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2016-12-08 06:09
7日、蓮舫氏が民進党の代表になって初めて、安倍首相の党首討論が行なわれた。(尚、野党側からは、共産党の志位委員長、維新の片山代表も6〜7分ずつ質問した。)
まず、第二次安倍政権が始まってから、党首討論の回数が激減。当初は、週1回、せめて月1回の開催を目指して作られたシステムであるにもかかわらず、安倍政権では一国会に1回、年に2回程度しか行なわれない状態が続いており、mewは大きな不満を抱いている。(-"-)
しかも、年に2回しか行なわれないのに、たった45分の質疑時間では、まともに討論できるはずもないわけで。回数、時間の増加を強く求めたいと思う。(・・)
さて、蓮舫氏の初討論挑戦は、かなりいい出来だったのではないかと思う。"^_^"
蓮舫氏はクリアの声ではっきりと話すので、ぼそぼそと滑舌悪く話す安倍首相と対比して、キリッとしている感じがあったし。そのお陰で討論全体もダラダラせず、メリハリがあったように思えた。(++)
蓮舫氏は、限られた時間の中でmewがきいて欲しい、言って欲しいと思っていたことは、ほぼほぼ全て言ってくれたし。(カジノ法案や国会運営・強行採決の問題点、赤字国債、安倍首相自身の問題点など)
安倍首相を批判する言葉も、印象に残るものが多かった。(**)
「何度伺っても、総理のその答えない力、そして逃げる力、ごまかす力、まさに神ってます」
「総理は、いいときには自分の功績、悪いときは人のせいだと」
「息をするようにウソをつく。昨年、安全保障法制を強行採決したじゃないですか!・・・気持ちのいいまでの忘れる力を何とかしてくださいよ」
<個人的には、国会でウケ狙いの流行語を使う人は好みじゃないけど。メディアに注目してもらうにはいたし方ない部分も。mewの言いたいことばかりだったので、ちょっとスキッとした。^m^>
* * * * *
他方、安倍首相の方は相変わらず、これまでの討論同様(国会答弁もしかり)で、都合の悪い質問には正面から答えず、のらりくらりで。「きいてもいないことを長々と述べて時間を浪費する」「野次られるとそれを批判して答弁を止める」「ともかくTVの前で民進党を批判しようとする」というパターンを繰り返し。
<共産党の志位委員長の南スーダンPKOに関する質問には、あえて長々と無用な答弁を行なって、志位氏の質問時間を減らすことに。(-"-) で、よ党維新の片山代表に対してはコロッと態度を変えて、しっかり「ヨイショ」をした上で、と〜てもていねいに答えていた。(~_~;)>
また今回は、蓮舫氏を相手にして、自分がかなり立場が上の政治家だという意識を抱いたのか、いつもより上から目線の態度、発言が多いように感じられた。(ーー)
自分が少し強く野次られると、「民進党のみなさん、静かにやりましょうよ、委員長お願いしますよ。こんなにワーワー騒がれますと、わたしもしゃべりにくいんです」「皆さん、落ち着かれましたか?よろしいですね」と・・・、何だかエラそ〜に「僕はオトナ、民進党は子ども」みたいにな感じで、手を伸ばして野党席を制するようなしぐさをするし。<自民党もかなり蓮舫氏を野次っていたくせに。>
あと、これもよくやることなのだが。安倍首相は、民主党政権時代にリーマン&EU危機、東日本大震災による経済ダメージが大きかったことをヨコに置いて、当時の経済的な数字を批判。
そして、何と「反省から始まらない限り、皆さんに対する支持は戻りませんよ」とかドヤ顔で見回しながら、言いやがっ・・・言われたりして。<`ヘ´><マジ、ムカついた。>
昨日の晩は帰宅が遅くて、夕方や夜のニュースでどの程度、この討論が取り上げられたのかはわからないのだが。<討論自体は、録画したものを見た。>
より多くのTVが、カジノ法案+αの問題や、安倍首相が驕り高ぶっている様子や、イヤ〜なヤツ、都合のいいヤツぶりが伝わるような映像を流してくれるといいな〜と願っている。(・・)
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『首相と蓮舫氏 党首討論、カジノ解禁など含む「IR法案」で激論
来週、就任から3か月となる民進党の蓮舫代表。7日、初めての党首討論で安倍総理と対決しました。
「まず総理、やめたいのにやめられない、家中の金を持ち出す、ヤミ金で借金を繰り返す。多重債務、一家離散、破産、果ては自殺に追い込まれる。これがギャンブル依存症の怖さです」(民進党 蓮舫代表)
初めての党首討論となる民進党の蓮舫代表が取り上げたのは、カジノ解禁などを含む統合型リゾート施設の整備を推進するIR法案です。
「カジノは賭博です。刑法で懲役刑で禁止されています。なのになぜ、わずか5時間33分の審議で強行採決に踏み切ったんでしょうか」(民進党 蓮舫代表)
自民党は先週の委員会で6時間足らずの質疑で採決に踏み切り、民進党など野党側は激しく反発。本会議では連立与党の公明党が自主投票とし、35人の議員のうち11人が反対するという異例の形での衆議院通過となりました。
「このIR法案はですね、統合リゾート施設でございまして、いわゆるカジノだけではなくて、ホテルあるいは劇場、そしてショッピングモールや水族館とか、ただビジネスや会議だけではなくて、家族でそうした施設を楽しむことができる」(安倍首相)
安倍総理は2014年、シンガポールの統合リゾート施設を視察し「成長戦略の目玉になる」と述べましたが、蓮舫氏はこの発言についても追及しました。
「カジノはなぜ問題なのか。それは負けた人の賭け金が収益だからです。サービス業やものづくり産業のような、新たな付加価値は全く生み出しません。これのどこが成長産業なんでしょうか」(民進党 蓮舫代表)
