12分06秒 みちのくの秘湯・谷地温泉は、その泉質が秀逸なことや、開湯いらい400年、湯治場としての原点をしっかり守ってきたひとたち(古牧温泉グループに入る前の経営者)の努力で、バブル崩壊後も不況もどこ吹く風、年ごとに利用者は増えるばかり。いまどき、これほどはやって、笑いがとまらないのは、ここと秋田の鶴の湯をはじめとする乳頭温泉郷ぐらいのものだろう。
八甲田山麓・谷地温泉は静かな環境の一軒宿だが、最近では全国から評判を聞いて来湯する客のために、従来の湯治客が長期滞在を希望しても部屋がとれない。 http://www.area-best.com/yuhi/koramu/5.html 本来は湯治の宿ですが、日帰り入浴客でごったがえしています。登山客も多いのでしょうか、駐車スペースの確保が大変です。廊下の奥に浴室があります。暗い脱衣所は人が多すぎて、廊下で着替えている人もいるほどです。人の熱気で、まるでサウナのような状態です。 ヒバ造りの浴室には、種類の違うお湯の浴槽が2つあります。手前は白く濁った硫黄臭のお湯です。42℃くらいでやや熱めに感じます。つい立ての奥は、ほとんど透明で弱い硫黄臭、36℃くらいの温いお湯です。私は、肌触りがよく、まとわりつくような温い方が気持ちよく感じました。こちらの方が長湯できるからなのか、多くの人が浸かっています。一度出ると、自分の場所がなくなってしまうくらいです。 本当はもっとゆっくりしたかったのですが、人の出入りが多くて、のんびりできませんでした。奥の扉の向こうは混浴になっています。今回は、男湯にも大勢の人がいる上に、広くもないのでパスしました。ここの洗い場も狭いのですが、みな一生懸命に身体を洗っています。せっかくの温泉を洗い流してしまう人が多いのが不思議です。 宿には、湯治のお客さんがゆっくりできないので、他の温泉を薦める貼り紙がありました。私もその混雑を手伝って入る一人ですが、その気持ちもよく分かる程混雑していました。雰囲気のよい浴室、気持ちのよいお湯なので、もう少しゆっくり浸かっていたかったです。(2000年9月17日) http://www.d6.dion.ne.jp/~masa.ito/yachi.html 350投稿者:山奥の湯治宿が商業資本に買収されると 投稿日:2006年08月09日(水) 12時32分50秒 谷地温泉を買収した古牧温泉グループとは:
渋沢家の元書生、秘書で、渋沢栄一、渋沢敬三らに仕えた杉本行雄は、十和田観光電鉄を退職し、十和田開発株式会社を興した。十和田奥入瀬観光の拠点として、青森県三沢市の観光開発を志し、ボーリングの結果、湧出量豊富な源泉を掘り当てた。 古牧温泉は、温泉リゾートの一典型として評価された。旅行新聞社の「行ってみたい観光地」10年連続1位に輝くなど、古牧グループの経営戦略は時流に乗った。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E7%89%A7%E6%B8%A9%E6%B3%89 行雄氏は、静岡県生まれで、近代日本経済の父といわれた故渋沢栄一(子爵)に仕えた。戦後の一九四六年、財閥解体により渋沢家が十和田市に所有していた渋沢農場整理のため、十和田市に移住した。五三年に十和田湖畔に十和田科学博物館、学生会館(現十和田湖グランドホテル)を創建し観光産業に着手した。 「自然が多い青森県を観光で発展させることが父の願いだった」。古牧温泉渋沢公園の杉本正行社長は、同社を一代で大きな観光企業に育て昨年九月に死去した故行雄氏の思いを語った。 大きな転機を迎えたのは七一年。三沢市のJR三沢駅南、現在の古牧温泉の地で温泉掘削に成功、七三年には本格的なホテル第一号となる古牧グランドホテル(六階建て)を建設、開業した。 351投稿者:山奥の湯治宿が商業資本に買収されると 投稿日:2006年08月09日(水) 12時33分33秒 以後、拡大路線を進めた結果、三沢市の古牧温泉だけで、ホテル四棟を中心に小川原湖民俗博物館、東京から移築した渋沢邸、芸術家の故岡本太郎氏との縁で整備した記念公園など一大リゾートを構築。八九年には八甲田山中の谷地温泉を、十和田湖町焼山地区の温泉ホテルを買収し営業を始めた。
焼山地区では、九一年に奥入瀬渓流グランドホテル、九六年に同第二グランドホテルを新築、開業。三沢、十和田湖、奥入瀬渓流、八甲田−と本県観光の拠点に施設を張り巡らせ、自前のシャトルバスを運行し各施設を結んだ。 宿泊客数は、古牧温泉、奥入瀬だけで九〇年の約三十五万人から九一年には四十万人台に乗ったが九五年以降は三十万人台に落ち込んだ。二〇〇〇年から四十万人台に持ち直し、新幹線八戸駅開業の二〇〇二年を前後して約五十万人台に載せた。 古牧温泉は、観光経済新聞社(本社東京)の「にっぽんの温泉百選」で〇一年まで十年連続一位に選ばれた。同社の江口恒明社長は「文化、観光がそろった施設。何回行っても安心して楽しめる。それで人気が集まった」とみる http://www.toonippo.co.jp/rensai/ren2004/komaki-hatan/1127.html 352投稿者:山奥の湯治宿が商業資本に買収されると 投稿日:2006年08月09日(水) 12時38分23秒 温泉ファンの間での古牧温泉の実際の評価は:
古牧温泉は、旅行業者らが選ぶ「にっぽんの温泉100選」で、92年から01年まで10年連続日本一に選ばれている. 古牧温泉に泊まったのは1988年とかなり古いことなのだが、呆れてしまった。 温泉も悪趣味、料理は最低、宿の人間は無愛想。 まるで東北の温泉とは呼べない温泉宿だった。 しかも、ロビーには、さる皇族が宿泊したときの大きな写真を何枚も飾っているのである。皇族が泊まれば、それで旅館の格は上がったのであり、『宿泊客は泊めてもらったことにありがたがって些細なことに文句をつけるな』とでも言わんばかりのものだった。 二度とこの温泉には来ないと、母も奥さんも私も決心してここを後にしたものである。こんな所に2回行く人間の気が知れない。 そして、ついでながら、『旅行業者らが選ぶ「にっぽんの温泉100選」』などというものが、全くのウソであることが判明する。恐らく熱心な「運動」をして旅行業者に「ウソ投票」をさせ、肝心の客のほうはないがしろにしていたのだろう。 結論。 「にっぽんの温泉100選」という様なものを信じてしまって後悔することのないように注意しなくてはなりません。 http://plaza.rakuten.co.jp/atsushimatsuura/diary/200412080000/ 353投稿者:山奥の湯治宿が商業資本に買収されると 投稿日:2006年08月09日(水) 12時46分48秒 温泉ファンの間での古牧温泉の実際の評価は:
私は毎年のように車で本州を旅行している。フェリーで降りるのは青森・八戸であることが多い。そして毎年、東北の温泉宿に泊まる。もっとも料金は一人1万5000円前後の手頃なところ。 いつも思うのだが、東北の温泉宿はどれも素晴らしい。温泉も料理も宿の人の雰囲気も、すべて。銀山温泉、鳴子温泉、作並温泉、秋保温泉、名前は忘れたが秋田や青森の温泉も良かった。東北の温泉宿に比較すれば北海道の温泉宿は「ほとんど詐欺みたいなもの」である。 それほど素晴らしい東北の温泉だが、たった一箇所だけ、「もう絶対に来ない」「絶対にリピーターなんかにならない」と思わせてくれた、最低の東北温泉がある。 それがこの古牧温泉である. 354投稿者:山奥の湯治宿が商業資本に買収されると 投稿日:2006年08月09日(水) 12時55分11秒 温泉ファンの間での古牧温泉の実際の評価は:
古牧元湯 (青森県)古牧温泉の源泉に最も近い温泉。 ここホテルの温泉?と思えるようなボロッぽさ。 どちらかと言うと寂れた感じの公衆浴場という言葉がとてもよく似合う。 元旦に行ったのにぜんぜん正月っぽくないのから余計。 お湯はアルカリ性単純泉。 でも温泉がどこから出ているか判らない。 黒い湯ノ花と書いてあるけど明らかに違うものも…。 でも300円だった?から良いかな。 http://kuchikomi.nifty.com/onsen/kk/ElementKuchikomiList.do?Theme_ID=255&Element_ID=0601164822&order_by=1 古牧温泉 大岩風呂 一度に2000人も入れる1200坪の広さの大浴場。 日本一?大きいお風呂? (古牧温泉 大岩風呂) いい湯だなぁ 評価:★★ 2006年 1月 25日 ここの売りは、なんといってもその大きさです。こんな大きな施設見たことないよというくらいに、浴場には5〜6個の浴槽があり、滝(女湯)ありの、まるでテーマパークのようでもあります。湯質は特にコメントなしです。同じ温泉内にある、他の元湯(施設は古いですが)などのほうが、静かにひたることができると思います。 355投稿者:山奥の湯治宿が商業資本に買収されると 投稿日:2006年08月09日(水) 12時56分56秒 温泉ファンの間での古牧温泉の実際の評価は:
え、て感じ (古牧温泉 大岩風呂) 温泉家族 評価:評価なし 2005年 5月 13日 会社の社員旅行で行きましたが、温泉はまあまですが、施設は最悪と思いました。ま温泉の口コミですから、温泉の評価をすればいいのですが、宿泊する方もいらっしゃるのであえて言いますが、料理はよくありません。何って感じ、コンビニで買った方がいいって感じです。しかし場所を考え本州の最果てと考えても、物流が行き届いてるこの時代ですから、もっといいもの食べさせてよ・・・・・・・・・・ 三沢駅から至便 (古牧温泉 大岩風呂) にらまる 評価:★★★ 2004年 9月 8日
温泉として気合いを入れて行く価値があるかといわれると疑問符が付くところではありますが、三沢駅から見えるそのロケーションは、鉄道旅行者には有り難い存在であることは間違いないと思います。途中下車してお風呂にはいると割り切って行けば、それなりに評価して良いかと個人的には思いますよ。 有名なのはわかるが・・・ (古牧温泉 大岩風呂) ひでたろう 評価:★★ 2004年 7月 29日
函館に行く途中、途中下車して急遽立ち寄る。温泉ファンの1人として是非とも一度は行っておかなくてはと思って。湯の華も多く、それなりに温泉らしい泉質の風呂。有名な割には、風情も情緒も感じられない、普通のお風呂。わざわざ行く価値、あるのかな? http://kuchikomi.nifty.com/onsen/kk/ElementKuchikomiList.do?Theme_ID=255&Element_ID=2010081&order_by=1 356投稿者:山奥の湯治宿が商業資本に買収されると 投稿日:2006年08月09日(水) 13時06分10秒 温泉の精神を全く理解せず,目先の利益だけを追った古牧温泉グループの末路
古牧温泉は、温泉リゾートの一典型として評価された。旅行新聞社の「行ってみたい観光地」10年連続1位に輝くなど、古牧グループの経営戦略は時流に乗った。しかし、経営拡大路線に転じて、バブル期の奥入瀬渓流温泉のホテル建設によって負債を抱え、経営努力にもかかわらず、2004年11月経営破綻。 「自然が多い青森県を観光で発展させることが父の願いだった」。二十六日、民事再生手続き開始申し立てについて記者会見した古牧温泉渋沢公園の杉本正行社長は、同社を一代で大きな観光企業に育て昨年九月に死去した故行雄氏の思いを語った。結果的に破たんを招いた拡大路線は本県観光振興にかける行雄氏の熱意でもあった。 大きな転機を迎えたのは七一年。三沢市のJR三沢駅南、現在の古牧温泉の地で温泉掘削に成功、七三年には本格的なホテル第一号となる古牧グランドホテル(六階建て)を建設、開業した。 以後、拡大路線を進めた結果、三沢市の古牧温泉だけで、ホテル四棟を中心に小川原湖民俗博物館、東京から移築した渋沢邸、芸術家の故岡本太郎氏との縁で整備した記念公園など一大リゾートを構築。八九年には八甲田山中の谷地温泉を、十和田湖町焼山地区の温泉ホテルを買収し営業を始めた。 焼山地区では、九一年に奥入瀬渓流グランドホテル、九六年に同第二グランドホテルを新築、開業。三沢、十和田湖、奥入瀬渓流、八甲田−と本県観光の拠点に施設を張り巡らせ、自前のシャトルバスを運行し各施設を結んだ。 だが、売り上げは伸びなかった。正行社長は「父の経営は堅実だった」としながらも「(奥入瀬渓流第二グラウンドホテルは)四十億円借りて建てた。利益を上げるつもりだったが、その通りいかなかった」と破たんの要因を語った。 売り上げが低迷する中、大型の設備投資を支えた金融機関から借金が増大、多額の債務超過に陥り、九九年ごろからは金融債務の返済が滞り始めた。拡大路線をたどった設備投資が裏目となっていった。 http://www.toonippo.co.jp/rensai/ren2004/komaki-hatan/1127.html 357投稿者:山奥の湯治宿が商業資本に買収されると 投稿日:2006年08月09日(水) 13時13分37秒 温泉の精神を全く理解せず,目先の利益だけを追った古牧温泉グループの末路
民事再生法では債務者が経営を続け、自主再建を図ることが可能だ。しかし、古牧温泉渋沢公園は、再生計画が認可決定された後に現経営陣がそろって退陣、米大手投資銀行ゴールドマン・サックス・グループに事業を譲渡することを選択した。 両社の交渉が本格化したのは十一月に入ってから。二十五日のスポンサー契約締結、二十六日の民事再生法申請という矢継ぎ早の対応は、ゴールドマンによる事実上の買収劇が急ピッチで進行したのを物語る。 ゴールドマンは既に、古牧温泉グループが抱える約二百億円の金融債務の半分を買い取り、再生手続き中の必要な運転資金の提供も表明した。古牧温泉にはゴールドマン側の社員が派遣され、実質的な経営権を握っているという。 ゴールドマンは日本経済の回復を背景に、国内でさまざまな破たん企業の買収に乗り出している。現在、八つの宿泊施設と七十を超えるゴルフ場を傘下に収めるほか、オフィスビル、マンションへの投資にも取り組む。 http://www.daily-tohoku.co.jp/kikaku/kikaku2004/komaki/komaki_3.htm ただ、同社が事業譲渡を受けて再建に乗り出すのは、四つのホテルを有する古牧温泉と奥入瀬渓流の二つのリゾートホテルだけ。十和田湖畔のホテルや谷地温泉は支援対象から除外された。「事業価値に乏しい施設は買わない」という外資系ビジネスの厳しさがうかがえる。 ゴールドマンがスポンサー契約を結んだのは、古牧の四ホテルと奥入瀬の二ホテル、周辺施設の事業に限定される。十和田湖畔のホテルや谷地温泉に関しては、杉本社長の親族が再生計画の認可をめどに新会社を設立、引き継ぐことで合意したという。 http://www.daily-tohoku.co.jp/kikaku/kikaku2004/komaki/komaki_1.htm 358投稿者:温泉の精神とは 投稿日:2006年08月09日(水) 13時37分00秒 昔の千原温泉の女将が温泉の精神を体現していたね:
私は道路地図にある千原温泉の文字がなぜか気になっていた。これは温泉人としての勘である。情報は全くなかったのだが、地図の「千原」の文字に向かって進んでいった。この日、不思議と勘は冴えた。全く迷いもせずそれは見つけることができた。 千原温泉湯治場、入り口で声をかけると、奥からおばあちゃんがでてきた。とにかく風呂に入れさせてもらおう‥‥。ところがこれが思いのほか難関。 「どっから来なさった?」「どうしてこの温泉へ?」「どうしてこの温泉にはいりたいのか?」「今日どこか他の湯に入ったか?」「どのくらいの時間入ったか?」「昼はどこで食べたか?」「夕べはどこにとまったか?」「今晩どこに泊まるか?」‥‥ 次々に投げかけられる質問、まるで口述試験だ。ここでOKにならないと風呂には入れてくれない。勘に導かれてやってきた千原温泉、そう簡単には引き下がれない! 「ここは湯治専門。体の悪い人にはいい湯だが、元気な人が入ってもしょうがない。そういう人には帰ってもらってる。」 おー、厳しい。私はじっくり温泉への熱き思いを語った。これでもまだ合否ボーダーライン上。ダメなのか‥‥。しかし私の手荒れを見るなり、おばあちゃんの態度は一変した。「あんたは入っていった方がいい!」そして「30分つかるのがいい。」という温泉処方をいただいた。やったー! なんとここまで40分。(住所名前をノートに書かされる) 晴れて入湯! 湯は‥‥、おっすばらしい! 黄褐色の湯が湯舟の底からぼこぼこ湯が湧いている。‥‥といっても泉温は34度だから熱くはない。ここにじっとつかるのだ。尻の下から泡がポコポコ湧き上がってくる。たいした源泉だ。これをおばあちゃんは守ってるんだねぇ。ここも小屋原温泉同様、炭酸ガスがでる。暑い時期に多く出るようで、息苦しくなったら回すようにと扇風機が用意されている。 この温泉は治療の人しか受け付けないので、ただの温泉ファンはご遠慮下さい。門前払いを食らいますよ! http://www2s.biglobe.ne.jp/~kenta_T/shima15.html 359投稿者:温泉の精神とは 投稿日:2006年08月09日(水) 13時42分53秒 昔の千原温泉の女将が温泉の精神を体現していたね:
これぞ温泉。これぞ湯治場! 千原温泉(番外編の匿名の温泉) *申し訳ありませんが湯治・治療専用の湯治場の為、所在地、データ等は非公開としています。 中国地方にある。この湯ほど万病に効く湯は全国どこに行ってもないと言われるほどの素晴らしい泉質の湯治場だ。特に火傷やアトピー性皮膚炎に効果があり、かつては多くの被爆者が湯治に来たそうだ。 また、飲泉も有効で、特に糖尿、胃腸などに有効で、続けて飲むことで体質を変え、現代人に不足がちの葉緑素を補給し、健康増進を図ると言う。何でも癌の予防や治療にも効果がある。味は塩分を含んでいるがまったく抵抗なく飲める。1回50ccくらい1日に7・8回飲むのが理想らしい。定期的に飲み続けることが何よりも大切だそうだ。 茶褐色の湯は隣の温泉地と同様だが泉質の濃さが違い、隣は湯治効能が薄く、ここのお湯だけが濃いそうだ。源泉の温度は温いが、五右衛門風呂のような釜を使用した上り湯がある。利用者はほとんどが湯治客で遠路遥々足を伸ばして来る。 また湯治専用の湯なので、それ意外の目的で来る訪問者はあまり歓迎されない。が、この湯の本当の良さをわかる人ならばそんなことは決してなく、快く入れてくれるのだ。ただし安易な気持ちで行くと入浴を断られます。湯治場のマナーと心構えを持ち訪問しよう。 http://onsen.tabigusa.com/touji.htm 360投稿者:温泉の精神とは 投稿日:2006年08月09日(水) 13時45分50秒 昔の千原温泉の女将が温泉の精神を体現していたね:
■取材・宣伝・健康な人の入浴お断り・・噂の千原温泉へ 「石見にはガンに効くすごい温泉があるらしい・・」そんな噂を耳にしたのは、昨年の暮れのことでした。その名は「千原温泉」。仕事がら石見地域のパンフレットはよく目にしますが、この温泉だけは見たことも聞いたこともありません。・・いろいろ手をつくし電話番号を調べ問い合せてみると「うちは取材、宣伝は一切お断りしています・・」とケンモホロロ・・。そうなるとどうしても行ってみたくなるのが人情というもの。ダメでもともと、取材不可は覚悟して出かけてきました。噂の千原温泉へ。 〈千原温泉〉は邑智郡邑智町、江ノ川の支流千原川をさかのぼった山の中にありました。くねくねと続く細い山道の先に見つけた鄙びた佇まいの湯治宿、すぐそばを流れる清涼な千原川のせせらぎ・・懐かしい昔にタイムスリップしたような風景です。 まずついた早々、ちょっとこわそうなおばちゃん(ごめんなさい)がご登場。 「あのー、昨日電話したものなんですが、インターネットで・・」と話し掛けると、「うちは取材はねー、一切断わってるんよ・・湯治専門やから・・」と、しぶいお顔・・。 「うちは湯治専門だから、健康な人が入ってもしょうがない・・」と言いかけて、「あんた、花粉症かい、うちの湯は花粉症にはいいよ。入っていきなさい」と、とたんに優しい言葉をかけていただきました。そうなんです。私は重度の花粉症。言い訳をしつつも鼻水たらしながらグスグスやっていたのです。 「今日は、取材だから入れるんやないよ。花粉症だからやで・・」と入浴の許可をいただくことができました。 いつもは悩みの種の花粉症ですが、今回はそのおかげで、第一喚問を突破。しかし、取材の許可はまだもらえません。 361投稿者:温泉の精神とは 投稿日:2006年08月09日(水) 13時48分40秒 「あのー、お風呂場と外からの写真を撮らせていただいてもいいでしょうか・・ちょこっとインターネットで、こっそりご紹介させていただきたいので・・」とおそるおそる、尋ねると
「うちは広告、宣伝は一切ことわってるんよ。ま、風呂と外の写真くらいならいいけど・・」・・ってことは、取材OKってことですよね。と心の中でつぶやきながら・・「ありがとうございます。もう、花粉症で困っていたんですよ・・」と、第二関門を無事に突破できました。 こっぴどく叱られるかと思っていたら「まあ、遠くからきたんだからちょっと寄っていきなさい」と、家の中にいれさせてもらい、なんと「コーヒー」に「桜餅」まで、ごちそうになりました。 そして、千原温泉の効能や、なぜ広告や宣伝をしたくないのか等いろんなお話をしてくれました。本当に良い温泉だから、病気の人や弱ってる人に入ってもらいたい・・だから、俗化しないよう大切に大切にこの源泉を守っているということがよくわかります。インターネットにも詳しく、愛読紙はこだわって朝日新聞、物知りでウイットにも富んでいて、かつ一本筋の通った魅力的なおばちゃんです。
●やさしいおばちゃん 帰りには、「他の人に売ってるからタダと言う訳にはいかんが、500円でいいからもって帰りなさい。花粉症に効くから、これで目や鼻を洗いなさい・・」と、貴重な源泉を2リットルのペットボトルにいっぱい手渡してくれました。 また、帰りの近道も地図を書いて親切に教えてくれました。 本当はとってもやさしいおばちゃんです。 何だか、身体だけじゃなく、心までポカポカになってきました。いつまでもこの素晴しい源泉を守っていってくださいね・・。そんな気持ちになってしまいます。 http://iwamiyoitoko.com/index-kiji-view.asp?ID=1020-0004 362投稿者:再び谷地温泉 投稿日:2006年08月10日(木) 01時58分57秒
湯治場だった頃の谷地温泉
十和田湖から北上すると酸ヶ湯方面と田代方面の分岐点があります。その間を山奥へと入った所にこのひなびた湯があります。まさに秘湯と呼ぶにふさわしい八甲田山服の一軒宿が谷地温泉です。開湯以来400年もの歴史をもち、昔は馬車に荷物を付けた湯治客が山道を往来しました。 泉質の異なる湯船が二つ並んだ混浴があり、ブナ造りの湯船の底のスノコから白濁の湯と透明な湯がこんこんと沸き出しています。特筆すべきは、以前この温泉を調査したところ、温泉脈がないことがわかりました。なぜ温泉が湧くのか不思議とされています。 春は一帯に水芭蕉が咲き乱れ、山奥から鳥のさえずりが聞こえてきます。谷地温泉はその立地から八甲田山の高田大岳の登山基地にもなっています。 http://apti.net.pref.aomori.jp/onsen/on-hakkonan.html 八甲田の南麓に湧く谷地温泉は、豊富な湯量を誇る一軒宿の温泉。標高800メートルの高原の秘湯で、ニセコ薬師温泉、祖谷温泉と並び「日本三秘湯」に数えられている。開湯は江戸初期と伝えられる古湯で、湯治場時代には馬車に荷物を載せた湯治客が、山道を往来したという。 遠方の客がわざわざやってくる目的は、その素晴らしい環境とともにもちろん温泉の効能にあった。「子宝の湯」としては定評があるが、その他、生活習慣病などにも大いに効果を発揮。ふたつの湯舟の底から泉質の違う温泉がこんこんと湧きだしていることは今も変わりない。 まず38度の無色透明の湯に30〜40分、その後、42度の乳白色の湯に5〜10分。37度の冷泉を上がり湯に使えば効能絶大というのが昔からの習わしだ。 源泉3か所。湧出量1分間に110リットル。 単純硫化水素泉。源泉の温度は無色透明の38度の湯と白濁42度の2種類。 【おもな効能】 浴用でアトピー、リウマチ、糖尿病、運動障害、不妊症、動脈硬化症など。飲用で、肝臓病、リウマチ、糖尿病、慢性中毒症、痛風、慢性便秘、慢性気管支炎、運動障害。 http://mediaso.jp/yuyu-club/onsen100/yachi.html 363投稿者:再び谷地温泉 投稿日:2006年08月10日(木) 02時11分00秒 湯治場だった頃の谷地温泉
谷地温泉は年季の入った素朴な木造の建物、内部の設備、浴室ともども、まさに東北の温泉文化、湯治の雰囲気を色濃く漂わす宿だった。 私が所有している谷地温泉を紹介する3冊の温泉ガイドブックには、すべて6畳ほどの混浴風呂に男女が仲良く入浴している写真が掲載されている。 一昔前の湯治温泉は、どこもこんな風景だったのだろう。 谷地温泉は、そうした日本人の温泉文化がいまだに残る数少ない温泉地なのだ。 湯小屋は大きくないが、浴室は総ヒバで造られた混浴の内湯と女性専用の風呂があり、それぞれにぬるめで無色透明の硫化水素泉(38℃)とやや熱めの白濁した硫黄泉(42℃)で満たされ、いずれも源泉かけ流しだ。混浴のぬるい方の湯舟の底からは源泉が湧き出ている。 http://www4.kcn.ne.jp/~t-yoko/11-aomori/yachi.html 内風呂-ぬる湯-(混浴)
ぬるい源泉が足元から湧出する湯船です。体温よりも少しだけ高いだけなので、ほとんど体に負担を感じさせずに長湯ができます。 30分程ぬる湯につかり、徐々に慣れたら1時間程つかるようにして最後に熱湯に5〜10分つかるのが正しい入浴方法だそうです。飲泉所も併設しており飲泉も可能になっています。 内風呂-熱湯-(混浴) ぬる湯に併設している湯船です。源泉が違うので白濁色の適温の温泉が楽しめます。 ぬる湯には30分程つかってましたが、上がってからしばらく今までとは違う体の感覚(微弱のしびれ)があり、何かが体から抜けていった感じがしました。 http://www17.plala.or.jp/onsenshinsengumi/goyoaratame/tohoku/aomori/yachi/yachi.html 364投稿者:再び谷地温泉 投稿日:2006年08月10日(木) 02時26分22秒 湯治場だった頃の谷地温泉
湯治・療養客が主体の宿で、宿泊形態は食事付きと自炊の2種類。炊事場や洗濯場が完備されている。自炊客のためには食堂で惣菜を用意しているほか、週3回、トラックに食材を積んだ移動スーパーもやってくる。 無料の休憩所・食堂がある。宿の軒下を流れる川には、イワナが住んでいて、イワナの刺身や塩焼きが名物になっている。自家発電に頼っている。 自炊3,800円/日帰り300円 【食事】山菜料理、イワナ料理など。 http://www001.upp.so-net.ne.jp/fukushi/onsen/yachi.html 青森県 八甲田山中に、400年の療養温泉の歴史を刻む谷地温泉があります。肝臓病の他、万病に良いとされる東北の温泉です。
谷地温泉の特徴は、長く温泉につかることなんですよ、めずらしいでしょ? 谷地温泉は、39度というぬるめなんですが、それだけに長時間入浴に向いてるそうです。普通40分くらいから、長い人だと2時間も入ってるそうです。 また、温泉を飲用することによって、肝汁の分泌を促して、非常に良い結果を出します。 http://1onsen.livedoor.biz/archives/50434097.html 365投稿者:再び谷地温泉 投稿日:2006年08月10日(木) 02時35分24秒 湯船は2つあり、泉質はほとんど同じ湯ですが、源泉が違う湯が注がれています。1つはわずかに白みがかっていますが、ほとんど透明。「霊泉」と呼ばれ、38度とけっこうぬるめ。湯に浸かると、ホワッとした感じで、しばらくすると体中に細かな泡が付いていました。 湯は湯船の底から湧き出しているみたいで、ときおり泡が湧き上がってきます。これが背中に当たると何とも気持ちのいいこと。夜中に一人まったりと湯に浸かってしまいました.
