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政界地獄耳 「復活予算」に固執する都議 目を覚ませ
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1749386.html
2016年12月9日8時45分 日刊スポーツ
★東京都議会では「政党復活予算」の廃止など都知事・小池百合子の方針や政治姿勢を自民党は厳しく批判しはじめ、対決姿勢を前面に出した。自民党都議は2元代表制を持ち出し、「議会側に何の連絡、相談もなく、唐突に廃止するということは議会軽視と言わざるを得ない」とし、さらに「自民党が200億円を自由に使ってきた印象を与える刷り込み。不適切だ」というが、本来予算案の提案権は知事にしかない。議会はそれを審議する場だ。東京都の「議会復活枠」は議会審議を円滑にして通りやすくするため、知事が200億円を「白紙委任」したもの。これを当然とする7日の都議会質問者こそ地方自治を知らぬ者と言わざるを得ない。
★本年度予算の「議会復活」の中身を見れば、普通に淡々と予算措置されるような内容。東京都ゆえに際立っているとか、新味のある中身でない。つまりそんな予算を、議会はもったいぶって「俺たちがつけてやった」と一部の業界に言い、当該業界がうやうやしく「先生のお力です。ありがとうございます」と言う儀式を与えることで、権力の行使する側と恩恵をあずかる側を感じるという仕組みだ。知事も答弁したように「47道府県はどこもやっていない」というように都にだけ残ったバブルな仕組みだ。
★この仕組みを議員と共に喜んで行使しているのが都庁の財務局。都の年間予算13兆の中のたった200億円で、都議も「仕事をしている」という満足を得ているが、現実は手のひらで踊らされているということになる。たぶん全国の自治体関係者はこの前近代的な仕組みがまかり通る東京の後進性を笑い、こんなことで満足する都議会のレベルに驚愕(きょうがく)しているに違いない。こんな勧進帳に一部の業界も、枠に固執する都議も目を覚ますべきだ。(K)※敬称略
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