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小渕優子氏(左)と松島みどり氏 (c)朝日新聞社
国会で「トリプルゼロ」“サボリ”衆参議員65人〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160122-00000001-sasahi-pol
週刊朝日 2016年1月29日号より抜粋
国会議員1人当たり約2千万円の給料、文書通信交通滞在費、秘書給与など年間約1億円の税金が支払われている。その対価としての重要な仕事が立法だ。唯一の立法機関である国会での活動を調べれば、各議員の仕事ぶりがわかるはずと、本誌は「国会議員三ツ星データブック」を発行するNPO法人「万年野党」の協力で衆参全議員の国会(2014年12月〜15年9月)での質問回数、議員立法発議数、質問主意書提出件数を調査。すると、三つともゼロという「トリプルゼロ議員」が65人もいることがわかった。さらにトリプルゼロ議員全員にアンケートを送り、その言い分を尋ねた。
65人中、多数を占めたのが自民党の54人だ。14年10月に「政治とカネ」の問題、「うちわ」問題で当時それぞれ閣僚を辞任した小渕優子氏と松島みどり氏、昨秋、総裁選出馬断念に追い込まれた野田聖子氏、すっかり影が薄くなった石原伸晃&宏高兄弟、安倍晋三首相の弟、岸信夫氏らがエントリーした。松島氏はアンケートに対して「委員会への法案提出に関して、責任をもって対応、取り組んできた」と釈明するが、いったい何に取り組んできたのか、具体的な活動は見えてこない。
昨年10月の内閣改造で入閣した河野太郎・行革相、高木毅・復興相、森山裕・農水相もトリプルゼロ議員に名を連ねる。
入閣後、持論だった“脱原発”を封印した河野氏は、前国会での活動実態はデータから見えてこないが、「インターネット等を通じて活動内容を発信している」と反論。また、過去の下着泥棒疑惑を報じられ“パンツ大臣”の名が定着した高木氏は、「(前国会時は)国対筆頭副委員長として活動している」と釈明した。
「国会での活動よりも、安倍首相は人間関係で閣僚を選んでいるんです。それと、各派閥に配慮して選んでいて、国会での活動は評価されていないんです」(政治評論家・浅川博忠氏)
リストにはベテラン勢がずらりと並び、アンケートでは、「質問時間を若手議員に優先的に差配する」(自民党衆院議員の後藤田正純氏)、「党若手に質問の機会を作り、調整、指導する」(自民党衆院議員の山口泰明氏)などという回答が相次いだ。前国会で8回の質問に立った自民党参院議員(国対委員長代理)の西田昌司氏は言う。
「今回の予算委員会は2日間で14時間のうち、野党に11時間あてられ、与党に割り振られた時間は3時間だけ。与党は法案審議をスムーズに行うよう、野党になるべく多くの時間を割り当てるのが慣行で、質問が少ないのは致し方ない」
(本誌取材班=長倉克枝、西岡千史、亀井洋志)
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