http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/797.html
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銃器携行が法的に許容されている国や属国でない限り、大使館敷地外で自国の外交官を守ろうとすること自体が難しい。
今回の在トルコ露大使銃撃は、大使の私的な行動ではなく公的活動中に起きたものであり、ロシア大使の安全についてはトルコ政府が第一義的な責任を負っている。
非番の現職トルコ治安機関要員に露大使を銃撃させてしまったトルコ政府の罪は極めて重いと言える。(国交断絶や戦争につながってもおかしくない事件である)
そういう意味で、転載する記事にあるようなプーチン大統領の説明は、今回のカルロフ大使殺害に関して的を射たものとは言えない。
ロシアの大統領としては、トルコ政府の非と責任をきちんと指摘し、これからの警備強化についてトルコ政府の確たる約束を得る必要がある。
※関連参照投稿
「在トルコ露大使銃撃殺害事件に漂う“芝居の匂い”とその根拠」
http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/753.html
「露・駐トルコ大使殺害、プーチン大統領はテロとの戦いを強化し、答える、と声明:プーチン氏の失態、トルコへの非難・叱責は必要」
http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/757.html
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なぜあの時、ロシア大使に警護がなかったのか、プーチン大統領が説明[スプートニク日本語]
2016年12月22日 15:36(アップデート 2016年12月22日 16:04)
外交官の身の安全が保証されるのは大使館の敷地内に限定されている。
プーチン大統領はトルコ駐在のアンドレイ・カルロフ大使の暗殺の当日になぜ武器を携帯したボディーガードが警護していなかったのかについて、こうコメントした。
「これはどこも共通の規則で、大使館で働く武装ボディーガードがつくのは大使館の敷地内のみであって敷地の外には武器を携帯して出ない。これに問題がある。しかもこれはトルコに限らず、大多数の国でこういう状態にある。」
プーチン大統領は上下院の代表者らとの会合でこう語った。
大統領はいくつかの国においては「その土地での進行状況を考慮して」別の形での警護体系をロシア人外交官に用意するという合意もできただろうと語っている。
https://jp.sputniknews.com/incidents/201612223167587/
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