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「僕は作家として政治的な発言をする。少しでも世の中をよくするために」作家 中村文則さん
http://ameblo.jp/takumiuna/entry-12201074508.html
September 18, 2016 かばさわ洋平
僕は作家として政治的な発言をする。少しでも世の中をよくするために!
『私の消滅』という新作ミステリーを出した、いま注目の作家である中村文則さんが赤旗日曜版に登場し、政治ついて語っています。政治的発言をすることで世の中少しでも良くしたいという思いは強く共感するものです。また反戦が言えなくなる状況に追い込まれる前に外交の必要性も説いています。さらにはマスコミの報道についても権力監視できないと政治は悪くなるとマスコミの姿勢についても厳しく指摘しています。貧困や外交、経済社会に政治について思うことを語れる社会にしたい、正しいことを普通に言える社会へ、そのために誰かが変えるののではなく、ひとりひとりが考え発言していくことで社会は変わっていくと私は思います。
赤旗日曜版 9/18
やっぱり、世の中がよくなってほしいと思っています。だから僕は、作家として政治的な発言をする。作家が政治的な発言をしないというのも選択肢のひとつであり、いろいろな人がいていいと思いますが、僕は発言をする。少しでも世の中が良くなれば、という思いで小説を書いているし、発言もしなければと思っています。
今回の選挙では、野党共闘をしていなかったら大変なことになっていたでしょう。共闘が実現して良かった。与党が野党共闘を野合だとか批判するのは、逆にいえばそれだけ脅威だからです。僕は無党派なんですが、今の安倍政権に対してはすごい危機感をもっています。与党があれだけ嫌がるのなら、どんどん共闘した方がいい。そうでないと、政治に緊張感が生まれない。
日本がこのまま、有無を言わせないような事態が発生して戦争になだれこむことを心配しています。例えば中国、北朝鮮、南スーダンなどで。心情的に反戦と言えなくなる事態”反戦イコール非人間”という状況になることを恐れています。本当はそういう危機を回避するための外交こそが必要なのに、そうなっているとは思えない。むしろわざわざ緊張をあおっているように見える。歴史をみると、世の中はある一線を越えると手遅れになるポイントがあります。だから、そうなる前に、と思い、発言したり書いたりしています。
今回の選挙でテレビは選挙報道に消極的でした。選挙に対する国民の関心を高めようとしなかった。それが投票率の低さにつながったと思います。マスコミは、権力をチェックしているという姿勢を示してほしい。権力の暴走にはマスコミが黙ってはいない、そういうバランスのとれた関係が失われつつあります。マスコミが権力に危機感をもたせないと、政治はよくならないと思います。
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