「これは議員立法でありますから、これについて説明をするですね私は責任を負っていないわけでございますので」(安倍首相)
「総理自らが成長産業、大きな目玉になるとおっしゃっているんです」(民進党 蓮舫代表)
「劇場であったり、あるいはテーマパークであったり、ショッピングモールであったり、あるいはレストランであるわけであります。そして、それは当然そこに対しての投資があるわけであり、投資があり、そしてそれは雇用にもつながっていくのは事実であります」(安倍首相)
「総理のその答えない力、そして逃げる力、ごまかす力、まさに神ってます」(民進党 蓮舫代表)
今年の流行語大賞「神ってる」を使って安倍総理を批判した蓮舫氏。自民党が7日、8日の参議院の委員会で法案を採決したいと提案したことについて、「これは当たり前の国会運営なのか」とただしましたが、安倍総理は直接は答えず、「IR法案は、さまざまな投資が起こり雇用をつくっていくことにつながる」と繰り返し、強調しました。(JNN16年12月7日)』
『(カジノ法案の質問に)安倍首相は「(IR法案は)いわゆるカジノだけでなく、ホテル、劇場、ショッピングモール、水族館とかテーマパークも構成する要因で。提案者の中には、御党の、まさに蓮舫議員の側近である柿沢未途役員室長も提案者として参加していただいている」と答えた。(中略)
安倍首相は「法案は議員立法で、提案者の中に、民進党の幹部も入っている」と反論した。
蓮舫代表は「提案者を辞めさせてくれないのは、自民党のほかの提案者の議員じゃないですか。カジノはなぜ問題なのか。それは、負けた人の賭け金が収益だからです。これのどこが成長産業なのでしょうか」と述べた。(FNN16年12月7日)』
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『景気についても「総理、4年待ちました。いつ景気がよくなるのか、そしたら、4年目に歳入が2兆円も欠損した」と述べた。
安倍首相は「われわれは、100万人の雇用を作り、税収は21兆円、みなさんの時代より増えました。税収がそうした結果になったかというと、これはまさに円高であります」と述べた。
蓮舫代表は「総理、よくわかりました。総理は、いいときには自分の功績、悪いときは人のせいだと」と述べた。
続いて蓮舫代表は、民進党が提出している長時間労働を規制する法案を審議するよう求めたが、安倍首相は、慎重な姿勢に終始。
安倍首相は「(民進党案は)ガイドラインがないんですよ。ガイドラインがないというのは、『ストライクゾーンなしに野球やれ』と言っているのと一緒」と述べた。
最後に蓮舫代表は、安倍首相のこれまでの言動を取り上げ、「言っていることと、やっていることが、あまりにも違うじゃないですか。強行採決をしたことない、息をするようにうそをつく。TPP(環太平洋経済連携協定)、年金カット法案、カジノ、全部、強行採決じゃないですか」と批判した。(FNN16年12月6日)』
『蓮舫代表が「総理、4年待ちました。いつ景気がよくなるのか」とただすと、安倍首相は「有効求人倍率も、47全ての都道府県で1倍を超えました。あなたたちは、たった8つの県でしか、それを実現できなかった。その反省から始まらないかぎり、皆さんに対する支持は戻りませんよ」と答えた。
蓮舫代表は「総理、よくわかりました。総理は、いいときは自分の功績、悪いときは人のせいだということ」述べた。(FNN16年12月6日)』
『共産党の志位委員長は南スーダンに派遣された自衛隊の新たな任務「駆け付け警護」をテーマに懸念を示しました。これに対して、安倍総理は「大統領も副大統領も反対派も自衛隊を歓迎している」と述べ、政府間で戦闘になることはないという考えを示しました。
日本維新の会の片山共同代表はTPP(環太平洋経済連携協定)の見通しについてただしましたが、安倍総理は「今、ここで諦めたら見込みはゼロだ」と述べるにとどめました。(ANN16年12月6日)』
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『初陣を終えた蓮舫氏は、報道陣の取材に、「(首相は)答えず、逃げて、じらして、開き直っていた。私は、挑戦者だから問いただしたかったが、時間は限られている。その中で聞きたいことは聞けたと思う」と、振り返った。
首相の答弁について「都合の悪いことは答えず、自分に見えているものは答える。予算委員会と同じで、残念だ」と切り捨てた。「やじに反応することで、何を聞かれたか忘れているのではないか。私は、やじは一切聞いていない。それくらい集中しないと。残念だ」とも述べた。
自民党は8日、参院内閣委員会で採決を模索するが、「あまりにも国会軽視だ」と批判。「カジノを成長戦略にするなんて、美しい国ではない」と述べ、徹底抗戦する構えを示した。(日刊スポーツ16年12月6日)』
『自民党の二階幹事長は「さすが総理だと。なかなか答弁もしっかりしておられるしね。わかりやすかったといって、えらい褒めていただく声が多かった印象です」と述べた。(FNN16年12月6日)』
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冒頭にも少し書いたが・・・。国民が興味を抱きやすい党首討論の機会をもっと増やして&メディアにももっと取り上げてもらって、そろそろ安倍首相のアブナイ思想見識や人物像を国民にきちんと把握して欲しいと願っているmewなのだった。(@@)
<月1回ぐらいに回数を増やしてくれるなら、野党側は共産、自由、社民党が長く質問できる機会をもっと増やしてもいいのでは。「安倍vs.志位」のバトル・30分1本勝負とか見てみたいです。(・・)>
THANKS
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