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都議会のドンに“爆弾”投下 猪瀬元知事「遺書」告発の狙い
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/185774
2016年7月15日 日刊ゲンダイ
(左)樺山氏の「遺書」と(右下)内田茂都議/(猪瀬氏のツイッターから)
「ネットなんて見ないけど、まったくの事実無根。コメントする立場にありません!」
“都議会のドン”の事務所はカンカンになって一方的に電話を切った。怒りの矛先は元都知事の衝撃の告発である。
ニュースサイト「News Picks」は13日夜、〈猪瀬直樹が語る「東京のガン」〉と題したインタビュー記事を掲載。2011年7月に自民都議が“ドン”のいじめに遭い、自殺に追い込まれた――という内容だ。猪瀬氏が爆弾発言を炸裂させた。
名指しで攻撃されたのは自民の内田茂都議(77)。05年から都連幹事長に君臨する“ドン”だ。自殺した都議とは当時、葛飾区選出の樺山卓司氏(享年63)。5期務めたベテランだった。
猪瀬氏はこれが証拠とばかりにインタビュー記事の掲載に合わせ、自身のツイッターに樺山氏の「遺書」を投稿(写真左)。「父は憤死した」と連絡してきた娘にみせてもらったという。〈人間性のひとかけらもない内田茂。来世では必ず報服(ママ)します!〉などと壮絶な殴り書きが確認できるが、当時から都議会の一部では“抗議の自殺”と囁かれていた。自民党関係者が言う。
「当時は民主党政権下で、都議会の議席は与野党拮抗。自民は民主都議を激しく切り崩し、11年4月の補選の結果、民主所属の議長を除けば、野党をようやく1議席上回った。その直後に樺山氏が命を絶って、再び野党に実質的な過半数を奪い返されたのです」
多数派工作を担ったのは内田氏だ。落選中も都連幹事長に居座る“ドン”に「現職じゃないクセに」と、不快感を覚える同僚もいたという。
自殺から5年。恨みをつづった遺書の噂はくすぶっていたが、まさか、かつての東京都のトップが暴露するとは……。猪瀬氏は自殺の経緯を「学校のいじめ」に例え、〈都議会議員の集まりの中で嫌がらせ的に罵倒されたり、議長になれたのにならせてもらえなかったり、ギリギリといじめ抜かれた〉と語った。
都知事選の告示前日の自民党都連への“爆弾投下”は敵対する小池百合子を大いに喜ばせただろう。インタビューでも小池氏に「期待したい」とエールを送った猪瀬氏は、徳洲会5000万円事件で公民権停止中の身だ。小池氏が都知事になっても副知事などの公職には就けない。“ドン降ろし”のためなら無償ボランティアも覚悟か。
都議会のドンに“爆弾”投下 猪瀬元知事「遺書」告発の狙い https://t.co/c21MX8MtP4 #日刊ゲンダイDIGITAL
— 内野 修 (@wGWpnwmW3n51LQJ) 2016年7月15日
東京都知事選挙に死者の怨念が爆発しそうだな!自民党は負けが決まりだ!
日本人は死者の怨念を怖れる。死者の怨念は全東京都民を動かす。この怨念は誰に
都議会のドンに“爆弾”投下 猪瀬元知事「遺書」告発の狙い https://t.co/mLtvt36ajb #日刊ゲンダイDIGITAL 猪瀬氏最後の終止符を打った 立派 もともと各種のうわさが流れた都庁伏魔殿ドンなどと言われ内田は利権をむさぼっていたようだ 検察が入って調査すべき
— pacem (@pacemken) 2016年7月15日
東京都政は魔界。利権の巣窟なんでしょうねぇ<都議会のドンに“爆弾”投下 猪瀬元知事「遺書」告発の狙い | 日刊ゲンダイDIGITAL> https://t.co/EzRl3saJuI
— Grail武部克己/Katsumi T. (@grail_corp) 2016年7月15日
今は知事選。都議会と対決できるのは #小池百合子 しかいない。ほかの人は残念ながら区議からスタートして政治家としてキャリアを積んでくれ。⇒都議会のドンに“爆弾”投下 猪瀬元知事「遺書」告発の狙い https://t.co/OHmI9dZroH #日刊ゲンダイDIGITAL
— 歩乃佳Honoka (@TokyoHonoka) 2016年7月15日
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