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インジルリク空軍基地の位置 :毎日新聞
トルコのクーデターを報じる記事が教えてくれた駐留米軍の実態
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/07/18/post-4982/
18Jul2016 天木直人のブログ
トルコのクーデターが未遂に終わったから一安心だ。
そう考えるものがいるとしたらおめでたい。
トルコ情勢が混乱するのはこれからだ。
そしてトルコの不安定は、イスラム国問題の混迷に拍車をかける。
しかし私がここで言いたいのはその事ではない。
今度のトルコのクーデター未遂を報じる記事の中で、貴重な記事を見つけたので紹介したい。
その気になって注意していると、公開情報であっても、至るところで貴重な情報に接する事が出来るという好例だ。
きょう7月18日の毎日新聞がワシントン発、会川晴之記者の記事でこう書いている。
米国防総省のクック報道官が嘆いたと。
クーデター未遂を受けてトルコ全土に飛行禁止令が出たため、トルコに駐留する米空軍機が出撃できなくなり、イスラム国作戦ができなくなったと。
米政府はできるだけ速やかに飛行禁止措置を解除するようトルコ政府に求めたと。
これには笑ってしまった。
はからずも駐留米軍の本性を暴露した発言だ。
駐留米軍はトルコのために存在してるのではないということだ。
そして駐留米軍はイスラム国を毎日のように空爆しているということだ。
これが駐留米軍の実態である。
もちろん、日本の駐留米軍も、いざとなっても日本を守ることはなく、毎日のように米国の戦争ために使われているという事である(了)
◇
トルコ 駐留米軍、出撃できず…対IS戦、飛行禁止令で
http://mainichi.jp/articles/20160718/k00/00m/030/075000c
毎日新聞2016年7月17日 22時06分(最終更新 7月18日 06時49分)
【ワシントン会川晴之】米政府は16日午前、ホワイトハウスでトルコのクーデター失敗について対策会議を開き、情報収集などに追われた。ホワイトハウスによると、オバマ大統領は改めて民主的な手続きで選ばれたトルコのエルドアン政権支持を強調、トルコ政府と協調を図るよう指示した。
一方、米国防総省のクック報道官は、クーデターの試みを受けて全土に軍用機の飛行禁止令が出ている影響を受け、トルコ南部のインジルリク空軍基地に駐留する米空軍機が出撃できない状態にあると発表した。トルコ駐留の米空軍が、シリア、イラクでの対過激派組織「イスラム国」(IS)作戦を実施できない状態にあるため、米政府はできるだけ速やかに、飛行禁止措置を解除するようトルコ政府に求めた。
クック氏によると、米国は他の基地などからの出撃回数を増やすことで影響を最小限に抑えるよう調整しており、ルクセンブルク滞在中のケリー国務長官は「影響は出ていない」と述べた。米軍はペルシャ湾などに展開する空母や強襲揚陸艦に搭載する海軍機、海兵隊機などによる空爆も実施しており、これらの出撃回数を増やしているとみられる。
国防総省によると、米軍などの有志国連合はクーデターの試みがあった15日に戦闘爆撃機、戦闘機、無人機などによる空爆をシリアで13回、イラクで10回それぞれ実施している。
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