もう一つは乳白色で熱めの湯。「霊泉」にじっくりと浸かり、仕上げに熱めの湯に浸かるのが谷地温泉の流儀だそうです。ぬるめの湯に浸かった後だと、けっこう熱く感じました。 湯船では地元のおじいちゃん、おばあちゃんが楽しそうに話しながら湯に浸かっています。本来の混浴のよさなんだと思いました。でも、話しているのが津軽弁?隣で聞いていても、ほとんど分かりませんでした。 混浴の浴室と女性専用の浴室の間にはうたせがあります。混浴の湯船から溢れ出した湯を利用しているようですが、かなりの湯量にびっくりしました。 http://www.yumeguri.com/tabi/0408/yachi.html ぬる湯はややとろみ感があり、その名の通りぬるめで、じっくり浸かっていると小さな気泡が身体にくっついてきます。また不思議なことに浸かっているほどに身体がぽかぽかしてくるような感じがします。 硫黄泉は白濁しており、いかにも温泉という感じですがぬる湯のあとに浸かるとかなり熱く感じます。強豪ぞろいの青森の硫黄泉の中ではあまり特徴のある湯ではありません。やはり、谷地温泉はぬる湯が良いですが、皆さんそう思うのかこちらだけ何時も混んでいるのが困ったところです。 http://kumaken.3.pro.tok2.com/onsen/aomori/yachi.html 366投稿者:再び谷地温泉 投稿日:2006年08月10日(木) 02時43分39秒 浴槽は二つ、浴室入口側にある浴槽は大人ゆったりして6人程が入れる広さのもの。こちらは「霊泉」と呼ばれており、源泉は浴槽下よりの直湧きで大変貴重なものである。ほぼ無色透明、弱タマゴ臭、口に含んでみるとほんのりエグ味あり。肌にまとわりつくようなとろみ感があるのが特徴。先客は皆、こちらの「霊泉」にじっと浸かり続けて不思議なほどにピクリとも動かない。やはり直湧き源泉の魅力ということでしょうか。湯温はぬるめの37-38℃で長湯向き。
変わってもう一つの浴槽は「熱湯」と呼ばれ、「霊泉」とは仕切り一つの隣にあります。こちらではポンプアップの2号泉を利用。近くの高台より引き湯しているとの事である。浴槽は5人ほどの広さのヒバ造りのものですが、浴槽は「霊泉」と比ると全くに新しめのものです。 「熱湯」は完全な白濁湯状態で40℃ほど、タマゴ臭は極少量のみとなっている。「熱湯」というが、39.5℃の源泉なので特別に熱い訳ではない。加温はしていないとの事で、源泉そのまんまである。二つの浴槽の間には「飲み湯」と掲げられた湯坪があり、備え付けの柄杓で飲泉可能となっている。 http://www.geocities.jp/oyu_web/t55.html こんなに古い風情のある温泉は初めてです。脱衣所も狭く洗い場もほとんどありませんが、昔ながらの本当の温泉を味わうにはもってこいです。湯船は二つあり、透明のお湯と白濁のお湯にわかれています。湯質もとっても良く、じーーっくりといつまでもつかっていたいと思いました。(きれいな施設好きの人にはおすすめできません)
確かに泉温は低い。しかし、じっと浸かっていると体がじわっと温まってくる。不思議な感じである。湯船に入っている人は温泉のすべてを吸収しようしているかのように、じっと動かない。これも初めて見る光景だった。 http://kuchikomi.nifty.com/onsen/cs/catalog/th_255/catalog_2000937_1.htm 367投稿者:再び谷地温泉 投稿日:2006年08月10日(木) 02時59分24秒 観光客用に増設した女性専用浴室の評判
以前の訪問時には、正直特別に”良い温泉”という印象がありませんでした。 なので、その後数回近くに来ても再訪せずにいたのですが、今年は時間にも余裕があり前回の記憶も薄れてきたので、朝9時頃訪問してみました。 懐かしさを感じながら浴場へと向かい、混浴脱衣所の前で待ち合わせ場所を相談していると宿の方が、「混浴がこんなに空いてるのは珍しい、チャンスだよ!女の方から行けるから入ったら」 と、スリッパの無い混浴に驚きながら勧めてくれた。 ”珍しい””チャンス”と言われて、「そうなんですか、じゃぁ入ってみよう♪」とお礼を言って、待ち合わせの話などすっかり忘れ、女性用脱衣所へとすっ飛んでいきました。 ・女性専用内湯(霊泉浴槽、硫黄泉浴槽 各1) 数年前と変わらない浴場。以前は夜だったので暗く湯気が篭もっていたが、今回は2方向の窓から明るい光りが差し込み木の風合いが良く見える。梁もどっしりしていて歴史を感じさせる湯小屋です。 入り口すぐ脇にかけ湯と洗い場があり、シャンプー・ソープが備え付けです。 衝立の向こうが硫黄泉の浴槽。湯温は42℃と記されていました。適温で乳白色の湯は柔らかい当たりです。 奥には薄白濁(カルピスの薄い感じ)の霊泉浴槽です。 それぞれ衝立で仕切られているので、ただひたすら温泉と向き合える雰囲気です。 混浴へのドアを開けると、階段の下に打たせ湯(混浴)があります。 以前とは位置が違う場所にありました。 さらに混浴の木戸をあけると、今回初めて体験する浴場が・・・ 368投稿者:再び谷地温泉 投稿日:2006年08月10日(木) 03時08分17秒 ・混浴浴場(霊泉浴槽、硫黄泉浴槽 各1) 女性の浴場よりふた周りくらい広いその浴場には、それに比例するような浴槽が同配置に造られています 入り口が女性用とは反対なのは新たな発見。
こちらの霊泉には今回初めて浸かりましたが、素晴らしい! 青白い透明の湯が、湯底の板の間から時折プクッと湧いているのが見えて、新鮮さが肌で感じられました。酸っぱい匂いの湯はキシキシした感じです。 後から入った女性用霊泉は、当日淀んでいるような印象を受けてしまうほど湯が違いました。 霊泉と硫黄泉の浴槽の間に、「飲み湯」という飲泉場があるのも新発見 重い木のフタをはずすし柄杓で汲んで飲泉してみるその湯は、透明で温く、微酸味+ほのかに渋い+硫黄味。 湯上り後の感想は、「適温の硫黄泉もなかなかだったけど、何といっても混浴霊泉が気に入った!」 4年前と同じ感想になりましたが、谷地温泉の印象は格段に上がったのでした。再訪して良かったです。 http://www5f.biglobe.ne.jp/~ayasen/spa/touhoku/yati.htm 369投稿者:再び谷地温泉 投稿日:2006年08月10日(木) 03時12分04秒 観光客用に増設した女性専用浴室の評判
館内には女性用、混浴用の風情ある木造浴室があり、それぞれ「ぬる湯槽」と「熱湯槽」があります。ここの名物はなんといっても「霊泉」と呼ばれる「ぬる湯」。ぬる湯槽は木造板張りの底からプクプクと小さな気泡と共に湯が沸きあがり、その鮮度の良い湯をジッと静かに楽しめるです。 がっっ!!女性側の「ぬる湯」では、その恩恵がほとんど得られない。なぜかというと、混浴浴室の「ぬる湯」こそが湯元であり、女性側にはその湯を引いているのだから。その為、女性側は混浴と比べ白濁が強く、鮮度が落ちる。ジャカジャカ投入タイプでない湯に、ジャンジャン人が押し寄せて長湯するもんだから湯汚れも目立つ。これなら、もうひとつの浴槽、「熱湯(ポンプアップ)」の方が余程心地よい。 ・・という事で、やはり良いのは混浴の「ぬる湯」。女湯の「ぬる湯」は比較的濃く白濁しているのに比べ、コチラはごく薄ーく白濁を帯びたほぼ無色透明。湯面より優しい温泉臭が漂い、ジジーンと染み入る浴感がある。皆、黙って静かに湯に身を沈めているのもまた良い。 混浴浴室へは女性浴室から直接行かれる。そんな事もあってか、湯がほぼ透明な上に、それ程広くない浴槽という女性にとってはハードルの高い条件であるにもかかわらず、多くの御夫人方は混浴へと流れて行きます。やっぱりココまで来たんだから、良い湯に浸かりたいものねぇ。 女性、混浴共に浴室内には飲泉場があり、私も一口いただく。エグミタマゴ味の湯は「マッズイーー」( ^ ^ ;)その他、男女共用の打たせ湯もあり。ぶっちゃけ、女性浴室では「あがり湯」が一番良かった。 http://www.geocities.jp/oyu_web/t55.html 370投稿者:再び谷地温泉 投稿日:2006年08月10日(木) 03時16分06秒 観光客用に増設した女性専用浴室の評判
狭い脱衣場から混浴浴室へ入った瞬間 ぬるい湯(霊泉)に婆様4人+爺様3人 何じゃこりゃ? 硫黄臭、白濁…なかなかGood! 5分でぐったりでした。 一旦洗い場の水で全身冷やして婆様居ても気にせずぬる湯へ… さすが36度、30分でも1時間でも入ってられる。 湯はやや透明、下から湧き出して最高! しかし目の前は60〜80歳の婆様…景色最悪です(T_T) 普通の女性は混浴のぬる湯まで来ることなくあつ湯だけで撤収すけど婆様3人以上になると特殊な能力を発揮して「おじゃましていいですか?」 なんて一応断ってというか腹は「絶対はいるぞ!」みたいな感じで攻撃してくる。 男性軍は爺様は「はい。どうぞどうぞ(^。^)」で完全に同盟結んでいるし、中年はこそこそしてるし若者は完全にビビッテるしで困ったもんです。 しかしあつ湯、ぬる湯共に最高でした。 恐るべし…婆様軍団!…じゃなかった谷地温泉。 http://blog.goo.ne.jp/tiger4649/e/cd20780263d96a0eba17732a3d559f3f 371投稿者:再び谷地温泉 投稿日:2006年08月10日(木) 03時26分43秒 そしてついに
谷地温泉(十和田市)は「元湯に安心して入りたい」という女性客の声に応え、源泉が直接流れ込む混浴風呂に九月から女性専用時間を設定した。 http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2005/0918/nto0918_5.asp これまで来たときと変わったことと言えば、男性用の風呂は、女性も入れる混浴となっていますが、女性専用時間が設定され、その時間には男性は、女性が使っている方に入るようになっていました。 温泉は内湯だけで、混浴浴室と女性専用の浴室があります。混浴には、「霊泉」と呼ばれる37〜38℃の内湯があり、ただならぬ浴感です。どうやら足元湧き出しのようです。 ただし、お湯がいいのは清掃直後の21時から早朝にかけてだけと思われます。私は、深夜と早朝にしか入りませんでしたが、朝8時にもなると日帰り客がひっきりなしに訪れるため、お湯が澱むことは容易に想像できます。ここに昼間、立ち寄り入浴するのはやめたほうがいいでしょう。ここは泊まるところです。 無色透明ほぼ無臭の「霊泉」のほかに、硫黄臭の強い白濁した42℃ほどの浴槽があります。「霊泉」のような通好みの感触というのではありませんが、こちらもなかなか気持ちよいお湯です。 なお、清掃直前に混浴と女湯が入れ替わる時間帯がありますが、先の理由で霊泉が最悪の状態と思われるため、お勧めしません。 http://hiro33.cocolog-nifty.com/ichiyu/2005/10/index.html 372投稿者:再び谷地温泉 投稿日:2006年08月10日(木) 03時51分06秒 その混浴浴室の霊泉自体もボイラーで温めた地下水を入れて薄まっている様ですね:
ぬる湯が温かい? (谷地温泉) 自宅から車で40分ぐらい(冬季規制期間は1時間)かかりますが近所の温泉にはなかなかない源泉掛け流し、硫黄泉のお湯が気に入り月に2〜3度利用しています。 しかし、ここ最近なんかお湯の質がおかしいのです。明らかにぬるいはずの霊泉が温かく、最初はすごくぬるく感じても長い時間浸かっていると体の芯からだんだんと温まっていく感じがないし、独特の硫黄臭もあまりない。 以前は目にお湯が入ると沁みて目を開けていることができなかったが、今はさほど刺激がない。あつい湯も肌を刺すような熱さがあり、以前のような柔らかい温かさと霊泉よりも強烈だった硫黄臭がほとんどない。 カランの湯は地下水をボイラーで温め、利用しているようだが、もし仮にこの湯でせっかくの良質な温泉を薄めるようなことをしていたらやめてほしい。ここはとことん泉質にこだわった温泉であってほしい。 温泉に行こうと考えたときに、何故か北国に足が向かい、今回は谷地温泉に来ました。谷地温泉は、私にとっては、お薦め温泉の一つです。
今回来て感じたのは、ぬるい方の温泉が、なんかいつもより温かい気がしました。 昔はよかったなあ 静かで お風呂はもっと冷たかったし。。。 http://kuchikomi.nifty.com/onsen/kk/ElementKuchikomiList.do?Theme_ID=255&Element_ID=2000937&order_by=1
今の谷地温泉の霊泉では もう病気は治せないでしょうね. 谷地温泉は というテーマパークになってしまったのです. 373投稿者:下風呂温泉旅館さつき荘 投稿日:2006年08月10日(木) 12時34分32秒 青森県 下北郡 風間浦村 大字下風呂 字下風呂33 下風呂に再訪しました。前回訪問時、どこか哀愁の漂う漁村の風景と、美味しい魚介類、素朴な共同湯にすっかり惚れ込み、ぜひとも再訪したいと願っていた地です。中でも「大湯」の白い湯が気に入り、前回宿泊した「まるほん旅館」以外で同湯を引いているお宿に泊まろうと(せっかくなので他のお宿も体験してみたかった)、観光小冊子「下北旅事典」片手に一軒一軒「お宅さんのお湯は、大湯、新湯のどちらを引かれていますか?」と電話で訪ねまわったのであります。すると、さつき荘御主人が、「家のは新湯、大湯どちらでもない、変わった湯ですよ」と仰るので、興味を持ち宿泊してみる事にしました。 浴室は男女の区別無くひとつのみで、客室の並ぶ廊下の一番奥、屋外というか、テラスのような所に湯小屋が造られたもの。扉に「入浴中」の札を下げて貸し切り利用する仕組み。浴室内はサンサンと外の光が射し込む明るい雰囲気。 浴室には3人サイズ(詰めれば4人)の木造浴槽がひとつ。ややグレーを帯びた乳白色の湯が満たされ、ごくわずかに細かな黒湯花が漂います。「大湯」「新湯」のような熱さもなく、硫黄タマゴ臭のプンプン漂うツルツルとした、どことなく上品な湯です。口に含むとエグミ+タマゴ、そして気持ちダシ塩を感じます。 さて、前出の御主人の仰った「変わった湯」の意味ですが、乳白色の湯が何と不定期に真っ黒になるのだそう。何時、どれ位の期間に黒い湯が出るかは、お宿の方にも予測不能らしい。つい最近では、私達の訪問少し前に1ヶ月程黒い湯が続いたそうで、湯口にかけられた湯花取りネットが真っ黒だったのは、そのなごりかな?? この湯は元々10軒程のお宿が引いていたそうですが、現在は「さつき荘」のみ。因に下風呂温泉の足湯にも、この湯が使われています(そちらは湯は黒だった)。 http://www.geocities.jp/oyu_web/t992.html 374投稿者:下風呂温泉旅館さつき荘 投稿日:2006年08月10日(木) 12時36分07秒 下風呂温泉にあるやや鄙び加減の小規模の旅館です。ここのお湯は独自源泉で素晴らしいという話を聞いていましたので、万難を排して宿泊することにしました。
お風呂は内湯×1(混浴)と露天×1(混浴)とがあります。内湯は6〜7人が入れる木でできた浴槽で、そこへ黒味がかった灰色のお湯が溢れています。これは驚きの色です!普段は青味白濁の色らしいですが、今回は偶然にも1年に数回しかない黒っぽい色をしています。とてもラッキーです。 お湯はややぬるめの設定になっており、一度浸かるといつまでも入っていられます。とろりとしたお湯の肌触りは素晴らしく、このままお湯と一緒に融けてしまいたいくらい感触は良いです。黒い小さな墨のような湯花がたくさん舞っており、お湯に浸かり続けていると手とか足とかお尻とかが真っ黒くススが付いたような感じになってしまいます。これは凄いです。 375投稿者:下風呂温泉旅館さつき荘 投稿日:2006年08月10日(木) 12時38分49秒 源泉は熱めで少しずつ浴槽に投入されており、湯口付近はちょっぴり熱めになっています。ここでじっとしていると段々眠くなってきます。うとうとトロトロしながら、一人でお湯に浸かり続けます。うーん、これは気持ちがいいなあ!堪りませんね。濃厚なとろりとした黒ゴマのスープのようなお湯にまったり浸かっていると、煩悩も忘れてこのひと時をひたすら楽しみたくなります。
今回は温泉の友人数人と宿泊しましたが、食事もなかなか素晴らしくこれが7000円で宿泊していいのかと思えるほどの内容でした。海の幸がてんこ盛りで、なかなか食べ切れませんでした。宿のご主人のサービスで鯛の一匹ものとホタテとアワビまで付けてくれたのにはびっくりでした。 露天もありますが内湯で十二分に満足してしまいましたので、手をつけただけで入らずじまいでした。宿泊してゆっくりできましたので、可能な限り長時間お湯に浸かり続けました。素晴らしい温泉に好きなだけ浸かり続けられるというのは何ともシアワセなことです。ここは大変気に入ると共に下風呂温泉の奥深さを知ることになりました。 (2005/04/30/Deep Midnight) 昨年に引き続き「さつき荘」に宿泊してみました。ここはやっぱりいいですねえ。個性的なお湯とのんびりできる雰囲気がたまらなく良いです。下北半島は自宅からエラク遠いのですが、何故か不思議と引き寄せられてしまいます。 昨年と同じようにお湯は灰色濁のものでしたが昨年より浴槽内の湯温が若干高めに感じました。とにかく浸かっていて気持ちのいいのは全く変わらず、今年の方がススのような湯花が多いような気がしました。 とろんとした墨汁のようなお湯に何度浸かったことでしょうか?いやあ、いいなあ。泥湯とも違うしナントモ言いようのない素晴らしいお湯です。 (2006/04/30/Deepest Night) http://kumaken.3.pro.tok2.com/onsen/aomori/simoburo_satuki.html#(再訪・宿泊) 376投稿者:下風呂温泉旅館さつき荘 投稿日:2006年08月10日(木) 12時45分39秒 こちらの宿は青森在住の温泉サイトを運営されている方にお聞きし 特にオススメということで宿泊させていただきました。
民宿風の外観で中に入ると一般のお宅のような雰囲気です。 部屋は玄関脇の階段を上がった2階にあり、今回は和室の続き間で、奥の部屋にはすでに布団が用意されていました。 廊下の奥から一旦外に出た場所に湯小屋が建っています。 シンプルな脱衣所とそれに続く浴室。 中に入ると思わず「おお〜っ。」と歓声をあげてしまう素敵な湯が♪ この日はたまたま湯花キャッチャーがなかったのか一面真っ白に膜が張られていて、触るとパリッと割れていきます。 45℃ぐらいの熱めの湯で、硫黄臭が漂っています。 中には粉状の黒い湯花が舞っていて、体中にまとわりついてきます。 すごいなぁ。珍しいなぁ。としみじみと湯を観察。 翌朝はより一層黒さを増し、一番上の画像のような黒さに。 そっと湯に浸かり、白い膜を集めて淵に「はる」の文字を作ろうとしましたが「は」で挫折…。 友人はマニキュアもどきを作って一人ほくそえんでいたそうです…。 (写真とってもらえばよかった) 夕食は豪華でした。海の幸満載。とってももったいないことに私は生物が苦手なのですが友人は「どれもこれも新鮮で臭みがない。」とぺロリと完食していました。 http://www013.upp.so-net.ne.jp/simatabi/aomori9.htm 377投稿者:下風呂温泉旅館さつき荘 投稿日:2006年08月10日(木) 12時48分25秒 下風呂温泉街,メインストリートの外れにある鄙び系旅館。もともと近所の4軒が同じ源泉を利用していたが,周りの旅館が廃業し,残り1軒になり独自源泉の宿になった。
昔から三浦屋など3軒に供給されている海辺地源泉を白湯,こちらを黒湯と呼んでいた。大湯源泉と同じように見えるが底に沈む湯花が黒いのが特徴。浴室は2階(というよりもうらのがけの上)にあり,掘っ建て小屋のような造りで,そこに青白い白濁した濃硫黄泉が注がれる。黒いぽつぽつした湯花が浮かんでおり,それが濃くなるとお湯が黒く(灰色に)なる。鉄分が硫化水素により変性し,黒くなるという。 旅館の経営者はこのお湯が黒くてイヤだというが,私個人では大好きである。とっぷりとした柔らかめの硫黄泉は肌に心地よく,香りもすばらしい。基本的には混浴で,中から鍵をかけて札を裏返し,次の客はそれを待つという仕組みになっている。結構広めの浴槽で,7〜8人くらいは同時に浸かることができそうな湯船。木で作られた年季の入った浴室は痛みがはげしい。タキロン製の屋根や枠がこわれた窓,パコパコ動く浴槽の縁の木と,鄙び方が半端じゃない。切り盛りする老夫婦の暖かさとお湯の良さに癒しを感じることができる名旅館である。 入れるうちに入っておきたい下風呂のお湯の一つ。ここは正直一番おすすめです。ここの宿も,日帰り入浴の際は,宿の人への感謝の思いを忘れずに・・・。 H17/2/11 温泉仲間と宿泊で利用しました。1泊2食で7000円。それなのにかなりのボリュームの料理がつきました。さらに,相変わらず黒い硫黄泉がとっぷりと注がれた浴室。若干手直しをして,きれいになっていました。
入れ替わり立ち替わり,仲間が硫黄泉の虜になっていく姿を見て,やはりこの旅館のすばらしさを再認識できました。朝ご飯にもイカの刺身が付くなど,かなり至れり尽くせりです。硫黄泉好きの人は,一度は宿泊で利用しましょう。 H17/4/30宿泊 http://todik.goemonburo.com/simofuro-satsukid.htm 378投稿者:なんちゃって足元自噴泉 投稿日:2006年08月11日(金) 04時24分42秒 鶯宿温泉 「うぐいす旅館」
岩手県 岩手郡 雫石町 以前からあこがれていた鶯宿温泉の湯治旅館の「うぐいす旅館」に宿泊することができました。ここはなんと言っても足元自噴のお風呂を持っているんです。立派で大きな旅館の多い鶯宿温泉にあって、ひっそりと湯治専門でやってる温泉旅館があるとは何とも嬉しいことです。しかし自家源泉を持ちしかもそれが足元自噴というのですから、これはたまりません。 館内は歴史を感じさせる造りで上下に細長い造りとなっていて階段が多いです。私の宿泊した部屋は二間続きの部屋でコタツ部屋と布団部屋という超贅沢ぶりです。 のお風呂は階段を下りた一番下にあります。大体宿の隣を流れる川と同じくらいの位置だと思われます。この浴室に向かって薄暗い階段を降りていくというアプローチからして期待が大いに膨らんでしまいます。私が宿泊したときは平日にも関わらず宿泊している人が結構いらっしゃって、しかもおばさんが多かったのでなかなかお風呂に入れませんでした。ここは基本的に混浴でお風呂は一つしかありません。宿泊して入るお風呂はじっくりと味わいながら、できればトドになって入りたいのでいくらおばさん達とは言え一緒に入るのは嫌なんです。元々私は混浴は嫌いです。 ようやく夜の9時過ぎた頃になると誰もお風呂に入る人はいなくなり、いよいよ私の貸切タイムの始まりです。裸電球がぽつんと1個だけついた浴室は何とも幻想的というか鄙びきったフンイキで素晴らしいです。浴槽は意外と大きく10人くらいが入れる石造りの長方形のものです。浴槽の底には大きな丸石がゴロゴロ転がっており、少しだけぬるっとしていますのですべってこけそうになります。 379投稿者:なんちゃって足元自噴泉 投稿日:2006年08月11日(金) 04時26分46秒 浴槽もかなり深めでじっくりと腰を据えて浸かることができます。浴槽の底の2ヶ所くらいから勢いよく湯玉が駆け上ってきます。これはかなり大きくしかも凄く元気の良い湯玉小僧です。ほぼ同じところからひっきりなしにぽこぽこと駆け上ってきます。その湯玉の通り道に腰を置いて中腰になります。あちち!結構この湯玉は熱くて直接皮膚で受けてしまうとあんまり気持ちは良くないです。ここの湯玉は他と違って火の玉小僧です。ちょっと熱すぎですかね。
このお湯の湧き出し口付近はかなり熱めです。残念ながら私の大好きな身体を駆け上っていく湯玉で遊ぶということはできませんでしたが、次から次へと生まれ出てくる湯玉たちを眺めているだけでもうっとりしてしまいます。お湯は無色透明のもので少しのとろみ感と僅かながらも独特の甘味を帯びた薬品臭がします。浴槽内のお湯が気持ち熱めですので、ずっと浸かり続けるわけにはいきませんがとにかく浸かっている間の心地のよいことこの上ありません。 足元自噴の温泉に浸かったときはいつでもそうですが身体がお湯の中で深呼吸をしているような感覚になります。これだけピュアで新鮮極まりないお湯を楽しめるとはホントにシアワセなことだと思います。やはり温泉の命は新鮮で湧きたてであることが一番だと改めて思い知らされました。 とにかくこの素晴らしい足元自噴湯に素泊まり2000円で宿泊できましたので、正に夢のような体験でした。おそらく世界一安い足元自噴宿ではないでしょうか。この素晴らしいお湯も是非ともこれをご覧になっている皆さんに体験していただきたいと思います。 http://kumaken.3.pro.tok2.com/onsen/iwate/oshuku_uguisu.html 380投稿者:なんちゃって足元自噴泉 投稿日:2006年08月11日(金) 04時35分41秒 川の傍に名湯あり、階段を下りていくところに名湯あり、の法則を証明するかのような温泉宿であった。例によって鄙びている。温泉街にはけっこうな数の旅館があるのだが、その中でも最もみすぼらしい外観だ。当然のように混浴。やはり、湯治のお婆ちゃんたちや温泉マニアしか来ないに違いない。
浴槽に敷かれた石の下から絶え間なくボコボコとお湯が湧き出している。ここが本当の足元湧出ということを否定する情報もあるようだが、お湯の新鮮さはそのレベルにあると言っていいのではないだろうか。足元湧出とは別にホースでの温泉注入と加水がなされていたが、別に気にならなかった。 お湯は無色透明で、仄かに温泉らしい匂いもする。ちょっと熱いので、出たり入ったりしてゆっくりするタイプだろう。秋の宮の博物館のお湯と似ている。連れはたいへん感動していた。 http://hiro33.cocolog-nifty.com/ichiyu/2006/05/index.html 381投稿者:なんちゃって足元自噴泉 投稿日:2006年08月11日(金) 04時38分19秒 鶯宿温泉は、巨大な温泉ホテルの間に、昔ながらの湯治旅館が建ち並ぶ、新旧入り交じった温泉街です。昔ながらの湯治場にはありがちなことですが、あんまりお客が多そうには思えません。
・施設 木造地下1階付2階建。かなり鄙びた旅館です。自炊メインで宿泊もとても安いらしいです。 ・浴室 ここの湯船はとてもステキなロケーションにあります。旅館の入り口から川の横にダイレクトに建てられた浴室棟へ階段を降りていきます。 そして建物最下部に、目指す湯船が。天然石を敷き詰めた湯船。いかす雰囲気(混浴ですけど)。 浴槽の底からコンコンとお湯が湧き出ています。 ここの湯船は以前は「足元自噴」だったのですが、今はひき湯を足元から出している、なんちゃって自噴演出。 だけど、お湯は柔らかくてとてもいいお湯でした。 泉質 単純硫黄泉。透明。弱硫黄。臭湯の華多数。泡付きなし。つるつる感なし。 鶯宿温泉の入り口に「けんじワールド」っていう巨大施設があります。そこで大規模に温泉掘削をしたら、こちらの湯船の足元自噴がとまっちゃったそうです。なんと罪作りなけんじワールド。 こういう話、悲しいです。(H18.5.30) http://homepage2.nifty.com/gonzoh/page13%20uguisuryokan.html 382投稿者:なんちゃって足元自噴泉 投稿日:2006年08月11日(金) 04時42分19秒 鶯宿温泉 「うぐいす旅館」
玄関で湯を請うと女将さんらしき方が応対してくれた。気取らず物腰優しげな雰囲気がナイス♪ このお宿は系列にホテルもあるらしく、それゆえか此処は湯治が主らしい。調べてみると1700円〜なんてスンバらしく魅力的なお値段が出て来たんだけど・・・安すぎでない? 入浴料を支払い、お風呂を目指して階段をひたすら下っていく。時の蓄積で良い感じで暖かい風情になった木の階段から、気が付けばコンクリの階段に・・・学校か病院みたいな感じもするなぁ〜・・・などと考えつつ進むと、薄暗い先に明るいお風呂が出現。 玄関が1階だとすれば地下?って思うけど川っぺり(これ方言だろうか?)に建っているからこうなるわけですね。 1番下左の画像の中の右奥が宿の建物で、その1番下の窓が浴室。 つまりは川床と同じ高さではないかな・・・? 下っていく風呂には良い湯が多いって、どなたかの場にて読んだ事がある・・・しかもここは足元プクプクだし、もうはずれようがないでしょ♪ 入り口入ってすぐにある脱衣スペースは、仕切りも目隠しもなければ男女別でもない。 それに、お風呂のほうが低くなってる造りなんで(群馬にある法師の以前の脱衣スタイルとかと同じ)、少しばかり見晴らしが良いかも・・・。つまり、女性には開き直りと根性、男性には思いやりが求められる場であるわけであります。 幸いこの時は誰もおらず貸切状態であった為、思う存分撮影会の後、混浴の緊張感も感じぬまま脱衣を済ませいざ風呂へ! 383投稿者:なんちゃって足元自噴泉 投稿日:2006年08月11日(金) 04時45分15秒 脱衣スペースから階段を数段下った所にあるお風呂は石の洗い場にコンクリで仕切られた長方形。7,8人浸かっても大丈夫じゃないかなと思う広さで、湯底には結構でかい石がゴロゴロしてる。
この石の間からプクプクと湯が湧いてるわけだけど、風呂画像に見えるホースからも熱い湯が出てた。湯上りに玄関先にて女将さんにお聞きしたらば、底からの湯が減少したためとか・・・。 そうそう、もう一個気になった、画像に見えるまるで煙突か潜望鏡の風情でそそり立つ塩ビパイプ。これはどうやらお風呂の栓らしい。・・・ここまで自己主張するお風呂の栓も珍しいんでは? 湯はやや熱で、調度良い湯温。極ほのかにタマゴが香る透明湯は、どっちかといえばサラリとしてて肌触りも癖がなく、日常に浸かるのなら個性バリバリの湯よりもこんな湯のほうがベストな湯なんじゃないかな? 何しろ鮮度は申し分ないし、こんな湯がご近所にあったなら私の疲れた乾燥肌にもきっと違う未来が待っていたことだろうなぁ〜・・・。 湯量が減ってるって話だけど、湯に浸かって見てると結構頻繁にプクプクしてる。 プクプクするとこ見つけちゃ、湯の中を移動・・・踏んだ石がぐらっとしたり、ぬるっとしたりで適度なスリルを味わいながらその場に辿り着きジ〜ッと見守る。で、目と鼻の先な超至近距離でプクプクって来るとかなり至福ですよ 料金・・・200円 湯治宿泊可1,700円〜 http://www41.tok2.com/home/iyasiyu/ousyuku.uguisu.html 384投稿者:なんちゃって足元自噴泉 投稿日:2006年08月11日(金) 04時49分36秒 鶯宿温泉 「うぐいす旅館」
一見、古い大型アパートかと思う様な外観のお宿。 玄関先の看板には「元湯 うぐいす旅館」と木板に書かれてあります。 静か過ぎてやっているのかいないのか、とりあえず入浴出来るか伺うと明るい女将さんが快く迎えてくれました。 館内は木造で、黒光りした床や階段が年月を感じさせます。 浴場は階段をどんどん下った場所にあると言われ、ドキドキしながら浴場に向かいました。 浴場は階段を2階分ほど下がった場所にあります。ちょうど鶯宿川の位置まで降りるかたちです。木の階段を下がると、さらに石の階段があり、その先のドアはもう脱衣所。 内湯が一つのみの混浴浴場。 脱衣所も男女一緒で浴槽からオープンな造りのため、先客がいると女性はキツイかも。 木の棚とプラスチック籠だけのシンプルな脱衣所から見下ろすと、10人ほどが入れる長方形の浴槽が見えます。その風景に目を奪われました! 素敵です。 湯底に大きい石が敷かれた浴槽には、底から湯が湧いていてプクプクと気泡とともに湯面に模様を作っていました。 周囲には桶以外なんにもなく、そのぶん生まれたての温泉が引き立っているようです。ただただ湯を味わう、そんな異空間です。 浴槽は深めで、石の上を歩くとグラグラして滑りそう。この下の岩盤の裂け目から湯が湧いているそうです。浴槽内は適温でしたが、ホースで激熱の温泉も追加投入されています。 女将さんに聞いたところ、現在は自噴泉の湯量が少なく鶯宿温泉組合からも引いているそうです。 透明で茶色の藻のような湯の華もあり、ほんのり香る硫黄臭とスルッとする肌触りがなんとも気持ちいい。時を忘れて楽しみました。 鄙びた雰囲気とお湯ともに、とても満足した一湯です。 http://www5f.biglobe.ne.jp/~ayasen/spa/touhoku/ousyuku_uguisu.htm 385投稿者:なんちゃって足元自噴泉 投稿日:2006年08月11日(金) 05時06分04秒 鶯宿温泉 「うぐいす旅館」
鶯宿温泉街の川沿いに並ぶ3つの湯元旅館の中の真ん中,混浴だが,足下自噴の浴槽があるので有名な旅館。以前は足下自噴の浴室を3軒の旅館「かどや,川武」で共同利用していた(階段の途中に名残の入口跡がある)が,お互いに内湯を持つようになったため,うぐいす旅館の専用浴室となった。 また,鶯宿温泉入口付近に新しく掘った新源泉のために湯量が極端に低下し,やむなく足下自噴源泉以外にも「八九四の湯(現在は杉の根の湯)」という別源泉をつぎ足しをするようになったらしい。 浴室へは階段を2度ほど下る。下った先にひっそりと混浴浴室がある。脱衣所と一体型で,脱衣所からそのまま浴槽へ行ける。奥の方が浅め,手前は大きめの敷石がしてあり,その間から推定50度強の熱めのお湯がじわじわと注いでいる。中央付近の敷石の間からぽこぽことあぶく玉がわき上がる。川の音を聞きながら,じっくり浸かることができる。泉質は芒硝泉で,温度以上のビリビリ感があり,上がった後に肌が真っ赤になる。それでいて汗が出ないなかなか良いお湯。 となりの元湯かどや旅館と同じ源泉(八九四の湯)を使っているのだが,うぐいす旅館のほうは硫黄臭がしないで芒硝臭が香るお湯。ここは雰囲気が大好きです。 http://todik.goemonburo.com/osyuku-ugu.htm 386投稿者:なんちゃって足元自噴泉 投稿日:2006年08月11日(金) 05時35分44秒 鶯宿温泉 「元湯・かどや旅館」
鶯宿温泉にある湯治旅館の一つです。「うぐいす旅館」の隣にあります。外観はリニューアルされており鄙びたフンイキはありません。お風呂は川沿いに階段を降りていくアプローチです。お風呂は内湯×1で3〜4人が入れる小さなもので、男女交替か貸切で入ります。 浴室内はかなり小奇麗です。お湯は無色透明ですっきりした感じのお湯で入浴感は悪くありません。硫黄臭が少し感じ取れ飲泉しても硫黄の味がはっきり舌に残ります。あまりなめらかな感じのお湯ではないですが、きりりと身が引き締まる力強さも持っています。浴槽が狭い分だけ源泉の持つ良さを味わうことができます。(2006/05/01/PM01:00) 鶯宿温泉 「元湯・かどや旅館」 大人:200円 AM8:00-PM9:00 源泉名 :鶯宿温泉(八九四の湯) 泉質 :単純温泉 泉温 :60度C pH 8.3 成分総計 653.7mg/kg (HS:2.0) 色 :無色透明 臭い :微硫黄臭 味 :薄硫黄臭 鶯宿温泉 「うぐいす旅館」 (宿泊) 源泉名 :鶯宿温泉(杉の根の湯) 泉質 :アルカリ性単純温泉 泉温 :57.9度C pH 8.7 成分総計 644.6mg/kg (HS:0.3)788L/分 色 :無色透明 臭い :微甘薬品臭 味 :微土味 http://kumaken.3.pro.tok2.com/onsen/iwate/oshuku_kadoya.html 387投稿者:なんちゃって足元自噴泉 投稿日:2006年08月11日(金) 12時30分10秒 昔の鶯宿温泉 「うぐいす旅館」のデータ?
