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会見は開かず…ツイッター狂いで既存メディアは蚊帳の外 トランプ大統領で何が起こるか
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/194382
2016年11月22日 堀田佳男 ジャーナリスト 日刊ゲンダイ 文字お越し
1日に何度も(ツイッターより)/(C)AP
トランプはツイッター・マニアだった――。
自身のスマートフォンでツイッターをする光景が選挙中から伝えられてきた。当選後も発信する頻度は落ちていない。今月20日は5本もツイートしている。その中にはトランプ政権の人事メッセージも含まれる。
「ジェームズ・マティス将軍を国防長官として考慮中。昨日面会したが深い感銘を受けた。彼は将軍の中の将軍だ!」
組閣人事はこれまで、既存メディアが発信してきた情報である。記者たちが陣営の関係者に取材をして探るのが常だった。だがトランプ自身が、マティス将軍が国防長官の最有力と発信したことで、既存メディアは蚊帳の外に置かれた。
ワシントン・ポスト紙は「トランプはデジタル機器を思いのままに操作できる人物。大統領候補の中では誰よりもたけていた」と書いた。効果的にメッセージを発信するだけでなく、毒舌を吐く時もツイッターを利用する。
特にトランプが敵視するリベラル系主要紙ニューヨーク・タイムズへの攻撃は過去1週間だけでも数回に及ぶ。
「ニューヨーク・タイムズ紙が載せた政権移行の記事はまったくのデタラメ。トランプ政権は順調過ぎるくらいスムーズにいっている」(11月16日)
「ウワッ! ニューヨーク・タイムズ紙の『トランプ現象』の記事が不正確で、内容もひどかったから数千単位で購読者を減らしている」(11月13日)
大統領はこれまで、テレビや新聞等からの批判に対し、すぐに反撃できる機会はほとんどなかった。だがトランプはツイッターで直接巻き返しに出ている。しかも11月21日時点で、フォロワー数は1567万超。2015年10月時点では400万人だったので、ほぼ1カ月ごとに約100万の「トランプ信者」を増やしている。
さらにトランプはツイッターで情報発信をしているとの思いから、今年7月以来、記者会見を開いていない。オバマ大統領は、当選3日後に会見を開いた。トランプもいずれは会見を催すと思われるが、もしかするとこのまま逃げ切って来年1月20日の就任式を迎えるかもしれない。(つづく)
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