http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/247.html
Tweet |
京都3区補選、自民党候補者立てず。世論が強ければ安倍政権は怯む。野党選挙協力合意の成果。一段と衆参一人区の協力に期待したいー(孫崎享氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1socsgh
1st Mar 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks
A事実関係
1:衆院選 京都3区補選 自民が公認見送り方針を確認(毎日新聞3月1日朝刊)
自民党は29日の役員会で、
宮崎謙介元衆院議員が女性問題で辞職したことに伴う衆院京都3区補選(4月24日投開票)で
公認候補の擁立を見送る方針を確認した。
役員会後に記者会見した谷垣禎一幹事長は「(女性問題で辞職したことから)謹慎も必要だ。
有望な候補を立てても惨敗すれば先につながらない」と述べた。
2:京都3区補選 共産も独自候補見送りを示唆(毎日新聞3月1日朝刊)
共産党の山下芳生書記局長は29日の記者会見で、
自民党の宮崎謙介元衆院議員の辞職に伴う衆院京都3区補選への独自候補擁立を見送る意向を示唆した。
「(民主、維新などと)安全保障法制廃止や選挙協力に合意していることを踏まえ、対応したい」と語った。
B:評価
1: 成果がどこまで大きくなるか不明であるが、今日本政治に新しい流れができている。
過去国政選挙特に一人区においては、自公は選挙協力するのに対して、
野党側は共産党が常に一人区に一人の候補を立て、野党票の分裂で惨敗を喫していた。
それに対して民主党、維新の党、共産党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたちの野党5党首は
2月19日、昨秋成立した安全保障関連法の廃止を掲げて
「国政選挙で与党とその補完勢力を少数に追い込む」ことで一致した。
民主の岡田克也代表は、党首会談で
@安保法制廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回
A安倍政権の打倒をめざす
B国政選挙で現与党及びその補完勢力を少数に追い込む
C国会や国政選挙でできる限りの協力を行う――の4点で一致したことを記者団に明らかにした。
2:この流れが京都3区衆議院選挙に持ち込まれた。
京都3区は野党の強い地域である。
2014年12月の選挙では次のとおりである。
当 宮崎謙介:自由民主党、公明党推薦 35.8%
泉健太 民主党 33.1%
石村和子 日本共産党 16.1%
2012年12月の選挙では次のとおりである。
宮崎謙介 自由民主党 31.6%
泉健太 民主党 31.5%
石村和子 日本共産党 14.3%
ここで民主、共産党の選挙協力が出来れば勝つ。そのような選挙区である。
3:不祥事を起こしたのは、宮崎謙介という一個人である。
何も自民党が問うとして罪を犯したわけではない。
新しい人を候補者に立て、その人が立派な人であれば当選する。
しかし、民主、共産が候補者を絞れば自民党は勝てない。それで自民党は候補を立てなかった。
4:選挙協力の力があらためて、実証されたこととなる。一段の協力体制の確立に期待したい。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK202掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。