泉質 単純泉 47.5度 成分総計733mg 毎分440L ラドン2.17CE http://okirakuonsen.hp.infoseek.co.jp/iwateousyuku.htm 川沿いに民家のような建物で、木の看板に墨字で「うぐいす旅館」 と書いてある。地下に下りた所に温泉がある。
元々はこの浴槽の地下から温泉が湧いていたそうだが、近くに大型旅館が建った為に温泉が枯れ、今は別の所から温泉を引いているそうだ。 http://no18.info/yougaku/index.php?itemid=64 388投稿者:横向温泉中の湯旅館 投稿日:2006年08月11日(金) 13時08分25秒 福島県耶麻郡猪苗代町横向温泉 (「マウント磐梯」の奧) 横向温泉という奇妙な名前が記憶に引っかかっていました。情報は少ないですが、歴史は古そうです。宿といっても自炊専門で一泊3,450円。二泊以上すると一泊2,800になるようで、これは安い! しかし、泊まってみて納得です。自炊設備はトイレの前にあり、清潔感がありません。トイレは、手洗いの水が出ないし、夏場は虫が一杯で用を足すのも落ち着かないくらいです。 そして、今にも崩れ落ちそうな建物。実際、トイレの床が抜けました。オフ会にどうかとも考えていたけれど、やめておくことにします。 しかし、温泉は最高です。泊まりは躊躇するものの、入浴しに毎月でも来たいくらいです。この冷泉はアブラ臭がします。冷泉でアブラ臭というのは他に記憶がありません。冷泉の温度は26〜28℃ほどではないかと思います。この水風呂に浸かってみたいところですが、それはできません。混浴の浴室には2つの浴槽があり、一つは40℃ほどのお湯が注がれ、ここから溢れたお湯が隣の浴槽に流れ、ここに冷泉が注がれているため、実際に入るお湯は2つの源泉がブレンドされたものになっています。温度は35〜36℃くらいでしょうか。 冷泉はすこぶるよいものですが、40℃のお湯のほうも負けてはいません。奥会津の玉梨温泉とよく似た味と香りがします。味は鉄分を含む甘味のあるものです。 成分分析の表示が読みづらく、記録する気になれなかったのですが、重炭酸土類泉か似たような泉質ではないかと思います。他の横向温泉とは異なるようで、ぬる湯が楽しめるのはここだけかもしれません。 泡つきやヌルヌルすべすべ感があるわけではありませんが、なんとも気持ちよいお湯です。これまで入ってきた温泉の中でトップクラスでしょう。 389投稿者:横向温泉中の湯旅館 投稿日:2006年08月11日(金) 13時10分59秒 ここのお湯は本当にお薦めですが、宿も浴室も風情はありません。また、泊まらずとも女性にはかなりきついところです。混浴の2槽のほか、女性専用の浴槽がありますが、中途半端な間仕切りがあるだけで、簡単に覘けてしまいます。悪気がなくても「なんだろう?」と覘かれるような構造です。女性専用の浴槽は冷泉でないほうの源泉だけとなっています。冷泉の注がれる浴槽を楽しみ、男性が入ってくる気配を感じたらササッと隣に移ってしまうということも可能ですが、とにかく隙だらけの浴場と覚悟しておく必要があります。
再訪時 横向温泉を再訪しました。再訪などは日常茶飯事なので、いちいち新しい記事を書き直すことは普段はしないつもりなのですが、ここは特別です。愛着深まり、次はいつ行こうかと考えるのが楽しいのです。長湯の自己記録も更新し、私にとって特別な温泉の感が強まりました。 前回の訪問では、浴室の写真が撮れませんでしたし、陽が照っているときに入浴できなかったので、湯の色が分かりませんでした。だんだんはっきりしてきた温泉の素性ですが、どうやら1g/kgを少し越すくらいの無色透明のお湯のようです。いい温泉に多いことですが、成分の数値からは信じがたい存在感のあるお湯です。黒褐色の大きな湯の花が舞っています。 昨年9月、10月に続き、3度目の来訪となる。 3回全て宿泊してじっくりと、このお湯とコミュニケーションしてきた。 いくら時間を費やしても語りあきることのない極上湯がここにある。 3度目なので、レポは以前のものを再掲する。温泉マニアには自信を持ってお勧めするが、宿については日本でも有数のぼろさと推察するので、覚悟願いたい。
2種類の源泉があるが、薬効があるとされる低温の湯のほうは、もうひとつの湯とのブレンドとなる。この低温の湯は、湯口では(源泉そのものとしては)アブラ臭がする。どちらもとてもよい湯だ。 http://hiro33.cocolog-nifty.com/ichiyu/cat5198972/index.html 390投稿者:横向温泉中の湯旅館 投稿日:2006年08月11日(金) 13時22分09秒 紅葉がやっと始まったばかりの横向温泉にその宿はひっそり建っていた 宿?見た感じ、どう贔屓目に見ても古〜〜い農家にしか見えない。しかも古さをレトロと称して「売り」にしているようでもなく、ただただ長い年月が経ってしまった・・という感じ。玄関の上の二階の手摺りや屋根の部分、どう見ても歪んでる気が・・ 嫌いじゃないけど、こういうの。
旅館敷地の入り口にこんな看板が。「純自炊湯治療養の宿」 なんだかこれだけ見ても効き目のある温泉に来たぞ〜って感じでワクワク。 綺麗とは言い難い廊下を通って脱衣場に向かう。「婦人浴室通路」と書いてあってドアを開けると、女性用の脱衣場に出るようになっている。 不思議な作りだ。何だろ。この作りの意味は・・ 脱衣場にはこんな貼り紙がある。 「この温泉は全く手を加えていない湯治用の湯で右手のぬるい湯が一番効果のある湯のため混浴です。左手川側が一応、婦人用となっておりますので 何卒ご理解とご協力の程を。」 女性用の脱衣場にも同じような貼り紙。一応、婦人用・・という表現がおかしい。 なるほど。効能の高い温泉の浴槽がひとつだけなので混浴になっているというわけか・・ 如何にも湯治宿らしい。 一応、婦人用浴槽 なんで「一応」と書かれていたかというとこの画像の右側を覗くとわかる。 右側は・・ こうなっている。カミさんがいるのが混浴(男性用?)浴室。 直接行き来できるよう女性用浴室との境の開口部がやたら広くなっている。 気は心で衝立みたいなものはあるけれどスケスケの柵状だし・・ お互いに湯舟に入っていれば見えにくい位置関係にはあるけれど 「女性用」と堂々と言うには如何なものか・・という形態。 で、「一応女性用」・・・これが正しいでしょう。 391投稿者:横向温泉中の湯旅館 投稿日:2006年08月11日(金) 13時27分15秒 誰もいなかったのでカミさんは安心して混浴の方の湯舟に入る。 長方形の湯舟を真ん中で二つに仕切った形。 上の画像でカミさんが入ってる湯舟は熱くはないが結構暖かい。 女性用も同じくらいかな。それに比べて効能が高いと書かれてあった隣の浴槽はかなりかなりヌルイ。 でも、折角効き目が高いと書かれた温泉だもの入らなくちゃ意味ないね。と 暖かい湯舟からヌルイ湯船に移動する。一度入ったら、なかなか出られなくなるヌルサ。 何時間入っていても逆上せない・・というより 身体が暖まるのかなあ・・と疑問に思うほど。 でも、温泉の効能を感じたくて、じっとここで浸かっていた・・・
男性用脱衣場の方の廊下で足音が。あれ?と思っていると若い兄ちゃんと、続いてオジサンが入ってきた。 あ〜・・残念。貸切り状態はここまで。 挨拶するのはいつもの通り。 でも、湯舟が二つあるので、もう一つの方の湯船に行くかと思いきや・・ 当然のように、こちらの浴槽に。「え?こっちに入るの?」と思ったけど顔に出さず。 これでダンカミ含めて同じ浴槽に4人。 そこへお爺さんがガラリと戸を開けて入ってきて、またまたコッチの浴槽に。 これで5人。 それから少し経つと女性用のお風呂の方から最初に来たオジサンの奥さん(だと思う)が入ってきて当然同じ浴槽に・・・これで6人! もう狭い浴槽はイッパイイッパイ・・大袈裟に表現させて貰うと満員電車状態。足を伸ばすと人に触れるから縮こまっていた。 でもそんな中、皆さん慣れているのだろうか・・ 殆ど会話することもなく、ただただジ〜ッと入っている。 一番話しそうなお兄ちゃんに「ここに泊りですか?」と話しかけてみる。 「いや、別のホテルに泊ってます。ここは隙間風が凄くて泊まれません。」と。 なるほど・・相当な年季の入った建物だものなあ・・ 392投稿者:横向温泉中の湯旅館 投稿日:2006年08月11日(金) 13時30分32秒 でも、そのあとの会話が続くわけでなし、すぐにシンと静まりかえる。 和気藹々とはほど遠いけど、かといってオカシナ雰囲気なんじゃなくて 純粋にこの小さな湯舟に掛け流される温泉の効能に身を任せてる感じ。 そこに他人に気を遣った会話は不必要なのかも。
ダンカミも郷にいれば郷に従えで、会話もせず、じっと丸まって入っていたが・・ やっぱりどうも・・落ち着かなくなってきた。 そろそろ出ようか・そう思って肩を半分くらい出したがまだ身体が暖まってないのか、寒い。 カミさんはそっと後のもう一つの湯舟に手を入れる。 すごく暖かく感じて気持ちいい。こっちでしばらく暖まってから出れば大丈夫かな。 でもこれだけの人口密度の中、隣に移動するのは正直言ってちょっとばっかり躊躇。 しばらくモゾモゾと悩んでいたが、そのうち皆さんが目を閉じ瞑想に(?)入ったので意を決して・・瞬間移動!(^_^;) ボチャン!・・の音が浴室内に不謹慎にコダマする。 暖か〜い!今までとの温度差で最初に入ったときより数段の心地よさ。 身体が一度に生き返る〜〜・・ 効能は隣の満員電車(?)よりも劣っても、貸切で暖かい湯舟にカミさんは軍配だな。 しばし暖まってホッとしたところで ダンさんに眼で合図して「お先に〜」とそっと囁いて退散する。 「あ〜〜、ビックリした。あんなに混むなんて・・」 「しかもみんな真面目にじ〜っと入ってるんだもんなあ」 「オジサンの顔が真正面にあってなんか緊張したよ」 「俺だって足をちょと伸ばすとオバサンの足に触っちゃいそうで緊張したよ」 鄙びた人知れぬ湯治場で二人っきりでマッタリするはずが、全くの想定外。 でも今想像すると可笑しくて楽しかった(^_^;) お湯の印象も窓からの景色の印象も何もかもが、この「満員混浴」で頭からとんでしまったけれど今、落着いて思うと、あの建物の味と「宮崎ワ〜ルド」の女将さんと効能あらたかな温泉、ダンカミ的には「二重丸」です。 http://www1.odn.ne.jp/dansantokamisan/nakanoyu.htm 393投稿者:横向温泉中の湯旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 01時46分18秒 道路脇の案内看板を頼りに横道に入り、そのまま進んだ先にお宿はありました。建物の印象としてはパッと見ると鄙びた民家風の外観で、お宿の看板が無ければ二階建て民家そのものです。屋根が多少傾いているようにも見えました。お宿の館内も鄙び雰囲気がたっぷりと漂っており、廊下壁の表示されている「温泉浴場」の木造り案内板、館内入口正面にあるご主人挨拶の「舌代り」が面白い。
肝心なお風呂は混浴浴槽が二つ、女性専用浴槽が一つの構成。女性浴室から混浴風呂に行き来は自由。混浴浴槽は4-5人ほどの「あつ湯」と、3人ほどの「ぬる湯」の二つに仕切られている。「あつ湯」は無色透明、やや表面が白っぽく濁りがかった湯からは、弱い油の臭いが感じ取れます。竹筒の湯口から常時、25L/min弱ほどの源泉が浴槽へ吐き出されていて41℃ほど。 小さな浴槽は体感30℃そこそこの湯が注がれていますが、隣の「あつ湯」浴槽から湯が流れ込むので35℃位になっていた。立寄り時には「ぬる湯」に6人がひしめきあって湯に浸かった。湯治客がいうには「ここのぬる湯が効く」との事で通っているそうだ。弱い金気臭のする湯、ギチギチ感あり。完全な湯治場で、小さな混浴浴槽に男女6人が浸かり、キノコの話しで盛り上がる。やはりこの手の湯治宿は宿泊して、お宿の雰囲気、お湯を充分に満喫してみたと思う。立寄りだけで、良さが分かるには時間が足りないと思う。 浴室は女性用、混浴用の二箇所。この二つの浴室には大雑把な仕切りしかなく、最初は少し驚くも、脱衣所はきっちり分かれているし、女性浴室からはヒョイと混浴へ行けるので、比較的気楽に湯浴みができた。まずは女性用浴室へ。3人サイズの四角い浴槽には、適温細々濁りの中に大量の鉄サビ色の湯花が舞う湯が満たされ、結構な溢れ出しとなっていた。湯口での鉱物系不思議臭に加え湯面からは仄かな金気臭も。キチキチと肌に引っかかり感のある湯。浴室の窓を開けると目の前には原生林が広がり、なんとも気持ちいい。 394投稿者:横向温泉中の湯旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 01時46分56秒
お次は混浴へ移動。ここには二つに仕切られた長方形浴槽があり、片方が4〜5人サイズの適温湯、もう片方が3人サイズの「ぬる湯」となっていました。「適温湯は女性湯と同じ湯だよ」と、湯浴み中のオジサンが教えてくれたのですが、こちらには女性側で見られた程の湯花はありません。そして「中の湯」名物の「ぬる湯槽」です。こちらは竹筒より人肌よりも冷たく感じる湯+隣の適温湯からの流れ込みにより、人肌程度の湯温となっていました。仄かに何らかの鉱物系臭漂う透明湯です。引っかかり感のある印象でしたが、隣からの流れ込みも沢山混ざっているので、これは冷たい湯本来の浴感ではないかもしれないですね。
さて、ここでジッと長湯をするワケですが、わずか3人程のスペースに6人がギュウギュウ詰め( ^ ^ ;)最初はお婆ちゃん、私、三昧の3人だったのですが、あれよあれよという間にオバチャン1人、オジチャン2人が加わりました。皆、人が増えても嫌な顔せず、後から来る人あれば、隙間を空けて「入りな、入りな」という具合。皆で円になりながらキノコやアケビに関する知恵袋が沢山飛び出します。アケビの話題など「へぇー!」と驚きの連続でしたよ。また、中の湯のリーダー的湯治客のオジサンによると「最近配管を変えたから冷たい湯の出がとても良くなった、以前とお湯の感じが変わったが、元々はこんな湯なんだ」との事。けれど、そもそも前の湯がどんなんだか、初訪問の私にはわかる訳もなく、とりあえず頷いておきました。そんな会話をしながら一時間程浸かっていたでしょうか?ぬる湯ながら長湯が効いたのか、浴後はホカホカとなっていました。 http://www.geocities.jp/oyu_web/t1224.html 395投稿者:横向温泉中の湯旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 01時54分38秒 横向温泉は土湯峠より会津側の広い道路から少し奥地へ入ったところへひっそりと建っている。湯治の為の宿で、宿泊は自炊のみ。訪れる人も他の温泉宿とはちょっと雰囲気が違う。なんだかここの周辺だけ時間の流れが止まっているかのようなゆったりとした空気に私達は癒された。
ここは横向温泉 マウント磐梯を経営している方と兄弟の方が経営しているとの事。横向温泉では元湯という話だ。湯がすばらしいのも頷ける。 宿は鄙びというより今にも倒れそうな古いアパートのようだった。宿の外から見上げると白いタオルがいくつも干してありこれぞ湯治!といったムード満天だ。宿の前には池があり、紅葉とマッチして綺麗な景色にうっとりした。 宿へ入ると人がいない。「すいませ〜ん」と叫んでも出てこない。しかたなく上がらせていただき、宿中を歩き回りながら叫ぶ。それでも出てこない・・・。 どうしようかと思っていた時、人影を発見!「あら誰もいなかったのね〜。ごめんね」とおばぁちゃんが出てきた。よかった(^^) おばぁちゃんに女性用はこっちと案内していただき、脱衣所へ入り湯船を見ると「・・・・・」男の人が入ってる・・・・。これには驚き、「ここは混浴ですか?」と聞いた。となりは混浴となっいるがぬるすぎる為、寒くて入っていたらしい。というのも混浴と女性用の内湯はつながっていて低い仕切り(しかも格子状態)が置いてあるだけ。なので暗黙の了解で誰もいない時は男性も女性用へ入っていい事になっているらしい。私が脱衣所へ入ってくるとおじさん達は「やっぱり若い子が入って来たら女性用の方へ入るわけいかんな〜」といい、女性用の内湯が見えるところから遠ざかって入浴してくれた。さすが湯治宿!マナーも人がらもすばらしい。 396投稿者:横向温泉中の湯旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 01時56分13秒 身体に効く〜!ぬるめの長湯効果 湯は無色透明で一見特徴のない温泉に見えるが入って驚いた!タイヤ臭のいい香りがプ〜ンとし、少し苦い味。湯の花は茶色とめずらしいものだった。湯船の周りにある窓は大きく開けると半露天風呂状態。紅葉が美しく、いつまでも入っていたい温泉だった。 ここのメインは混浴にあるぬる湯、私は入りにくく入らなかったが飲泉してみると女性用より濃く、苦味と香りが強い。次回は宿泊してそっちの湯を堪能してみたいと思った。 http://www.hikyou.jp/fukusima/yokomuki/nakanoyuryokan/nakanoyuryokan.htm 397投稿者:横向温泉中の湯旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 02時08分15秒 いかんせんこのあたりの「めぼしい」温泉はまだほとんど冬期休業期間中でありました。そりゃそうだよなぁ。 それじゃということで、通年営業の湯治宿のある横向温泉中の湯旅館を目指すことにいたしました。 駐車場に車を止めていざ温泉へ。なるほど、外観からして「いい感じ」の味を出してますねぇ。そしてこれまた「いい感じ」のおばさま
いざ入浴料(300円だっけ?)を支払ってお風呂のほうへ。宿の外観もさることながら、内部もなかなかいい感じです。途中にはこれまた味のある案内板が掛けられていました。なるほど、霊泉なのね霊泉。 階段を下りて脱衣場に着くと、何やらこれまた味のある但し書きが目に入ります。 ふむぅ、「37度」を「ぬるい」と書き直しているのは源泉の温度が安定していないということなのでしょうか。それはともかく、「一応婦人用」というところがまた何ともアバウトというかおおらかというか。というわけで浴室に入ってみると‥ 右上の湯船が混浴風呂で、中は大小二つの浴槽に区切られており、それぞれ別の源泉が注がれています(「一番効果のある湯」は右側の小さな浴槽です)。最初、「左側に注がれている湯は加温しているのかな」と思っていましたが実際は別源泉で、中の湯旅館の上方にある「ホテルマウント磐梯」で使われているものと同じなのだとか(ちなみにこちらとホテルとは同族経営なのだとか)。 398投稿者:横向温泉中の湯旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 02時09分44秒 よく考えれば多少加温したところで掛け流しであれば効能が大きく変わるわけでなし、あえてこちらを混浴にする理由もないですしね。なるほど
まずは向かって左側の大きい浴槽へ。ふむ、こちらもかなりぬるめの湯で長湯にちょうどいい感じです。湯の感じもやわらかく、今朝まで入っていた高湯温泉の「上がり湯」としてちょうどいいかなというところ。 続いて右側の「効能抜群湯」へ。 湯船の中で身体を動かすとひやっこさを感じるといった具合で、こりゃ相当長湯しなくちゃきびしいなぁ。もちろん窓の外は雪の壁ということで室内気温が低いことも影響しているんでしょうけれど。 http://achikochi.takema.net/kokunai2/0603tohoku/0603tohoku_13yokomuki.htm 399投稿者:横向温泉中の湯旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 02時40分54秒 すさまじくツボに嵌まってしまった旅館です。山スキーの中継地点として一泊させていただいたんですが、正直感動しました・・・・(^_^)
「中の湯旅館」は横向温泉の源泉で湯治発祥の地でもあるそうです。 お湯は源泉100%の掛け流し、源泉の温度は40度ちょいでしょうか。正直ぬるいんですが、ちゃんと暖めてある湯船も、男性用と女性用で用意されています。しかし、一番効果があるのは温い源泉掛け流しだそうです。 泉質は単純泉だそうですが、個人的にはかなり効きました。 ぬるいお湯に長時間浸かると言う入浴が効果的らしく、30分も浸かってると身体の芯から暖かくなってきます。つか、のぼせました。有名なだけあり、人気があって夕方7時でもかなりの人が入ってました。 【外観】 建物は古式ゆかしい湯治場の雰囲気色濃く残す歴史ある自炊宿です。 日帰り料金は300円で、日帰りで部屋を借りる入浴休憩だと1980円、宿泊は一泊3450円、冬はプラスで暖房代が500円かかりますが、素泊まりを踏まえてもとてもリーズナブル。 吾妻スカイラインから猪苗代方面の115号線へ向かう途中にある大型ホテル「マウント磐梯」と経営者は同じなので歴史と源泉をを残すために大切に保存されているのでしょう。 400投稿者:横向温泉中の湯旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 02時41分30秒 さっそく玄関に荷物を下ろして二回の部屋に通していただきました。 途中で自炊用のキッチンがあります。
【キッチン】 とても広くて、流しも4台、ガスレンジも4台、オーブンに電子レンジと冷蔵庫まで完備されています。 鍋類は片手鍋から両手鍋の大小、釜、土鍋まであり、食器も充実してますし、ザルから箸、おたまやすりがね、缶切りなど細かい物まで実に充実しています。ただし、使ったらちゃんと洗って元の場所に戻すのがルールです。 前に使った人はいい人だな〜〜と、ここでも感動が味わえます。 【ベンディングマシーン】 お風呂に入った後は牛乳ですね。 当然ベンディングマシーン(自動販売機)があります。 これもまたクラシックで時代を感じさせてくれる名品です。 【ランドリー】 長期湯治の方のための洗濯機と乾燥機、洗面台も充実しています。 朝の光がさわやかに差し込んでいます。料金は無料です。 【ブックコレクション】 選択場の手前には休憩スペースがあり、る貴重な蔵書がコレクションされています。ここは時間がゆったりと流れているので一日読書と湯治で過ごすのもよいと思います。 最後におかみさんにお礼を言って宿を引き上げました。こんな素敵な場所が日本にあったんだ・・・・と。 とても感動しました。 おかみさんも優しくて最後まで見送っていただきました。 建物も微笑んで見送ってくれたような気がしました。 ありがとうございました。とても気に入ったのでまた行きたいです。 http://plaza.rakuten.co.jp/outdoorfan/diary/200603270000/ 401投稿者:横向温泉中の湯旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 03時35分26秒 土湯峠付近は秘湯のお宿(秘湯っぽいが建物立派)がたくさんあるけれど、 「中の湯旅館」は本当に秘湯(壊れそう・・)。川沿いに建つ湯治専門のお宿です。 食事出しは一切していないので、外食か自炊にて食事を摂ることになります。 1泊3千円+アルファで、お布団や調理器具は揃っています。 浴衣は別料金なので、寝巻きは持参したほうが良いでしょう。
温泉は、「霊泉」と呼ばれるぬるい湯が有名。 混浴の浴室と女性用浴室がありますが、「霊泉」は混浴のほうにしかありません。 どちらも木の浴槽で鄙び風情があります。 浴室を隔てる壁は一部取り払われ、女性用浴室から跨いで混浴へ移動できるよう敷居が低くなっています。つまり混浴側からも女性用浴室が見える状態。 女性用浴室があるとはいえ、慣れていない女性は多少戸惑うこともあるかもしれません^^; 単純泉でありながら、薄い濁りがあり、少しの金気とアブラ臭を感じる湯です。 ツルツル感はほとんどなく、どちらかというとキシキシしたベタつき感を感じてしまうかもしれませんが、黄褐色の湯華が多く浮かぶ良泉です。 せっかく泊まりで訪れたので詳細なレポをすこし・・。 日帰りで寄った際、中の湯旅館の常連さんから、混浴にある2種類の温泉を “ぬるい湯”が中の湯旅館でしか浸かれない温泉、 “適温の湯”を中の湯旅館系列の付近にある「マウント磐梯」というホテルでも浸かれる湯 ・・という説明を受けていました。 気になって後で宿の人に確認すると、それは良くある誤解だそうで間違いとのことです。 402投稿者:横向温泉中の湯旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 03時37分22秒 中の湯旅館だけで源泉を8本も所有しており、 1本は「霊泉」のぬる湯。(浴室外に小さな小屋があるのですが、それが「霊泉」の泉源です) 残り7本は山からの湧出です。 混合して使っているのではなく、そのうち1本を霊泉脇の適温の湯と女性用浴槽に使っているのだそうです。 適温の湯の方は「霊泉」の加熱槽だと勘違いされてしまうようですが、全くの別源泉であるということでした。 さらに、中の湯旅館系列の「マウント磐梯」へは、中の湯旅館使用とは異なる別源泉が使われているそうです。
横向温泉は1200年もの歴史がある温泉で、「上の湯」・「中の湯」・「下の湯」があり、それぞれに異なる源泉を持っています。 中の湯旅館は、いわば横向温泉発祥の地。 旅館業を営んでからは200年ほどの歴史があるようですが、その間だけで3度も火災に遭ってしまったため、古い書物は焼かれてしまい、残念なことに大昔のことは分らなくなってしまったそうです。 建物は築70年。浴室と浴槽も同様です。 昔を懐かしがる常連さんを想い、改築・補修をしながら建て直さずに頑張ってきたとのこと。 ドアを開くと外れ(宿の方が・・です)、壁はひび割れ、あちこちボロボロではありますが、この宿を愛する常連さんの気持ち、一晩ですが私も充分に分りました。「もう建て直さなきゃいけない。崩壊の危険が迫っているし、このままじゃ命が危ない」と笑いながら話すお宿の方。 その危険度・・・決してオーバーじゃないところが何とも凄い(;^_^A http://yutabi.exblog.jp/2488612 403投稿者:横向温泉_中の湯旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 04時07分37秒 「頭が良くなる温泉」ということで、絶対に行かなければ!と思っていました。今回はゆっくり入るために、宿泊しました。
チェックアウト時に女将さんといろいろお話をしました。 東鳴子のまるみやのご主人と仲良しなんだそうで、まるみやの話で盛り上がりました。 また、お客さんからは「食事も出してくれ」という要望が多かったのですが、 ここは自炊のみを貫こうと考えて、近くに「マウント磐梯」というホテルを造り、食事付きがいいお客さんにはそちらに泊まってもらうことにしたそうです。 時代の変遷の中でも一貫して「湯治宿」というスタンスを守り続けたことは 本当に素晴らしいと思いました。こんな素晴らしい宿に一泊3000円で泊まれるのは、本当に有り難いです。いつまでも変わらずに、この素晴らしい湯、宿を守り続けてほしいと思いました。 ちなみに成分表には単純温泉とあるものの成分総計が1.1141gとも書いてあり、「単純温泉ではないのでは?」と尋ねてみたところ、こちらの成分表は随分昔のものなので、成分総計の分母がkgかどうかもよく分からないそうです。 さて肝心の効能ですが、はたして頭が良くなったかどうか・・・? やはりしばらく逗留しないと効果は現れないようです。(苦笑) http://puhi.exblog.jp/1302149/ 404投稿者:横向温泉_中の湯旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 10時57分06秒 先月たいへん気に入ったお湯です。今回の再訪で、思いはいよいよ深まりました。これまで体験した温泉のベストと言えるかもしれません。今回は明るいときにも入ったので、色を確認できました。なんと無色透明です。濁り湯をイメージするような強い匂いがするので意外です。大きな湯の花がたくさん舞っています。
今回も宿泊ですが、温泉好きの異常さはここで爆発しました。トータル7時間も浸かっていましたが、連続入浴時間も3時間25分で新記録樹立です(浸かり続けた時間です)。時間感覚が麻痺する温泉です。「いい湯だなあ、もっと来たいなあ」などと考えているうちに、あっという間に2時間くらいは経ってしまいます。浦島太郎のようですが、出るときは多分若返るところが少し違います。 なお、混浴の側にしかない霊泉で長湯可能です。少し温すぎなくらいですが、ときどきもうひとつの浴槽に浸かることで体を冷やさずにすみます。 ところで、この辺りは紅葉が綺麗でした。女将さんの話では、先週がピークだったそうですが、まだまだ綺麗。うつらうつらしながら、部屋の窓越しに紅葉を見ていたら、帰りたくなくなりました。ここは別荘にするぞ。宿泊料は、こたつ、浴衣料金込みで4,150円でした。 ○横向温泉「森の旅亭マウント磐梯」 中の湯の系列なのですが、雰囲気はまるで違います。大きなホテルですが、けっこう古いようです。大浴場を見た瞬間、失敗したかと思いましたが、意外にも掛け流しのいい湯。中の湯と匂いがほとんど同じです。鉄系が効いた匂いです。もしかしたら同じ源泉かと思いましたが、分析表を見ると、こちらのほうが薄い。源泉の温度も高いようです。温泉の力は中の湯よりだいぶ劣ります。 玄関横に足湯と手湯もあるので、前を通ったら湯の匂いをお試しあれ。なお、道路の反対側200メートル進んだところに有名な幽霊屋敷があります。目に飛び込んでくるや異様な雰囲気を感じます。 http://hiro33.cocolog-nifty.com/ichiyu/cat5198972/index.html 405投稿者:横向温泉_中の湯旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 10時58分40秒 雨にたたられながらも、東北へ4泊5日で湯巡り旅してきました。全部で9湯。ゆっくり入ることを心がけました。 2泊は八幡平で過ごし、未入湯で懸案だった有名な温泉を堪能しました。 後日、じっくりレポしていきます。
しかし、北東北の有名処をクリアしてゆくに連れて、言われているほどのお湯ではないなという感想も正直なところあります。伝統やロケーションのよさに惑わされず、よいお湯を求め続けていきたいと思います。 笹谷温泉「一乃湯」(泊)、鶯宿温泉「うぐいす旅館」、銭川温泉(泊)、玉川温泉、ふけの湯、後生掛温泉(泊)、松川温泉「松楓荘」、横向温泉「中の湯旅館」(泊)、土湯温泉「富士屋」 以上の9湯。お湯のよさは横向がダントツで、ロケーションでは「ふけの湯」の露天(建物と離れているほう)、お湯の鮮度では横向と「うぐいす旅館」といったところ。後生掛はお湯はともあれ宿泊満足度高いです(湯治棟ではなく旅館のほう)。なお、宿のぼろさにおいて、横向を超えるところはない。ということで、同行者と意見が一致しました(^^; http://hiro33.cocolog-nifty.com/ichiyu/2006/05/gw_f40a.html 406投稿者:国見温泉_石塚旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 14時07分48秒 岩手県 岩手郡 雫石町 橋場 竜川山1-5
1.湧出量:(毎分)268リットル(★★)、2.泉質:含硫黄ナトリウム硫化水素泉、PH7.1(中性泉)、3.泉温:55度、効能が高く愛好者が多い秘湯。 秋田駒ヶ岳(こまがたけ1,637m)の南西麓標高880mにある温泉場で駒ヶ岳への登山基地となっいる。発見は元禄時代(1688〜1704)、文化年間(1804〜1818)に開湯と伝えられる。湯は白色、澄んだ緑色など、古くから薬師の湯といわれ、湯治客が多い。 石塚旅館は、創業200年以上の老舗旅館で、昔は南部藩の湯治場として知られていた。 山荘風の建物だが古く、電気も自家発電なのでドライヤーなどは備えていない。 源泉は成分が濃く 岩手県一といわれており、その日によって色や温度が微妙に変化する。 お湯の質は、色といい味といい、鳴子温泉の「西多賀旅館」にそっくりである。 なお、周辺一帯は東北地方でも 指折りの豪雪地帯のため、営業期間は5月から11月までとなっている。(2004年5月) http://pepepapa.main.jp/iwate.html 407投稿者:国見温泉_石塚旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 14時14分03秒 国見峠を見下ろす高台にある国見温泉は標高860m、周りはブナ林などの広葉樹林に囲まれ、秘湯度は高い。国見温泉は江戸時代より栄え、濃度が非常に高く胃腸によく効く事で有名。この事より「緑の薬湯」と呼ばれている。
国見温泉へは3軒の温泉があり、ここ「石塚旅館」、「森山荘」、「国見荘」がある。石塚旅館へは2回目の宿泊。何度でも宿泊したいほど気に入っている旅館だ。 舗装された道を山の上へ上へと登っていくと国見温泉街がある。 3件ある中でちょうど真ん中にあるのが石塚旅館だ。 旅館の外観は山荘風の木造。本館は相当にくたびれているが、新館は新しく今風の綺麗な建物。この他、湯治用の部屋もあるらしい。 【本館 1泊8000円(2名一部屋) 6畳】 前回は新館へ宿泊したが、せっかく秘湯へ来たというのに味がないと感じたため今回は本館の部屋へ宿泊に決めた。部屋は格子状の引き戸とその奥へ扉があり、開くと6畳の和室がある。 何の変哲もない古い部屋だが、ベランダも付いていて開けると前に山が広がってなかなかの開放感だ。 今の時期ならではだと思うが窓を全開にして湯上りビールは最高なひと時だった。(夏は虫がいっぱいで冬は寒いし) トイレは部屋から出て廊下を挟んだ目の前にあり、洋式と和式の2つ、部屋になくてもまったく不便ではない。 暖房は灯油のものでそこも新館との違いだ。(新館は電気の暖房) 私の好みとしては断然こっちの本館がお気に入り。やはりせっかく旅行に来たらその宿の色や味を求めたい・・と思うからだろう。 【新館 1泊8000円(2名一室)6畳+洗面所+トイレ】 新館と本館、どちらが快適か、と言ったら間違いなく新館だろう。 洗面所とトイレも部屋に付いていてなんといっても綺麗。 しかしせっかく山奥の秘湯へ来て、ピカピカの廊下に新しそうな壁紙、誰かのお家の一室かと思うようなこの部屋より、不便でも古い情緒のある本館の方を私は選んでしまう。 408投稿者:国見温泉_石塚旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 14時17分38秒 綺麗好きな方はこちらを選んだ方が無難だとは思うが、、私は綺麗好きじゃないらしい。この部屋には大きな窓が付いていたが、宿泊した時は霧で何も見えず、窓を開けようにも窓には虫の大群が張り付いていて開ける事ができなかった。洗面所がある分、少し本館の部屋より狭いような気もする。 置いてあるもので、本館との違いは暖房ぐらい。こちらの暖房は電気だった。 メインの露天風呂は建物から出て、少し歩いた場所に年期の入った屋根付脱衣所と共にある。左の写真は去年のものだが、通常このように霧がかった状態が多いらしい。周辺が霧でモヤモヤした幻想的な雰囲気の中で湯浴みもいいが、晴れ渡った清清しい青空の下で湯浴みも格別なものだ。 地元の方へ聞くとほとんどが霧がかった日々で、晴れ渡るのは年に何回か・・と言う事。「日ごろの行いがいいのねぇ」などと言われ、フムフムと頷いた。
良温泉口に苦し 自然の神秘を感じる緑の薬湯 国見温泉といったら温泉の色。ライムのような緑色のお湯は濃厚で口へ含むと吐き気がするほど苦い。久しぶりに訪れ、苦味のほどを試そうと思いっきり口へ含んだが飲み込んだ後せきが止まらなかった。コンクリートで四角く造られた湯船の下には泥とも思える湯の花が沈殿し、足でさわるとフニャフニャしていて気持ちがいい。緑の湯だというのに湯の花が白いのはなんとなく不思議だ。売店で売っている湯ノ花は多少緑がかっているように見えた。 入った感じで酸が強いかと思われたが意外にもP.Hは7.1と中性、タイヤのような油のような臭いがし、この臭いがまた成分の濃さを感じさせる。 湯量はそこそこで、空気の冷たさからかぬるすぎるほどの湯温。 この時期は、というかこの湯では内湯のようなもう少々熱い湯が私的には好きかも。 409投稿者:国見温泉_石塚旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 14時19分36秒 【新設された大浴場】 去年来た時、新しく内湯を作っていると聞いていたが、まさか以前の大浴場をなくして新しくなっているとは思わなかったので大分がっかりしてしまった。 湯船は相当に大きく、30人ほど入れそうなほど。 ドド〜ッと湯口から流れる源泉 綺麗な脱衣所 今までシャワーは小浴場へ1つあるだけ、つまり宿に2つという不便さだったが、今回新設された大浴場には5つと石鹸が備え付けられていた。 シャンプー、リンスが置いていないのはあいかわらずだが、そういったものを求めるところではないのにシャワーが付いただけでもありがたく思おう。
