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2016-11-02 11:41
安倍内閣も、さすがに第三次ともなると、閣僚のレベルがかなり下がってきているようで。細かいものを拾うと、(安倍首相本人の発言も含めて)毎日のように、失言or暴言に近い発言がなされてるような感じがあるのだが・・・。(~_~;) <崩壊の序章になるといいな〜。(・・)>
昨日もまた、山本農水大臣が、採決が遅れているTPP承認&関連法案に関して、公の場で軽口を叩いてしまいたとのこと。 (゚Д゚)
この発言には、野党の反発が強まっていることは言うまでもないが。安倍官邸や与党からの怒りもかなり強いようだ。(-"-)
<失言大魔王の森元首相に注意を受けたなんて。しかも、それをネタにして、また新たに失言しちゃうなんて。~_~;)>
『<山本農相>冗談で首になりそうに…野党反発、TPP遅れも
山本有二農相は1日夜、東京都内で開かれた自民党議員のパーティーで、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の承認案と関連法案の強行採決に言及した自らの発言に関し、「こないだ冗談を言ったら(農相を)首になりそうになった」と述べた。自民、民進両党は同日、承認案などについて2日の衆院特別委員会と4日の衆院本会議で採決することで合意したが、山本氏の発言に野党は反発しており、採決日程は再び流動化してきた。
山本氏は先の発言後に森喜朗元首相から電話で注意されたことを紹介し、「これ以上、いらないことは言ってはいけない」と述べた。
特別委の委員を務める民進党議員は「新事実が出てきたので合意通りに進めるわけにはいかない」と与野党合意の撤回を求める考えを示した。同党は山本氏の閣僚辞任を求める構えだ。
山本氏は1日夜、菅義偉官房長官に電話で謝罪。菅氏は「微妙な時期だから発言には気をつけるように」と注意した。連絡を受けた安倍晋三首相は「困ったな」と不快感を示したという。
山本氏は10月18日、佐藤勉衆院議院運営委員長(自民党)のパーティーで「強行採決するかどうかは佐藤氏が決める」と発言。翌日の特別委理事会で陳謝したばかりだった。【高橋恵子】(毎日新聞16年11月2日)』
『山本有二農林水産相は1日夜、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)承認案の強行採決に言及して問題になった自らの発言を念頭に「冗談を言ったら首になりそうになった」と再び発言した。野党は反発を強めている。
山本氏は自民党議員のパーティーで、「強行採決」発言後に森喜朗元首相から電話があったと紹介。「パーティーで冗談を言うなよ」と注意されたことを明らかにした上で、「冗談」発言に及んだ。
山本氏はこの後、菅義偉官房長官に電話で謝罪。菅氏は「微妙な時期だから気を付けてほしい」と注意した。安倍晋三首相は初当選同期議員との会合中に一報を受け、出席者によると、「首相は気分が悪いという顔をしていた」という。(産経新聞16年11月2日)』
『民進、共産、社民、自由の4野党の国会対策委員長が2日午前、国会内で会談し、山本有二農林水産相の辞任を要求することで一致した。山本氏が環太平洋経済連携協定(TPP)の承認案をめぐる自らの「強行採決」発言について、1日夜の自民党議員のパーティーで「冗談を言ったら、クビになりそうになった」などと述べたことを問題視した。この後、民進党の山井和則国対委員長は、自民党の竹下亘国対委員長と会談し、山本氏の辞任を要求。衆院TPP特別委員会が2日午後に予定していた締めくくり総括質疑にも応じられないことを伝えた。
民進の国対幹部は山本氏の発言によって「委員会を開く状況にない」と反発。4日の衆院通過での合意が保たれるのか不透明になった。(朝日新聞16年11月2日)
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山本農水大臣は、先月、同僚議員のパーティーの挨拶でTPPの「強行採決」を示唆。野党かた辞任要求が出るだけでなく、自公与党からも軽率な発言への怒りを買い、安倍官邸から注意を受けたばかり。(-"-)
(『安倍が強行採決を考えてないって言ったそばから、山本大臣がTPP強行採決発言+ラグビー平尾、他界。』)
安倍官邸&自民党は、本当は11月1日までに強行or強引な採決を行なって、TPPを承認。いざとなれば、参院で可決しなくても、30日経過で自然に成立(自然承認)させることを狙っていたのだが。
