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杉山晋輔外務審議官のゲスっぷりは暴かれるのか?(日本経済新聞社主催「第18回国際交流会議 アジアの未来」より)
オバマ広島訪問を仕掛けた次期外務省トップに舛添以上の金銭疑惑! 機密費で子供と食事、料亭で乱痴気騒ぎ
http://lite-ra.com/2016/05/asyuracom-2253.html
2016.05.17. 次期外務省トップに舛添以上の金銭疑惑 リテラ
豪遊海外出張に毎週末の公用車での別荘通い、政治資金を使っての家族旅行……次々に飛び出る税金の公私混同使用問題で、謝罪会見後も批判が止まない舛添要一・東京都知事。マスコミもこの問題を連日取り上げ、このままでは辞職は免れない様相を呈している。
それにしても、舛添都知事に対する“萎縮しない”マスコミの報道姿勢と比べると、昨年、汚職問題が発覚した甘利明・前経済再生担当相への責任追及の手ぬるさが際立って見える。既報の通り、安倍首相にとって舛添氏は“目障り”な存在であるがゆえ、マスコミは官邸の顔色を伺う必要もなく報道できているのである。
しかし、安倍首相はこの舛添問題を“対岸の火事”とも言っていられなくなるだろう。
というのは、外務省の斎木昭隆事務次官の後任として最有力視されてきた杉山晋輔外務審議官の次官就任が、ほぼ内定したと言われているからだ。そしてこの杉山氏こそ“火種”を抱えた人物なのだ。
「杉山氏は以前から事務次官の最有力候補と囁かれてきましたが、最近は失策つづきで次官コースは外れたと見る向きもありました。が、今年2月にジュネーブで開かれた国連女子差別撤廃委員会の本会議で“従軍慰安婦の強制連行は吉田清治氏による捏造”“強制連行はなかった”と安倍首相を代弁するかのように述べて点数稼ぎに成功。さらに4月のG7外相会合における『広島宣言』で、オバマ大統領の伊勢志摩サミット後の広島訪問につながる道筋をつけたことも官邸は高く評価しているようです」(外務省担当記者)
この杉山氏の事務次官就任は確定的と見られ、「文藝春秋」6月号でも〈次官就任は、サミット後の六月初めに正式発令される見込みだ〉と断定的に報じている。
そんな次期次官が抱える火種とは何か。それは、杉山氏が外務省の機密費2億円を着服していたという問題である。
この問題をスクープしたのは「週刊ポスト」(小学館)1997年3月7日号。その記事の内容は、〈外務省の若手課長の中でもエース格で、将来の事務次官候補とみられている総合外交政策局のS課長〉が、93年8月から95年1月までの次官秘書官時代、機密費を私用流用していた、というものだ。このS課長こそ、現・外務審議官の杉山氏なのである。
その内容は、家族旅行の費用を「会議費」として落としていた舛添氏を彷彿とさせるものがある。たとえば、杉山氏が機密費として使ったホテルニューオータニのレストランの請求書の明細には「キッズ・ランチ」2人前があった。杉山氏は当時、「ポスト」の直撃取材に対し、自身に子どもが2人いると回答しているが、舛添氏と同じように家族サービスを機密費で賄っていたようだ。
だが、杉山氏の機密費流用の内訳は、舛添氏の上を行くゲスっぷりだ。
〈東京・向島の料亭街。(中略)そこでもS氏は《外務省のS》といえば知らぬ者がいないほどの有名人で通っている。しかし、人目を引く羽振りの原資は外務省の機密費だった。料亭の請求書は斉藤(邦彦)次官名で決済され、支払われた〉
〈エリート外務官僚たちは、料亭で“ろうそく遊び”に打ち興じていた。下品な話になるが、真っ裸になってろうそくを肛門に立て、火をつけて座敷中を這い回るという、品性も何もない最低の遊びだ〉(「週刊ポスト」記事より)
税金で高級料亭に通い、酒池肉林に耽る──。しかも杉山氏の疑惑はこれだけではない。「ポスト」が掴んだ請求書・領収書は、料亭を楽しんだ後に芸者を連れ出す“店外デート”の店として知られるスナックや、品川プリンスホテル内のゴルフ練習場、錦糸町のスナックなどの名が。タクシー代については多額にのぼったために、外務省が専用の公用車をあてがっていたという。事務次官ならまだしも、事務次官の秘書官に、である。
また、杉山氏は、他の幹部の請求書の肩代わりまで行っていたという。つまり自分の人脈づくりに機密費を使っていたというわけだ。
こうした杉山氏による2億円超にのぼる機密費着服疑惑。「週刊ポスト」は4週にわたってその内容と外務省による証拠隠滅工作をトップ記事で追及したが、残念ながら大きな話題になることはなかった。それは外務省の手回しだけでなく、この機密費で接待を受けた記者も少なくなかったためだ。だが、この杉山氏の2億円着服問題こそが、2001年に発覚して大きな騒動となった松尾克俊・外務省要人外国訪問支援室長による「外務省機密費流用事件」の端緒だったのだ。
こうした脛に傷をもつ杉山氏だが、この杉山氏が次期事務次官に就任という噂に怒りを隠さないのが、元外務相の佐藤優氏だ。佐藤氏は昨年発表した『外務省犯罪黒書』(講談社エディトリアル)のあとがきで、現在の外務省がロシアに対して〈場当たり的な外交に終始〉〈あたかも北方領土問題が進んでいるかのように偽装している〉と批判した上で、〈その中心に立っているのが、モルグロフ次官のカウンターパートも務める杉山晋輔外務審議官だ〉と述べ、こう綴っている。
〈ロシアには「一度に二つの椅子に座ることはできない」という諺がある。確固たる戦略もないままに、アメリカとロシアの双方にいい顔をしようとする、さらに言うならば、外務次官に上り詰めたい一心で、最初から無理だとわかっていても、ひたすら安倍政権にゴマをすろうとして失策を重ねる杉山審議官の外交は、「一度に二つの椅子に座ろう」とするまさにコウモリ外交そのものである。こんなことが続くようでは、いずれ大変な破局が日本を襲うことになるだろう〉
失策を重ねても、安倍政権へのゴマすりが功を奏して夢の事務次官の座につこうとしている杉山氏。次官就任が発表されれば、普通ならば舛添問題に続いて杉山氏の過去の機密費着服問題がクローズアップされなければおかしい。しかし、官邸が杉山氏の次官就任を決定したということは、徹底して報道させない腹づもりなのだろう。ともあれ今後の動きに注目だ。
(田部祥太)
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