女性用の湯船は四角いもので、男性用の湯船は半円形。 両方見せていただいたが、私の好みで言うと女性用の方が好きなタイプだ。 湯の温度はこの大浴場が最も適温。湯量も湯船が大きいだけに多く投入され、熱め〜ぬるめまで湯船の端から端へ移動する事で選んで入浴する事ができる。 【小浴場】 内湯は男女共にほぼ同じ造りだが、メインの露天風呂が混浴の為、こちらに女性用の露天風呂が付いている。 私は何も気にせずに入れる事と湯温が高い事から混浴より女性用の露天風呂がお気に入り。 内湯は湯船が小さいのに源泉がドバドバと注がれているので足を入れただけで飛び上がるほど熱い。 小浴場の内湯だけではなく全ての湯の表面には少し誰も入らないだけで成分の塊が浮く。 これをかき分けて入るのもまた楽しい。 写真の湯船は以前あった大浴場。 造りはこの微妙な形といい、木の色といい最高の内湯だっただけに残念に思う 【夜の露天風呂】 電気は裸電球一つで緑色の湯と木造の脱衣所がボヤッと浮き上がる。 昼入るより夜はさらに静けさを感じ、山の温泉へ来ている事を実感した。 国見温泉は私の一番のお気に入りの温泉。毎年訪れようと思っている。 http://www.hikyou.jp/iwate/kunimi/isizuka.htm 410投稿者:国見温泉_石塚旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 14時31分59秒 有名な国見温泉にようやく入ることができました。十数年ぶりです。風呂は内湯×大小2と混浴の露天が×1です。もっと鄙びていたようなイメージがあったのですが、山小屋風で外観も中々良いです。
大浴槽は柱が真ん中に有り、14〜15人は入れる広さです。きれいな黄緑色のお湯が溢れています。とてもきれいな色で、色だけでも満足できます。湯は熱く硫黄臭もあり、何とも気持ちが良いです。浸かるほどに心地よく、頭がくらくらしてしまいました。ぬめり感もありますが、気泡は体にあまりつきません。微少の白い湯の成分(湯の花)が体にたくさんくっつきます。 小浴場は4〜5人も入ればいっぱいになる広さで、湯の透明度はこちらの方が高いようです。石塚旅館のお湯ではここが一番浸かっていて、満足感を覚えます。立ち込める硫黄臭と新鮮な源泉が溢れており、何とも贅沢な時間を過ごすことができます。 露天風呂は細長い長方形の形をしており、10人は楽に入れる広さです。ここも目に鮮やかな黄緑色のお湯が溢れています。浴槽の底に2〜3センチ白い湯の花が絨毯のように厚く堆積しています。潔癖症の人々には気持ち悪いかもしれませんが、このぬらぬらした感触たまりませんなあ。さすがに手にすくって顔パックはしませんでしたが・・・。 411投稿者:国見温泉_石塚旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 14時32分43秒 オバ様軍団6人と一緒に混浴しましたが、とにかくほんと気持ちよくて全く気になりませんでした。1時間ほどぼけっとして浸かってしまいました。ここの湯はほんとに湯の成分を思いっきり体で感じ取ることが出来るような気がします。湯量豊富な上、高原を吹きぬける風も心地よく満足度が異常に高い湯でした。ここは何度でも足を運びたくなる湯の一つですね。
右の写真は源泉の湧出地だと思われます。露天風呂から10メートルぐらい離れたところにあります。お隣にある「森山荘」は同じ源泉だと思い入浴しませんでしたが、別源泉という話もあり、チェックしてこなかったのが今になって悔やまれます。それにしても岩手山を含む八幡平周辺の温泉は底知れぬ良さがあり、何年かかけてじっくり廻ってみたいものです。(1998/08/27) http://kumaken.3.pro.tok2.com/onsen/iwate/ishizuka.html 412投稿者:国見温泉_石塚旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 14時49分35秒 あんなエメラルドグリーン、初めてお目にかかりました! 噂通り、いや、噂以上の名湯です。これが硫黄のパワーだな。 ずっとずっと憧れていた国見温泉、ようやく入れました。
アプローチも気に入りました。原生林生い茂る山を、車で ずんずん上っていきます。 山側からは様々な鳥の美しい歌声、谷側からはかじかの 大合唱、なんて素敵な山なのでしょう♪ 車窓を全開にし、オーケストラに耳を傾けながら山頂近い 石塚旅館へ到着。駐車場の時点で既に硫黄臭。 内湯は新しく大きな浴場が完成していました。 広い湯船、一面がエメラルドグリーン!!底には白い湯の花が 大量に沈殿。筆舌にし難い感動です! 香りも強烈な硫黄臭。嬉しくなってきます。 自然の産物って本当に素晴らしいですね。 旅の道中、いろんな温泉を吸収してきたタオル、真っ黒に化学変化。 古い内湯もまだまだ現役。小さくても鄙びた感じがいいですね。 外には混浴露天。恐る恐る近づくと、ご婦人が占領していました。 これはチャンスとばかりに仲間入り。 内湯と比べると色が少し異なります。こちらは白みがかった緑色。 雲ひとつない晴天だったので、日差しの強さには参りましたが、 内湯同様極楽でした♪ここも泊まりたいなぁ。(2005.06入) http://www93.sakura.ne.jp/~hana/onsen_iwate.htm 413投稿者:国見温泉_石塚旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 14時55分18秒 駒ヶ岳標高850mにひっそりと湧く国見温泉。南部藩おかかえの湯治場という由緒ある歴史を誇り、現在では駒ヶ岳の登山基地として登山客が、また効能あらたかな国見の湯をめざして全国から湯治客が訪れる。
ここの温泉でなによりも特徴的なのは、未だ謎の多い色鮮やかな緑の湯(一説によると、国見の湯には一種の藻が含まれていて、これが光合成によってこのような緑色になるらしい!)見た目バスクリンのようなさわやかな湯だが、ガス中毒で死ぬんじゃないか? と心配になるほどのキョーレツな硫化水素臭、泥湯のように浴槽に沈澱するハンパではない湯の華の量……と、なにもかもが「濃ゆい」温泉なのである。肌触りは滑らかで玉川温泉のような刺激はないけれど、この「濃さ」は(心理的にも)あらゆる病に効きそう……だ。 混浴の露天風呂。この写真は朝撮影したもの。朝になると湯の華が浴槽の底に大量に溜まり、泥湯のようになってしまう。 わたしと夫さんは早朝と夜10時くらいに入浴した。夜は満天の星空の下、ほぼ独占状態での入浴ができた。この宿は湯治に来ている人が多いためか、夜9時を過ぎるとシンと静まり返ってしまうのだ。 国見温泉石塚旅館には、内湯が男女各2つと露天風呂が混浴1つ(上の写真)と女性用が1つある。こちらは露天風呂のついていない女性用の内湯。わたしたちが泊まった日はほぼ満室であったが、どのお風呂へ行っても他の人と出会うことはなかった。 こちらがもう一方の女性用の内湯。写真左手にドアがあり、そこから女性専用の露天風呂へいけるようになっている。男性用の浴室は窓が全開状態なのに対し、女性用は全開に出来ないのが苦しいところ。なぜなら 「ガス中毒で死ぬんじゃないか?と心配になるほどのキョーレツな硫化水素臭」と上に書いたが、それは冗談ではない……(^^;。 http://www011.upp.so-net.ne.jp/journey/kunimi.html 414投稿者:国見温泉_石塚旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 15時05分15秒 日帰りではユッタリできないと思い,宿泊することにしました。秋田県側では暑いくらいの晴天だったのに,県境に向かうにつれ天気はどんより。岩手県側に入り,国道から国見温泉に向かう道に入ると,霧がもやり,細かい雨が降る状態に。10分ほど進むと,宿が見えてきました。
トイレ付の9千円の部屋を予約していたのに,何故かトイレなしの部屋に変わっていました。食事の内容も変わりないし安く泊れて良いわよ,女将には言われましたが,,,(笑)。山の宿なので,おおらかにいかないと。 部屋自体は,意外と普通。確かに立派ではありませんが,もっと古めかしい部屋を想像していたので,問題はありません。小さいテレビは,100円投入タイプ。温泉成分で1年に1度くらいは修理が必要というのは,温泉の濃さを示しているんでしょうね。 名物の混浴露天風呂は,昔からの内湯手前を一度外に出たところにあります。男湯内湯の目の前ってところです。脱衣スペースがちょっとあるだけで,後は長方形の湯船があるだけ。周りは岩が組まれていて,あまり眺望は開けていなかったです。でも開放感のある空を見上げながら,って,この日は霧雨状態でした。 常に4〜5人の男性が入っているので,女性にはなかなかチャレンジしにくいお風呂だと思います。とはいえ,ちょっとした瞬間に誰もいなくなったりもしますし,夜になると格段に入る人は少なくなります。私は4時過ぎに入ったのですが,幸運なことに貸切! ゆったりと楽しむことができました。 415投稿者:国見温泉_石塚旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 15時08分01秒 お湯はイメージ通りのエメラルド・グリーン。1mほど上にある筒からお湯が注がれているので,湯船の中も攪拌されるのか,濁っています。湯船の端のほうから足を入れると,底がぬるっ。覚悟はしていましたが,結構ビックリするくらいの湯の花の積もりぐあい。真中の方はそうでもありませんが,端のほうには1,2cmくらいは積もっていたのではないでしょうか。
ちょっと熱めのお湯で,冷たいくらいの外気が心地よかったです。入浴後はフラフラとお湯のパイプを追って少しだけ歩いてみました。新しくできた内湯の脇には以前あった内湯の後が残っていました。いろいろなHPで風情のある様子を見ていたので,ちょっと残念でした。 昔からの内湯は男女別ですが,女性には混浴露天風呂は厳しいので,露天風呂がついています。高い塀があるので,こちらもあまり景色を楽しむ感じではないですね。男湯側からは混浴露天風呂などが見え,実は一番眺望が良いのかもしれません。 内湯は歴史を感じる湯船。こちらには透明なエメラルド・グリーンのお湯が張ってありました。窓は全開になっていましたが,強い硫化水素集がしてきます。男湯側はどこよりも熱いお湯でしたが,女湯側は新しい内湯の方が熱かったです。 新しくできた男女別内湯は,手前の廊下や脱衣所は木の香りが漂っています。混浴露天風呂は別格として,その次に人気があったのはここです。十分な数のシャワーもありました。 416投稿者:国見温泉_石塚旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 15時08分53秒 男湯はケーキ1/4カット形状の湯船,女湯は大きい長方形の湯船。どうみても女湯の方が,湯船の大きさ・注がれる湯量にしても優っていました。ちょっと風情には欠けるところがあるかもしれませんが,お湯の使い方はしっかりしているので問題ありません。天井も高いので湯気がこもりませんし,快適です。
どこのお風呂でも同じお湯なのですが,湯の花の堆積具合を確かめに,一度は混浴露天風呂にアタックしてもらいたいです。もちろん,どこのお風呂のお湯も美味しくないのも同じです。 それにしても,お湯の熱さで体力は消耗しましたが,意外とお湯自体の浴感は強くありません。匂いも強いですし,色も独特だし,濃いお湯だと思うのですが,お風呂上りの疲労感はそんなに感じませんでした。お風呂の後の肌ざわりはベッタンベッタンしていたので,きっとこれが皮膚に良いのでしょうね。 夕食・朝食共に玄関脇の食堂でとりました。団体で来ている人たちも多く,結構にぎやかでした。豪華な食事とはいきませんが,そんなに濃い味付けでもなく,まずまずでした。そして部屋に戻ると布団が敷いてありました。(翌日は帰るまでお布団は敷きっぱなしにされていたのは良かった) 7月上旬でも寒く,部屋のストーブを使用しました。最初から寒いのは覚悟していたので,毛布を袋に入れて持っていったのですが,大きな荷物を見て宿の方はちょっとビックリされていたようでした(笑)。 それと館内の蛇口から出てくる水は,山の水を使用しており,とてもサッパリとして美味しい水でした。帰りに汲んでいこうかと思っていたのですが,雨も降っていたし,ちょっとバタバタしたので諦めました。きっとここの水で入れたコーヒーも美味しかっただろうなぁ。 http://www.geocities.jp/umiumi8/spa_kunimi1.htm 417投稿者:国見温泉_国見山荘 投稿日:2006年08月12日(土) 15時18分07秒 岩手県岩手郡雫石町橋場
源泉名 国見温泉(町営緑の湯) 含硫化水素食塩重曹泉(緩和性低張性高温泉) 温 度 47.0℃ pH 7.2 溶存成分総計 4,704mg/kg (HCO3 1138mg, CO2 368mg, H2S 20.74mg) R46国見温泉方向へ向かい,そのまま10kmほどのぼり,最初に現れる宿。町民にやさしいが町外の人にはやや厳しい。 浴室が男女1つずつで,小さめの浴槽がある。その浴槽は石膏成分で枠がコーティングされがちがちになっている。国見温泉特有の緑色の硫黄泉が香ばしい。湯口付近が硫黄臭がしっかりするが,石塚旅館のお湯よりはマイルドな感じがする。お湯の温度も温めで,じっくり浸かることが出来る。ここの休憩所にはたくさんのお年寄りが集っており,町民の憩いの場として利用されているようだ。石塚旅館のお湯が濃すぎる,熱すぎるという人向けのお湯。さすが国見。しっかり効きますよ。 http://todik.goemonburo.com/kunimi-sanso.htm 町営の日帰り温泉施設です。とても小さな浴槽が男女別に各1あり、他は無料の休憩室が一階と二階にあります。 町民以外の入浴料は倍もするほど高く、やはり町民優先でゆったり利用してほしいんだろうなぁと思いが感じられます。 10台くらい停められる駐車スペースがありますが、平日はせいぜい2.3台停まっているような感じ。 先日月曜日に訪問した時は、週末ものすごく混んで、来てもらったお客さんにすごく申し訳ない気がした・・・と管理人の方が仰っていましたから週末はとても混むのだろう・・と思います・・・ お湯は深いグリーンでここから流れるお湯は乳白色で硫黄の匂いがしています。石塚旅館等ほど強い匂いはなく鄙びた浴室と小さな浴槽がとても秘湯っぽくて落ち着く感じがします。。 湯につかり、ほ〜〜っと。。やはり混んでほしくない温泉です。。 地元のここを愛している方たちはなおさらそう思うんだろうなぁ。。 http://www5f.biglobe.ne.jp/~makos-onsen/iwatekunimisansou.html 418投稿者:国見温泉_国見山荘 投稿日:2006年08月12日(土) 15時21分00秒 国見温泉の入口にある日帰り温泉施設です。とても公共の施設とは思えないぐらい鄙びています。管理人のおじさんとの会話。
私:「石塚旅館と同じ源泉ですか?」 おじさん:「そう同じだよ」とあっさり返答。 私:「捨てている湯の色が違うのですが」と食い下がる。 おじさん:「色は温度によって刻々変わる。最初は青→緑→黄色→白→透明になる。嘘だと思うならお風呂を見てきてもいいよ」 というわけでお風呂を見学してみると、確かに明るい緑色透明のお湯でした。そこで今夜の宿泊先である石塚旅館に向かいました。 石塚旅館で部屋に案内される途中、女将さんに 「国見の温泉はすべて石塚旅館が湯元なのですか?」と質問すると森山荘はお湯を分けているが下の国見山荘は違うとはっきり言ってくれました。 あのオヤジ騙したなあ!とつぶやきながら、また国見山荘にしつこく戻りました。 419投稿者:国見温泉_国見山荘 投稿日:2006年08月12日(土) 15時22分08秒 国見山荘に行き、石塚旅館の女将さんがここにお湯は分けていないときっぱり言われた旨をおじさんに伝えると、最初はとぼけていましたが渋々独自源泉であることを認めました。 是非入りたいと言うと、今混んでいるからとかなんとか理由をつけていれたがりませんでしたが、神奈川県からわざわざ来たのでどうしても入浴したいとお願いすると、ようやくOKが出ました。 お風呂は内湯×1です。とても小さな浴室&浴槽です。石塚旅館の小浴場を1/3にしたような大きさ雰囲気といえば分かって頂けるでしょうか。浴槽は4人が入ればいっぱいの広さで、白い湯の成分で見事にコーティングされています。 黄緑色透明のきれいなお湯が注がれどんどん捨てられています。硫黄臭は石塚旅館より弱い感じです。味も石塚旅館ほど苦みが少なくずっと飲みやすいです。お湯自体はフレッシュな感じがして、少しのぬめり感があります。湯の感触自体は石塚旅館より良いような印象です。湧出量が少ないため小さな浴槽になっているようです。 浴室が狭いので町内のお客さんを優先にするため、管理人のおじさんが何かと町外者がこないように仕向けているようです。入浴料も町外者は町内者の2倍します。お湯に満足して最後にお金を払おうとしたら、おじさんに入浴料はいらないと言われ、結局無料で入ってしまいました。石塚旅館のお湯ほど濃厚な感じはしませんが、すっきりした感じのするとても入り心地の良い湯でした。石塚旅館の小浴場の好きな人なら気に入って頂けると思います。(1999/08/08/PM5:00) http://kumaken.3.pro.tok2.com/onsen/iwate/kunimi.html 420投稿者:国見温泉_国見山荘 投稿日:2006年08月12日(土) 15時27分05秒 今回行ったのは、国見山荘。あと200mの看板のあたりで、すでに硫黄臭が漂ってくる。
内湯が男女別に一つづつ。洗い場には、蛇口もない。湯船しかない。 掛け流しの温泉だけで勝負している。湯の色は白濁しているが、緑みを帯びているのが特徴。(右写真:排水溝に緑色の結晶が析出している) 湯に浸かるとこれが温くて、いいお湯でゆっくり浸かってしまった。 が、この長湯が今回の大失敗の元だった。すっかり体が暖まったので湯船を出たら… 突然、ぐらぐらっと。目の前は真っ暗に… … そのまま倒れ込んでしまった(ようだ:記憶がない)。 気づけば遠くから人の声。「大丈夫かぁ」 「ここはじめてかぁ」 「ここの湯 温いけど、とても効っくから気ーつけろぉ」 「ひょっとして、湯が出ているとこのガス吸っちまったかぁ」 「ちょっと座ってやすんでろぉ」 気を失っていたことに気づく。親切なおじさんが窓を開けてくれて、こっちを見ている。涼しい風に当たって正気をとりもどす。一人しかいなかったら危ないところだった。 どうも、ガスを吸ってしまったらしい。温泉分析表を見ると 硫化水素 の文字が!(そういえば、なんか匂っていたっけ ←おそい) そう硫黄泉。濃度が濃いので効き目があるが、ガスには注意が必要。 ガイドにもそんなことが記されていた。危険を身をもって体験した。 (大反省m(_ _)m) 温泉力が強い(強すぎる!)。九死に一生を得た。 http://ny.air-nifty.com/blog/2005/07/post_a752.html 421投稿者:蔵王温泉_かわらや旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 17時36分18秒 山形県山形市蔵王温泉43
蔵王温泉 かわらや泊 足元湧出 含H、S−Fe、Al−SO4、Cl泉 の45度 総計3006 pH1.5という日本を代表する強酸性の温泉。H32.2 Al 251 Fe 67.9 という含有量。H2Sは13.4でCO2 547.6 綺麗な和風宿であるが浴室は古いもので嬉しい。木造湯小屋の足元湧出温泉である。ここは源泉そのままで加水していない素晴らしいもの、浴槽の底は横格子のすのこになっていてその間より湧出して掛け流しになっている。浴感は強力で塩酸系の玉川を除く硫酸系酸性泉のNO1と言っても良いと思われた。 蔵王温泉 川原湯共同湯 足元湧出
川原湯旅館の隣の共同湯。この2つは源泉湧出地帯の上に湯小屋が建築されており、両方とも足元湧出の温泉で周辺からも源泉が溢れ流れている。湯はそのまま側溝に流れ去っている。 川原湯共同湯と旅館の風呂は天然記念物的な貴重な存在でこのような形で源泉が残っていることに感謝したい。透明、強酸味(レモン的)+明礬渋味+炭酸味、弱い硫黄臭 こちらは源泉がやや熱いのか弱く加水している。 http://allabout.co.jp/travel/hotspring/closeup/CU20021010A/index2.htm 422投稿者:蔵王温泉_かわらや旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 17時38分10秒 「川原湯共同浴場」の隣にある中規模の温泉旅館です。鄙び旅館ではありません。ここは蔵王温泉では数少ない独自源泉宿の一つです。蔵王温泉の中では珍しい「あたたまりの湯」として昔から知られているらしいです。蔵王温泉の湯は一般的に湯冷めしやく、正直あまり暖まらないのです。
お風呂は階段を降りたところにあり、湯小屋全体が桧でできたなかなか見事なものです。釘は一本も使用していないということです。お風呂は4〜5人が入れる長方形のもので、宿の規模のわりにはこじんまりとしたものです。 浴槽の底がすのこ状になっており、その下から源泉が湧出しています。お湯はとても肌触りの良いナントも言えぬほど心地の良いものです。適度のぬめり感と肌を優しく包み込むようなお湯の感触が素晴らしいです。まさに芳醇なヴィンテージワインのごときお湯です。強酸性の割にはピリピリしたところもなく、ややぬるめに感じられるほど私には適温です。お湯を口に含むと歯がぎしぎしします。浴槽の縁でぼおっと身体を休めていると、静かに静かにお湯が掛け流されていきます。間違いなく浴槽の下からお湯が湧き出ているようです。 それにしてもこの湯小屋の造りといい、浴槽の造りといい温泉を愛する者にとっては堪らないものがあります。特に内湯ファンにはこたえられないものです。今回は宿泊しましたが、ほとんど貸しきり状態をいいことに何度も何度も思う存分湯浸かりました。まさに至福の一浴です!もうからだが融けてなくなってもいい!透明感のある濃厚なこの湯に浸かれる喜びは何にも代え難いものがあります。 料理はあまり地のものを使用したものではないですが、まずまず合格といったところでしょうか。ただ布団がいただけません。何とマットレスに敷き布団カバーをつけただけの代物です。これでは小さい上寝心地が悪いことこの上ありません。スキー客は気にしないのかもしれませんが、温泉にゆったり浸かった後はふかふかの大き目の布団に寝転びたいものです。(2001/08/19/PM9:30) http://kumaken.3.pro.tok2.com/onsen/yamagata/zao_kawaraya.html 423投稿者:蔵王温泉_かわらや旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 17時40分25秒 湯上り後は冷めやすいといわれる蔵王温泉の中で「あたたまりの湯」と呼ばれる,このかわらや旅館。隣には,ほぼ同じ構造の川原湯共同浴場があります。そちらは値段が200円。100円安いのですが,それは脱衣所のゆったり感や上がり湯の可否などで判断してもらえれば良いのではないでしょうか。
共同浴場の方には先約がいたこと,また,(源泉の温度が旅館のものより熱いせいで?)水で薄めていることがあると聞いていたので,せっかくの足下湧出のお湯を楽しむのであれば,ということで旅館の方へ向かいました。 ただ,檜を使った湯船の造りも,湯船の底のすのこの下からお湯が出てくるのも同じです。好き好きだと思います。 薄き緑色の外壁の建物で,中に入ると想像していた以上に綺麗で清潔感のある入り口です。お風呂は,そのまま真直ぐ進んで,右に曲がって降りていったところ。そう,蔵王温泉の宿にありがちな,入り組んだ造りになっています(笑)。 脱衣所で服を脱いで浴室へ。なぜか二重の扉になっています。入ってすぐのところに湯船があって,奥にはシャワールームがあります。シャワールームは,きちんと浴室と区切られているので,髪を洗う人がいても,その泡が湯船近くにくることはありません。この気遣いは嬉しいです。 424投稿者:蔵王温泉_かわらや旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 17時40分53秒 お湯が足下から湧き出すということで,確かにお湯の注ぎ口は見当たりません。先客がいたせいか,お湯が攪拌されていて,底のすのこ状態を見ることはできませんでした。
お湯は最初,少しだけ熱いような気がしましたが,いやいや,本当に丁度良いくらいの温度です。蔵王のお湯の割には,優しいような気がします。とはいっても,当然の硫黄の匂いに,酸っぱい味。目に入ったりすると,もう厳しいです。 ここのお風呂の醍醐味は,ゆったりと湯船に浸かっている時でしょうか。お湯が底から,少しづつ,少しづつ湧出しているので,何もしていないのに,湯船の淵からお湯が溢れ出していくのです。それも,そろ〜りそろ〜りと。とてもデリケートなお湯の溢れ出し方です。 共同浴場とは異なり,湯船の中で男湯と女湯は繋がってはいないのですが,すのこの下の部分で繋がっているのでしょう。こちらで静かに入っていても,もう一方の湯船で出入りがあると,こちらの方の湯船からお湯が溢れます。 釘を使っていない檜造りの湯船ということですが,そうはいっても,ごく普通の内湯。でも,この気持ちの良いお湯に,ゆったりと浸かれるのは幸せでした。あたたまりの湯というだけあって,湯上り後も暖かかったです。 ただし,そうはいっても蔵王のお湯。ゆったり入りすぎて,いささか湯あたり気味でした(笑)。 http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/9564/_spa/spa_zaou2.htm 425投稿者:蔵王温泉_かわらや旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 17時46分47秒 ここの源泉は浴槽の底から湧いていて,足下自噴のお湯を味わうことができる。隣の川原湯共同浴場と同じような格子を組んだような浴槽で,適温になったマイルドなお湯がこんこんと沸き出している。無色透明で強い酸味があり硫黄臭が鼻の奥に香ってくる気持ち良いお湯で,若干白い湯花が舞う。浴室も明るい雰囲気で,狭いながらもゆったりできてしまうのが不思議。ついつい浴槽の横でトドになってしまう。洗い場にカランなど無く,まさしくお湯を楽しむためにある浴室といった感じ。
川原湯共同浴場がビリビリ熱めのお湯なのに対して,こちらのかわらや旅館は温めでマイルドな感じ。お湯の浴感だとこちらのほうに軍配が上がってしまう。これは一度宿泊してまったり独占してみねばなりません。蔵王を語る上で欠かせないマストなお湯です。 http://todik.goemonburo.com/Zao-kawaraya.htm 川原湯共同浴場 3つの共同浴場の中では一番せまい施設だが,味わいが一番深い風呂。男女の浴槽がつながっていて格子状の木で組まれている。女性にとってはちと恥ずかしいかもしれない。 源泉は浴槽の底から湧いていて,足下自噴の共同浴場。お湯はとてもビリビリするフレッシュなお湯で,無色透明で硫黄臭がある蔵王のお湯。熱くてビリビリするのに,湯上がりは体が冷めやすく汗が出ないのが特徴。けれど,後から服を着て活動しているときにほかほかになる。この源泉は日によって白濁するということはない。このお湯の何と言ってもたまらないのが、あふれたお湯が2cm程度たぷたぷと洗い場にたまり、トドになるのに最も適しているという点である。硫黄臭のする強烈な酸性泉につかり、そして温めのオーバーフロー湯でトドになる。この幸せはこの川原湯でしか味わえない。他の2つの共同浴場は同じ源泉を使っているので独自源泉はここだけ。3つの中ではダントツお勧め。 http://todik.goemonburo.com/Zao-kawara.htm 426投稿者:蔵王温泉_かわらや旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 17時51分31秒 蔵王温泉というと、国内2位の強酸性の硫黄泉という認識でしたから、草津や那須(鹿の湯)のお湯をさらに強力にしたものと思っていましたが、この期待は見事に裏切られました。硫黄泉というより強酸性明礬泉であり(よく見るとそのように書かれていました)、硫黄の存在感はそれほどありません。 全部で6施設周りましたが、総じて酸っぱい匂いがつんときて、これに隠れて硫黄臭がほんわりとあるくらい。温泉街を歩いているときのほうが硫黄臭を感じますが、これも草津などと比べると控えめです。 ○かわらや旅館 記念すべき山形初入湯の湯です。温泉通の間であまりに有名な此処に2泊しました。全国的に貴重な足元湧き出しの宿です。お薦めは、内湯マニアにはたまらないであろう内湯の造りです。細長くて変な気もしましたが、洗い場が別室になっているのは大正解です。
40〜41℃、無色透明のお湯は、強酸性ってなんてやさしいのだろうと勘違いするほど柔らかなもの。アルカリの強い湯にあるようなツルすべ感があります。でも眼に入ると強烈です。染みるなんてものじゃありません。浴感はあるといえばあるような、ないといえばないような不思議な感覚。通好みの敷居の高いお湯という印象を持ちました。米を90%磨き落としてしまったプレミア大吟醸酒のような上品な湯で、私の嗜好とは合わなかったのが残念。なお、なぜか女湯だけ加水されているようです。 宿は鄙び系を想像していたらこれが大間違いで、シンプルな造りながら綺麗な宿でした。平日8,500円の宿泊料(消費税別)は良心的。食事は朝夕とも部屋食です。 共同浴場 川原湯 蔵王は宿のほうがいい湯があるんじゃないかな? 川原湯はかわらや旅館のすぐ横にあり、裏に回ると川原屋旅館の湯小屋と並んでいて兄弟のようです。組成も同じようなものですが、共同浴場のほうが高温で、はっきりした硫化水素臭があります(私的には玉子臭とは区別しています)。硫化水素臭の強さについては、今回の湯巡りでは此処が一番でした。 http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/bbs04/bbs040901_0910.htm 427投稿者:蔦温泉_蔦温泉旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 21時14分20秒 青森県十和田市奥瀬蔦野湯1
奥入瀬(おいらせ)渓流を抜け、十和田樹海と呼ばれるうっそうたるブナの原生林をくぐると、樹海の真っ只(ただ)中に浮かぶようにして蔦温泉が姿を現す。 十和田湖は、明治・大正期にその華麗な文体で一世を風靡(ふうび)した土佐出身の文人、大町桂月が世に送り出した秘湖であったが、同時に桂月はブナの原生林に囲まれた蔦温泉にもぞっこんだった。本籍を蔦に移し永住を決意するほどであった。 蔦温泉旅館の方でも、酒と旅を愛した放浪の作家のために離れの仕事場「余材庵」の建設に着手するが、その完成を見ず大正14年(1925)、辞世の歌を遺(のこ)して56歳の生涯を閉じる。 「極楽に越ゆる峠のひと休み 蔦の出で湯に身をば清めて」 桂月が逗留(とうりゅう)した当時のままの本館は大正7年築。ブナやトチの木を使った建物で、破風(はふ)の正面入り口は凛(りん)とした威風を漂わせている。 昔ながらの帳場の前の磨き込まれた廊下を右手に進むと、「久安(きゅうあん)の湯」がある。ヒバ造りの浴舎は建て替えられたものだが、湯は桂月が惚(ほ)れ込んだ時のままだ。いや、久安3年(1147)に蔦温泉が発見された時のままのものに違いない。 湯船の底のブナ板の間から、その湯が湯玉となって湧(わ)き上がってくる。ふつふつ湧いてくる湯玉に身体がふわ〜っと浮くのである。今日び、蔦のように露天風呂無しで客を満足させられる宿は珍しい。 http://www.yomiuri.co.jp/tabi/archive/oyunavi/oyu030514.htm 428投稿者:蔦温泉_蔦温泉旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 21時17分43秒 泉質 :ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉 : 泉温 :43.8度C pH 7.24 成分総計 1,064mg/kg 色 :無色透明 臭い :薄温泉臭 味 :無味
「久安の湯」はやはり素晴らしいです。これぞ温泉!という感じです。天井の高い湯小屋に5メートル四方の青森ヒバの浴槽があり、浴槽の底からポコポコッと湯が湧き出てきます。浴槽も十分に深く私の腰は底に着きません。 じっくり独占してお湯に浸かっていると、思わずため息「ふうっ」。お湯の肌触り、まろやかさ、浴室の雰囲気、掛け流しされるお湯、見事なバランスです。あふれ出る湯に思わずトドになり湯を浴びてしまいます。うーん、シアワセ。 一方、「泉響の湯」は「久安の湯」と比べてしまうとどうしても見劣りしてしまいますが、まずまず小奇麗にまとまってはいるとは思います。まだ真新しいヒバの浴槽が半分くらいの大きさであります。とても綺麗です。私には、「久安の湯」さえあれば必要は感じませんが、一般の方には「泉響の湯」の方が受けているようでした。ここは次回は是非とも宿泊してみたいと思いました。(2000/08/11/AM11:40) http://kumaken.3.pro.tok2.com/onsen/aomori/tuta.html 429投稿者:蔦温泉_蔦温泉旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 21時21分19秒
蔦(つた)温泉は十和田湖から八幡平の間のぶなの原生林の中にある温泉だ。周囲はうっそうとした森で、沼が散在している。国道から蔦温泉の案内をみて脇道に入ると、ぽっかり森が開けて蔦温泉の前に出る。池があって鯉が泳いでいる。蔦温泉の建物は森の緑に飲み込まれそうな様子で、古いがしっかりした雰囲気だ。
正面の入り口はどっしりとして、破風のかざりなど手が込んでいる。入り口に帳場があって、宿の人はゆったりした口調で「ゆっくりしていって」と、日帰り客にも親切に案内してくれた。ここはまだ大正時代の空気が残っているようだ。 浴室は入り口から近い昔からの久安の湯(男湯のみ)と、少し奥に歩いた、新しい泉響の湯(男・女)がある。 男性用の久安の湯は、古く風情のある浴室だ。浴室のほとんどが、木の湯船になっている。材質は豊富にあるブナかもしれない。お湯は澄んでいて、ふんだんに溢れている。温度はちょうどよい。 温泉は湯船の底から涌いてくる。底の板の隙間から細かな泡が立ち上ってくる。はじめは湯船の端からお湯が注がれていると思ったけれど、それは温度調整の冷水だった。泉質はナトリウム硫酸塩炭酸水素塩塩化物泉(低張性中性高温泉)である。源泉の温度は43.8度、PH=7.24だ。 もう一ヶ所の浴室は男湯と女湯がある、泉響の湯だ。ここはまだ新しい。天井が非常に高く、3階建てが吹き抜けになっている。浴室は窓が高いところにあって、昼でも暗くしてある。写真は残念ながらうまく撮れなかった。洗い場は広い。お湯はこちらも澄んでいて、ちょうど良い温度だ。湯船は久安の湯と同くらいだろう。 泉響の湯も湯船の底から温泉が涌いている。お湯が静かにあふれて、床をあたためている。先客が湯船の縁を枕にして昼寝をしていた。ほの暗い浴室で、お湯に浸かって高い天井をずっと眺めていると、だんだん体が軽くなってくる。しばらくすると上下が分からなくなるような気がしてくる。 十和田の山奥の古い温泉は心のリゾートのひとつだと思った。お勧めする。 http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/spa/tsuta/tsuta.htm 430投稿者:蔦温泉_蔦温泉旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 21時32分02秒 2000年に初めて訪問して以来、青森に来ると必ず寄っているお気に入りの温泉です♪
