空中戦で圧倒的な強さを発揮するとされる戦闘機Ｆ１５＝米空軍　

米空軍、Ｆ１５機を全面改修　Ｆ２２の調達誤算で
http://www.cnn.co.jp/usa/35089177.html
2016.09.16 Fri posted at 11:30 JST

（ＣＮＮ） 米空軍は１６日までに、約１２０億ドル（約１兆２２４０億円）を投じ、１９８０年代に本格導入されたＦ１５型機戦闘機の大幅な機体改造計画を実施していることを明らかにした。

改造は２０２４年から３０年の間に終了する見通し。同機の実戦配備を２０４０年まで引き延ばすことになる。

今回の改新は、Ｆ１５を第５世代の最新鋭戦闘機Ｆ２２と全面的に交代させる当初の計画がＦ２２の製造中止を受けて頓挫（とんざ）したことを受けている。米国防総省は計７４９機のＦ２２発注を予定していたが、２００９年の生産中断の決定で引き取ったのは１８８機のみとなっていた。

Ｆ１５の主要開発元で製造を担う米ボーイング社によると、同機は米軍の戦闘機史上、最も成功した制空戦闘機とされる。従事した空中戦では無敗を誇り、勝利を１００回以上収めているという。

米軍は過去数十年間、制空権を支配する技術的な優位性を保持してきたが、ロシアや中国の追い上げは急となっている。Ｆ２２の導入に大きな狂いが生じたことで、実戦能力に秀でているＦ１５の大幅改造に踏み切ることになった。

製造中止を受けＦ１５との全面交代が遅れている最新鋭戦闘機Ｆ２２＝米空軍

性能改造の対象は計４３５機のＦ１５。新型レーダー装置、作戦遂行に必要なコンピューター技術の改良、最先端の通信手段や赤外線追尾装置、電子戦用の防御機器などを新たに装着する。空軍当局者はＣＮＮの取材に、これらの機能改善によりＦ１５は最新鋭軍用機との共同作戦にも活用出来るとしている。

ボーイング社の報道担当者によると、性能が一新されたＦ１５にはミサイル１６発の搭載が可能。これまでの標準仕様は８発だった。

米空軍の報道担当者であるロバート・リース少佐は戦時の際の制空権確保を維持するために空軍は新たな兵器システムの開発を続けるだけでなく、Ｆ１５のような過去の実績が優れた兵器の能力改善を進める必要性を強調した。

米空軍は過去にもＦ１５に新技術を取り込む性能改造に取り組んできた。これらの作業は２００２年にさかのぼるが、あくまで段階的に実施されてきた。最新型の通信機器や赤外線指示システムの導入は今年始まったばかりとなっている。ボーイング社の報道担当者は、性能更新の作業には評価、開発や試験の実施が必要との事情に言及している。

空軍当局者は、Ｆ１５にはＦ２２のような敵レーダー網を回避するステルス機能が欠けているが、計画中の性能改善が実施されれば敵航空機の探知、攻撃目標の設定や交戦などで戦術的な優位性を保持することになると強調。Ｆ２２との共同作戦遂行に必要な通信能力も向上し、将来的に開発される新技術のさらなる導入も可能との見方を示した。

ミサイルの数を倍に増やすだとか、日本案と似ている。共同になったりすんのかね / https://t.co/vdzT3idmEy : 米空軍、Ｆ１５機を全面改修　Ｆ２２の調達誤算で - (1/2) https://t.co/uHtWZUhDWj

— 内臓脂肪マン (@she1182) 2016年9月16日

米空軍、Ｆ１５機を全面改修　Ｆ２２の調達誤算で https://t.co/j7iIimeNRV 2040年まで運用……初飛行と正式採用が1970年代だから……70年も運用されるのか（まぁ初期のはそこまで運用されないだろうけれど）……

— ファイヴス (@SFC_27_5555) 2016年9月16日

米空軍、Ｆ１５機を全面改修　Ｆ２２の調達誤算で https://t.co/E01w6r7Sdo ミサイル搭載量の増加以外はどっかの国の改修みたいな感じだけど、結局近代化改修か。

