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小林節「自民党改憲草案を糺す」 <第1回>「憑き物」が落ちたように政治に興味がなくなった
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/187860
2016年8月16日 日刊ゲンダイ
慶大名誉教授の小林節氏(C)日刊ゲンダイ
私は、過日の参院選挙に、10人の仲間を募って新党・国民怒りの声として立候補して惨敗した。その結果、今の率直な心境としては、まるで「憑き物」が落ちたように、政治(政界、選挙)に関する興味が全くなくなってしまった。
私は、政治を対象とする法学(憲法学)の専門家として40年近く活動してきた。私の基本的な姿勢は、世の中の現実の問題の解決に役立ってこそ学問は意味がある……というもので、これは、本来の学問の存在理由を語ったまでで特に珍しいことではないし、米国はじめ他国では当たり前の考え方だ。
しかし、わが国の憲法学界には「政治と関わってはならない」という暗黙のルールがあり、私は異端視されてきた。私に言わせれば、政治を避ける憲法学者などは実戦経験のない「切れない」刀を自慢している自称「剣客」のようなものである。
こうした暗黙のルールのせいで、わが国の憲法論議はまともな憲法学者が不参加のまま、法学の基本的な常識に欠ける評論家などが主導して今日に至っている。
その結果が、昨年の国会で強引に可決された、集団的自衛権の行使(海外派兵)の解禁であった。敗戦国としては当然のことながら、憲法9条が、国際法上の戦争の道具としての「軍隊」と戦争の法的資格としての「交戦権」を放棄している以上、海外で武力行使はできない……というのが政府の確立された解釈であった。にもかかわらず、憲法9条はそのままで、憲法に拘束されるべき政府の側が「解釈変更」と称して、今後は海外派兵を認めると決定した。
さらに、そのように乱暴な憲法破壊を数の力で押し切った自民党が、既に4年前から、自らの壊憲を追認するような改憲草案を公表しているという事実は深刻である。
ただ、これを止める方法も明白である。つまり、自公政権の議席を国会の過半数より少なくさせて、憲法破壊に反対する勢力(現野党)に政権を奪取させれば、一連の「問答無用」の憲法破壊を止め、さらに、政策を変更することによって、既に侵害されてしまっている憲法を回復させることもできるはずである。
2年前の私は本気でそう考えていた。
元気出してがんばろや。▶<第1回>「憑き物」が落ちたように政治に興味がなくなった https://t.co/1feuqfa6T4 #日刊ゲンダイDIGITAL
— 久代安敏 (@kushiro_yasu) 2016年8月17日
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— 風 (@huu22) 2016年8月16日
政治に関わっていけない立場の人も多い。しかし、今は、関わらないと後世に対して恥をかく結果になるとしか思えない状況だと思う。
まさに「憑き物」だろう。自覚あったんだね。
— whitefox3138 (@whitefox3138) 2016年8月16日
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— nori (@n_yu_ka) 2016年8月16日
えええ小林節さん、落選したから「興味がなくなった」って、それは支持者に失礼だし、政治を舐めてるって言われても仕方ないのでは。
腐ったオツムの政治家より、あんたの話のほうがもっともだ! 「憑き物」が落ちたように政治に興味がなくなった | 日刊ゲンダイDIGITAL www.nikkan-gendai.com/articles/view/n...
腰越 晃
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