http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/389.html
Tweet |
※参考記事 2016年4月12日 日刊ゲンダイ
「5区補選」で安倍自民が勝てば北海道知事は宗男?
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/column/2016/04/24/post-803.html
サンデー毎日 2016年4月24日号
牧太郎の青い空白い雲 連載567
毎夜、安倍さんが北海道の有力地方議員に「君が頼り!」と電話を掛けまくっている......という噂(うわさ)が永田町に流れている。夏の参院選前哨戦・衆院北海道5区補欠選挙(4月24日投開票)は、町村信孝前衆院議長死去の「弔い選挙」だから自民楽勝!とみられていたが、そうでもないらしい。そこで毎夜、安倍さんが官邸・公邸から選挙運動をしているということか。
× × ×
でも、安倍さんが本当に頼っているのは......新党大地の鈴木宗男さんではあるまいか?
暮れも押し迫った昨年12月28日、安倍さんは官邸に宗男さんを招き入れ密談した。両者とも「2人だけの話」とわざわざ断っているから、逆に「何かある!」と永田町は疑う。「取引」がないはずはない。
年が明けると、札幌市北区で開かれた新党大地の会合で、宗男さんは自民党公認の和田義明氏を甲高い声で紹介して「首相から直接『和田を頼む』と言われ、旗幟(きし)鮮明にして態度を決めました」と宣言した。
娘・貴子衆院議員は当時、民主党所属。当然、オヤジも民主党候補を支援するとみられていたが......「何か」があった?
× × ×
国策捜査?で刑務所に入る直前、宗男さんを両国の蕎麦(そば)屋に誘ったことがある。「しばらく、うまいものとオサラバ」と思ったので、名代の「江戸蕎麦」をご馳走(ちそう)した。その時のことである。店主に「この昆布はどこのものか?」と聞き、地元・北海道のものと知ると支援者のもとに携帯で「いま、東京でお前さんの昆布を食べている」と報告する。
数日後に収監されるというのに。片時も選挙運動を忘れない。だから北海道で宗男人気は抜群である。
「宗男を利用しましょう」と、安倍さんに進言したのは、"お友達"の荒井広幸参院議員だ!ともっぱらの噂だが......それはともかく、「安倍」・「宗男」は"合体"した。
× × ×
もともと北海道は民主(現・民進)、共産勢力の地盤が強い。選挙区内に陸上自衛隊の駐屯地を持つ5区でさえ、2014年の衆院選では、和田の義父の町村信孝の得票数は民主、共産両候補を合計すると約5000票差まで迫られていた。
しかも、今回、野党統一候補、池田真紀さんはすこぶる評判が良い。20代の息子2人を育てたシングルマザー。14年間、板橋区役所で、ケースワーカーとして生活保護支援に当たってきた。北海道大大学院を修了した「勉強家」でもある。安倍自民党にとっては「強敵」かもしれない。
× × ×
そんな中で、宗男さんが安倍陣営に鞍替(くらが)えした動機は......まずは町村信孝さんに対する「熱い思い」である。ブログ「ムネオ日記」でこう書いている。
「(5月)31日、東千歳駐屯地で陸上自衛隊第7師団の記念式典で秘書の和田義明(町村氏の次女の夫)秘書に、町村信孝氏の容態を伺ったところ『近々退院出来ることになりました』とのことで、それは良かったと話したばかりなので突然の訃報に驚く。
町村氏とは昭和58年12月18日投開票選挙の同期当選である。
あの時、町村信孝氏39歳、中川昭一氏30歳、私が35歳で北海道三羽烏と言われたものである。(中略)
町村氏も総選挙では落選したが、比例で復活当選し政治活動を継続された。
昨年の選挙後、衆議院議長まで登りつめられた。三権の長の一角を占めたのであり、立派な政治家生活であった(後略)」(15年6月2日付)
同期の桜の絆のようなものがあるのだろう。
もう一つの理由は、共産党アレルギー。1月初め、盟友の一人、亀井静香さんが「過去の共産党との確執もあるだろうけど、水に流して、野党共闘に協力すべきだ」と勧めたが、宗男さんは共産党とは同じ船には乗れなかった。
でも、決め手は......表舞台への復帰シナリオだろう。
17年4月には、公民権停止が満了。その時まで道内で影響力を持ち続ければ、自民党は彼を北海道知事に押す。これが、「安倍・宗男」密約の中身ではあるまいか?
北海道5区補選の一風変わった「見方」をご披露した。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK204掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。