この山本氏の失言に加えて、安倍首相が「自民党は強行採決することなど考えたこともない」という大ウソのせいもあって、政府与党は1日までの衆院採決を諦めることになったのだ。(~_~;)
それでも、何とか野党との間で合意をとりつけ、4日ごろには衆院通過をさせる見込みが立ったのであるが。それも野党の反発で、どうなるかわからず。
このままでは、国会を延長しないと、予定していた重要法案全て通すのが難しくなって来たため、政府与党としては、ちょっとブル〜な気分になっている感じ。^^;
しかも、ここから「年金カット法案」の審議が始まるので、野党はアベノミクス&社会保障政策失敗をアピールすべく、やる気満々になっている。(++)
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mewとしては、これは若い人たちも含め、国民の大多数の生活に関わる年金の話なので、もう少しニュースやワイドショーでも丁寧に取り上げて欲しいのだけど。<せめて豊洲の話の1/10でいいから。^^;>
この法案が通ると、賃金の下落に合わせて年金支給額が引き下げられてしまうわけで。昨日、黒田日銀がデフレ脱却失敗を認めたばかりだけど。
アベノミクスの失敗によって、物価や賃金が順調に上がらず、国民の年金はどんどんカットされて行く可能性が大きくなっているわけで。国民は、もう少しこの審議に関心を抱いた方がいいのではないかと思うです。(**)
『年金改革法案審議スタート、与野党の主張が真っ向から対立
『世代間の公平性の確保を訴える政府与党側と支給額のカットを問題視する野党側の主張が真っ向から対立する年金に関する法案の審議が始まりました。
「今回の年金カット法案が施行された場合、仮に年金制度は守られても、現在そして将来の年金生活者は守れません」(民進党 柚木道義衆院議員)
「年金改革法案は世代間の公平を図り、将来世代の給付水準を確保するものであり、年金制度への信頼を高めるために必要なものと考えております」(安倍晋三 首相)
1日審議入りした年金制度改革法案は、将来の年金水準を確保することを目的に毎年の改定ルールを変え、物価が上がっても現役世代の賃金が下がった場合には年金支給額を下げるなど、支給額を抑えることが柱となっています。政府与党側は、「将来年金確保法案」であり、「世代間の公平確保法案」でもあるなどと訴えて、今の国会での成立を目指しているのに対し、民進党など野党側は、「年金カット法案」だと反発していて、激しい論戦となりそうです。(01日17:07)世代間の公平性の確保を訴える政府与党側と支給額のカットを問題視する野党側の主張が真っ向から対立する年金に関する法案の審議が始まりました。
「今回の年金カット法案が施行された場合、仮に年金制度は守られても、現在そして将来の年金生活者は守れません」(民進党 柚木道義衆院議員)
「年金改革法案は世代間の公平を図り、将来世代の給付水準を確保するものであり、年金制度への信頼を高めるために必要なものと考えております」(安倍晋三 首相)
1日審議入りした年金制度改革法案は、将来の年金水準を確保することを目的に毎年の改定ルールを変え、物価が上がっても現役世代の賃金が下がった場合には年金支給額を下げるなど、支給額を抑えることが柱となっています。政府与党側は、「将来年金確保法案」であり、「世代間の公平確保法案」でもあるなどと訴えて、今の国会での成立を目指しているのに対し、民進党など野党側は、「年金カット法案」だと反発していて、激しい論戦となりそうです。(TBS16年11月1日)
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『賃金の下落に合わせて年金支給額を引き下げる新たなルールを盛り込んだ年金制度改革関連法案が1日、衆院本会議で審議入りした。政府・与党は30日までの会期内成立を目指し、今月中旬に衆院を通過させる方針。これに対し、民進党は「年金カット法案」と対決色を強めており、与野党の攻防が激しくなりそうだ。
新ルールでは賃金の下落幅が物価の下落幅よりも大きければ、賃金に合わせ年金支給額を減らす。しかし、自民党の渡嘉敷奈緒美氏は本会議で「年金水準確保法案だ」と政府を援護し、安倍晋三首相も「支え手である現役世代の負担能力に応じた給付にするため、見直しを行う」と理解を求めた。
将来受け取る年金額は物価や賃金の推移によって変わるため、新ルールによる影響は予測しにくい。民進党の柚木道義氏は「年金制度は守られても、現在、将来の年金生活者は守れない」と指摘したが、首相は、将来の国民年金額は7%増えるという厚生労働省の試算も挙げて反論した。
