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「次世代戦闘機」は間違い 日本のステルス実証機X-2、真の目的
http://www.asyura2.com/16/warb17/msg/214.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 2 月 20 日 11:18:20: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

「次世代戦闘機」は間違い 日本のステルス実証機X-2、真の目的
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160213-00010001-norimono-bus_all
乗りものニュース 2月13日(土)10時27分配信


■戦闘機の一部」しか盛り込まれていないX-2



「X-2」の制式名称が与えられ、初飛行を間近に控える先進技術実証機(写真出典:防衛省技術研究本部)。


「心神」の非公式愛称で知られる、防衛省技術研究本部と三菱重工によるステルス性を持つ先進技術実証機「X-2」が、初飛行への最終段階に入りました。


 2016年1月28日(木)、この先進技術実証機に「X-2」という制式名称が与えらました。そして建国記念日の2月11日(木・祝)、県営名古屋空港ではじめて公の場に姿を現し、地上滑走試験を開始。こののち、高速滑走試験やブレーキ試験が行われる見込みで、問題が無ければ2月22日(月)以降に初飛行が実施されると推測されます。


 このX-2は、一部全国紙の報道にみられるような「次世代戦闘機」ではありません。従来、個別に研究されていた戦闘機用エンジン、推力偏向装置、高度な飛行制御、ステルスの理論に基づく設計、新素材による機体構造といった各種要素を実際にひとつへ統合し、問題なく機能するかを実証するための「技術実証機」です。


 またX-2で試験される要素は、「戦闘機の一部」でしかありません。現代戦では赤外線や可視光センサー、レーダーなど様々な電子機器によって情報を収集し、ネットワークで共有を行う「ミッションシステム」が必要不可欠であり、「空中戦」は搭載コンピュータの上で動く「ソフトウェア」の戦いになっています。X-2にはミッションシステムが搭載されておらず、またミサイルも携行できません。


 現在、防衛省技術研究本部ではX-2と並行して「戦闘機搭載用統合火器管制システムの研究試作」と称し、既存のF-15戦闘機およびF-2戦闘機を改造することによって「ステルス破り」などを可能にする研究を行っています。「ミッションシステム」はX-2のような姿形が無いため目立ちませんが、X-2と同等に重要であり、その動向にも注目する必要があるでしょう。


■日本の国産戦闘機開発、現状は「非常に厳しい」



1988(昭和63)年に「FS-X」として開発がスタートされたF-2戦闘機(写真出典:航空自衛隊)。


 防衛省では、X-2の試験飛行による結果を考慮したうえで、2030年代に就役するF-2戦闘機の後継機について、国産にするかどうかを2018年に判断するとしていますが、それはあくまでも表向きの話であり、現実的なところ「国産戦闘機」を開発する見込みは非常に厳しいといえます。


 その主な理由は「開発予算があまりにも膨大」であるためです。


 2000(平成12)年に航空自衛隊へ引き渡しが開始された「第4世代戦闘機」であるF-2は、当初予定の2倍となる3270億円の開発予算を要しました。後継の「第5世代戦闘機」は「第4世代」と比較し、主にミッションシステムのソフトウェア開発でさらに多くの予算が必要です。


 また現在、韓国はインドネシアと共同で「KF-X」と呼ばれる次世代機の開発をスタートさせようとしていますが、計上されている予算は8000億円です。「戦闘機開発」はもれなく予算超過が“付き物”になっていることを考えれば、おそらく1兆円を超えるでしょう。


 今年夏から秋ごろに航空自衛隊へ引き渡される予定であるロッキード・マーチン社(米)の第5世代戦闘機、F-35A「ライトニングII」も開発予算の超過に悩まされており、最終的には6兆円に達するだろうと見積もられています。


■「次世代戦闘機」ではないX-2、そこにある「大きな使命」とは


 恐らく、少なく見積もって2〜3兆円を捻出できるのであれば、日本は「KF-X」のさらに上をゆく国産次世代戦闘機を開発できるでしょう。


 しかし「2兆円」という額は、航空自衛隊F-15J「イーグル」の後継機としてF-35を200機導入し、さらにUH-1Jヘリコプターの後継機であるUH-Xを100機、加えて「いずも型」のヘリコプター搭載護衛艦を調達できるほどの数字であり、まったく現実的ではありません。


 次世代戦闘機の単独開発はもはや不可能に近く、これまで国産戦闘機を開発してきた欧州諸国やアメリカでさえ、今後は国際共同開発以外の選択肢を取りえなくなっています。ただ、民意を無視して出費できる中国は例外です。


 先進技術実証機「X-2」の開発を主導する技術者たちは、20年前のF-2(当時はFS-X)開発において中堅を担いました。そして将来の次世代戦闘機開発において主導的立場を担うのは、今回のX-2開発において中堅を担う若い技術者たちです。