八甲田の山の中にある老舗の一軒宿「蔦温泉」 木々に囲まれた道を進むと突然大木に温泉名が書かれた看板が目に入る(写真上)道路からかなり奥に木造の歴史感じる宿がありました 手前に広い駐車場があり、その奥に明治創業という木造のドッシリした建物 玄関前には昔ながらの赤いポストがあり、郷愁をそそります。 古い館内ですがきちんと手入れされ、廊下はピカピカです。 終始気持ちよくいられたのは、宿の方の管理・清掃のお陰と とても頭が下がります。貴重品ロッカーが沢山ありますので、日帰り入浴でも安心です このロッカーの手前を右に入ると日帰り時間内は男性用の「久安の湯」です 宿泊すれば女性専用時間帯がありますので、女性も入浴できます 久安の湯を過ぎ更に進むと、新しく改装された男女別の内湯「泉響の湯」があります ムードある廊下の突き当たりのドアを開けると、ここにも貴重品ロッカーがありました 脱衣所は広くて清潔、気持ちがいいです。 木の棚があり、洗面所は見えない場所になってます(ドライヤーあり) 浴場へのドアを開けると、薄暗い雰囲気の中に下には大きな浴槽が、上はとても高い天井になっていて、大きな梁が目を引きます。こういう木造りの浴室は大好きです! カランやシャワーが並んだ洗い場は無く、掛け湯用の湯溜め桶から利用する仕組み。シャワーブースが一つだけ階段脇にありました。 浴槽には”これほど透明な湯、見たことない!”と思うほどの透明度の高い湯が溢れていて、熱めの湯に浸かると湯底の板の間からプクプクと気泡と共に湧いている温泉をとてもいとおしく感じました。 肌触り滑らかでよく温まる湯を味わうと「ここまで来て良かった」といつも思います。 温まったら湯が溢れる床に寝転ぶと、これまた気持ちいい。 今度はぜひ宿泊して、飽きるまで蔦の雰囲気と湯を楽しんでみたいものです。 http://www5f.biglobe.ne.jp/~ayasen/spa/touhoku/tuta-2.htm 431投稿者:蔦温泉_蔦温泉旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 21時42分02秒 浅虫から温泉へ・・・というとすぐ浮かぶのが蔦温泉です。(何でだろう??) 日も暮れてきて、真っ暗な山道にはいってもひたすら運転しつづけるゆうは蔦温泉がお気に入り♪ 出発前から「蔦は絶対に行こうね!」と言っていた。
久安の湯(通常男湯)はやっぱり今回も入れず(女性は宿泊しないと女性時間帯に入浴することが出来ません) やっぱり泊まってみたい!と昨年よりも強く決意したのでした。この風情ある浴場に、いつか入浴してみたいです 今日は、この旅唯一 2食付で予約してある「蔦温泉旅館」に宿泊です。 インが2時からと聞いたので、2時過ぎにチェックイン。 蔦温泉には本館・別館・新館と3つの棟があり、さらに料理によって3段階の料金に分かれているので、自分の好みの部屋と料理をチョイスできます。今回は風情があって料金が安い「本館」を選びました。
部屋のドアは襖で鍵なし。 トイレ無しの広縁付き和室です。 細かい細工がされていたり、使い込まれた歴史感じる木材がなんとも落ち着きます。冷蔵庫はないものの、テレビ、コンセント、ポットやお茶セット、浴衣やタオル類と必要なものはほとんど揃っています。 女性は宿泊しないと味わえない「久安の湯」 夜9時からは久安の湯が女性専用になり、初めて古い木造りの浴場で湯を味わいました。 日帰り入浴の時間帯では男性用になっているので、ここの浴場に入りたいがために宿泊したと言っても過言じゃありません。それほど入ってみたかった浴場なのです。 こじんまりした空間にお湯の溢れる音だけが響く、時間を忘れそうな空間です。 いいっ! こちらも足下から湧く熱めの湯が大量に掛け流しです。温度が高いので湧水で加水していますが、じわーっと効く湯です。 http://www5f.biglobe.ne.jp/~ayasen/tabi/0509_kitatouhoku/0402.htm 432投稿者:蔦温泉_蔦温泉旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 22時05分43秒 ここは日帰り客にも親切である。何と、朝8時から夜7時まで日帰り客をとっている。夕食前のひとっ風呂、「泉響の湯」は大勢の入浴客で、いもの子状態。 あと一つ、「久安の湯」というのがあるのだが、女性専用時間帯は深夜0時から朝8時までと、決められている。ダンナによると、ガラガラだったんだそうな。草津温泉大滝乃湯の「合わせ湯」のように、こまめに時間帯を区切るとか、夕方以降は立ち寄りを取らないとか、少し工夫が必要だろう。 しかも、古式ゆかしく、カランがないため、上り湯周りは、体を洗う人、シャンプーする人で、身体を斜めにもぐり込ませる隙もない。それはともかく、シャボンの匂い。この高さ12mもの湯気抜きを持つ大容積の浴場をして、許容量を上回るのだ。せっかくの秘湯が銭湯に化けてしまった・・・。
大きな湯船にしては、けっこう熱く、湧水が絶えず適温となるようチョロチョロと注ぎ込まれる。そうそう、この温度管理が大切なのよ。お宿は「これがベスト」と思えるお湯を提供し、お客は文句も言わず、ありがたく、そのお湯を頂戴するという仕組み。うれしかったね。 無色透明・無味無臭、底から湧き出すこのお湯は、単純泉かと思いきや、「ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉」なる表示。重曹泉ほどすべすべもせず、食塩泉ほど塩辛くもない。泉源真上の湯船こそ、天の恵みと言うべきか。 しかし、泰平の世とは長くは続かぬもので、ドボドボとあの酷い音。熱いといったって43度くらいのものなんだから、少しは我慢できないもんかね〜。 湯船のへりでは、両手を組んで、7、8人もの若い娘たちが、木肌の床に寝そべって、おしゃべりしている。行儀が悪いと思っていたら、湯船から打ち寄せる波のように流れ出す、たっぷりしたお湯。津軽名物、寝湯だったのだ。 http://www.tim.hi-ho.ne.jp/uukako/tsuta.htm 433投稿者:蔦温泉_蔦温泉旅館 投稿日:2006年08月12日(土) 22時29分25秒 心の中に・・・ (蔦温泉旅館) 修 評価:評価なし 2006年 6月 19日
私にとって「蔦温泉」は特別な場所。 最後に訪れてはや十余年が経ちますが、その記憶は何度となく私の心を癒してくれました。 その「蔦温泉」に再会できる喜びと、一方で、もうあの姿は無いのではないかという不安を抱きつつ、先日初めて宿泊で利用しました。 不安はものの見事に的中し、十数年間想い描き続けたかつての浴場の姿はそこにはもうありませんでした。変わり果てた姿とはいえ、浴槽から吹き抜けにいたる各所にかつての面影が残り、浴槽の底から大粒の湯玉となって湧き上がるお湯に浸かっていると、10年の穢れを洗い流してくれているかのようです。 今回の再訪によって、もう取り戻せないかつての「蔦温泉」がこれまで以上に心に刻まれるという皮肉な結果になったようです。 初めて訪れた蔦沼も綺麗でした。 http://kuchikomi.nifty.com/onsen/kk/ElementKuchikomiList.do?Theme_ID=255&Element_ID=0406251125&order_by=1 434投稿者:蔦温泉_蔦温泉旅館 投稿日:2006年08月13日(日) 11時51分03秒 原点 (蔦温泉旅館) 修 評価:★★★★★ 2005年 1月 17日
私にとって原点とも言える温泉の一つで、東北を離れた今でも「温泉」と言えば真っ先に思い浮かべるほど心に残っている温泉です。 古びた廊下を渡った先のどん詰まりの扉を開けると、脱衣所と、遮るものなくすぐ横に横たわる広々とした総木造りの浴場が同時に目に飛び込み、とても鮮烈な印象を受けたこと。少し熱めの浴槽の底からブクブクとあふれ出るお湯。湯船の脇で大の字になって寝転ぶ快感。湯煙と夕暮れの薄暗がりの中に燈る灯り。そのどれもが私を温泉の魅力に惹き込むに充分なものでした。 ここには露天はありません。趣ある宿と、それを包み込む環境の素晴らしさを考えると、露天があればさぞかし・・・という気持ちが正直ないでもないですが、それが蔦温泉。このままの姿で未来永劫残って欲しいと願っています。 435投稿者:再び安部城温泉 投稿日:2006年08月13日(日) 15時48分20秒 このスレを読んでいる人がいるとは思わなかったのですが: 最近私の預かり知らぬところで、勝手にこのコラムの文章の一部を引用し、私の意図したこととは全く違う論点で自身の主張を述べる用途に用いた不届き者(私の事ですね;訳注)があったようなので、一言付け加えさせていただきます。 基本的に、ここに書いた安部城温泉消滅の経緯は、筆者である私の推測で、必ずしも全てが事実ではありません。引用先では、本コラムにも書かれている“ことわり”の部分が意図的に削除されていますので、その点については誤解なきようお願いします。 また、ここに書かれたオリジナル版のコラム全文を読んでいただければ分かるように、筆者である私本人は、安部城の共同湯を取り壊した行政当局の行為については、敢えて批判の対象としていません。寧ろ非難されるべきは、行政サイドにそうした処分を取らざるを得ない大元の原因を作った一部温泉マニアを気取るバカどもの心無い行為と、それに付随する無秩序な情報の垂れ流しであると考えています。 残念ながら、当コラムを引用した人物は、そうした肝心な部分を意図的に削除して掲載しているフシがあり、これは作者としては誠に不本意な引用であると言わざるを得ません。 コラム自体が公開されたものである以上、引用などについてはある程度容認せざるを得ませんが、こうして、筆者の言いたいことを捻じ曲げ、己の主張に都合のよいようにその一部を勝手に流用するという行為は、厳に慎んで欲しいものです。 幸いというべきか、今の所引用先の掲示板からのアクセスは殆どなく、恐らく当該の発言もそのうち数多くの発言に埋没してしまうと思いますが、とりあえず念のため、このメッセージを追記しておくことにします。 http://miuscybgall.cocolog-nifty.com/weblog/cat3348136/index.html まあ,私は地元のおばあさんとのインタビューを引用しただけなので,本質とは関係ないのですが. 436投稿者:再び安部城温泉 投稿日:2006年08月13日(日) 16時15分47秒 安部城温泉抹殺の経緯は上のHPによらなくても 前回私が青森を訪れた時にはまだ健在していたようなのだが、今回閉鎖したという情報は知っていたもののまだポリバスには入浴できるようだったので訪れたら物の見事に無くなっていた。 近くの畑仕事のおばあさんに話を聞くと、近所に立派な温泉施設が出来たがこの無料共同浴場がある為にみんなが足を運ばないのでやむなく取り壊したとの事でした。 http://www.h6.dion.ne.jp/~noyu/haigyo/abesiro.html で尽きていますね. 437投稿者:再び安部城温泉 投稿日:2006年08月13日(日) 16時37分11秒 安部城温泉抹殺の詳細については直接ここに尋ねましょうネ:
川内町長 下北半島の中央に位置する川内町は県下4番目の大きな面積を有し陸奥湾に南面した町であります。奥深い山々、穏やかで恵みを与える海、清らかな川など自然に恵まれ古くから漁業と林業、それに伴った産業で栄えてきました。 私たちは、この郷土を21世紀へ向けさらに活力ある産業づくり、 魅力あふれるふるさとづくりを目指して町民一体となって推進して いきます。 海のロマンと創造力あふれる緑響く「川内町」にどうぞおいで下 さい。 町 章 (昭和42年制定) 私たちの川内町が、いつの世にあっても飛躍伸展の姿勢をとることを願って。 三本の翼は誠実・勤勉・奉公と農・林・漁を表わし、全体で川内を組み合わ せたものである。 「いい湯だな!」温泉情報
ふれあい温泉 川内 川内川渓谷遊歩道の終点に位置し、川内町特産のひば材を 使用し、春は新緑、秋は紅葉と眺める森の風景は心身ともに 安らぎを与えます。また、館内にはふるさと薬膳料理が楽しめる「あっちゃのまま」もあります。 川内町総務企画課 〒039−5201 青森県下北郡川内町大字川内字川内477 TEL 0175−42−2111 FAX 0175−42−2120 ご意見・ご感想はこちらまで http://www.mutsu.e-shimokita.jp/kawauchi/index.htm 438投稿者:再び安部城温泉 投稿日:2006年08月13日(日) 20時38分45秒 そこまでして川内町長が地元民の誇りだった安部城温泉を完全に抹殺しなければならなかった背景はだいたいわかりますけどね:
驚愕する地方の実態 地方公務員は働かないという報道が昨年一部の週刊誌で行われていましたが(現場の殆どの地方公務員は精一杯働いていますが)、ではこの地方公務員の実態はどうなっているのでしょうか? ここでは簡単にご説明させて頂きます。 地方公務員総数 約300万人 2003年度給与総額 25兆円 * ただし、これは公表されている分を集めただけの数字であり、隠れ人件費等を詳細に分析すれば数兆円増え30兆円を超えると見られています。 人件費比率 28% (これは地方歳出に占める割合) ここで驚くべき実態をご覧に入れます。 全国都道府県で地方税収が職員の給料総額を超えているところは一体いくらあるか?です。 東京、神奈川、愛知、静岡、大阪 これだけです。 これ以外のところでは地方税収だけでは職員の給料さえも賄えない惨状となっているのです。 で、どうなっているか? 今まで地方は、目一杯借金を積み上げてきており、もはやこれ以上借金が出来ない状態に追い込まれており、仕方無しに今まで積み立ててきた基金を取り崩してきています。 439投稿者:再び安部城温泉 投稿日:2006年08月13日(日) 20時39分16秒 ところが、中にはすでに基金が空っぽになったところも出てきているのです。 国民の23%余りが預金無しという統計がありましたが、これと同じ状況が都道府県、市町村で起こっているのです。
2005年度末にこの基金(国民でいう預金)がゼロになる市は全国で12に上り、この一年間で倍増することになります。 また、100万円以下という惨状を示す市も西宮市等8市もあります。 全国で20余りの市が<ゼロ>から100万円以下の基金・預金しかないことになるのです。 そして、地方債を返済する原資である【減債基金】は以下の市では<ゼロ>になっています。 北海道小樽市、留萌市、愛知県常滑市、大阪府泉大津市、兵庫県尼崎市 これらの市では、もはや借金を返済することさえも出来ない事態に陥っているのです。 しかしながら、これらの惨状を招いたのは、何も公務員だけが悪いのではありません。 行政官・議会そして住民も悪いのです。 住民からすれば、『何でわれわれが悪いのか!悪いのは公務員・議会だろう!』と言われる方も多くいると思いますが、知事、市長等を選んだのは住民なのです。 行政官をチェックする役割を担っている議会を選んでいるのも住民なのです。自分達が選んだ者達が借金を作りまくった結果が今の惨状になっており、いわば自業自得という結果になっているのです。 勿論、今後地方公務員の給料や年金は30%以上の削減は避けられませんし、人員カットも退職金カット、年金支給カットも当然ということになりますが、それだけでは到底今まで積み上げた借金は処理できません。 住民負担は熾烈なものになると覚悟しておいた方がよいと思います。 皆が無責任だった頃のつけが今後、押し寄せてくることになります。 http://www.collectors-japan.com/nevada/main/m_050615_2.html 440投稿者:再び安部城温泉 投稿日:2006年08月13日(日) 20時43分59秒 地方の財政 夕張市の財政破綻問題では粉飾決算が明らかになり、黒字決算から赤字決算に転落しましたが、ではこのような自治体は夕張市だけでしょうか? 総務省が発表しました破綻候補とでも言うべき【実質公債比率18%を超える自治体】は以下の通りとなっていますが、この18%基準を超える自治体は、今、破綻に瀕しているとも言えますが、必ずしも実態を全て表しているわけではないのです。
【実質公債比率18%を超える自治体】 ところが、これが全てではありません。上記の公債比率には隠れ借金・隠れ債務は反映されていないからです。 どこの自治体も粉飾決算まがいの操作を行っており、短期借入金を使って見掛けの数字をよくしている自治体も多くあり、これら自治体は破綻してから夕張市のように『じつは隠れ債務がありました・・・』となり一気に負債が膨らむのです。 上記の自治体以外にも多くの自治体が一気に破綻に追い込まれることも十分ありえるのです。住民に破綻してから説明をすることで果たしてよいのでしょうか? 情報公開を進めるようにといわれている中、自治体の幹部は率先して実態を明らかにして、早急に再建に入るべきだと言えます。 自分が退職金を貰うために破綻させずに延命させるということはまさかないとは思いますが、借金漬けであえいでいる自治体首長は借金が消えるまで給与を全額返上し、退職金は廃止するという宣言をしても良いのではないでしょうか? 例えば、横浜市は破綻予備軍第2位にランクされているわけであり、改革派の中田市長はマスコミで色々再建の事を述べていますが、自らの退職金のことは一切話をしていません。 給与は最低でも50%カット、退職金は廃止と打ち出して再建に入り、住民に負担を求めるのであれば政治責任をまっとうするわけであり住民も負担増に納得するはずです。口だけで再建・負担増というのでは、子供でも出来ます。 政治家であるのなら、自ら身を切る覚悟が必要ではないでしょうか? http://www.collectors-japan.com/nevada/main/m_060801_2.html 441投稿者:再び安部城温泉 投稿日:2006年08月13日(日) 22時42分50秒 安部城温泉抹殺の経緯についての噂を纏めると(真偽は不明ですが)
1. 元々は温泉付別荘地として計画されていたものの、バブル崩壊などもあり、あまり売れなかったが,温泉はしっかりと残っており, 波板で囲っただけの建物の中に2人入ればやっとの浴槽があり、そこにじゃんじゃんとお湯が掛け流しで流れ込んでいた。
2.この小さな湯小屋の近くに町営の日帰り用の温泉入浴施設 が建てられたが,平凡な泉質で熱過ぎる為に客は誰も来てくれなかった. 3.一人の温泉マニアが、この湯小屋を訪れ,とても感動してこの小さな湯小屋を自分が開設しているInternetのホームページで紹介した。 4.安部城温泉の評判はインターネットを通じて忽ち広まって,全国の温泉ファンが我も我もと先を争ってこの温泉を目指すようになった。 5.川内町の役人がそれを苦々しく見ており, 「お湯は同じなのに、何でこんなちっぽけな湯小屋に長蛇の列が出来て、もっと立派で綺麗なウチの日帰り施設にお客がこないんだ―。」 と怒って という通達を出した. 実際には地元といっても周囲に民家もなく,地元民からは混んでいる時は地元の方々優先でお願いします、といった程度の要望しかなかった様だ. 6. しかし,安部城温泉の人気は高まるばかりで,上の通達は全く効果が無かった. そして, この湯小屋がある限り、 にはお客が寄り付かない。そんなら、いっそのことそんな湯小屋など潰してしまえ! という事になり,2003年末に強制的に湯小屋を撤去した. 撤去の理由は 442投稿者:再び安部城温泉 投稿日:2006年08月13日(日) 23時01分38秒 7.安部城温泉の湯小屋を撤去しても, の来場者数は変わらなかった.
8. 安部城温泉の配管はまだ残っており,湯はそこからどんどん捨てられていたので,地元の人がステン浴槽を設置して再び入浴できるようにした.
地元のおばちゃんが旅行客に「いいお湯だから、あんたらも浴びてき〜」と勧めていたそうだ. 9.安部城温泉のステン浴槽設置の話が広まり,再び温泉マニアが集まる様になった. 川内町の役人がそれを見て “絶対に入浴するな”という注意書きの看板を跡地に立てた. 10.ステン浴槽に入りに来る温泉マニアが減らないので遂に 捨てられている湯そのものが管ごと撤去され 安部城温泉は完全に消滅しました 11. 近くの町営の日帰り用の温泉入浴施設 は温泉ファンからは全く相手にされず,入場者数は増えませんでした. (以上の半分は想像なので聞き流して下さい.責任は持てません.)
443投稿者:再び安部城温泉 投稿日:2006年08月13日(日) 23時17分37秒 どこかのHPで見た一枚の写真、それは大変な衝撃でした。
小さな小さな湯船に似合わぬ太いパイプ。そこから猛烈な勢いで湯が噴出している。”流出”なんて生易しいものじゃなく、”噴出”なのです。 たった一枚の写真ながら、そのインパクトは強力で私はKOされました。 以来、その温泉のことが頭から離れず、下北まで飛ぶきっかけとなったわけです。万が一、閉鎖や建て替えなどになって、この湯に入りそびれたら、私は間違いなく一生後悔する!と無我夢中でした。そんな風に思える温泉、そうそうありません。 ようやくたどり着いた、恋焦がれたその湯は、とっても小さな掘立小屋でした。 例の湯船の傍らに立ち、思わずため息をついてしまいました。 憧れの温泉が私のすぐ足元にあるんだ、そう思うと目頭が・・・ やっと順番が周ってきて胸を躍らせながら中へ入ると、ネットの写真で見た通り、とっても小さな1人用の湯船に太いパイプからドッバドバ、いやゴーゴーと音を立てて激流のように源泉が流し込まれていました♪ 想像していた以上にすごい光景です。湯量を浴槽の大きさで割ればやはり日本一でしょうね!洗い場も川のように湯が流れ洗面器は水を張っておかないとドンブラ漂流します。 浸かっている自分も湯量の激しさでゆらゆら。 お湯は少々熱めで無色透明、うっすら塩味+金気臭。 泉質云々を超越してしまうほどの豪快な源泉投入量にただただ言葉を失い、いまだ強烈な思い出となっています。 「会えて良かったよ〜♪」と鼻歌+独り言 とっても悲しいことに、2003年末に突如撤去されてしまったそうです。 跡形も無く・・・。 どうしてでしょう?いつもの”お役所”絡みでしょうか? 再会を誓ったのにもう会えません。 でも・・・本当に会えておいてよかった。 http://www93.sakura.ne.jp/~hana/shimokita/shimo_13.htm 平成17年8月、捨てられている湯そのものが管ごと撤去され 安部城温泉は完全に消滅しました 444投稿者:正徳寺温泉_初花 投稿日:2006年08月13日(日) 23時59分11秒 山梨県山梨市正徳寺1093-1
天国に一番近い温泉 「初花」には、東京から毎月通っている。先週に続いて本日もお世話になってしまった。 ここの源泉浴槽に入るたびに「幸せなお湯だなぁ」と思う。微温湯なので、いつも長湯になってしまうが、「温泉の質が素晴らしいから長湯する」といったほうが適切かもしれない。 モール臭を含む、ヌルヌルした肌触りの柔らかいお湯。成分が薄いので、強い刺激を求めるような対象ではない。 高い天井に、露天まで見通しのよい明るい浴室。 露天には、別源泉の鉱泉を使用した水風呂とサウナまであり、鉱泉の質も高い。 湯上りには食事処で「初花湯の花御膳」を頼むことが多い。お米以外はたいへん美味い。とくに、温泉湯豆腐、鰻、デザート。 和風の品のいい建屋といい、周りの環境のよさといい、大人の隠れ家的な満足感を与えてくれる日帰り温泉施設は、ここだけかもしれない。 http://hiro33.cocolog-nifty.com/ichiyu/2005/06/post_d499.html 445投稿者:正徳寺温泉_初花 投稿日:2006年08月14日(月) 00時01分18秒 つるつるの湯が毎分800リットルの湧出をしている。薄い褐色で淡い甘味がある。成分表を探してもらい見るとHCO3はほとんどない、しかしこのつるつる感はなぜだろうかと前々から考えていたが、ここで分かった気がした。
推測であるが CO3イオン(炭酸イオン)が39と多い、これではないか?いつもつるつるの原因が不明な時、炭酸イオンが多いことがよくあった。ここは気に入った良い湯である。 http://allabout.co.jp/travel/hotspring/closeup/CU20001205A/index.htm 去年の9月の後半に行って、毎分800リットルの湯量となかなかのつるつるで気に入った湯。そしてここの圧巻は35.9度の掛け流し内湯。ここはかなりの気持ち良さなので、通販生活に載せようと取材で訪れる。
総計379の単純泉で温泉による規定。しかし薄褐色で、トロッとした甘味であとに苦味が残り弱いが鉱物臭もある。存在感は抜群である。そういえば新菊島にもにているな、、、と思う。成分はNa191 Ca47 Cl 271 SO4 11 CO3 39 BO2 10 というものHCO3をほぼ含まないのは珍しいやはりつるつるはCO3であろう。 http://allabout.co.jp/travel/hotspring/closeup/CU20010719A/index.htm 446投稿者:正徳寺温泉_初花 投稿日:2006年08月14日(月) 00時03分45秒 最近、「あんまり有名ではないが侮れない温泉」を探すのがちょっとしたマイブームになっている。2002年10月の中旬の3連休の3日目の夕方、発作的に川崎の自宅を出て、一路山梨市に向かった。目的地はここ正徳寺温泉。豊富にあふれる源泉を楽しめるとの触書にひかれたからだ。
正徳寺温泉初花は、山梨市の住宅地の中にある、まだ比較的新しい温泉施設である。もともとウナギの養殖業者だったここのご主人が「春日居温泉にも近いし、井戸水を使うウナギが病気をしないことからもしかしたら湯脈があるのかも」と思い掘削したところ、見事に掘り当てたのだという。どういうわけだか、この山梨県にはそうした「住宅地の中で温泉を掘ったら、出てきた」というタイプの温泉が多い。うらやましい限りだ。 さて、この正徳寺温泉。荒い地図には載っていないことも多いうえ、これまた非常にわかりにくい場所にある(私も最初、国道からの入り口がさっぱり分からず、もう一回近くまで来て直感で曲がった道がビンゴだった)。JR中央本線の場合、春日居町駅で降りてタクシーで5分。車の場合、色々なルートからの行き方があるが、私は中央道の一宮御坂インターからJR山梨市駅の前を経由してここを目指した。そのルートの場合、まずは国道140号線を目指す。「フルーツ公園入り口」の交差点を石和・甲府方面に左折。少し走るとエッソや出光などのガソリンスタンドを右に見る。前の方にセブンイレブンが見えてきた時に、そのやや手前(左側に山梨小学校がある)の路地を左折。するとすぐに右側に農協があり、その先に「初花、右折」という看板(夜は見にくい)を発見できる。そこから車のすれ違いが困難そうな狭さの道を道なりに進むと、右側に初花の駐車場が見える。改めて「なんでこんな所に……」と驚いてしまう立地である。 447投稿者:正徳寺温泉_初花 投稿日:2006年08月14日(月) 00時05分00秒 建物は、ちょっとした和風旅館を思わせる外観。まずは下駄箱に靴を入れ、その鍵をフロントに渡して入浴料(一人600円)を払う。一人一人にロッカーのキーを渡してくれるので、貴重品などを持っていても比較的安心できる。そこからやはり旅館風の廊下を歩いていくと、男女別の浴室への入り口になっている。入り口の前には「恵み水」といってアルカリ温泉水が流れ出ている竹の筒が設置してある。「ペットボトルなどで自由にくんで下さい」という旨の説明書きがしてある。
前置きが長くなったが、早速お目当ての温泉に入る。浴室は内湯と露天に分かれており、どちらもけっこう広い。内湯はぬるめの源泉(たしか38度ぐらい)と、高温のバイブラバス(42度ぐらい)の2種類。露天はやはりややぬるめの大きな岩風呂(38度)のほか、樽の風呂やサウナ、ジェットバス、寝湯、鉱泉(25度)と多様な温泉が揃っている。驚きなのは、一部を除き源泉をそのまま利用しているということだ。これも噴出量が毎分800リットル(パンフレットによる)もあるといい、豊富な湯量がなせる技だろう。さすがに源泉だけではぬるいという人のために高温の浴槽も用意されているが、やはり温泉の効能を最大限に吸収するには、ゆっくりと源泉につかりたいものだ。お湯は、褐色に濁っておりややぬるぬるとする。いわゆる美肌効果がある温泉だ。お湯の中でぬるぬるしていても、上がるとさっぱりとし、肌はすべすべになる。効能としては、神経痛や筋肉痛などのほか、慢性消化器病や運動麻痺などにいいらしい。 場所柄、地元の人たちの利用が多いようだ。みな源泉風呂に長い時間つかることで疲れをほぐしていた。私もぬるめのお湯にじっくりと長時間つかることにする。浴槽の端のほうに首をあずけ、目をつぶってゆっくりと時間が過ぎていくのを楽しむ。それだけでも癒されてくるようで実に気持ちよい。なんだかんだいって1時間ぐらいつかってしまっていた。様々な種類の浴槽を楽しめるのも、また楽しみになるようだ。 448投稿者:正徳寺温泉_初花 投稿日:2006年08月14日(月) 00時07分19秒 さて、一番初めに書いた通り、ここのご主人は養鰻業者。んでもって「初花」はそもそも日本料理専門店だったらしい。そういうことからも想像できるとおり、この温泉は食堂の食事が充実している。他の温泉施設にも食堂がある所は少なくないが、たいていは「別にわざわざここで食さなくてもいいもの」ばかりだ。しかし、正徳寺温泉の食堂は「わざわざここまで来て食べる」価値のあるものといえる。我々も風呂から上がって休憩所で一休みしたあと、フロントの脇にある食堂に行ってみることにする。メニューは豊富だが、やはりここは、名物のうな重を食べずしてなんとするか。「活鰻を利用していますので少々時間をいただきます」の説明書きからも分かるように、かなり本格的な作り方をしているようだ。他にも「温泉がゆ」など色々とひかれるものがあるが、「温泉を使った湯豆腐」というのもなかなかいけそう。うな重が出てくるまで時間がかかるということもあるので、その湯豆腐も頼んでみた。
ほどなくすると、まず湯豆腐が運ばれてくる。…と、これが結構本格的で、しかもでかい。温泉の湯につかった大きめの豆腐を、簡易コンロで暖めながら食するというもの(同時にタレもあたためられる)で、豆腐は弾力があり大豆の風味がふわあっと広がる逸品。2人で一つを頼んだのだが、それで十分であった。そうしている間に、うな重も来る。さっそく箸を入れて口に運ぶ。うおっ!?これはなかなかいけるではないか。ウナギはふわっとしつつも香ばしく、独特の風味が口の中でこれでもかと主張する。脂分も申し分なく、ちょっとかためのご飯との取り合わせも絶妙で、思わず笑みがこぼれる。これははっきりいって、東京などのうなぎ専門店に匹敵、いやそれらを凌駕する味といっても過言ではない。少なくとも、そこらの鰻やさんよりははるかにうまい。うーむ。あなどりがたし山梨。 http://homepage2.nifty.com/onsen/onsen/yamanashi/shoutokuji.html 449投稿者:正徳寺温泉_初花 投稿日:2006年08月14日(月) 00時10分11秒 ヌルすべの名湯の噂も高い、民間の日帰り温泉施設。めがねさん&やますなさんレポあり。「はやぶさ温泉」と並んで山梨ではいちばん入浴回数の多い気に入りのお湯です。とてもわかりにくい場所にありますが、最近は口コミパワー炸裂で大混雑らしいので、山梨小のそばとだけ... ^^;)。 実際、東京方面ナンバーの車がたくさん停まってました。料亭風のなかなか粋な感じの建物で、曲り廊下を渡った別棟に浴室があります。
窓の広い明るい浴室は、低温(源泉)槽36℃(石造、7.8人)、高温槽42℃(同、7.8人、ジャグジー付)の2つ。カラン8位、シャワー・シャンプー・ドライヤー有料。和風庭園風の露天ゾーンには、露天(岩造、15人以上)、鉱泉水風呂25℃、寝湯2、ジャグジー、蒸し蔵風呂、サウナと充実。浴室は男女交代制で、もう片方(当日女湯)には蒸し蔵風呂のかわりに露天樽風呂があります。 土曜16時で男湯10人程度と珍しく空いてましたが、18時近くなるとやはり一気に混雑。浴場はそれほど広くないですが、実にいい空間に仕上がっており、日帰り施設として出色のできです。(脱衣所以外 ^^;) 低温槽は、飲泉可の湯口から投入でオーバーフローの源泉かけ流し。高温槽は、以前は槽内吸引あり一部循環してたかと思いますが、この日は大量オーバーフローでほとんどかけ流し状態でした。露天は湯滝からの大量投入でオーバーフローあり。鉱泉風呂の湯口も飲泉可(甘い)です。 お湯は、淡黄色透明で細かな気泡が舞ってますが、付くときと付かないときがあります。明瞭な甘味、かすかにおだやかな温泉臭。際だったぬるぬる感が特徴で、カラン・シャワーも温泉ですが、石鹸もリンスもいらないかも ^^) ぬるぬる度は、1.高温槽、2.低温槽、3.露天の順かと思います。とくに低温槽はやさしくつつみ込まれるような絶妙のお湯で、これだけ快感度の高いお湯はホントに珍しいです。名湯です。いくらでも長湯できそうで、寝てる人も多いです。浴後の爽快感とお肌さらさら感は見事の一言。 http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/special/utubo_yamanasi3/utubo_yamanasi3_4.htm 450投稿者:渋の湯温泉_渋御殿湯 投稿日:2006年08月14日(月) 00時33分20秒 長野県茅野市北山5520-3奥蓼科温泉郷
感動的、素晴らしい 足元湧出、源泉浴槽 渋の湯ホテルの隣は渋御殿湯である。この宿泊者用浴室は古い木造の浴舎で建築が素晴らしい,床も壁も小屋裏も木肌で良い雰囲気を出している。さらに湯が良い。 30.6度と26.3度の2本の源泉があり窓際に冷たい方の源泉掛け流し浴槽、そして圧巻の30.6度の足元湧出源泉浴槽の2つがそのまま加工されることなく流されていた。片隅に加熱浴槽があるがこの配置は完全に源泉が主役である。すばらしい見識であると思う。 一面に炭酸の気泡が湧出しつづけ、弱いジャグジー状態になった足元湧出浴槽は見るだけでも木枠の清楚な造りと相俟ってすばらしい存在である。隙間の多いすのこの床は薄く白濁している湯の奥に見えて、蔵王の白眉である川原湯旅館に似ている。入浴していると気泡の流れる感触がくすぐったいほどである。 特記成分は炭酸の783mgと硫化水素(H2S)の20.5mgである。この浴槽が非常に気に入った。ほとんど水風呂となったもうひとつの源泉浴槽は内部は完全に白くコーティングされているが源泉は透明である。どちらの源泉も透明、炭酸苦味+少酸味、硫黄臭である。炭酸味が際立つ印象の湯であった。加熱浴槽は弱く白濁し硫黄の感触が強くなり渋の湯ホテルと同じである。もっとも新鮮な時には炭酸が表現し、次に硫黄が前面に出てくるという変化は温泉一般のものであるが足元湧出や源泉直なので時間経過による変容が観察することができる。 http://allabout.co.jp/travel/hotspring/closeup/CU20040104A/index.htm 451投稿者:渋の湯温泉_渋御殿湯 投稿日:2006年08月14日(月) 00時36分22秒 奥蓼科のどん詰まり、渋御殿湯が手前、奥に渋の湯ホテル(冬季休業)が並んで建っている。古い絵図ではそれぞれ「殿様湯」「姥湯」となっている。渋御殿湯のほうが大きくて立派だが、古い本館側は東北の湯治宿風で素朴。新館は鉄筋コンクリで味気ない。同地に建っていた木造3階の旧館の写真があるが小谷の山田旅館そっくりで、これが現存していれば秘湯の鄙び宿として大人気だろうと思うともったいなかった。
