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カナダ・バンクーバーでの反日は「カナダ抗日連合会(BCアルファ)」や、「バンクーバー9条の会」所属で、琉球新報にコラムを持つ乗松聡子及び、鹿尾達雄、両氏の反日日本人らが主軸か
http://gansokaiketu.sakura.ne.jp/20161221-canada-bancuberdeno-hannitiha-canadakouniti-rengoukai-bcalfa-ya-bancuber-9jyounokaino-shozokude-----norimatusatoko-sikaotatuo-ryoushi---raga-shujikuka.htm
杉田水脈のなでしこリポート(23)】
沖縄の基地反対運動を美化したドキュメンタリー映画…私には見るにたえない作品でした
11月17日にカナダ・バンクーバーの中心地で、反日集会が開かれるという情報をカナダに住む日本人の方からいただきました。今回のバンクーバー訪問の大きな目的の一つは、その集会を取材することでした。今回の集会はアメリカに本拠地を置く「世界抗日戦争史実維護連合会」のカナダ支部である「カナダ抗日連合会(BCアルファ)」に所属する日本人が主催しているとのことでした。
定刻の午後5時を少し過ぎて会場入りすると、前で女性が話をしていました。この女性は琉球新報などにコラムを連載している乗松聡子氏でした。彼女は「バンクーバー9条の会」の発起人でもあり、バンクーバーをはじめとするカナダ西部での反日活動の中心人物といえます。
彼女の話が終わると映画の上映が始まりました。アメリカ人のジャン・ユンカーマン監督が撮ったドキュメンタリー映画「OKINAWA〜THE AFTERBURN」(邦題「沖縄うりずんの雨」)です。予告編は公式サイト(http://okinawa−urizun.com/#!/movie)から見ることができます。
タイトル通り沖縄を題材にした映画ですが、見事に基地反対運動を美化、正当化しています。悲惨だった沖縄戦、集団自決の話から始まり、「日本軍がいるところ、慰安所があるというのは習慣」「沖縄は最も慰安所が多かった」という慰安婦プロパガンダから続けて、昭和30年に起こった「由美子ちゃん殺人事件」へ。「軍隊は女性を守らない」と無理やりのこじつけ。だから、基地反対運動は正しいと、主張が展開されていきます。
「大和民族による琉球民族差別は白人による黒人差別と似ている」という発言があったり、「沖縄は自主決定権を持つべき」と主張する女子学生がいたり。反対運動を統率する沖縄平和運動センター議長で、「マリーンアウトおじさん」こと山城博治容疑者(傷害容疑などで逮捕)も映画の中では英雄扱いです。英語版と言ってもほとんどが日本人のインタビューで占められており、わかりやすい内容ではありましたが、とにかく見るにたえない映画でした。
2時間にわたる上映が終わるとジャン・ユンカーマン監督本人との質疑応答が始まりました。会場の参加者は我々を含めて30人弱。高齢者が多い印象で、質問も数人にとどまりました。
この映画の中に「なでしこリポート16」でリポートした慰安婦問題のユネスコ申請の主導権を握っている日本のNPO法人「女たちの戦争と平和人権基金」が運営する「女たちの戦争と平和資料館(wam)」が出てきます。
係員が見学者に沖縄に存在した慰安所の地図を見せて説明しているのです。その内容は、9月に潜入した時に買い求めた「軍隊は女性を守らない〜沖縄の日本軍慰安所と米軍の性暴力」という資料集に記されているのと全く同じでした。
日本軍の慰安婦と米軍の性暴力は全く次元の異なる問題です。前者は合法的制度として存在したもので、後者は犯罪行為です。最近では「強制連行や性奴隷が嘘であった」という事実が少しずつではありますが広がり始めており、これまでこの嘘を広めていた反日側に焦りが出てきているようです。
このように時代背景も当事者といわれる人たちも全く違うものを「女性の人権問題」としてごちゃ混ぜにして世界中に発信しているのです。ちなみにこの冊子の中には沖縄にあった遊郭にも触れており、そこに親に売られて人たちまで「軍による性暴力の被害者」と位置付けています。言葉は悪いですが、「味噌も糞も一緒にしている」という表現がぴったりです。当日会場で配られていたパンフレットにも、この慰安所の存在を示す地図とともに大きく「wam」の文字が並んでいます。
日本から遠く離れたバンクーバーで何故このような集会が開かれるのか。中心となっていると目されているのが、乗松聡子氏です。彼女はカナダの日本人組織やカナダ人組織にも入り込み反日工作活動をしています。
後日、事務所にバンクーバー以外の地域に住む方からメールをいただきました。そこは在住邦人の数が少ない地域なので、地名は伏せますが、私がこの上映会に参加した直後、その方が住む地域の大学でも上映会が催され、乗松氏が解説を行ったそうです。こちらはその地域の「日本人文化協会」から「日本映画の上映会」として地域に住む日本人に案内があったそうです。後で確認すると、その日本人文化協会はこの映画の内容を知らなかったようです。
さらにもう一人この集会の中心的人物が存在しました。鹿毛達雄氏です。鹿毛氏は1975年にカナダに渡りました。、在住邦人や日系人の人権活動の先駆け的存在です。乗松氏と同じく、「カナダ抗日連合会」や「バンクーバー9条の会」に所属しています。日本人向けのタウン誌に「日系市民協会人権委員会のページ」といったコラムを持ち、「難民を歓迎しよう!」「未解決の慰安婦問題」「憲法9条を守ろう!」といった日本国内の反日勢力顔負けの発信を行っています。
カナダでは、アメリカ同様、暗黒の歴史を抱えています。大東亜戦争が始まると、アメリカ合衆国やアメリカの影響下にあったペルーやブラジルなどのラテンアメリカ諸国の連合国、またカナダやオーストラリアなどのイギリス連邦において行われた、日系人や日本人移民に対する強制収容所への収監政策行われました。この法令は「すべての敵性外国人に向けたもの」であるとされていますが、実際には日系人や日本人だけに対する差別的扱いであったことが明らかになっています。
現在もアメリカやカナダに住む人の中にはいまだ「日本が変な侵略戦争を始めたから我々がひどい目にあった」「天皇陛下が開戦をしたのが悪い」と思っている人も多く存在します。その人たちが「慰安婦像設置」などの反日活動を熱心に支持していることが多いのです。
私は2013年にカリフォルニア州グレンデール市を訪れた際、そういった日系アメリカ人の方と直接話をした経験があります。そういった方々と日本の反日勢力の橋渡しになっているのが、戦後に海外に渡った鹿毛氏や乗松氏のような左翼勢力です。wamの動きを見ても分かるように、日本、海外諸国、国連などの国際機関を舞台にして左翼勢力は幅広い活動を展開しています。我々保守陣営の反論がまだまだ追いついていない状態ですが、今後も海外に住む日本を愛する人たちと情報交換し、現地調査を行い、真実を発信していきたいと思っています。
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