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2016年11月 4日
貸金業者と深い付き合いの農水大臣・山本君のおちゃらけ発言をTVはさんざん流しているんだが、肝心要のTPPについてはまったく問答無用なんだから困ったものなのだ。今朝もラジで経済評論家が「民主党時代にTPPを決めたのに、なぜいま民進党が反対するのかわからない」なんてことをのたまっていいた。おいおい、それを言うなら野党時代に「TPP断固反対」だった自民党にも言及しないといかんだろう。
それよりもなによりも、TPPになぜこれほどの反対の声があるのかってことを分析するのが経済評論家の役割なんじゃないのか。いったいどんな合意をしたのか、そのディテールはまったく闇鍋状態なんだから、こんな条約に誰が賛成できるってんだろう。経済評論家なら、8000ページもあろうかというTPP合意文書をちゃんと読んだいるんだろうから(まさか読んでないとは言わせませんよ)、その内容についてまずはしっかりと説明していたたきたいものだ。できやしないだろうけど。
・TPP国会承認求める議案 採決めぐり駆け引き続く
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161104/k10010755231000.html
そんなことより、15日にも南スーダンに派遣されている自衛隊への駆け付け警護任務付与の閣議決定をするそうだ。略奪やレイプなどで民間人多数が犠牲になっているのにPKOが対応を怠ったというので、ケニヤ出身のPKO軍司令官が更迭され、それに反発したケニヤが南スーダンに派遣している軍隊を撤退させるという騒ぎも持ち上がっている。そんな状況の南スーダンはまぎれもない内戦状態で、そんなところにPKOで自衛隊を派遣していること自体が間違いなんであって、ましてや駆け付け警護だなんて正気の沙汰ではありませんよ、ったく。
・駆けつけ警護付与、15日閣議決定へ 南スーダンPKO
http://www.asahi.com/articles/ASJC26SJKJC2UTFK029.html
なによりも、南スーダンの状況は、PKO5原則に違反している。
1.紛争当事者間で停戦合意が成立していること
2.当該地域の属する国を含む紛争当事者がPKOおよび日本の参加に同意していること
3.中立的立場を厳守すること
4.上記の基本方針のいずれかが満たされない場合には部隊を撤収できること
5.武器の使用は要員の生命等の防護のために必要な最小限のものに限られること
こんなことはわかりきったことなのに、網タイツの防衛大臣・稲田君は、「自衛隊が活動しているジュバ市内は落ち着いている。PKO(参加)5原則は維持された状況だと思う」なんてことをなんとかのひとつ覚えで繰り返すだけ。2日の夜に南スーダンから帰国した柴山とかいう首相補佐官も、「自衛隊が活動するジュバ市内は極めて安定していた」なんてことをほざいていた。ようするに、駆け付け警護のためのアリバイ工作しているわけだけど、
・南スーダン首都「PKO5原則維持の状況」 稲田防衛相
http://www.asahi.com/articles/ASJBL3GV4JBLUTFK009.html
・柴山首相補佐官、南スーダンで自衛隊活動を視察
http://www.asahi.com/articles/ASJC2357WJC2UTFK002.html
ひょっとしたら駆け付け警護で自衛隊員から死傷者が出ることを織り込み済みなんじゃないのか。万が一死傷者が出ようものなら、改憲だ、軍備拡張だ、集団的自衛権だ、って政治利用しようって魂胆なんじゃないのかねえ。
でなけりゃ、誰からも要請されていないのに駆け付け警護に固執する理由がわからない。それはTPPも同じで、その裏にはアメリカのネオコンの影がチラホラ・・・というわけでお後がよろしいようで。
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