立ち寄り入浴は新館側(西の湯)のみが可で、本館と同じ総木製の浴舎ながら真湯の浴槽(清水の加熱循環)と冷たい御殿湯の小浴槽があるきりだから全然面白くない。こちらのみシャワーと石鹸が使えるので登山客の利用を考慮したものだろう。部屋休憩込み(2000円)だと両方の浴舎が利用できる。 本館側(東の湯)は総木製浴舎で、手前から加熱湯・長寿湯・御殿湯の3つの浴槽がある。昔は混浴だったのを仕切ったようで、女湯側も同じく3浴槽だが、長寿湯が引き込みになっているから不利。 加熱湯は循環濾過で身体を温めて冷浴に備えるもの。適当に温まったら気合いを入れて冷たい御殿湯にそろそろと身を沈める。たちまち全身鳥肌状態になるが、背筋から電気がぞぞっと伝わり脳天の蓋がぱかっと開く感じ。ぴりぴり射すような刺激と酸っぱい硫黄臭が心地よい。 長寿湯は坪湯のような深い浴槽の底がすのこになっていて、下から生温い源泉が湧き出してきている。ガス気泡を大量に伴うので湯面はボコボコ沸騰しているように見える。浴槽壁のなかほどに空いた排水口への溢流は20 L/minほど。ほかに槽内に女湯側へ通じるパイプ口がある。静止状態の湯は淡青緑色に澄みきってたいへん美しい。 452投稿者:渋の湯温泉_渋御殿湯 投稿日:2006年08月14日(月) 00時36分48秒 底にさらさら粉末状の白い湯花が大量に溜まっているから、人が漬かると舞い上がって白濁湯になる。レモン様の酸味と炭酸味が明瞭で明礬系の渋味がなく、柑橘系炭酸飲料のようでとても美味しい。サラサラとした絹をなでるような軽い浴感が特徴的で、濃い酸性泉のような締め付けるような厳しさはなく長湯が楽しい。
浴後はほとんど温まらないから速攻で部屋の炬燵に飛び込んでしまうが、しばらくするとまた漬かりたくなる不思議な魅力をもった湯だ。(2002.12.26-28宿泊) http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/special/yamasemi_nirasaki/yamasemi_nirasaki_4.htm#sibu 453投稿者:渋の湯温泉_渋御殿湯 投稿日:2006年08月14日(月) 00時39分05秒 その存在を知って以来是非とも入ってみたいと思っていました渋御殿湯にようやく浸かることができました。今回は家族に休みをもらい?一人でのプチ湯治です。ここの目玉は足元自噴の浴槽です。しかしお目当ての浴槽は基本的に宿泊者専用とのことでしたので万難を排して宿泊し、思い切りお湯を楽しむことにしました。渋御殿湯は民営の国民宿舎ということで、建物の造りは企画どおりの実にシンプルなものです。
新館と旧館がありお目当てのお風呂は旧館の奥のほうにあります。新館には日帰客用の浴室があります。まずは早速この宿自慢の宿泊者専用の浴室へ向かいます。浴室へ一歩足を踏み入れて「おおっ」と思います。全てが年季の入った木でできた浴室・浴槽でとてもいい感じです。お風呂は内湯×3があります。一番手前側が加熱槽で7〜8人は入れる広さがあり、普通は冷めないように蓋がしてあります。真ん中が足元自噴の浴槽で4人くらいが入れる広さがあります。一番奥が別源泉が張られた2〜3人が入れる浴槽があります。
まずは加熱湯に入ります。蓋を一人分だけとって、ゆっくり浸かります。白濁した硫黄臭のするお湯で、なかなか入り心地は良いです。白い湯花が湯面に浮いています。肌触りはやわらかな感じでピリピリ感はなくとても入りやすいお湯です。浸かるとふうーっと溜息が出てしまいます。 足元自噴の浴槽がやはり素晴らしいです。ぷくぷくと源泉がひっきりなしに湧いてくるのが上から見てもわかります。浴槽は浴室の床から少しだけ下がったところに作ってあります。浴槽の底にはすのこ状になっており、その間からピュアな源泉が勢いよく湧き出ています。とにかくこの湯玉がすごいんです。大き目の湯玉が勢いよく駆け上ってくるのです。しかも間欠泉的ではなくあちこちから頻繁に出てきますので天然のジャグジーにつかっているような気さえしてしまいます。 454投稿者:渋の湯温泉_渋御殿湯 投稿日:2006年08月14日(月) 00時40分36秒 とっぷりお湯に身を沈めていると次から次へと下から湯玉が身体を伝って駆け登ってきます。これがたまらなく気持ちがいいんだなあ。特にお尻の○や男性特有の○の後ろを湯玉にコロコロと駆け登られてしまうとくすぐったいたらありゃしません。(笑)これまで数多くの足元自噴浴槽に浸かっていますが、これほど湯玉がひっきりなしに駆け上ってくるところは初めてです。普通は小さな湯玉がゆっくりとぽろぽろーんと上がってくるのですが、ここはそんなに急いでどこへ行くの?言いたくらい早いのです。
お湯はかなりぬるめで一旦浸かってしまうとなかなか出ることができません。しかし浸かっているとほんのり暖かみも感じられ、次第に心地よさが増してきます。酸性泉ですが蔵王の川原湯ほどのピリピリ感はないですが、優しく身体を包み込んでくれる、新鮮さ極まりないお湯に感動してしまいます。これはいいです。堪りません。わざわざ家族を置いてプチ湯治に来た甲斐があろうかというものです。 あまりの気持ちのよさに1時間うとうとしながら浸かり続けてしまいました。こっくりこっくりしながら浸かりましたので何度か顔をお湯にどぶんと着けしまいました。残念ながらトドにはなれませんが、足元から湧き出てくるお湯に抱かれながらまどろむのはシアワセとしか言いようがありません。まさに至福の一浴!と言ったところでしょうか。 もう一つの源泉はかなり冷たいもので、加熱湯と交互に入ると気持ちがいいです。この源泉はかなり酸味が強く苦味もあり、何ともいえない入浴感があります。これはこれでとてもよい湯だと思います。 455投稿者:渋の湯温泉_渋御殿湯 投稿日:2006年08月14日(月) 00時41分38秒 日帰りでも入浴できる浴室は源泉槽×1と上がり湯が1つあります。源泉槽は4〜5人が入れる広さのもので、冷たい渋御殿湯源泉が張られています。最初かなり冷たく感じますが、ゆっくりじっくり浸かっているとそうでもなく少しだけ暖まる感じがします。底の方に白い粉のような湯花が大量に沈んでおり、まぜまぜするとたちまち見事に白濁します。
冷たい白濁のお湯というと赤川温泉を思い出しますが、赤川が硫黄臭が強いのに対してこちらは明礬臭が強いように感じます。見た目の効果もありとても気持ちよく浸かることができます。上がり湯は天然水を加熱し循環ろ過した最低のものですが、源泉槽からこちらに移ると不思議なほど気持ちがいいのが不思議です。暖かければお湯は何でもいいんですかね。 とにかくここの足元自噴の浴槽には参りました!浴室があいている間中ほとんど独占して入っていました。ここのお客さんは登山が目当てなので、ほとんど源泉槽には入らないんです。この素晴らしいお湯がいつまで湧き続けてくれるかわかりませんが、温泉好きならここのお湯はマスト!と言ってもいいでしょう。早めに訪れることをお勧めします。(2005/07/08/Hot& Cool Midnight) http://3.pro.tok2.com/~kumaken/onsen/nagano/sibugotenyu.html 456投稿者:渋の湯温泉_渋御殿湯 投稿日:2006年08月14日(月) 02時16分37秒 足元湧出の湯船があるという渋御殿湯は、湯みち街道と名づけられた県道191 号線のほぼ突き当たりにあります。浴室は東西にあり、立ち寄りで入れるのは新館にある「西の湯」だけです。
足元湧出風呂のある「東の湯」は、休憩(\2,000)しないと入れません。 「東の湯」は全体が木で作られ年季の入った渋い浴室です。 源泉温度26.3度の「渋御殿湯」、31.1度の「渋長寿湯」、それに渋御殿湯を加熱した大きい浴槽と湯船が3つあります。 足元湧出浴槽は「渋長寿湯」で1x1.5m程の浴槽底に敷かれたすのこの下から ぷくぷくと湧いています。透明なきれいな水色の湯です。 七里田温泉下湯ほどではありませんが、浸かっていると天然ジャグジーです。 残念ながら、これは男性用の浴室で、女性用の「渋長寿湯」は男性用からの 引き湯で足元湧出浴槽ではありません。 湯船では30度ぐらいとぬるいものの、冷たいという感じではなく気持ちが良いです。 この「渋長寿湯」は昭和28年に発掘(?)されたものです。 もう一方の「渋御殿湯」は、白濁し湯船で26度で、ややひんやり。 飲むと喉にひっかかるような強いえぐみがあり大変まずいです。 加熱浴槽はかなり大きく、気持ちの良い浴槽です。 この湯はせっけんの泡立つようですが、この浴室では湯をじっくり楽しみたいです。 http://www14.plala.or.jp/yaa/onsen/gotenyu.html 457投稿者:渋の湯温泉_渋御殿湯 投稿日:2006年08月14日(月) 02時25分33秒 宿泊者専用の浴室がとにかくスバラシイです。 男湯が特に素晴らしいですが、お客さんが少ない時は混浴扱いになるみたいです。というわけで、今回はちょこっとこちらにもお邪魔しました。
じゃ〜〜〜〜〜ん!またしても足下自噴っ! ごぼごぼいってますよ。白濁する暇もないくらい湧いています。 これはこの宿のハイライト、「渋長寿湯」という浴槽です。 酸性の単純硫黄泉でございます。体温よりちょっと冷たいくらい。 レモン味。強硫黄臭、も〜〜〜たまりませんです。 ここでちょっと体が冷えたなあと思ったら、加熱浴槽へ。 で、ここでちょっとのぼせたなあと思ったら。。。 「渋御殿湯」という浴槽へ向かいます。 ここはぞくぞくしてくるくらい、かな〜り冷た〜いです。 大分の赤川荘よりはちょっとあったかいかな? ここもレモン味強硫黄臭でございます。 足下自噴じゃないですが、これもなかなかすばらしいのであります。 458投稿者:渋の湯温泉_渋御殿湯 投稿日:2006年08月14日(月) 02時26分25秒 女湯も一応同じような浴槽があるのですが、ごぼごぼいっているのは男湯のみです。一応「渋長寿湯」(写真中央)は男湯とつながっています。
渋長寿湯→加熱→渋御殿湯→渋長寿湯→加熱→渋御殿湯→・・・・ と「ゴールデン・デルタライン」をエンドレスでぐるぐる回ります。 気持ちよすぎて、どこで打ち止めにしたらいいか分からないんです。 贅沢の極み!! 東北には蔵王の河原湯、山陰には千原温泉、九州には湯川内温泉と それぞれ極上の足下自噴泉があるわけですが、 関東甲信越にだって渋御殿湯があるのですぞ〜〜〜〜! ココが関東でホントに良かった。。。 人気の宿のようですので、平日が狙い目です。 http://relaxation.seesaa.net/archives/20060714.html 459投稿者:湯川内温泉_かじか荘 投稿日:2006年08月14日(月) 12時10分06秒 鹿児島県出水市武本2060
随分前から憧れの温泉の一つだった湯川内温泉にようやく宿泊することができました。ここはなんと言っても足元湧出で有名なお風呂があるのです。ここへ入らずして他へ入れるものか!というくらいの物凄い期待感を抱いて訪れました。幹線道路から細い山道をかなり登ったところに湯川内温泉はあります。宿は鄙びつつあるもののきちんと手入れされており、要所要所は綺麗になっています。夕方の6時くらいに宿に着きましたが日帰り入浴客の車がまだたくさん止まっていました。 さて肝心のお風呂は湯小屋が2つに別れておりそれぞれ微妙に違いがあります。宿から近いところにあるのが大きな湯小屋で内湯×2があります。1つは木でできており10人ぐらいが入れるものと3〜4人が入れる石造りの浴槽とがあります。石造りの方は加熱湯が注がれています。(右の写真) 大きな浴槽がスバラシイです。うまく言葉では言い表せませんが、源泉の湧出地の上に浴槽があるのでお湯が注いでいないのにもかかわらず、かなりのお湯が浴槽から溢れ出て掛け流しになっています。時折ぽろろろーんと湯玉が浴槽の底から湧き出てきます。浴槽の底は大きな石と小さな石が敷き詰めてありその間から源泉が湧き出ています。 お湯は無色透明のとても澄んだもので思わず手ですくってがぶ飲みしたくなるほどです。肌触りはとてもなめらかでぬるりとした感触もありぬめり感があります。じっとしていると小さな気泡がたくさん身体にくっついて、気泡系ぬるぬるにもなります。湯面からは上品なほんのりとした硫黄臭が香ります。かなりぬるめなので一旦お湯に浸かるとなかなか出ることができません。浴槽内はかなり深くなっており、浴槽の縁全ての下に腰掛けるくらいの板が渡してあり、そこに腰を着けてゆっくりと入浴することができます。更に木でできた座布団のようなものがあり、それを腰の下に敷いて横になると寝湯状態になります。これが気持ちいいんだなあ!! 460投稿者:湯川内温泉_かじか荘 投稿日:2006年08月14日(月) 12時10分49秒 お湯もぬるめで外気も冷たいので残念ながらトドにはなれませんが、この寝湯で十分代替することができます。とにかくぬるめのお湯に身を任せて目を閉じて横になります。日頃から抱えていた煩悩が吹っ飛んでしまうような感じがします。この心地よさは筆舌に尽くしがたいものがあります。小さな浴槽は加熱槽ですが、ここのお湯の方が硫黄臭を強く感じるのは何とも不思議な感じがします。
もう一つの湯小屋はかなり小ぶりな造りで内湯×1があります。5〜6人が入れる広さの浴槽でここも浴槽の底から源泉が自噴しています。お湯の感じは同じような感じですが、こちらの方が気泡が多くつき気泡も大きく成長します。コロコロと底から駆け上がってくる湯玉が股間と背中を駆け巡り、心地の良いことこの上ありません。うーん、堪りませんね。この感覚。こんなにシアワセな気分を味わってしまっていいのでしょうか。 今回は宿泊しましたが通された部屋はかなり広く綺麗な部屋でした。食事は贅沢ではありませんがほどほどの量を美味しく戴くことができます。あまり地のものがないのが惜しいといえば惜しいです。宿の人の話ですとこの宿にはムササビが住んでおり、夜中にごそごそ動き回って賑やかな日があるそうです。ちょっと期待したのですが今回は現れなかったようです。(爆睡していたので気がつかなかっただけかもしれませんが)洗面所で歯を磨いていたら硫黄臭ぷんぷんのお湯が出てきたのにはびっくりしました。宿泊料金を考えるとあのスバラシイお湯を思う存分堪能できてこの料金はただみたいなものだと思います。また是非とも訪れてみたい宿の一つです。ただ遠すぎますねえ。(2003/12/12/PM6:00) 461投稿者:湯川内温泉_かじか荘 投稿日:2006年08月14日(月) 12時12分18秒 湯川内温泉再訪(宿泊)
どうしても再訪したくて、今回の鹿児島遠征の行程からは遠回りになるにも関わらず素泊まりで宿泊してしまいました。ここは山の中の交通の便の悪いところにあるにも関わらず鄙びたフンイキはあまりなく、少しずつ丁寧に手を加えられている感じがしてとても良い感じがします。浴室も少しずつ手を加えられており、前回の訪問時とはちょこっと違っているような印象を受けました。今回はにゃんこがお出迎えです。 ここの温泉は私が足元自噴温泉と「ぬる湯」に目覚めた温泉なので非常に思い入れが深いものがあります。大きい方の湯小屋は相変わらずお客さんが多いです。皆さん長湯するので浴槽内のベスト・ポジションを確保するのがなかなか難しいです。前回宿泊したときは宿泊者でも夜の11時までしかお風呂に入れませんでしたが、今回確認したところ加熱湯は止まるものの、足元自噴浴槽は一晩中は入れるとのことで思わず小躍りしたくなりました。 相変わらず澄み切った気持ちのいいお湯で浴槽の底の石の間からポコポコと駆け上ってくる湯玉が心地よいです。ほんのりした硫黄臭が何ともいい臭いとなって湯面を漂っており気持ちが良いです。このシルキータッチのお湯にぼおっと浸かり続けているのは何とも言葉にならないくらい心地の良いものです。他の素晴らしい足元自噴温泉に幾つか入ったせいもあり、ここの浴槽から溢れ出るお湯の量がやや少なく感じてしまうのは、やはり贅沢というものでしょうか。 462投稿者:湯川内温泉_かじか荘 投稿日:2006年08月14日(月) 12時12分52秒 大きな湯小屋より少し上にある小さな湯小屋は今回じっくり浸かってみましたが、こんなに良かったかなあと思うほど良いものでした。
硫黄臭はやや弱いものの湧出するお湯の量がかなり多く、浴槽から溢れ出て掛流されるお湯の量がかなり多いです。気泡も大きいものがコロコロと身体を伝って駆け上っていき気持ちがいいです。前回は大きい方の湯小屋のお風呂にばかり入っていましたので、こちらの良さに気がつかなかったのかなあ。 それにしても足元自噴の浴槽が2ヶ所もあるとは何とも贅沢なことです。小さい湯小屋は飲泉もできるのですが、これが実に甘味と硫黄味のするものでとても美味いです。ついがぶ飲みしてしまいます。(笑)しかしここは何度訪れてもいいですねえ。鹿児島に来たらやはり外せませんね。(2005/11/24/Deep Midnight) http://kumaken.3.pro.tok2.com/onsen/kagoshima/yukawauti.html 463投稿者:湯川内温泉_かじか荘 投稿日:2006年08月14日(月) 12時15分29秒 出水市街地から5km程の山奥にあり、宿へ行く途中は細く険しい山道が続きます。湯川内温泉は1754年(宝暦4年)に発見されその後約120年間は、島津家御用達の温泉として利用されました。足元湧出の名湯です。
鄙びた佇まいは趣きがあり、吊るされた提灯も味わいがある。本館と別館、自炊室それと浴場が2ケ所あります。泉質の良さは評判で、県内外からたくさんの湯治客が訪れ入浴客がとても多い。早めに出かけ朝9時頃に到着しましたが、すでにたくさんの入浴客で賑わっていました。 別館の隣に建つ浴場には浴槽が2つあり、1つは加温。加温なしの浴槽は混んでおり全体の写真は撮れませんでした。浴槽は深く、踏み台を使い降りた方が良いと常連さんに勧められました。浴槽に立つと腰の上ぐらいまでの深さがあり、椅子に座ると首の辺りまですっぽりと浸かれます。 足元には大きな石がゴロゴロと置かれ、その石や砂利のすき間から湧いてくる湯は、透明度抜群。硫黄の匂いがし、少しツルツルの肌さわりです。源泉温が39℃とぬるめなので長く浸かれます。 もう一つの湯小屋 建物の半分が土に埋まっている素朴な湯小屋です。宿泊棟から少し離れているためか、入浴者が少なく、ゆっくり浸かれます。こちらの湯も透明度抜群、とてもきれい。湯量が多く溢れ出た湯がサーと流れていきます。浴槽の下側は男女つながっていると気づかず向こう側に足が見えて驚きました。ここはとても気に入ったので、いつか宿泊しゆっくりと温泉を堪能したいと思います。 http://poohsuke.web.infoseek.co.jp/kajikasou.html 464投稿者:湯川内温泉_かじか荘 投稿日:2006年08月14日(月) 12時21分10秒 出水市街地から数kmの山道を車でたどると、湯川内温泉というのが湧いている。温泉ファンの間では知る人ぞ知る秘湯で、一度は行ってみたいとあこがれていた温泉だ。 1軒宿のかじか荘は1泊2000円の自炊宿泊棟もついた湯治宿。いつもなら間違いなくこっちへ泊まるわけだが、非チープな今回は2食つきの7650円だ。ま、それでも世間的には安いんだろうが。 部屋は離れ長屋のようになっていて、部屋風呂(もちろん温泉)もついている。真新しい木のトイレも美しく、こんな値段でいいんですかと問いたくなる質の高さ。まったく、鹿児島にはこんな宿がゴロゴロしてるなあ。
空腹のあまり、温泉の前にまず夕食。ものすごいスピードで一気食いしたのでどんな料理だったか忘れたが、とにかく魚がうまかった。 食ったら即、お風呂。 ここには斜面の上と下に2つの湯小屋があるが(外来入浴300円)、この温泉の最大の特徴は、2つの風呂とも、湯船の底から39度のぬるい単純硫黄泉が自噴していることである。 まず下の湯へ。木と石でできた、ヒナビの極致のような最高の雰囲気。脱衣籠から3段ほど降りたところに7〜8人サイズの大きな木の湯船がひとつ。どこにも湯の注ぎ口はないのに、かなりな量があふれて石畳の床をサラサラと流れ去っている。 3人のおじさんが鹿児島弁で語り合いながら静かに浸かっている。すみに2〜3人サイズの石の湯船があり、そっちは沸かし湯が張られている。 まずはかかり湯。ややヌルっとしたなめらかな無色透明の湯だが、たしかにぬるい。外は雪だ。鹿児島では40何年ぶりとかいう寒波。いそいで身を沈める。 お湯はびっくりするほど透明度が高く、底はかなり深いのに、手が届きそうに見える。底は砂利と岩になっていて、そこから湯が直接湧き出しているようす。細かい気泡もいっしょに上がってきている。 465投稿者:湯川内温泉_かじか荘 投稿日:2006年08月14日(月) 12時22分36秒 目を閉じて、体を半分浮かせた状態でじっと浸かる。 体温より少し高いだけの湯温は、ちょうど熱のある子どもを抱いている、いや、抱かれているかのよう。あごまで浸かると、底から上がってきた気泡が耳元で「プチ、プチ」とはじける音が聞こえる。ふと見ると、細かい気泡が全身にくっついている。 温泉のしみこんだ湯船の材木はぬるっとした手触りで、なんともやさしい。ナデナデ。 これはまじで・・・聞きしに勝る、ご、ご、・・・ 極楽風呂でごわす〜。
ぬるいから何十分でも入っていられる。地元のおじさんたちも全然あがる気配がない。 40分ほど浸かって、上の湯小屋へ移動。 こちらは雰囲気は下の湯小屋ほどではないが、やや小さめの湯船はやはり木でできている。じいさまが一人、ピクリとも動かずに浸かっている。 おぉ、こっちは下の湯より、さらに湯が湧きまくっている感じだ。気泡の量も多い。しばらく浸かっていると、もう全身が気泡で埋め尽くされて真っ白け。 体を浮かせていると、下から上がってきた気泡のプクプクちゃんが腰に当たり、尻のワレメをなぞり、キャンタマ袋をくるっとくすぐってから水面へ出てくる。 いやはやなんともはや・・・ しかし、こんな温泉がもし神戸あたりにあったとしたら、たいへんなことになるだろなあ。これが300円ねぇ・・・。思わず六甲道灘温泉の芋の子を洗うような狭い源泉浴槽を思い出した。 じいさまがあんまり動かないので死んでるのかなと思うと、10分に1回くらい「チャプ」と音がする。見ると、さっきと微妙にかたちが変わっているので、どうやら生きているらしい。 466投稿者:湯川内温泉_かじか荘 投稿日:2006年08月14日(月) 12時25分34秒 プクプク湧いてくる泡を手のひらに溜めて遊んだりしているうち、あっという間に50分ほど経過した。下の湯と合わせて1時間半も浸かりっぱなしだ。 さすがにこれだけ浸かると体温が湯温と融合し、39度の熱が出ているみたいで動悸が激しくなってくる。なのに、じいさまは相変わらず上がる気配がない。大丈夫なのか。
じいさまを置いてお先に上がる。雪道を浴衣一枚で歩いてもまったく寒さを感じない。冷たいビールを飲んでも、ぽっかぽか。 ちなみに、じつは出発の数週間前から、ちょうど自転車をこぐとサドルに当たって痛い場所(肛門から約2cm)にオデキのようなものができ、日に日に大きくなっていた。さわると痛いし、列車の長旅はつらいなあ・・・と心配していたのだが、なんとそいつは、 この日の1時間半の入浴によって完治してしまった。 痛みは完全消失、オデキそのものも行方不明なくらいに縮小した。おそらくこの温泉は痔疾にも著効があるのではないかと思われる。 湯川内温泉、おそるべし! http://www.sairosha.com/tabi/izumi.htm 467投稿者:湯川内温泉_かじか荘 投稿日:2006年08月14日(月) 12時33分12秒 足下湧出37,7度の湯で全身に泡が付く!ほのかに硫黄臭漂う美味しい透明 新鮮極上湯
鹿児島県の西側、出水市の山の中に湧く湯です。鄙び系で落ち着く感じです。 ココは2つの湯屋があります。どちらも男女別です。 片方の男性用内湯浴室です。女性用とつながっていますが、男性用の方が若干大きめに壁で仕切られています。 浴槽では足下湧出の透明湯がどんどん湧いていて、ほぼ全面からオーバーフローです。 すっきりとした新鮮な透明湯で、ほのかに硫黄臭が漂います。 泡付きもかなりあり、泡との戯れがまた気持ち良いです。 温度が37,7度ということで、 このグレイトな湯に全くのぼせず、ずっと浸かっていられるので 出る理由がありません。 あまりの気持ち良さに時の経つのを忘れ、気付くと2時間も経過していました。 こんな感じで浴槽内のあちこちで湧いています。 こちらの男性側には細めの管から出る湯もあります。 普段は大きめのプラスティック製柄杓で覆われていますが(湯は出ています) 柄杓を取れば打たせにする事も出来ます。 浴槽に浸かりながら湯を飲む事も出来て、これはいいですね。女性用にはありません。 朝4時頃こっそり男性用にも入りましたが、足下湧出量も男性用の方が多かったです。 うーん、男性うらやましいです。 ちなみに男女共、カランは温泉です。 ここの湯は秋田湯ノ沢温泉同様体に良く、料理やお茶に使うと味が良くなるとの事で 多くのお客さんがここからペットボトルに汲んで帰るそうです。 汲んでから1年は保つとの事です(お客さん談)。 女性用の方はカランの設置位置が高いです。 シャワー代わりという事でしょうか? 468投稿者:湯川内温泉_かじか荘 投稿日:2006年08月14日(月) 12時36分23秒
もうひとつの湯屋です。 こちらは源泉浴槽と加熱浴槽が男女別でそれぞれ1つずつ付いています。加熱の方は冬限定で湯を張るそうで、私たちが行った時には湯はありませんでした。源泉浴槽は他方同様足下湧出です。浴槽サイズは少しだけこちらの方が大きい気がします。 他方よりは湧出量が若干少なめに感じました。それでも十分な掛け流れっぷりです。
お部屋です。 今回は素泊まりでした。湯治宿では布団がじっとりでシーツを交換していないなんてことはよくある事で宿泊料金が2500円という事でその事態は覚悟していたのですが、なんとシーツは交換されており、おまけに布団も干してあってふかふかでした。 へやも古いながらもきちんと掃除され、換えるべきものは換えてあって、清潔感もあり、非常に快適でした。 それで、あのぬる湯に浸かって寝た為、おかげさまでぐっすり眠れて 千葉→鹿児島の移動+ハシゴ湯の疲れも一晩でとれました。 あのグレイトなお湯に浸かれて この快適なお部屋に泊まって2500円とはいくらデフレの世の中とはいえ、安すぎです! いや、もちろん大歓迎ですよ。 鹿児島に来た際はまた泊まってしまうと思います。 日帰り客で夜遅くまで芋洗い状態ですから、是非宿泊して夜中や早朝、ゆっくり入る事をお薦めします。 http://members.at.infoseek.co.jp/swanswan/kagoshima/yugawauchi.html 469投稿者:壁湯温泉_旅館福元屋 投稿日:2006年08月14日(月) 14時09分47秒 大分県玖珠郡九重町町田62-1
貴重な足元自噴源泉のお風呂を持つ壁湯温泉「旅館福元屋」に宿泊することができました。一人泊だったので難しいかなと思ったのですが、平日で空きがあったため何とかなりました。明治時代に創業した老舗の旅館ですが、古い良さを十分に残したまま時代に合わせた改装を行っているのに感心しました。一見黒川調にも見える宿ですが、そこかしこに細やかな心遣いがありとても落ち着きます。お風呂は家族湯が2ヶ所と混浴露天×1と女性専用露天×1があります。 ここの目玉はなんと言っても洞窟露天風呂です。川沿いに作られた露天風呂は浴槽の底から源泉が湧き出しています。その湧出量は半端ではなく凄い勢いで掛け流され捨てられています。お風呂は10人ぐらいが入れる広さです。浴槽はかなり深いところもあり、底には大きな石がごろごろとありそれに腰掛けることができます。 お湯は無色透明のとっても綺麗に澄んだお湯で、浸かるほどに心地よさが十分に身体に伝わってきます。ぬるめですが優しい優しいお湯に包まれてとっぷりとピュアなお湯に浸かります。うーん、これはいいなあ。新鮮極まりないお湯の感触と身体を包み込むようなお湯の感触がすこぶる良いです。ナントモほのかなお湯の香りに囲まれてとっぷりとっぷり湯に浸かります。底のあちこちからお湯が湧き出てきます。その上に行くとたまにポコリンと湯玉が立ち昇ってきます。くーっ、これですよ。足元自噴はね! 470投稿者:壁湯温泉_旅館福元屋 投稿日:2006年08月14日(月) 14時10分28秒 お湯の中でじっとしていると少しずつ気泡がくっついてきて暫くするとアワアワになります。とてもやわらかなお湯の肌触りでぬるめのため、浸かり続けているとうとうとして眠くなってきます。湯上がり後はかなりお肌がつるつるしますよ!
家族湯もありますが、加熱湯で暖まるのはいいですが浴感に乏しくあまり感心しません。やはり私は自噴露天がいいです。食事は地のものをふんだんに使った手作り感あふれるもので、とても美味しく頂くことができます。ここは旅館のフンイキがお湯と共にとても満足のいくもので大変気に入りました。 ミシミシいう階段と黒光りする廊下、やや黒川温泉の影響も垣間見られますが、過度な民芸調に走らず心地の良いものとなっています。 とにかくご飯が抜群に美味いです。ひとめぼれベースの自家製の米らしいのですが、やや硬めに炊かれたピカピカのご飯は素晴らしいです。新米だからということもありますがホント美味しかったです。九州でこんなに美味しい米を食べたのは初めてです。宿泊している他のお客さんはこの季節にはぬるいということもあり足元自噴風呂にはほとんど入っていませんでした。もったいないことです。(2004/11/04/Deep Midnight) http://kumaken.3.pro.tok2.com/onsen/ooita/kabeyu_fukumotoya.html 471投稿者:壁湯温泉_旅館福元屋 投稿日:2006年08月14日(月) 14時11分51秒 この壁湯は岩壁から湧き出る温泉郷で、源泉は三つ、ひとつは 福元屋さんの壁湯洞窟風呂、もうひとつは共同浴場、もうひとつは 別荘を持っている方が個人で所有している。 一番、泉質が良いと言われているのが、福元屋さんの壁湯です。 九重町の方々が、九重九湯の中でナンバーワンの湯はと聞けば 必ず上位にランクされる特別な湯です。 特に壁湯周辺の南山田地区の住民の方々は皆、壁湯は九重の宝だと とても大切にされている。そして、その壁湯の湯守たる福元屋さんも 愛されている旅館です。
壁湯は混浴なので、花も恥じらう年頃の者には、ちと、難っすょ(^^; しかし、タイミングやその日の入湯者の流れを読み切れば独占家族湯と して誰も邪魔されず『まったり』と湯に浸かれます。
浴槽は深い場所で1m近くあります。浴槽温度は35〜37℃です 夜になると立ちのぼる湯気が岩盤で結露となり頭に滴が落ちて来ます これも風情として堪能してくださいな(^^; まったりと浸かっていて、ふと気づくと体中に微泡がまとわりついています 炭酸ではなく、大地から生まれたばかりの極鮮度の湯ならではの現象の ようです。 旅館の客室は8部屋と客数を制限することでゆっくりとくつろげる雰囲気を 演出しています。 また、午後11時過ぎると、玄関の門を閉めるので洞窟温泉の立ち寄り湯は そこで〆切です、後は宿泊しているお客さんのみの家族湯となります。 これってかなり、贅沢な家族湯ですょー(^^) http://4.pro.tok2.com/~kusu/eiji/onsennlog/kabeu-fukumotoya.htm 472投稿者:寺尾野温泉 投稿日:2006年08月14日(月) 14時40分29秒 熊本県 阿蘇郡 小国町 上田 寺尾野
近頃、やたら秘湯ばやりである。「まっとうな温泉」の著作中、「秘湯的であって全く秘湯ではない」と表現したら、怒っちゃったご主人もいた。でも、このご時世に、この日本に、本物の秘湯なんてどれだけあるのだろう。 たとえば、「秘湯」の代表として秋田の鶴の湯がある。私は、本物の秘湯とは思わないがどうでしょう。だいたい、ランプの宿も、電気を引こうと思えば引けるのに無理に引いていない気がする。つまり、都会人に提供する秘湯の演出でしょう。それで堂々としていいのではと思う。 「秘湯を演出して、プチ疲れた都会人をもてなす」事を堂々と言ってどこが不都合があるのだろう。真実に敏感になり、ぎすぎすしている宿では「プチ疲れ」は本当には取れないと思うのだが。 逆に言えば、都会人は、本当に秘湯に入ってはいけない。なぜなら、都会人は、田舎のマナーは知らない。住む世界が違うのだ。マナー知らずは、トラブルの元。 ある時、温泉を探して田舎を歩いていたら、おばあさんがいた。「おばあさんこにちは」と挨拶した。その後、10分して、お巡りさんがすーっと近づいてきて職務質問をしてきた。特には、警戒されるような格好はしていないつもりだったが、共同体の田舎の中に、よそ者が入るのはそれだけで異質な事なのだ。その感覚は、都会人には全くない。本当の秘湯とは、そんな場所にある湯なのだ。 473投稿者:寺尾野温泉 投稿日:2006年08月14日(月) 14時41分18秒 さて、ここ寺尾野温泉は、誰も知らない共同浴場だ。知らないのは当たり前、よそ者にわからないようにしているからだ。黒川と山川を結ぶファームロードの寺尾野入り口から一車線の山道を下り、そこからまともな道のない畑の奥に突き進んだ所にある。標識もないので見つけるのは至難。至難で結構。
湧蓋山周辺は、濃厚な硫黄泉の里だが、ここの硫黄泉はかなりかわっている。泉質はキンキンの透明なのに硫黄のアロマが非常に強く甘いのが特徴。多くの硫黄泉が、チョットゴムの焦げ臭いアロマを持っているのに対して、ここのアロマは純粋に甘い。 かつて、地滑りで発見された湯は、飲んでも旨い名湯だった。 最近たくさん押しかけるようになったので、迷惑な様子。まず、行かないこと。それでもどうしても行くならひとりで行くこと。そして、威張らず小さくなってはいること。それでいい。とにかく、マナーに気を付けたい。こういうのが秘湯だ。 http://homepage3.nifty.com/umayu/page091.html 474投稿者:寺尾野温泉 投稿日:2006年08月14日(月) 14時42分38秒 小国町の山里にひっそりと湧く温泉です。温泉街はなく共同浴場だけがぽつんと存在します。その存在を知らなければ、まず見つけることはできません。やかましいほどヒバリがさえずる深い緑の山林に囲まれた窪地に湯小屋はあります。思ったよりはずっと立派なものです。
お風呂は内湯×2があります。脱衣所・浴室一体型の好感のもてる造りとなっています。綺麗なタイル張りの浴槽が2つ並んでいます。源泉が直接注いでいる浴槽とその浴槽と繋がってはいるものの仕切りがあるぬるめの浴槽とがあります。 お湯は何とも言えないほどやわらかな肌触りのやさしさがあふれるもので、ふんわり身体がお湯に包まれているような感じがします。このお湯に浸かっているだけでシアワセな気分がこみ上げてきてしまいます。白い湯花もちらほら舞っています。これほど心が満たさた気分になる温泉はそうないと思います。久しぶりに温泉に浸かって、そこのお湯とそれを取りまく施設に感動しました。ここは大事に大事に宝物のように守っていきたい一湯だと思います。(2002/07/06/AM8:30) http://kumaken.3.pro.tok2.com/onsen/kumamoto/teraono.html 475投稿者:寺尾野温泉 投稿日:2006年08月14日(月) 14時53分16秒 小国町の山の中に人知れずひっそりと湧く湯があるらしい。その名を寺尾野温泉といい、百姓が野良仕事の汗を流すために田んぼの真ん中につくった薬師湯という共同浴場があるという。だが場所がよくわからない。地図はものすごくオーザッパなものしかないし、カーナビには位置は表示されるが道案内はしてくれない。電話の問合せ先は小国町役場になっていて、日曜の今日は当然役場は休み。とにかく怪しげなカーナビ画面と小国町上田寺尾野という住所を頼りに山道を走り始めたが、まったくもって心もとない。と、雨の中草刈機で農作業中のおっさんを発見して道を聞く。