— Tadahiro Ishisaka (@ishisaka) 2016年9月16日

米空軍、Ｆ１５機を全面改修　Ｆ２２の調達誤算で https://t.co/ZMftDboAYY @cnn_co_jpから

追加ハードポイントで機動性が少し衰えるかもね。そこはソフトとミサイル性能でなんとかすると

— イーニー (@niunosu47) 2016年9月16日

米空軍、Ｆ１５機を全面改修　Ｆ２２の調達誤算で https://t.co/cfegGol0Sn @cnn_co_jpさんから ここで言う通信能力って、もしかしてF-35みたいなネットワーク戦闘能力の事？

— えむちん （Tier2） (@QUEADLUUNRAU) 2016年9月16日

米空軍、Ｆ１５機を全面改修　Ｆ２２の調達誤算で #SmartNews

マジか⁉
米軍もF15を改修して使い続けなければならないのか…
結構とんでもない話 #クロス https://t.co/E722PxHk2e

— で~くわ~ (@aeg555) 2016年9月16日

米空軍、Ｆ１５機を全面改修　Ｆ２２の調達誤算でhttps://t.co/JnOFWlJ6Ce
やっぱり冷戦時に本気で作った兵器はポテンシャル高いなぁ
冷戦終結後の兵器は夢を追いすぎてて兵站が耐えられないような気がする

— しぐれ (@sig_le) 2016年9月17日

米空軍、Ｆ１５機を全面改修　Ｆ２２の調達誤算で https://t.co/g0ofZI9Fus ミサイルキャリアとして運用するわけだが自衛隊のやつはどうするのかね？

— 矢崎惟任竜座@種田梨沙、藤原啓治回復祈願 (@yazakiryuza) 2016年9月16日

米空軍、Ｆ１５機を全面改修　Ｆ２２の調達誤算で https://t.co/fmj6waEWs0 @cnn_co_jpさんから
ようやく本決まり。自衛隊はどう動くのかな？

— 石川潤一 JunichiIshikawa (@oldconnie) 2016年9月16日

コメント
1. 2016年9月20日 22:22:47 : 1aQlPDBHTY : eoNJB@gwd38[4] ▲△▽▼ 開発中のＦ−３５も、国防省の前宣伝とは違って、現在のところポンコツで、全く使い物にならないようだ。 新型コンピューターの導入が遅れている。 そのコンピューターソフトの開発も遅れている。 武器装備の貧弱さ（空対空ミサイル２と爆弾２）、機銃の問題（機銃をポッドから出すと風圧で、機体が傾いで、弾丸が命中しなくなる。）など。 それから、レーダーや赤外線などの探知装置の統合が支離滅裂。（たとえば、ヘルメットの画面上に、同一機が、複数として表示される。） 燃料を大量に消費し、航続距離が短いために、地上部隊との共同作戦を取りにくい。 自動ロジスティックス情報システム（the Autonomic Logistics Information System）も、正常に作動しないので、スムーズに展開できず即戦力にならない。 オペレーション・テストは、予定の２０１８年末までに完了しないことは確実。
2. 2016年9月20日 23:20:03 : LbUiLY4xSY : @CYKyssU804[9] ▲△▽▼ 早い話、アメリカも金が続かなくなってきた。原油価格を吊り上げ産油国に武器を売って儲ける政策も原油価格の低迷で難しくなってきた。 アメリカは日本と異なり原油は国内で相当程度産出する。価格が上がればシェールオイルも採算にのる。原油価格が上昇したときガソリン価格が上がって困るとかの話もあったが、化石燃料のほとんどを輸入に頼る日本と根本的に条件が異なる。原油価格の上昇はアメリカにとって悪い話ではない。日本やＥＵに対して優位に立てる。
3. 2016年9月21日 02:08:01 : 60zrsP9i5I : gDIlEHw40xw[219] ▲△▽▼ F22は欠陥機だった。カネがかかりすぎるという欠陥だ。スホーイを買おう。F15を改修するってのは、ものすごく気が進まない。だが北朝鮮はMig19を使っているから、北朝鮮を仮想敵国にする限りは問題ないのか。 http://p9.qhimg.com/t01a9a8482df4425414.jpg

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