自民党の竹下亘国対委員長は1日の記者会見で「可及的速やかに参院に送らなければならない」と今国会成立に意欲を示した。
環太平洋パートナーシップ協定(TPP)承認案は4日に衆院を通過する運びになり、民進党は年金問題に次の照準を合わせている。山井和則国対委員長は1日の会見で「高齢者の年金を大幅にカットする法案で、国民に到底、受け入れられない」と改めて批判した。
一方、公的年金の受給資格を得るための加入期間を25年から10年に短縮する年金機能強化法改正案は1日の衆院本会議で全会一致で可決。参院審議を経て今国会で成立する見通しだ。(毎日新聞16年11月1日)』
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最後に、ジャーナリストの常岡浩介さん(47)がイラク国内で、IS国の状況を取材していたところ、北部クルド自治政府に拘束されたと伝えられていたのだが。日本政府もその事実を確認したとのこと。
ただ、幸い、日本政府はイラクの領事館を通じて、クルド自治政府と交渉ができているようで。このままうまく行けば、身柄を引き渡してもらえそうだという。
『【カイロ時事】クルド系メディア「ルダウ」は1日、当局筋の話として、イラク北部のクルド自治政府当局に拘束されたジャーナリスト常岡浩介氏の身柄が日本側に引き渡されると報じた。
常岡氏への取り調べは現在も続いているという。引き渡しのタイミングがいつになるかは不透明だ。同筋は、常岡氏はイスラム教に改宗し、過激派組織「イスラム国」(IS)参加者が多いチェチェン武装勢力と良好な関係にあると指摘。ISが「首都」と位置付けるシリア北部ラッカに滞在したこともあるため「ISメンバーである疑い」が持たれ、治安部隊に拘束されたと説明している。
常岡氏は10月27日ごろ、イラク軍などがISからの奪還作戦を進める北部モスル郊外で取材活動中に拘束されたとみられる。日本政府も拘束の事実を確認しており、在イラク日本大使館は自治政府側に対して本人との面会を申し入れている。(時事通信16年11月2日)』
菅義偉官房長官は記者会見で「イラクは退避・渡航中止勧告を出しており、いかなる理由があっても渡航しないようお願いしたい」と述べたそうだが。ジャーナリストが、命を危険を犯して、実際に現地を取材し、目に見える形で映像や写真などを示したり、諸事を文章に記してこそ、世界の人々に真相を伝えることができるわけで。「報道の自由度」がどんどん低下している安倍官邸にも、それぐらいのことは理解して欲しいところ。(・・)
どうか常岡氏が無事に帰国できるように、そして1日も早くIS国の戦闘が終結し、現地の一般市民が通常生活を送れるようになって欲しいと心から祈っているmewなのだった。(@@)
THANKS
イラクジャーナリスト・常岡さん拘束か モスル取材か
毎日新聞2016年10月31日
ジャーナリストの常岡浩介さん(47)がイラク渡航中に地元当局に拘束されたことが31日、政府関係者への取材で分かった。関係者によると、イラク軍などが行っている過激派組織「イスラム国」(IS)の拠点モスル奪還作戦を取材するため、現地を訪れていた。
常岡さんのものとみられるツイッターは10月27日の更新が最後。その前の投稿には、モスル奪還作戦を現地で取材しているとうかがわせる記述もあった。
イラク北部最大の都市モスルはシリア北部ラッカと並ぶISの重要拠点。(共同)
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常岡浩介さん拘束 日本政府、クルド自治政府に面会申し入れ
フジテレビ系(FNN) 11/1(火)
イラク渡航中に、クルド自治政府に拘束されたジャーナリスト・常岡浩介さんについて、政府は、自治政府に常岡さんとの面会を申し入れている。
菅官房長官は、「クルド地域の政府当局に対し、イラク日本大使館から、領事面会を申し出るなど、必要な対応を現在行っています」と述べた。
菅官房長官は、1日午前の記者会見で、クルド自治政府に対し、常岡さんの健康状態や、拘束に至った経緯などを確認するため、常岡さん本人に面会できるよう、申し入れたと明らかにした。
常岡さんの拘束理由などについては、「現地当局で取り調べ中で、詳細は控えたい」と述べた。
菅長官は、「退避勧告と渡航中止勧告を行っている」と指摘して、イラクへの渡航を避けるようあらためて求めた。
最終更新:11/1(火) 12:41Fuji News Network
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