これで一安心、と思ったのだが、実はまだ甘かった。おっさんの指示通り橋を渡ってしばらくすすみ、寺尾野の標識で左折し山道を下り、しばらくして何軒かの集落に出た。車を降りてうろうろしてみる。 「このへんのはずなんだけど。」 「けど民家と田んぼと山以外何も見えんぞ。三角屋根の湯気抜きが目印のはずなんやけど。」 「でもカーナビの表示を見てもこのへんみたいだし・・・。」 「多分道間違えたんや。もう一度戻ろ。」 もう一度広い道に戻りしばらくすると、 「ほら、もうひとつ橋があった。そんで寺尾野の標識も。ここを左折しなかんかったんや。 ほれ、カーナビの表示もぐんぐん近づいとる。」 左折した山道をくねくねと下りていくと何軒かの民家の集落にたどりついた。が、よく見ると・・・。 「おい、ここさっきのとこやないか!」 「やっぱりここで合ってたんやわ。」 「おい、あそこにおっさんがおる!あの人に道聞くぞ!」 寺尾野温泉はどこですか、と聞いてみると、おっさんはあっさり、 「この下」と指差した。田んぼしか見えなかった・・・。 とりあえずそっちのほうへ歩いて行くことにしたが、そこへ行くには、 「のわー、民家の庭通っていかなかんやん。そんな道わかるか!」 庭先を通って畦道をしばし進むと・・・。「あった!」湯気抜きのついた瓦屋根の小さな建物!ついに寺尾野共同浴場薬師の湯に到着した。 476投稿者:寺尾野温泉 投稿日:2006年08月14日(月) 14時55分21秒 戸を開けるといきなり分析表が。泉温1℃とあるが、41℃とかそんな表示を誰かがいたずらしたものと思われる。中に入ると脱衣場浴室一体型。浴槽は水色のタイル張り2槽式で、奥には温かい源泉が注がれ、手前にはぬるめの湯が満たされている。
源泉は熱くもぬるくもないちょうど良さ。無色透明硫黄臭硫黄味のなめらかな湯。男女の仕切りは板壁。上部で男女がつながっているのはよくあることだが、ここはぬるめ浴槽の内部が男女でつながっていた。つまり壁際につかっていると、お互いの体が見える。 元郵便局配達員で、配達の途中でよくここにつかっていたという先客の おっさんによると、この湯はつかれば疥癬(キンタマの裏が痒くなる皮膚病。 高校時代、寮の風呂で異常感染した)などの皮膚病に、飲めば胃腸病によく効くという。 後からもう一人おっさんが入ってくる。「どっから来たんね?」 「名古屋からです。」「わしは名古屋の納屋橋のうなぎや大友の横の製材所で 働いとったことあるんよ。」世の中せまい。 見ると飲泉用のコップも置いてあった。こうして九州の田んぼの真ん中の小さな共同湯に静かにつかっていると、街中とは明らかに違うゆったりとした時間の流れを感じられて、なんだかとても気に入った湯だった。 http://www.gld.mmtr.or.jp/~okuch/kum/onsen/kumamoto/teraono.html 477投稿者:寺尾野温泉 投稿日:2006年08月14日(月) 15時21分09秒 噂通り本当に秘湯です。「寺尾野温泉」自体はナビにもゼンリン地図にも(元は同じものだけど)載っているのですが、そこへ辿り着く道は載ってません。なぜなら、本当に道がないのです。近くに車を止めて畦道を歩いていくしかありません(ここをゼンリン地図に載せた人は凄い)。
近くまで行っても看板や道標はありません。浴舎も道路から見えません。 手掛かりとしてプリントアウトしていた画像を頼りに目標を定めて民家の軒先を通って畦道を下っていくと、発見しました! 湯気抜き屋根が着いた立派な浴舎。 途中、畦道が土砂崩れに遭い、あるはずの石段が埋まっていましたが、土砂を乗り越えて辿り着きました。 裏に回ると入口があり、上に「薬師湯」と看板がかかっていました。 料金箱は脱衣所と浴室の間の柱にありました。大人100円です。 脱衣所と浴室の間は小さな衝立が置いてあるだけです。 中にはご夫婦連れの先客がいらっしゃいました。 浴室は中心を境に男女別になっていますが、背の高い人なら立ちあがれば見渡せてしまうほど男湯と女湯の仕切りが低い上、板が交互になっていて、斜めから見ると隙間から向こう側が見えてしまう造りです。しかも、2つに仕切られた浴槽のうち1つは底は女湯と男湯が繋がっていて、浸かっていると身体は丸見えです。 478投稿者:寺尾野温泉 投稿日:2006年08月14日(月) 15時22分22秒 なんとも、ドキドキ感が味わえる造りですね。 そのためか、私が脱衣所で服を脱ぎ浴槽に向かうと同時に、入れ違いに先客の奥さんが男湯から見えない方の浴槽を出て脱衣所に向かわれました。きっと浴槽を譲ってくれたのだと思います。
ご主人はその後もしばらく浸かっていらっしゃったので、私は男湯の方に背を向けて顔が見えないように入りました。 奥さんが着替え終わられるとご主人も上がられたので、その後は貸切となりました。 一番奥の神棚に薬師如来像があり、その下から源泉が出ています。コップがあるので飲泉しました。お湯は無色透明、硫化水素臭があり、飲むとほんのりしょっぱく、甘みもあり、アルカリ泉特有の喉に引っかかりも感じました(←これは私だけかも)。 479投稿者:寺尾野温泉 投稿日:2006年08月14日(月) 15時23分42秒 その源泉湯口から見えない浴槽に注がれ、それがオーバーフローしたお湯が見える浴槽に注がれています。そのため、源泉は42度、見えない浴槽41度、見える浴槽が39.5度と温度差があります。
入口付近にあった成分表では文字が消えて源泉温度1度と表示されていましたが、正しくは41度だと思います。 水カランも何もない温泉ですが、沸かさず薄めずちょうど良い温度の源泉がかけ流されていて、心まで静かになるような静けさがあって、いつまでも浸かっていたい気分。。。寒い冬なんて一日中浸かっていられたら幸せだろうなぁ。。。 地元の人から大切に守られている温泉だということが感じられ、観光客に荒らされたくない(私も観光客ですが)いつまでもこのまま静かであって欲しいと願うような温泉でした。 ところで、先客のご夫婦から「上から下って来られましたか?」と尋ねられたので、「1カ所土砂崩れしてますけど、乗り越えられました」と答えましたが、質問から察するに、どうやらその方達は下にある別の道から上って来られたようです。民家の軒先を通るのはご迷惑だと思うので、きっと下から上って来る方が正道なのでしょうね(下には民家はないようでした)。 次回訪れることがあれば、そちらの道を探したいと思います。 2005.7.16. http://www.geocities.jp/room1010_tenten/spa/teraono.html 480投稿者:@ 投稿日:2006年08月14日(月) 20時12分19秒 http://click.ad-link.jp/cv.php/3788499142/m448e08f5cbd401クリックご協力お願いします 481投稿者:平治温泉 投稿日:2006年08月14日(月) 21時14分12秒 群馬県 吾妻郡 嬬恋村 西窪
JR吾妻線万座鹿沢口駅から国道144号線を東に大前駅の方へ数百メートル, 車だったら1分かかるだろうか。 家並みがとぎれたあたりで、国道から70メートルほど入った場所に平治温泉はある. 草むらの奥に小さな工事現場の物置的プレハブの小屋がひっそりと佇んでいる。 144号線から直接見えないし、低い場所にあり、なおかつ木立や建物の陰になっており、探し出すのは至難の業であろう。 仮になにかの弾みで目にしたとしても、それが温泉だとはまさか思わないだろう。看板もなく、湯暖簾もかかっていない。 平治温泉は温泉ガイド本には載っていないものの、温泉バカの間ではよく知られた温泉である。地元の人が掘り当てた温泉で、炭酸を多く含みサイダーのような清涼感がある湯で、平治とはその持ち主の名前だという。原っぱの中にぽつんと簡素な湯小屋が建っているらしいが地図にも載っていないし、ただ万座鹿沢口駅から徒歩約7分という情報だけが頼りだった。とりあえず観光案内所で道を聞くと、なんと持ち主から場所を明かさないで欲しいと口止めされているという。 どういうことだろうか。噂を聞きつけた観光客によるモラルのない入浴が増えたのかもしれない。よくはわからないが、これであきらめるわけにはいかない。
地元の人に道を聞いてひたすら湯小屋をめざす。この温泉を知らない人なら絶対にこんな道には入らないであろう細い道を歩いていくと、知らない人なら これが温泉とは絶対に気づかないであろう看板も何もない廃屋のような小屋を発見した。扉を開けようとすると鍵がかかっている。せっかくここまで来たのにとがっかりし、窓から中を覗いてみると、浴槽には湯が張られておらず、最近人が使った形跡もない。持ち主が鍵をかけて完全にプライベートな温泉として開放を止めたのか、湯が枯れたのか。 雰囲気的には後者のような気がしたが、いずれにしても俺は今日この湯につかることはできない。足取りも重く駅に戻った。 http://www.gld.mmtr.or.jp/~okuch/kum/onsen/tabi/joetsu02.html 482投稿者:平治温泉 投稿日:2006年08月14日(月) 21時30分38秒
随分前から訪れてみたいと思っていた平治温泉をようやく訪れることができました。一時期不審者が多く、閉鎖されたという話を聞いていましたが、現在は復活したようです。冬に訪れましたので周辺の雑木林の葉っぱが落ちきっていましたので、予想より早く湯小屋を発見することができました。その外観を見てやはりうっとりとしてしまいました。こういった共同浴場の湯小屋からは特有のオーラが発しているように感じてしまいます。
お風呂は4〜5人が入れる木でできた年季の入ったものです。お湯を見てちょっと驚いてしまいます。見事に白濁しているのです。この白濁の正体は小さな気泡なのですが、気泡だけで浴槽内が全て白濁しているというのはとても珍しいと思います。パイプからスケールを落としたばかりで、3日前までは休業していたそうでとてもラッキーでした。 お湯はややぬるめもので、とても優しい肌触りのものです。無数の小さな気泡が舞っているのでアワアワになりますが、物凄く身体にくっつくというほどでもありません。しかしお湯の鮮度が抜群に良いため、浸かっていて心地のよいことったらありません。お湯の泉質がどうのこうのとウンチクを傾けても無意味というものでしょう。 今回訪れたときは入浴客が5〜6人と多く落ち着いてじっくり浸かることは難しかったですが、このお湯を独り占めして浸かったらさぞかし気持ちがいいだろうなと思いました。今後草津方面へ向かうときは必ず立ち寄ってしまうかもしれません。とにかくならず者に荒らされずに、いつまでも残っていて欲しい共同浴場の一つだと思います。(2005/02/19/PM3:00) http://3.pro.tok2.com/~kumaken/onsen/gunma/heiji.html 483投稿者:平治温泉 投稿日:2006年08月14日(月) 21時33分50秒 車の往来が盛んな道から少し農道を歩き進んだ所に、まるで農家の納屋のような湯小屋があります。ここが多くの温泉ファンを魅了しつづける平治温泉です。草津を訪問した際には、ついつい足を伸ばして立ち寄ってしまう魅惑の泡鉄湯。なにより湯の鮮度が素晴らしく、泡付きも素晴らしい。こじんまりとした素朴な鄙び浴槽が、たまりません。湯に浸かると今投入されたばかりの湯が浴槽から溢れ出し、惜し気も無く湯小屋の外に垂れ流されます。
しかしながらここ最近、とんでもない有象無象も多いらしく、この温泉のオーナーさんと親しい半出来温泉登喜和荘の女将さんによると「いたずらが酷くて、もう浴場を閉鎖したい」と、オーナーさんが嘆いていたとの事。まったくとんでもない事です。マナーを破る有象無象にはお仕置きが必要です。 (02年7月〜04年1月数回訪問) 久し振りに平治温泉を再訪問しました。湯小屋へ続く小道は赤い花が満開でとても綺麗です。鄙びた湯小屋は以前のまま。男女別浴室に木枠(底はコンクリ)の浴槽、これも以前のままのような気がします。無色透明ドカドカ流し込まれる湯は無数の泡で白濁にも見えます。そっと浸かると体にみっしりと付く泡。薄い鉄風味の湯は泡効果もあってかスベスベ浴感が気持ち良い。ここは何度訪問しても良いです。今回も大満足で平治温泉を後にしました。 (05年6月) 平治温泉共同浴場には数回訪れているが、一時は閉鎖という噂もあったので確認の為に再訪問してみた。閉鎖はしていなく、あの湯小屋は健在であった。0.7×2mの渋い木造り浴槽に60L/minもの源泉が投入されている。どうやらポンプを交換したようで、源泉投入量も以前以上にアップしていた。目にも嬉しい大量掛け流しで、湯は新鮮そのものである。他にお客さんはおらず、のんびりと平治の湯をたっぷりと満喫した。平治温泉が健在で安心した。 (05年6月) http://www.geocities.jp/oyu_web/t286.html 484投稿者:平治温泉 投稿日:2006年08月14日(月) 21時37分34秒 その存在は10年以上前から知っていましたが、なぜか今まで縁がなく、この度やっと入湯する事ができました。掘建て小屋の扉を開けると、地元の常連さんが着替え中。「入らせてもらっていいですか?」と尋ねると、快諾して下さいました。
小さな小屋ですが男女別浴。薄暗い浴場と年季の入った板風呂が、雰囲気を盛り上げてくれます。もちろんシャワーだのカランだの、そんなものは一切ありません。お湯があるだけです。パイプの湯口からドボドボと湯が流れ落ち、3,4人が入れる湯舟は常に新鮮な源泉でいっぱいです。 薄い黄金色微白濁の湯は38℃ほどの温湯で、ほとんど無臭ですがわずかな泥臭さを感じ、金気味がします。一番の特徴は、泡付きが良いことです。白濁して見えるのはこの泡のせいです。細かい泡で、水面にぴちぴちと弾ける様が確認できます。浸かっていると、すぐに身体中が気泡で包まれます。肌触りも滑らかでとても柔らかく、本当に気持ちのいい温泉です。こんな温泉は久しぶりです。草津温泉の帰りに寄ったのですが、仕上げの湯として最高でした。もう一ケ所くらい入っていこうかと思っていましたが、この気持ち良さを失いたくなかったので、この日はこれで終わりにしたほどです。 長い間想い続けていた恋人に遭ったような気持ちなので、評価は過剰になっているかもしれませんが、ウソのないお湯であることだけは間違いありません。この素朴な湯と浴場がいつまでもあり続けてほしいと、心のから願います。(2005年7月24日) http://www.geocities.jp/yayo11261126/heiji.html 485投稿者:平治温泉 投稿日:2006年08月14日(月) 21時43分23秒 関東の温泉愛好家の間では結構知られている秘湯・平治温泉。いつか行ってみよう。と心に決めていたものである。 いいお湯だと言われれば、それがどんな辺境であろうとボロい掘ったて小屋であろうと、行ってみないでは気が済まないのが温泉好きというものである。
草むらの奥にポツンと建つ、小さなプレハブ小屋。144号線から直接見えないし、仮になにかの弾みで目にしたとしても、それが温泉だとはまさか思わないだろう。看板もなく、湯暖簾もかかっていない。 ここには温泉であることを示すものがなにもないのだ。初めから温泉と知ってて目指す以外、訪れる人はまずいないだろう。わたしは見つけられた喜びに勇みたち、ひとりで小屋へ向かっていった。 すると、ちょうど湯上り直後という風情のおじさんが小屋のほうから歩いてくる。すれ違うとき挨拶して、「鍵は開いてますか?」と尋ねると、「開いてるよ。男の人が一人、女の人が一人ずつ入ってるよ」と丁寧に教えてくれた。逆に「どこから来たの」と尋ねられ、「東京から」と答えると、驚いていたようだった。 後から主人も追いついてきて、二人で小屋に入る。 料金箱の上には「源泉は自家用です」の張り紙。 料金箱の左が男湯で、脱衣所はカーテンに仕切られただけの簡単なもの。一方、女湯にはちゃんとドアがあり、狭いながらも独立した脱衣所がある。 これは男湯の浴室→ 淡く濁っているが、これが細かな泡となってカラダじゅうにびっしりとまとわりつく。手で払うと、まるで煙のようにお湯が白く濁る。とにかく凄い炭酸で、今まで入った泡のつく温泉の中では一番の泡つきだった。 486投稿者:平治温泉 投稿日:2006年08月14日(月) 21時47分03秒 ←こちらは女湯の浴槽。朽ちかけた木がいい味を出している。浴槽の右に掘られた溝から小屋の外へと直ちに排水されていた。紛れもない掛け流しである。 どぼどぼと大量に注がれており、湯量が豊富なのも嬉しい。 湯温は比較的ぬるめ。入っていても寒いというほどの低さでもなく、のぼせることもない高さだ。 強い鉄臭に硫化水素がほのかに混じり、味も鉄味が強い。他に特徴はないけれども、とにかく払っても払っても凄いスピードで体に付着してくる泡に夢中になった。
場所は、144号線を嬬恋村役場から「万座・鹿沢口」駅方面に進んだ、空き地の奥です。イタズラや荒し行為が目立つとのことで、キレイにマナーよく使用しましょうね。地元の方に気を使うことをお忘れなく。 http://dokodemo-bessou.com/h_16y/16-5_onsen2.htm 487投稿者:平治温泉 投稿日:2006年08月14日(月) 21時50分42秒 草津、万座と巡ったら次は平治温泉へ。 場所はここらへん(下のHPに地図のリンク有り): http://map.yahoo.co.jp/print?mode=1&key=475e5caa4d5a4b2d6375372&pass=df6a38ef387dfeca
信号「三原大橋」の南西1qの地点、「焼肉飯店じゅえん」と「バラギ電器」の間を入る。かけ流し。 温泉マニアの間では長らく評判の温泉でした。元々は黒岩平治さんと云う地元の名士さん個人所有の温泉でしたが、その死後は24人の方が年間2万円ずつを負担し共同運営している正しく<共同湯>です。35リットル/分ほどドカドカと投入される温泉は微々土類渋味金気味+α。香りは土類金気臭。キシキシの浴感ながら面白いほどの泡つきが楽しい。ひたすら簡素且つ湯船で40度ほどと長湯向きなのがいいです。いまから2年後くらいに、すぐ前の川で護岸工事が始まるとしばらく休業となるそう。 総計1.43g/kgのNa・Ca-塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩温泉とのこと。 12:00-19:00頃 200円 鍵がかかっていることも多いよう。 http://blog.goo.ne.jp/okazaki001/e/3bcc1b8fcc68c94d50637808226e1c7e 488投稿者:平治温泉 投稿日:2006年08月14日(月) 21時54分39秒 ここは幾多の温泉の達人がチャレンジしていますが、たどり着けなかったり、たどり着けても施錠されていたりして、何人も玉砕したと聞いてます。
噂どおり掘建て小屋で、これぞ秘湯中の秘湯と呼ぶにふさわしい風格すら漂っている。 中に入ると下駄箱があり、女湯の方はしっかりした扉があったが、男湯の脱衣場との境方はなんとカーテンである。七里田温泉の下湯を思わせる鄙びた雰囲気で、服を脱ぐ手が武者震いしてきそうだ。中は意外と広く、浴槽は5人くらい同時にはいれそうだ。総木造りで、まさに昔ながらの(そんなに古くはないが)温泉を具現化している!惜しむらくは湯口から出て来るお湯がすぐに浴槽の縁から溢れ出してしまっていることだ。何が惜しいかと言うと、炭酸ガスの泡の付きが驚くほど良いのである。 女湯の画像を見て初めて分かったのだが、女湯では湯口は浴槽の縁から遠いので、すぐに溢れ出してしまうということはなさそうだ。温めで泡付きで、この雰囲気だったら何時間でも入っていたい気がしたが、そうも行かないので早々に立ち去る。浴室で一緒になったおじさんに「もう出るのか?」と驚かれ、Rさんは「電車の時間があるので」と説明する。Rさん自身も、ここにはもう少し浸かっていたいという気持ちが表情から現れていた。Rさんも私もお互い無口な方で、お互いあまり会話を交わさなかったが、私に向かって「明日の朝また入りに来れば?」と問い掛けてくれたことからも、彼がここをかなり気に入ったことが分かった。 489投稿者:平治温泉 投稿日:2006年08月14日(月) 21時56分14秒 昨日浴室で一緒になったおじさんによると、営業時間は一応午前10時からということになっているが、管理人が気まぐれなのか、時々施錠されたままになっていることがあるとのことだ。
10時ちょっと過ぎに到着し、扉を開けてみるとすんなり開いた。今日こそゆっくりこの温泉を独り占めにすることが出来ると、思わずにんまりしてしまう。プレハブ仮設の温泉で中が木造の浴室と浴槽というのは大変珍しい。相変わらず泡の付きが素晴らしく、浴槽の縁に頭を乗せて、ぼーっとしているとあっという間に時間が過ぎてしまった。 温泉巡りをしていると誰にも教えたくないくらい素晴らしい名湯に出会うことが稀にある。ここはそうした温泉の中でも、ロケーションの意外さ、外観と浴室の雰囲気、特徴のあるお湯とどれをとっても一級品である。対岸のはるか彼方の上の方へ温泉のパイプが伸びているので気になって調べた所、ここのお湯を引湯している温泉民宿があることが判明した。 http://mabumaro.com/jpg/02gunma/heiji/heiji.html 490投稿者:平治温泉 投稿日:2006年08月14日(月) 22時01分24秒 湯との出逢いで泣けるかと思った初めての体験・・・!
兄弟での初の湯巡りの最後の湯になったのは平治温泉だった。 下調べで手に入れたいくつかのヒントを頼みの綱に、確かにこの近辺にあるはずだって所を兄弟で探し回る群馬の夕暮れ時。 畑に迷い込んだりしながらも、結局最後に湯へ続く小道を見つけたのは弟だった・・・まさに感謝×∞。 男湯には誰もいなかったけど、女湯はおばあちゃまがお二人。 唐突に現れたよそ者の浸からせていただきたいのですがとの問いに快く承諾していただいた。 脱衣所は狭いので二人でも譲り合いの精神が必要。 4人でちょうどぐらいの長方形の浴槽も洗い場も全て木造りで優しい風情。 洗い場は最近張り替えたらしいけど、お湯のせいかもうすでに落ち着いた良い色になっている。端の方は苔むしてるし(部分的張り替えだったのかな?)。 湯船もただ湯を注ぐためって感じで余計な飾り気も何もない。溢れたお湯は湯船周りの溝からそのまま外にサヨナラしてる(下右画像)。 お湯は40度程の湯温のせいもあるだろうけど、肌あたりがスンバらしく優しい。ふわぁって包み込まれる感覚。 数少ない私なぞの入浴体験でも優しいお湯って表現結構使ってるけど、このお湯の優しさにはマジ感動・・・何て言うんだろ?優しさにお湯の力っていうか意思感じる・・・みたいな?あぅ・・・ボキャブラ無いんで言うほどぐずぐずになっちゃいそうだけど、とにかく『こんな湯があったんだぁ〜』と感嘆しつつ、ほぇ〜って感じの脱力しまくった顔で浸かっていたと思う。 気が付くと身体中に可愛い泡がまとわり付いていて、なでると透明微微微濁の湯の中を湯面に向けてゆっくり上がっては消える。・・・あ〜なんて幸せなんだろう。 しばらくするとごゆっくりと優しい言葉を残しておばあちゃま達はお湯から上がった。 貸切になった湯船の中を湯口のほうへ移動すると、鉄の臭いがさっきよりもはっきりと感じられる。 でも飲んでみると、甘くまろやかな後に鉄が来るような・・・でもこの鉄はそんなに嫌なほど強くない。 491投稿者:平治温泉 投稿日:2006年08月14日(月) 22時02分00秒 気が付くと男湯の方から弟と地元のおじいちゃんの話し声が聞こえてきた。(この会話の中で平治は実ははんじと読むのだと教えられたらしい) 湯巡りに付き合ってもらわなければありえなかったこの状況が妙に新鮮で感動的。湯から出たり入ったりしながらその話し声に耳を傾けていると、ふっと浴室に明かりが灯された。暖色系の光のせいで一段と温かみを増してなお一層素敵になった風情に、またしばし見惚れてしまう。
湯から上がって建物前のベンチに座り、2本ほど煙草を吸い終わった頃、予想外の長湯だった弟が出てきた。泡付きの湯も木造りの感じも気に入ったらしい。万座で最悪だった頭痛はこの湯のおかげかだいぶ良くなったみたい。 今でも、良かった湯、再訪したい湯の話になるとまず出てくるのは平治だったりする。 マナーを守って感謝して、この湯にずっと浸からせていただけるようにしたいものですね。(2004年9月) http://www41.tok2.com/home/iyasiyu/heizi.html 492投稿者:平治温泉 投稿日:2006年08月14日(月) 22時06分05秒 ここは別にジモ専ではありませんが、最近は悪さをする有象無象が多いらしいので具体的な場所の公表は差し控えます。
手作り感が漂うかなり鄙びた湯小屋で、入る前からワクワクしてしまう 佇まいです。 かなり小さな建物ですが、ちゃんと男女別に分かれているのでご立派。とにかく狭い造りですが、地元の方達で持ち寄ったのでしょうか、時計とかカレンダーなどがあり、それなりに使い勝手が良く手入れされていました。管理人は常時不在ですので、入浴料200円は料金箱に入れます。 浴室は6畳ほどの広さで、湯船がポツンと一つあるだけです。 湯船は4人も入ったら窮屈だろうと思われる大きさ。湯口からは源泉が豪快に掛け流されており、溢れたお湯はそのまま外へ流れ去るっていきます。 お湯は薄白濁。この白濁の正体ですが、実は全て細かい気泡から出来ています。湯船に浸かって暫くじっとしていると体中が泡だらけになってしまいました。 38度程度と思われる温めのお湯で、私が訪れた1月では少し寒く感じる ほどです。しかし、その分ゆっくり長湯出来るのが嬉しいですね。肌触りは大量気泡のせいもありツルツル。ほのかに金気臭がする優しい感触です。 湯口脇には飲泉用のコップが置かれており、飲んでみたら鉄味とダシ味、僅かな塩分を感じる、なかなかの美味でした。 余談ですが、ご一緒させて頂いた初老のお方、このお湯に惚れ込んでしまい、定年後に東京から単身こちらに越してこられたそうです。 毎日このお湯に浸かり、読書をする日々を送られているそうです。 いやー・・・、仕事盛りの私がこんな事を言ってはいけないのでしょうが、ウラヤマシイ! このお湯に惹かれて越して来てしまう、その気持ち。とても良く分かりますよ! 是非とも立ち寄って欲しい極上の一湯です。 http://jake.cc/onsen/gunma/heijionsen/heijionsen.html 493投稿者:お湯にもスランプがあるのかな? 投稿日:2006年08月14日(月) 23時30分10秒 マルナカ温泉(不動温泉 ホテルまるなか)
福島県岩瀬郡鏡石町岡ノ内418 好調な時のマルナカ温泉 「こんなすばらしい温泉がこんなところにあるとは!」 というのが実感です。 福島県鏡石町。東北自動車道矢吹ICと須賀川ICの間にある小さな町です。この町に驚くべき温泉を見つけました。それは国道4号と東北自動車道に挟まれた場所にあります。東北本線鏡石駅からも徒歩10分少々。マルナカ温泉、正式名称は不動温泉ホテルマルナカ。地図やナビには単にマルナカ温泉と書いてあることも。不動温泉の名の由来は「夢にあらわれた不動様が指差した場所をを掘ったところ温泉が出た」とのこと。日本各地にこのような「温泉伝説」は残っています。夢のお告げ、高僧が開湯、動物が集まるなどなど。 入り口で300円なりを払い、早速湯船へ向かいます。ここはホテルですが、失礼ながらいわゆる田舎の少々くたびれ気味のホテルです。しかし地元の方の利用が多く、私は早朝8時に行ったにもかかわらず、10人くらいのご夫人がたが湯から出ていらっしゃいました。湯船への廊下には効能書きが貼られています。「飲む野菜といわれる湯」だそうです。お湯は男湯と女湯と身体障害者用に別れています。飲む野菜と言われるだけはあるのでしょう、地元の方が身体障害者用の湯口でポリタンクに温泉を汲んでいました。この方曰く「このお湯を飲めば風邪しらず」。ほかにも廊下には「ここはレジャー温泉ではない」 「純粋な保養温泉」「循環はしていません」などと貼られている。 脱衣所で着ているものを一気に脱ぎ去り、湯船へ。男湯には誰もいません。女湯の方からはにぎやかな声が聞こえてきます。風呂場の床が大変ヌルヌルしていて滑りやすいのでご注意。このヌルヌル感からして期待が持てます。はやる気持ちを押さえつつ体を洗いました。風呂場、湯船ともなかなか大きく、天井には蒸気抜きの窓があります。 494投稿者:お湯にもスランプがあるのかな? 投稿日:2006年08月14日(月) 23時32分58秒 ゆっくりと湯につかりました。茶褐色の湯が湯口からドバドバと大量に注がれています。湯船からは同じ量の湯がざんざんと流れ出ています。つまりここは源泉掛け流し。湯につかるやいなや、体にドバーっと大量の気泡が付きはじめます。まるで暴力的なつき方です。以前、山梨は竜王町の山口温泉を気泡の温泉として紹介しましたが、それを遥かに超えた気泡のつき方です。そして、湯は大変ヌルヌル。このヌルヌル感がたまりません。ヌルヌル温泉好きにはきっと「たまらんなぁ」と声をあげることでしょう。大量の源泉が注がれ、この湯の力を目の当たりにして、私はうなってしまいました。「こんな所にこんなす ごい湯があったなんて!」。マルナカの湯は温泉の力強さ、大地の力強さを生身で感じることができる温泉です。大量の源泉は湧出量は、毎分266L。PH9.24のアルカリ単純泉です。私はこの湯の虜になってしまいました。もちろん飲泉もできます。「飲む野菜」といわれるくらいですから、私は湯口でガブガブと大量におなかの中におさめました。
出たり入ったり、トドになったりお湯を飲んだり。このすばらしい湯を一時間も独り占めにして楽しみました。福島方面へ来るときには絶対にはずせない温泉の一つになりました。今回の温泉トライアスロンの第一湯目がこのマルナカ温泉でした。正直いって一番はじめにこの湯を知ってしまうと、この後に廻る湯が物足りなくなってしまいます。アルカリのヌルヌル、気泡びっしりの温泉好きな人は是非足を伸ばしてみてください。また、ヌルヌルとか気泡を経験したことがない方も是非入ってみてください。久々の◎(二重丸)の温泉でした。 http://www.asahi-net.or.jp/~ky6m-iwfj/maga/webmag11.html 495投稿者:お湯にもスランプがあるのかな? 投稿日:2006年08月14日(月) 23時40分50秒 好調な時のマルナカ温泉 土曜日に、岳温泉、安達太良温泉、芹沢温泉と巡って、マルナカ温泉に泊まり、日曜日は、母畑温泉、猫啼温泉、滝ノ沢温泉と全部で7湯に入ってきました。その中で、特筆すべきは、鏡石町のマルナカ温泉で、源泉41℃、湧出量266L/分、pH9.24のアルカリ性単純温泉で、マグネシウムの含有量が突出して多い、極めて希な泉質です。建物は古く、内湯だけですが、源泉掛け流しで、湯量豊富、入浴すると肌がぬるぬるし、細かい気泡が肌にまとわりついてとてもとても気持ちがよいのです。しかも、そのぬるぬる感が、他のアルカリ性泉や炭酸水素塩泉のぬるぬる感と少し違うのです。ふつうは、肌の角質層が軟化するぬるぬる感ですが、なんか、細かい気泡がまとわりつくためにぬるぬるするといったような....。とにかく、他の温泉にはない独特の泉質なのです。 http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/bbs01/bbs010521_0531.htm 受付で一人200円と言う激安な入浴料を払い、風呂へ。男女別内湯の他、身障者用の浴室があるのには関係者として感心しました。浴槽の広さは20人くらいは入れる広いもの。露天風呂はありません。夕方は地元の方がたくさん入浴していました。 さて、驚いたのはお湯の質。肌がヌルッし、細かい泡がビッシリ付きます。手でぬぐうとたくさん泡が浮いてきました。このヌルヌル度とアワアワ度は私が入った数百の温泉でも最高のものだと確信しました。翌日も肌がツルツルなのは、群馬県片品村の幡谷温泉ささの湯以来です。 残念ながら成分表はありませんでしたが、マグネシウムが含有量が突出し、月夜野の奈女沢や富山の穴の谷霊水のごとくゲルマニウムを含むそうです。霊泉は“飲む野菜”と言われるそうです。 実際飲んでみましたが、意外にもクセがなく飲み易いまろやかな湯でした。湯の色はうす茶色、水面に白い粉末状の浮遊物が浮いています。湯はぬる目で出たあとも非常によく暖まります。 夢枕に現れた不動明王が指で示したところを掘ったら湧いたという温泉です。霊験あらたかな湯と言われ“不動の湯”とも呼ばれて親しまれています。 http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/bbs01/bbs010916_0930.htm 496投稿者:お湯にもスランプがあるのかな? 投稿日:2006年08月14日(月) 23時44分03秒 好調な時のマルナカ温泉
> ★不動の湯 マルナカ温泉「ホテルまるなか」 > 泉質:アルカリ性単純温泉 泉温:41℃ pH9.24、266L/分、 > Mgが64.6、Clが39.7、Feが2.0、H2SiO3が23.8、CO2が25.5。(成分的にはかなり薄い。) ご指摘のように、成分総計は153mg/kgしかない薄いものなのですが、お湯じたいの感触(おそらく炭酸イオンによるもの)と、猛烈な泡付きがうまく合わさると素晴らしい浴感になるという典型的なお湯です。私も大好き。 これが成立しているのは、全く加工せずに掛け流せる適当な泉温と大きな湧出量のおかげだと思います。循環仕様にすると「ぬるぬる」も「あわあわ」も消失して、只の真湯になってしまいます。 南福島の平野部には同様の「ぬるぬる・あわあわ」系の温泉がたくさんあるので、巡ってみられると楽しいです。お湯の使い方では「ホテルまるなか」が最も良いかと思います。 http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/bbs01/bbs010916_0930.htm 497投稿者:お湯にもスランプがあるのかな? 投稿日:2006年08月14日(月) 23時45分31秒 好調な時のマルナカ温泉
ようやくとても人気の高いマルナカの湯に浸かることができました。お風呂は内湯×1です。浴室はシンプルな造りながらも、ホテルと名乗っているだけあり、温泉銭湯などよりは造りは良いです。もっとも入浴料は温泉銭湯並みですが。浴槽は14〜5人が入れる広さのもので、湯がざあざあと掛け流しになっています。排水が追いつかないのか洗い場にも湯が溢れています。湯量が豊富な温泉は眺めているだけでも気持ちがいいです。 湯は温めながら、評判通りびっしり細かな気泡が体中にくっつきます。ここの湯は入った瞬間に気泡が体を包み込むようにすばやくくっつき、すごいぬるぬる感が味わえます。この手のぬるぬるも良いなあ。中山平あたりとは一味違ったぬるぬる感です。微小な茶色の湯の花もあり、一層気分を盛り上げてくれます。湯が温いので一旦入ると中々出てこれなくなるのが困ったところです。200円という低料金でこの湯に浸かれるとは感謝! ちょっと見にくいですが、左の写真にはマルナカの湯の効能が述べられています。普通の温泉ではなかなかお目にかかれない内容ですが、詳しくは現地でゆっくり見てくださいね。(1998/12/27/AM9:00) http://3.pro.tok2.com/~kumaken/onsen/fukushima/marunaka.html 498投稿者:お湯にもスランプがあるのかな? 投稿日:2006年08月14日(月) 23時47分18秒 好調な時のマルナカ温泉
以前から小菅さんから「すごくヌルヌルするいい温泉がある」と聞いていたので、ずっと行ってみたかったのだ。「ホテルマルナカ」という元ホテルで、今は日帰り入浴客のみ受け入れているらしい。 古びた建物であまり綺麗とは言えないが、独特の泉質はマニアを虜にするかもしれない。昆布のだし汁のような金色のお湯はとにかくヌルヌルするアルカリ泉で、床もヌルヌル、湯に浸かってヌルヌル、洗髪してもヌルヌル。内湯のみだが泉温が低いので、ずっと入っていてものぼせることはない。 源泉の注ぎ口に小さな効能書があり、「飲む野菜として環境庁に認定されている」などと書かれている。 岩の上に置かれているコップで何杯か飲んでみたが、癖のない飲みやすい味。注ぎ口に鼻を近づけると、かすかに灯油のような匂いがした。湯に浸かっていると細かい気泡が体にまとわりつき、いい気分。湯上り後のお肌もしっとり、すべすべになる。 地元のおばちゃんによると、ここは痛みに効く温泉とのことで、最近からだが痛むのでまた来るようになったら治ってきたのだそうだ。腰痛で医者にも見離された男性が3日通って直したという話も聞かれ、霊験あらたかな霊泉として有名らしい。 ただしここはタイルの床が滑りやすいので、転倒しないように注意しましょう。わたしは用心して歩いていたのに、娘に話しかけられて振り向いたとたん、ズテンとひっくり返ってしまった。膝を突いて事なきを得たと思ったら、その膝が滑り、今度は手をついたのに、その手も滑ってしまい、腕が変にねじれた格好で転倒。地元のおばちゃんたちから驚きの声が上がり、「大丈夫?」と声をかけていただいた。肘が痛んだが、骨折もせず無事だった。おばちゃんによると「若いから骨を折らなかったんだね」とのこと。もう大して若くもないけど、そうかもしれない。これから益々、用心しなくてはいけませんね。 http://www.dokodemo-bessou.com/h_15y/15-2_onsen.htm 499投稿者:お湯にもスランプがあるのかな? 投稿日:2006年08月14日(月) 23時50分16秒 不調な時のマルナカ温泉
