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(回答先: 翁長知事は、ヘリパッドの容認は「苦渋の決断」というけれど、結局、次は辺野古容認です(生き生き箕面通信) 投稿者 笑坊 日時 2016 年 12 月 01 日 11:36:47)
〔はじめに〕
この本は、私がこれまでに書いたすべての作品のなかで、もっとも内省的なものである。私自身が自分の足場を徹底的に掘り下げたものだ。(母は、沖縄・久米島の字西銘(め)出身)
第三章 根室
私が北方領土問題に、通常の官僚仕事の枠を越えて熱中した背景には明らかに沖縄がある。ブルブリスはそのことに気付き、私に「君には抑圧された動機がある」と指摘した。私はブルブリス※に指摘されるまで、その動機に気付かなかった。…私は沖縄について猛烈に勉強したくなった。
まず気付いたのは、沖縄には易姓革命思想(放伐思想)があることだ。日本の国家体制の特徴は革命が起きないことである。それは皇統によって担保された権威とその他の聖俗の権力が分離されているからである。…
その革命思想が現実に体現されている地域が沖縄なのである。換言すれば、沖縄の思想には、日本の既存の思想を破壊する力が潜んでいる。従って、沖縄問題は思想問題であり、対処を誤ると日本の国家体制が内側から崩壊する危険性がある。これが私の作業仮説である。
※)1991年12月にロシアの国務長官としてソ連崩壊のシナリオを描いた人物。
【出典】「沖縄・久米島から日本国家を読み解く」佐藤優/小学館’09年
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