 X-2は、単に最新技術を実証するためのものではありません。若手にベテランのノウハウを継承させる機会を与えることによって、将来ありえる戦闘機の国際共同開発において日本が主導的立場を担えるよう備えること。それこそが、X-2に与えられた大きな使命であるといえます。


関 賢太郎


 

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コメント
 
1. 2016年2月21日 00:45:38 : yBQkrRTumA : UvxNb8gKnf4[539]

 戦闘機よりも 幼稚園つくったほうが 国力増強になりそうだ〜〜

 戦闘機は 三菱が喜ぶだけのものかな〜〜
 


2. 2016年2月21日 01:18:49 : dcCfBDCVdA : XeAi5FoVD6o[1]
いや、
これから先新型戦闘機の開発は
どこの国もやりません
アメリカのF35が失敗したのは
実現可能な技術はもう出尽くしてしまっているのに
それでも高性能を目指して実現不可能な技術を開発しようとした為
だから今ある性能以上の戦闘機の開発はどこの国にも実現不可能
だからこれから先は高性能の無人戦闘機の開発が主流になります
人間の乗らないそれこそ流行りのAI搭載の無人戦闘機なら
如何なるアクロバット飛行も可能で
有人では不可能な高Gでの急上昇急降下急旋回もチョチョイのチョイ
最高の機動性で空中戦も地上攻撃も思いのママ
従って今から有人戦闘機を開発なんて周回遅れの発想


3. 2016年2月21日 14:03:02 : fpt8itpB5Q : zW@YYVl31Kw[340]
でも中国のEMP兵器でキンチョールされた蚊のように落ちてしまう

4. 2016年2月21日 18:04:05 : LCYqqcONGT : BgTA4CjXhsM[6]
>「心神」の非公式愛称


なんか弱そう・・・


5. 2016年2月21日 19:16:37 : bPIVcIBxHw : pv@PjnlbUjk[3]
心神。

心神損失。

精神失患。

なんかなあ・・・


6. 2016年2月21日 19:34:54 : 6Ry0M8NoDw : 5S_81wPre68[1]
乗っているパイロットの強度上げようったって無理だよね
これからは無人機が主流なはず、人を乗せなければ
そのスペースや重量それらの補助物などを考えるとこれ以上の性能の
飛行機には邪魔なだけ、人が操縦する事も考えれば
人口知能付の人型ロボット乗っけるってのが良いかもしれない、
結局最後にはネットワークだの人口知能だのロボットだので
行き着く所はスパコン対スパコンの戦いになって先にハッキング
した方が勝ちみたいな戦いになるだろうね、なんだかね。

7. 2016年2月21日 20:21:35 : rn1yLIVOyI : Vxnis76EwzI[7]
こんな戦闘機がいくらあっても原発を攻撃されたら防ぐ手はない。

8. 2016年2月21日 21:39:23 : Y3y9qwVfdg : GvsBU3WISqg[20]
素朴な疑問として本当に次世代戦闘機の研究開発にこんな莫大なお金がかかるのだろうか? 

軍事機密だから開発予算の支出の詳細な内訳は明かされない。

「1%」による中抜きが可能だよね。

この記事はX-2を腐して、F-35を売り込もうとしているようにしか思えない。関 賢太郎って人物はロッキードの広報担当だろう。

シリアを侵略するために送り込まれた傭兵軍の敗北で露製兵器の能力は評価され、米製は欠陥兵器
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201602080000/
(抜粋引用)
F-35のプログラム・コストは1兆5000億ドル以上になりそうなうえ、性能に問題があって「空飛ぶダンプカー」とも呼ばれている。昨年1月にカリフォ ルニア州のエドワード空軍基地で行われた模擬空中戦でF-16に負けたという。F-35は、儲けを大きくすることに熱中しているアメリカ支配層の実態を象 徴する戦闘機。この高額欠陥戦闘機を日本も5機注文、さらに42機を購入する計画だというから驚く。

 勿論、アメリカの軍事予算が少ないわけではない。SIPRI(ストックホルム国際平和研究所)によると、2014年における予算はアメリカ6100億ド ル、中国2160億ドル、ロシア845億ドル、サウジアラビア808億ドル、フランス623億ドル。ちなみに、日本は第9位で458億ドル。アメリカの惨 状は予算が少ないからではない。少なからぬ人は支配層の腐敗が原因だと考えている。

 F-35のような欠陥兵器を導入すればアメリカ軍はますます弱くなるが、現時点でも通常兵器の戦争ならロシア軍に勝てないという声がアメリカ軍の内部からも聞こえてくる。

関賢太郎
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E8%B3%A2%E5%A4%AA%E9%83%8E

ステルス機F-35、今夏にも空自受領へ 劣化版F-22は誤った認識
http://trafficnews.jp/post/48420/


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