つるつるやや強し、泡付きは減少した。つるつるは健在 薄黄色透明、少甘味、無臭 掛け流し Mg−Cl系単純泉 福島県の郡山と白河の間には名湯がいくつか存在している。須賀川周辺に大湯量の芹沢温泉ややはり湯量の多い新菊島温泉、そしてこのマルナカ温泉である。 3回目の訪問になるマルナカ温泉であるが、今回は泡付きがやや不調であった。しかし湯のつるつるやや強しは健在であった。薄黄色透明、少甘味、無臭の湯が弱く掛け流しになっている。41度の湯なので浴槽では38度ほどになっており、大勢の客がじっと長時間入浴している。以前大量に付いた泡は微小になっていた。 総計153mgという極めて薄い成分含有量であるがつるつるの湯で存在感は大きい。陽イオンがMg64.6mg(96%)のみというのは全国的にみても珍しい配合である。陰イオンもClのほかHPO4,Br,Iというのも変わっている。S2O3が1.5mg含有されているため硫黄臭があってもよさそうであるが、感知できなかった。泉質名は温度によるアルカリ性単純泉であるが不思議な湯である。感触的にはいやさか温泉などと同じ重曹系と似ているが組成はまったく違うものである。このつるつるはなんの成分のためであるかが不明であった。 http://allabout.co.jp/travel/hotspring/closeup/CU20041106A/ 500投稿者:お湯にもスランプがあるのかな? 投稿日:2006年08月14日(月) 23時51分57秒 不調な時のマルナカ温泉
ここのお湯はイイと評判だったので、ワクワクしながらGO!お金を払って浴室へ…と思ったら、「お風呂ダケのお客さん?」とか言われちゃったりして…、ちょっと(--)ム!としてしまう。 ま、「ダケ」のお客さんなんですけどねー。 脱衣室は満員御礼!ばあちゃん、おばちゃんが溢れている。カナリ人気のあるお湯のようだ。 だが、手入れとか掃除とかが行き届いていない様子で、脱衣室、汚い…。 浴室にも人がいっぱい!浴槽の回りにみんな座っているので、かけ湯もしにくい。 お湯は薄褐色で、泡は若干付く程度。 「泡付きスゴイ!」という噂からすると、ちょっと期待はずれ〜。 お湯の調子がたまたま悪かったのかな?ヌルヌル感もあるが、期待したほどではない。 湯口を占領する常連さんが多数いるのでちょっと引いたが、スキを見つけて飲泉。やや甘みがあり、不思議な味。 壁には発祥や蘊蓄(?)が掲示されている。 何となく、居心地の悪いお風呂だった。 (09/23/2001入湯) http://kakukaku.net/onsen/collection/tohoku/fukushima/fukushima8.htm 501投稿者:お湯にもスランプがあるのかな? 投稿日:2006年08月14日(月) 23時54分12秒 不調な時のマルナカ温泉
フロントで200円を払い脱衣所に。結構、雑然と下雰囲気。あまり清潔感はない。町中の銭湯風だ。脱衣所には7、8人、浴室には10人くらいがいて結構込んでいた。 浴室はかなり広く、大き目の浴槽が1つ。浴槽の縁から黄色っぽい湯が全面的にオーバーフローしている。足触りからしてつるつる。滑りそうな感触だ。源泉の温度が41度と低めなので、浴槽の縁付近はかなりぬるい。そのせいか10人くらいの入浴客は全員が湯口の近くに集まっている。さっそく私も仲間入り。ぬるめで、つるつる感があって、なかなかいいお湯だ。 聞いていたところではアワアワがびっしりと体に着くとのことだったけど、びっしりというほどでもなかった。飲専用のカップが置いてあるので飲んでみたら甘味があってすごくおいしい。私以外の常連客らしい人はみなさんペットボトル持参で持ち帰り用の源泉をくんでいた。入浴客はジモティ度100%。 壁に掲示してある入浴の心得によると、しばらく浴槽に入っていると、お湯の温度が低くなったように感じるという。そのあたりから温泉の効果が出始めるのだそう。そういわれてみれば、温度が低くなったような気もしたけど、正直いってよく分からなかった。でも、怪しげな雰囲気のくつろげる空間で、ぬるめのお湯に体を任せてついウトウトしてしまった。込んでいたので浴室の写真は撮っていない。(2003年4月) http://www.rakuda-j.net/onsen/mtohoku/marunaka.htm 502投稿者:お湯にもスランプがあるのかな? 投稿日:2006年08月15日(火) 00時00分25秒 これだから温泉は何度も通わなきゃわかりません:
ヌルヌルアワアワで有名な「ホテルまるなか」へ行ってみました。夕方に訪問した所為か駐車場もほぼ満車。館内は薄暗く古びた雰囲気。男女別の浴室には内湯槽がひとつ。2〜30人はいけそうな大きさで(男湯はもっと小さい??)、浴室全体も広々とした感じ。
掛け湯をし、早速湯の中へ。沢山のアワアワを楽しみにしていたのですが、期待していた程泡付きもなく、あまりヌルヌルもしていなかった。勝手に想像と期待を膨らませ過ぎたのがイケなかったのか、はたまた湯の状態が御機嫌斜めだったのか、とにかく少しばかり拍子抜け。 せめて湯口で新鮮な湯を楽しもうとしたものの、常連さんらしきオババグループが大量に持ち込んだ「大五郎」のペットボトルをバケツリレーのように次々と湯口へ運び、お湯を詰めまくっている。それとは別に、これまたバケツリレーのように洗面器に湯を汲み、浴槽の縁へと運び体を洗っている。いつまでたっても湯口は開放されそうになかったので、諦めてスゴスゴと浴室を後にしたのでありました。 (02年11月) 503投稿者:お湯にもスランプがあるのかな? 投稿日:2006年08月15日(火) 00時03分16秒 え〜・・約3.5年振りの訪問でしょうか。前回あまりいい印象が持てなかった「ホテルまるなか」を再訪問しました。が、今回はお湯の状態が前回とは比べ物にならない程の好印象。これだから温泉は何度も通わなきゃわかりません。
さて、まるなかですが、今回も夜に訪問したので、薄暗い館内は相変わらず侘しい雰囲気プンプンです。浴室を覗き込むと先客は御婆ちゃんひとりきり。前回のように湯口を独占するオババグループはありません。そっと湯に浸かると「おおっ」とビックリ。前回の湯とは別モノのように泡付きがありヌルスベするではありませんか。黄色がかった透明湯を見つめると、湯の中を泡がフラフラ漂う様子も見えます。溢れ出しも豊富で鮮度も良好、こりゃたまりません。湯温はそれほど高くなく、のんびり浸かるには最適です。ご一緒した御婆ちゃんはナント「今日はもう2時間入っている」との事。湯口では鉱物臭というか、何か植物が発酵でもしちゃったような臭いがプーンと漂います。飲泉コップがあったので、グイグイ飲んでみるも特に味はなし。(06年6月) 前回の立寄り時には混雑で湯を楽しむどころではなく、いまいち良い印象がない「ホテルまるなか」。今回は良い湯を期待して平日夜間に立寄ってみた。 先客は3人のみ、前回は15人以上はいたような気がする。隅の湯口より40L/minほどの源泉を投入しての掛け流し。40℃ほどのぬるめ湯温で、細かいアワが湯中を掻きまわしている。体に付着もしてくるので、拭い払うと非常にニュルニュルすべすべするのだ。鉱物系の香り、弱苦味もする。 やはりどんなに良いお湯であっても、混雑していては湯がなまりよろしくない。空いている時に見事な肌触りの湯に浸かることが出来て満足である。(02年、06年6月) http://www.geocities.jp/oyu_web/t471.html 504投稿者:今迄に紹介した温泉のリスト 投稿日:2006年08月17日(木) 18時32分49秒 1 : 木津温泉 しらさぎ荘 京都府京丹後市網野町
4 : 真賀温泉 真賀温泉館 幕湯 岡山県真庭市仲間181 8 : 郷緑温泉 郷緑館 岡山県真庭市本庄712 11: 犬鳴山温泉 山乃湯 大阪府泉佐野市大木2234 14: 入乃波温泉 山鳩湯 奈良県吉野郡川上村入之波391 17: 奥熊野温泉 女神の湯 和歌山県田辺市中辺路町近露128-1 20, 110, 358: 千原温泉 千原湯谷湯治場 島根県邑智郡美郷町千原1070 25: 微温湯温泉 旅館二階堂 福島市桜本字温湯 28, 311: ニセコ薬師温泉旅館 北海道磯谷郡蘭越町日の出370 40: 奥津温泉 奥津荘 岡山県苫田郡鏡野町奥津48 47, 109 奥津温泉 河鹿園 岡山県苫田郡鏡野町奥津55 505投稿者:今迄に紹介した温泉のリスト 投稿日:2006年08月17日(木) 18時33分30秒 49: 鉄輪温泉神和苑 大分県別府市鉄輪345
56: 古遠部温泉 青森県平川市碇ケ関西碇ケ関山1-467 63: 人吉温泉 旅館たから湯 熊本県人吉市温泉町湯ノ元 68: 加賀井温泉 一陽館 長野県長野市松代町東条55 76: 海潟温泉 江之島共同湯 鹿児島県垂水市海潟541の1 81: 万座温泉 豊国館 群馬県吾妻郡嬬恋村干俣2401 86: 妙見温泉 石原荘 鹿児島県霧島市嘉例川4376 92: 乳頭温泉郷・鶴の湯温泉 秋田県仙北郡田沢湖町田沢字先達沢国有林50 97: 黒川温泉 山みず木 熊本県阿蘇郡南小国町奥黒川温泉 123: 湯の峰温泉 つぼ湯 和歌山県東牟婁郡本宮町湯峰 126: 湯の峰温泉 旅館あづまや 和歌山県田辺市本宮町湯の峰122 130: ゆりの山温泉 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町二川8 133: 別海温泉清の湯 北海道 野付郡 別海町 西本町89 136: 森田温泉 青森県津軽郡森田町森田字月見野 139: 法師温泉 群馬県利根郡新治村永井650 506投稿者:今迄に紹介した温泉のリスト 投稿日:2006年08月17日(木) 18時34分56秒 145: 銀山温泉 小関館 山形県尾花沢市銀山新畑412
156: 祖谷温泉 ホテル祖谷温泉 徳島県三好郡池田町松尾367-2 160: 増富温泉 古湯・金泉湯 山梨県北杜市須玉町小尾6722 165: 山口温泉 山梨県中巨摩郡竜王町篠原477 169: 韮崎旭温泉 山梨県韮崎市旭町上条中割391 172: 柚木慈生温泉 山口県佐波郡徳地町大字柚木2178 177: 円山川温泉 兵庫県豊岡市小島991 180: 小屋原温泉 島根県大田市三瓶町1014−1 184: 温泉津温泉 元湯泉薬湯 島根県大田市温泉津町温泉津ロ208-1 197: 原田温泉 ゆうじんの湯 広島県尾道市原田町梶山田4476-1 202: 二股らぢうむ温泉 北海道山越郡長万部町大峯32 215: 湯の瀬温泉 藤井旅館 岡山県加賀郡吉備中央町豊岡下湯の瀬1538-1 507投稿者:今迄に紹介した温泉のリスト 投稿日:2006年08月17日(木) 18時35分36秒 224: 三朝温泉 旅館大橋 鳥取県東伯郡三朝町三朝302-1
230: 三朝温泉 木屋旅館 鳥取県東伯郡三朝町三朝895 235: 三朝温泉 共同浴場株湯 鳥取県東伯郡三朝町三朝635-1 244: 奥鬼怒温泉郷 日光澤温泉 栃木県栗山村大字川俣 245: 奥鬼怒温泉郷 手白沢温泉 栃木県塩谷郡栗山村大字川俣870−2 250: 東鳴子温泉 高友旅館 宮城県大崎市鳴子温泉大口鷲ノ巣18 257: 七里川温泉 千葉県 君津市 黄和田畑921-1 259: 青堀温泉 静養園 千葉県富津市大堀1528 261: 奴留湯温泉 熊本県阿蘇郡小国町北里2284 274: 石鎚山温泉 旅館京屋 愛媛県西条市西之川甲106 279: 岩井温泉 岩井屋 鳥取県岩美郡岩美町岩井544 283: 七里田温泉下湯 大分県 直入郡 久住町 有氏4050-1 290: シララ温泉 民宿北都 北海道 積丹郡 積丹町 大字西河町14−2 295: 帯広市内温泉 ホテルボストン 北海道帯広市西1条南3-15 508投稿者:今迄に紹介した温泉のリスト 投稿日:2006年08月17日(木) 18時38分32秒 299: 帯広市内温泉 アサヒ湯 北海道帯広市東3条南14丁目
303, 318: フンベ温泉 北海道登別市登別港町 320: 丸美ヶ丘温泉 北海道河東郡音更町宝来本通6−2 326: 松の湯温泉松渓館 群馬県吾妻郡吾妻町大字松谷937−3 333, 435: 安部城温泉 青森県 下北郡 川内町 安部城 (平成17年8月, 捨てられている湯そのものが管ごと撤去され, 安部城温泉は完全に消滅しました) 346, 362: 谷地温泉 青森県 十和田市 八甲田山 谷地温泉 373: 下風呂温泉 旅館さつき荘 青森県 下北郡 風間浦村 大字下風呂 字下風呂33 378: 鶯宿温泉 うぐいす旅館 岩手県 岩手郡 雫石町 388: 横向温泉 中の湯旅館 福島県耶麻郡猪苗代町横向温泉 406: 国見温泉 石塚旅館 岩手県 岩手郡 雫石町 橋場 竜川山1-5 417: 国見温泉 国見山荘 岩手県岩手郡雫石町橋場 509投稿者:今迄に紹介した温泉のリスト 投稿日:2006年08月17日(木) 18時40分00秒 421: 蔵王温泉 かわらや旅館 山形県山形市蔵王温泉43
427: 蔦温泉 蔦温泉旅館 青森県十和田市奥瀬蔦野湯1 444: 正徳寺温泉 初花 山梨県山梨市正徳寺1093-1 450: 渋の湯温泉 渋御殿湯 長野県茅野市北山5520-3奥蓼科温泉郷 459: 湯川内温泉 かじか荘 鹿児島県出水市武本2060 469: 壁湯温泉 旅館福元屋 大分県玖珠郡九重町町田62-1 472: 寺尾野温泉 熊本県 阿蘇郡 小国町 上田 寺尾野 481: 平治温泉 群馬県 吾妻郡 嬬恋村 西窪 493: マルナカ温泉(不動温泉ホテルまるなか) 福島県岩瀬郡鏡石町岡ノ内418 510投稿者:清兵衛温泉 投稿日:2006年08月17日(木) 20時55分04秒 耶麻郡西会津町野沢字道下乙112−5
国道49号沿いにある蕎麦屋「古澤屋」が営む温泉施設だとは分かっていましたが、「古澤屋」に着くと温泉の案内らしきものは見当たりません。蕎麦を注文して店員に聞いてみようと思い、店に入りました。 店内はとても広く、蕎麦屋というより田舎のホテルにでも来たかという雰囲気です。国道と反対側の席からは、阿賀野川がパノラマワイドに広がっています。なんという贅沢な立地でしょう。 テーブルの上に、メニューと一緒に温泉の案内が置かれていました。こう書かれていました。 本邦三大名湯 清兵衛温泉 あそこ、ここにもあるが如き並の温泉ではない。 @本邦最小温泉 循環加水加熱でない A天然アルカリ温泉 ひとたび入れば数日間ポカポカしている B不思議な温泉 公衆浴場でなく、当社社長専用のため、ムリにご利用願ってる 訳でなく、ただ慈愛の心で無料開放している訳だが、早朝、夜 間は社長入浴のため、例え殿様、大臣でもムリで西会津インタ ー、ルート49新潟方面3分のところにある。 さて、にんまりして店員に温泉のことを尋ねると、社長さんを呼びに行きました。その白髪長身の社長さんはすぐに、ちょっとあわてた風に現われて、ここ数日の猛暑で冷房を入れているのだが、浴室のポンプと電源が一緒なので冷房を切らないとポンプを動かせない、客がいなくなる頃でないと入れないと説明するのです。こちらも「郡司さんの本を見て、東京からこの温泉のために来た」と言うと、あらあらとぼやいて「3時頃なら」と言ってくださいました。他の客に申しわけないので、3時過ぎて客がいなくなるまで待つということにして、それまで2時間ほど近くで時間をつぶすことにしました。 蕎麦の会計を済まして、いったん外に出ようと思っていると、社長さんがなかなか離してくれません。いろいろお話を伺っていると、この社長さんの個性の強さと親切さが分かります。簡単にまとめてみましょう。 511投稿者:清兵衛温泉 投稿日:2006年08月17日(木) 20時56分54秒 ・社長さんのお名前が「伊藤清平」で、自分の名前を温泉に付けた。
・社長さんは高校の教職から蕎麦屋に転職した。 ・社長さんは新潟市に住んでおり、「古澤屋」には毎日通っている。 ・社長さんの地元の新潟日報に書いた短文も多く、小冊子にまとめられている。(切抜きのコピーとかいろいろ頂きました) ・清兵衛温泉は昭和62年に掘ったが、一般に開放したのはここ何年かのこと。 ・最初にマスコミに紹介されたのは「河北新報」で、NHKの「ふだん着の温泉」で紹介されてから、毎日のように入浴希望者が来るようになった。 ・清兵衛温泉を造った費用は5千万円ほどで、当時竹下内閣のふるさと創生策で配られた1億円の半額で温泉を造らないかと持ちかけられ、決断したらしい。(冗談まじり…) ・清兵衛温泉の掘削は280m地点でお湯が出た。その後800mまで掘って70℃以上の温泉が出たが、高温のため、現在使用しているお湯は120mの地点から汲み上げている。「一湯入魂温泉」記載の1,500mというのは誤り。 ・奥さんと温泉旅行していて、川のそばが多いことから、ここ(古澤屋の地)ならいい温泉が出ると思った。 512投稿者:清兵衛温泉 投稿日:2006年08月17日(木) 20時57分50秒 いよいよ清兵衛温泉に入れるときが来ると、社長さん自ら浴場まで案内して頂きました。「古澤屋」はけっこう広い敷地なのですが、蕎麦屋の建物から離れた木立の中にありました。たしかに営業しているといった感じではありません。
社長さんが「清兵衛温泉、こんな温泉」と言って、浴室の扉を開けてくださいました。その途端、ふんわりと緩い硫黄臭が漂ってきました。ざざざぁーとお湯が湯舟から溢れ、床を流れていきます。こじんまりとした浴室は、明るい色調のウッディな壁、浴槽の縁は檜です。大きなガラス窓の向こうには阿賀野川を見下ろします。個人の温泉としてはなんとも贅沢なロケーションで、洒落た造りと適度な大きさでとても居心地がいいところです。湯面からシャベルの赤い柄が飛び出ているのはお風呂の栓です。なかなか洒落てると思いませんか? お湯は無色透明、薄い塩味で、浸かっていると硫黄臭は分からなくなってきます。泡つきが凄く、これほどの泡つきを見たことがありません。 泡つきというのは、韮崎旭温泉のように細かい気泡がゆっくりといつのまにか体にまとわりつくタイプと、サイダーのようにジュワジュワと大きな泡がはじけ、体にはそれほどまとわりつかないタイプ(ほんとうの炭酸成分)の2つがあるように思いますが、ここはそのどちらもまとめて面倒みちゃう感じです。アワアワによるヌルヌル感も最高潮で、一度入ったら離れがたいお湯です。 成分はさほど濃くはない印象。上品な感じのするぬるま湯(38℃)で、これほど長湯向きのお湯はないのではないかという気がします。 http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/bbs04/bbs040721_0731.htm 513投稿者:清兵衛温泉 投稿日:2006年08月17日(木) 21時01分00秒 念願の清兵衛温泉ではここで3000湯を期していたため新潟の社長の許しを得て、閉めていた源泉を流していただき感動的であった。
含硫黄弱食塩泉と推測される湯。そば屋の離れで温泉営業している。以前は週末または夕刻には入浴できるようにしていたが、現在は客がある、または混むと予想されるとポンプをまわすといった状況。1500mの掘削のため「25分から30分かかるよ」との言葉が意味不明であったがポンプの電源をいれて分かった。 湯温は最初気温と同じで冷たい。 最初の10分はほとんど変わらない、しかしその後じわじわと暖まってくる。ポンプ直接の掛け流しは豪快なものである。1500mの配管分くらいすぐ掻き 揚げてしまうのであろうが、地下の暖かい源泉の流れまでさらに時間がかかるのであろう。20分経過の後じわじわと暖まり、最終的には適温になった。祖谷温泉が毎分1500リットルというがほぼ同量の温泉の量である。中に入っていると泡まみれになりながら、また強い硫黄臭に囲まれながらゆっくりと温度が高くなっていくのは素晴らしい体験であった。 まず第一に感じたのは、排水口の洪水状態と驚くべき湯量のため小さい浴槽 から溢れまくるのが「もったいない」という現世的なまた小市民的な感じをもった。源泉は完全に透明であるが、久しぶりに泡による白濁とその気泡による硫黄臭とたまご味は感動的であった。源泉掛け流しの仮設施設でもなかなか少ないものであった。温泉は2グラム足らずの食塩泉と思われる。 http://allabout.co.jp/travel/hotspring/closeup/CU20011029A/index2.htm 514投稿者:清兵衛温泉 投稿日:2006年08月17日(木) 21時02分27秒 新潟市にも支店のある蕎麦の古澤屋さんの本店の隣にある別棟の建物が、温泉マニアの聖地のひとつ、清兵衛温泉だ。
福島県といっても、国道49号線で新潟県との県境を越えてすぐ。 JRなら磐越西線・野沢駅から徒歩25分。高速バス西会津停留所から徒歩30分ほど。 店の前の大きな赤ベコ人形が目印。 依頼があるとポンプを動かして温泉を出すので、事前に電話で予約する。 ポンプの動力のため、冷房を使う真夏などは不可の場合もあるそうだ。 店に着いて、蕎麦を食べて、それからゆっくり入浴という段取りで時間を指定するといい。 古澤屋本店は、もとドライブインをそのまま使っているのか、あまりソバ屋という雰囲気がしない。 が、味はお馴染みの会津のソバだし、窓から見える阿賀川(県境越えてるから、阿賀川。新潟県内では阿賀野川)の風景がいい。 515投稿者:清兵衛温泉 投稿日:2006年08月17日(木) 21時03分36秒
「温泉ノート」に氏名住所などを記入して、鍵を受け取る。 店から出て左手に行くと、小さな家屋があり、それが「清兵衛温泉」。
中に入ると、もう、ものすごい水音が聞こえる。 浴室の隣に小部屋もあるが、脱衣場は狭く、わずかに小さな鏡がある程度。 が、完全貸し切りだからまったく無問題。 ガラリと浴室の戸を開けると、絶句! 4〜5人は入れそうな浴槽から勢いよくザバザバと(温泉マニア的には“ザコザコ”と)、汲みたて新鮮な源泉があふれ出して、まるで雪解け時期の清流のようだ。 実際、浴槽の側に桶を置くと、たちまち浴室のふちまで流されるほどの爆流だ。 カランのようなものはない。もちろんシャワーもない。 ソープ類も自前で用意のこと。 しっかり髪を洗いたいとかなら、近くの「ロータスイン」というセンター系入浴施設に行った方がいいかも。そこならドライヤー類もあるだろう。 贅沢に掛け流される源泉をガバガバ浴びながら体を手早く洗うと、さっそく浴槽へ。 もともと湧出時温度は高く、ちょうど浴槽で40℃弱の温めの湯になっていたそうだが、04年10月の中越地震の影響で、湧出温度が下がってしまったのだそうだ。 浴槽の湯の体感温度は……35〜37℃程度というところか。6月の蒸し蒸しした気候だったので、たいそう気持ち良かった。 516投稿者:清兵衛温泉 投稿日:2006年08月17日(木) 21時06分38秒
この湯の特徴は、なんといっても、体を湯に沈めた途端に全身にびっしりとつく気泡!
こんなに瞬時に泡だらけになるなんて、初めてだ。 勢いよく注がれるために生まれる気泡、というよりはかなり細かい気泡が肌に、産毛にびっしりとつき、その上にまたまた新たに気泡がとりつく。 もう物凄まじいカズノコ状態だぁっ! 気持ちよくて、気持ちよくて、昇天寸前です(殴) ほええぇぇ〜〜と声を漏らしながら、ぬる湯で瞑想。 ぬるいとはいえ温泉なので、体は冷えない。逆に、ジンワリと暖かさを感じる。 店に鍵を返却すると、コーヒーをご馳走していただいた。感激。
こんなに良い温泉を蕎麦のオマケとはいえ入浴させていただいたのだから、あらかじめ新潟で買っておいた米菓(えぇ〜っと、袋がオレンジ色で、アルなんとかと書いてある…笑)セットをお礼に差し出した。 気持ちよく受け取ってくださって、ありがとうでした、古澤屋さん。 きちんと温泉入浴のマナーは守ろう。 ○体をきれいに洗ってから入湯する。 ○浴槽にタオルは入れない。 ○髪はまとめる。 ○脱衣場にあがる前に、体の水分はタオルで拭き取る。 この最低限のルールを知らなそうな人は連れて行かないでね。 http://renmi.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/jvillage_488e.html 517投稿者:清兵衛温泉 投稿日:2006年08月17日(木) 21時08分02秒 すっごい炭酸泉がある、という事を知り、以前から行きたかった清兵衛温泉へついに行ってきました!
ご主人が河原へ「何処でも掘れば温泉が出るんだし掘ってみよう!もし温泉じゃなくても水は出るし」という勢いで掘ったら温泉が出た!そして最初は知らずになんか温泉が濁っているなぁ〜程度に思っていたら、トラックの運転手の方が「こんな泡が多い温泉はめずらしい」と絶賛し、ご主人もすごい泉質の温泉だという事に気がついたという話だった。 以前はここを旅館にする予定だったそうだ。こんなにすごい泉質の旅館があったら私は間違いなく宿泊しているだろう。 一見、立派なお蕎麦屋さんで、まさかここに温泉があるとは思わない。特に私達が訪れた時は地震の影響で湯の色が黒っぽくなったからと何も看板を出していなかった為、本当にここでいいのかな〜?と不安になりながら訪れた。 建物の中へ入ってお店の方へ「温泉の予約をしたんですけど・・・」と自身なさげに言うと「お茶でも飲んでいてください」との事。 私達は先にお蕎麦をいただいてその後、温泉へ入る事にした。 清兵衛温泉へ行く時には事前に予約をした方がいい。予約をしておくとポンプをあけてくれ、お湯を出しておいてくれる。 お店を出て、横の奥の方へ行くと小さな建物があった。写真はご主人に案内していただいているところ。 入浴する時は前に立てかけてある看板を裏返して「入浴中」にする。 518投稿者:清兵衛温泉 投稿日:2006年08月17日(木) 21時09分32秒 ドバドバでアワアワでヌルヌル!歓喜の声が出る天然ジャグジー! 建物の中へ入ると綺麗な休憩室がある。その奥へ行くと脱衣所と浴室へつながっている。浴室ではすでにザーザーと湯があふれかえっていた。「すごいですねー」と言うと「湧出量は毎分700Lあるんだよ」と教えてくれた。700Lと言ったら旅館のお風呂ができるぐらいの湯量だ。湯へ触ってみるとぬるい。人肌ぐらいの温度だった。 入った時はぬるく感じるが少したつと身体があったまってくる。 う〜ん、気持ちいい・・・ぽろっと言葉がでるぐらい気持ちいい。 浴室は大きな窓で明るい。窓からは阿賀川が見えて綺麗だった。 泡がすごい!湯船は泡で濁ってみえる。 湯は無色透明だが、泡で濁ってみえる。この時は地震の影響で砂が少しまざっていた。湯の下へは少量の泥がたまっており、足を上げると泥がくっついていた。 肌に泡がはじけプチプチいっている。湯は湯船からこれでもかっと言うほど溢れ、浴室の床は端の方まで掛け流された湯がとどいている。 身体を触るとヌールヌル。私好みの温泉だった。 ぬるめの炭酸泉は山梨の温泉と似ている。しかしここまではげしい泡は初めてだ。 おもしろい事に、日本で最も小さな自家用温泉というキャッチフレーズ。湯船の栓がスコップになっているところもおもしろい。 519投稿者:清兵衛温泉 投稿日:2006年08月17日(木) 21時10分27秒 温泉好きでもあるが、蕎麦好きの私にとってはその両方が楽しめるとはなんとも贅沢な事だ。
そば粉は地元のそば粉のみを使用したもの。つまり有名なそば屋は北海道産などを使っているところが多いがここでは地元でとれたそば粉を使用しているという事だ。 10割蕎麦らしいが食べた感じでは2・8蕎麦っぽい食感。天ぷらはサクサクでおいしい。蕎麦もおいしいが、もったいないのがツユ。後一押し! 【ざる蕎麦:880円 天ざる:1680円 一番粉蕎麦:1850円】 ※1番粉蕎麦は1俵で数杯しかとれない貴重なもの。予約しないと食べれない。知っていたら予約したのに・・・(T_T) この日は清兵衛温泉の前の線路へSLが走るという事でマニアの人達が望遠のカメラを持ってウロウロしていた。私は清兵衛温泉の外観を撮ろうと線路の方へ歩いていくとマニアの人と間違われ、SLは何時に来るんですか?などと聞かれた(笑)
その質問でSLが来る事を知り、運がいい事に見ることができた。シュッシュッと迫力いっぱいで現れた。 無料で入らせていただいた上に、アイスコーヒーをいただいたり、お蕎麦を安くしていただいたり、沢山のお話を聞かせていただいたりと本当に感謝しています。人柄がすばらしいとてもステキなご主人でした。楽しいお話ありがとうございました http://www.hikyou.jp/fukusima/seibee/seibee.htm 520投稿者:清兵衛温泉 投稿日:2006年08月17日(木) 21時12分34秒 NHKの「普段着の温泉」で取り上げられて以来、知る人ぞ知る温泉です。ココの温泉、実はお蕎麦屋「古澤屋」の敷地内にあって蕎麦屋のお客さんに無料開放しているのはもちろん、なんと立寄りのみでも無料にて入湯できるのだ。
とはいうものの今回は昼食を兼ねて温泉仲間と一緒に行ってみました。場所は西会津町のR49沿いにあり、西会津ICから5分ほど新潟方面にいった右手にあります。「古澤屋」さんに到着。事前に訪問の連絡を入れてあったのですんなりお座敷に案内して頂きました。みんなお腹がペコペコの為、男も女も全員が大盛り蕎麦を注文。また「古澤屋」オーナーの社長がとても親切なお方で、蕎麦以外にも季節の山菜の天ぷら、食後のコーヒーの無料サービス、お菓子などを振る舞っていただき感謝でした。お風呂は先客様が入湯中なので、食後に浸かる事になりました。しばし社長と仲間で談笑しているとお蕎麦が。。。そば粉10割のお品でおいしく頂きました。大盛りはもり蕎麦二枚也。コシアブラ、たらの芽、フキの頭、コゴミ等の旬の山菜テンプラは格別な物です。 ついに入湯の順番が廻ってきて別棟の湯小屋へ。鍵を閉めての貸し切りで湯に浸かる事ができます。浴室へのドアをあけると木造り浴槽があります、3-4人も入れば一杯の広さです。浴槽にはなんと70-80L/minほどの大量源泉がドカドカ投入中。床も排水で洪水状態。なんともたまらん光景です。湯は無色透明、薄塩味。浴槽内はアワが大量に浮遊していて白っぽく見えます。このアワはポンプで汲み上げたての新鮮な源泉だけがなせる技なのか。体に付着してきて拭っても拭ってもアワが付着します。浴後はポカポカ感が持続する湯。なんとも素晴らしい湯でした。快く親切に対応して頂いた社長に感謝します。 http://www.geocities.jp/oyu_web/t586.html 521投稿者:清兵衛温泉 投稿日:2006年08月17日(木) 21時13分45秒 ご主人が道楽(?)で掘り出した温泉を無料で提供してくれているお風呂です。古澤屋ヘ向かう前に,念のために電話を入れると,到着時刻と入浴人数,名前を聞かれました。きちんとした対応でした。
到着したのは11時少し前。まだドライブインは営業していないようだったのですが,中に入っていくと,ご主人が出てきました。「どこでこの温泉のことを知ったのぉ〜」って聞かれました。鍵を預かって,離れのお風呂へ向かいます。 駐車場の端,川を見渡せるいい場所に離れはあります。全くの貸切で入れるんですよね。浴室を覗いてみると,小さ目の湯船からドバドバとお湯が溢れているんです。あぁ,これは凄い。栓として使っているスコップの柄の部分も特徴的です(笑)。 湯船に近寄ってみると,これまた凄い。無色透明なお湯なのですが,細かい泡で部分部分が白く濁って見えるんです。細かい泡で,,, 湯船に浸かってみると,肌にシュワシュワっと泡がつきます。それも半端な量ではありません。金山温泉の支倉旅館で1分以上かかってつく泡が3秒くらいでくっつく感じです。細かい泡がびっしり。ホント,感動ものです。 お湯は少し塩味が感じられますが,特に匂いらしい匂いは感じませんでした。若干ツルツルするような気もしますが,気泡が半端じゃなくついているので良く判りません。 とても柔らかいお湯なので,いつまでも入っていれそうな(そして入っていたい)お湯なのですが,段々と体があたたまってきているのが感じられます。最後に,注ぎ口のところが特に泡立っているので,そこに顔を沈めてエステ気分を味わいます。 522投稿者:清兵衛温泉 投稿日:2006年08月17日(木) 21時15分17秒 う〜ん,ここのお湯の感動を文字で表すのは難しいです。「シュワシュワサイダー!!」の中に入っている感じでしょうか。まずは,下の写真を見てもらうのが一番かもしれません。
お風呂から上がって鍵を返しに行くと,「どうだった!」とばかりにご主人が待っています。郡司さんの本を出してきたり,河北ウィークリーに掲載された時の記事,それに対してお礼を出した奥さんの手紙が掲載された新聞のお便り欄のコピー,そしてNHKの普段着の温泉の話など,いろいろ話しかけてきます。 いつまでも話していそうな勢いでしたが,会計のお客さんが来たので話は中断。席につき,そばを注文。そばの単価920円は確かに高い気がしましたが,あのお風呂のことを考えると全然OKです。さらに,帰ろうとしていると,「せっかく来てくれたんだから,コーヒーでもどうだ?」とサービス。実は,次の予定があったので,申し訳なかったのですがお断りしました。でも,またもう一度,この温泉に浸かるぞ,と心の中で誓いましたよ。 http://www.geocities.jp/umiumi8/spa_seibee.htm 523投稿者:清兵衛温泉 投稿日:2006年08月17日(木) 21時20分25秒 国道49号に面したドライブインの蕎麦屋敷地内に沸く温泉で、無料で解放されている。ただしポンプで温泉をくみ上げているので、エアコンを利用する夏場の利用はたぶん不可能。また、入浴できるようになるまで20分ほどかかるそうなので、予め訪問時間が決まっている人は電話予約をお勧めする。私も前日に電話し「野沢10時5分着の磐越西線で行きます」と伝えたところ「その時間に準備しておきます」と快諾してもらった。
蕎麦屋は古澤屋という。準備中の札がかかっているのを横目に中に入り、入浴の予約をしていることを告げると、木の札についた鍵を貸してくれる。同時に大学ノートに住所氏名を書くように頼まれた。ちらっとみたら、あちこちから温泉ファンが来ている。見覚えのある名前も書いてあっておもわずニヤリ。 湯小屋?は蕎麦屋の右手にある。浴室をのぞいたら浴槽の縁からザンザンあふれた湯が洪水状態で排水溝に流れ込んでいる。窓の外を流れる阿賀野川よりも急流だ。掛け湯ももどかしく、自分の年も忘れて「ヒャッホ〜」と叫びながら飛び込んだら浴槽の底がすべって転びそうになり、湯をたくさん飲んだ。塩気のある湯だ。 無色透明の湯はアワで白濁してみえる。水面にプチプチ弾ける生きの良さ。体にもアワがまとわりついてくる。やさしい感触のぬる湯で、時間がゆるされれば何時間か楽しみたいところだった。写真にあるスコップの柄は湯栓になっていて「抜かないで下さい」と小さな札が掛かっている。ちょっと気になって触って見たけどビクとも動かなかった。当たり前か。 524投稿者:清兵衛温泉 投稿日:2006年08月17日(木) 21時21分27秒 入浴後に古澤屋でおそばをいただいた。阿賀野川の眺めが素晴らしい。10月上旬なのでちょっと紅葉には早すぎた。ざるそば(880円)を注文。お蕎麦はけっこう高め。天ざるは1680円する。温かいそば類ではかけそば1000円、山菜そば1300円にしんそば1500円、奥会津そば1200円など。つなぎを一切使っていないという手打ち蕎麦は素朴な味わいだった。
野沢駅からのアクセス: 駅から直進して野沢駅前交差点を右折、芝草郵便局前や縄文遺跡前を通り、道なりに国道49号に出て右に進む。坂を降りていくと「天寿の湯」と書いた建物が見えてくるが、ここは違う。喜多方方面への道を無視してさらに直進すると、右側に目印の赤べこが見えてくる。新津方面から磐越西線で来れば、野沢到着前に窓の左側に見える。野沢駅に周辺の地図が掲示されているので、道を確認してください。もっと近道があるかも。野沢駅前にタクシーもいる。 http://www.rakuda-j.net/onsen/mtohoku/seibei.htm
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