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支持率逆転 米国で高まる“トランプ逆転勝利”のウルトラC
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/193184
2016年11月5日 日刊ゲンダイ
勢いづくトランプ候補(左)とピンチのヒラリー候補(C)AP
オクトーバーサプライズがどんでん返しにつながるのか。投票日まで残り4日。嫌われ者2人がデッドヒートを繰り広げる米大統領選の勝敗は最後の瞬間までもつれ込みそうだ。トランプ勝利という、まさかの事態が起こりかねなくなってきた。
私用メール問題をめぐって先月28日にFBIが再捜査を発表すると、民主党のヒラリーはみるみる失速。卑猥発言でオダブツとみられていた共和党のトランプが息を吹き返している。ワシントン・ポストとABCテレビの世論調査では支持率が逆転。トランプ46%、ヒラリー45%となった。トランプが上回ったのは7月の候補指名後初めてだ。
FBI再捜査を追い風にしたいトランプは1日、ウィスコンシン州に乗り込み、「投票をやり直すことができる」と期日前投票の再投票を訴えた。ウィスコンシン、ミシガン、ミネソタ、ペンシルベニアの4州では3回まで期日前投票のやり直しが可能だからだ。
もちろん、支持率をいくら伸ばしても全米50州に割り当てられた選挙人538人の過半数である270人を獲得しなければ意味がない。ヒラリー優勢報道がやまない理由がそれだ。ところが、こちらもトランプに風が吹いてきた。政治専門サイトのリアル・クリア・ポリティクスは選挙人獲得予想でヒラリーを226人に減らし、トランプを180人に増やした。
逆転勝利を狙うトランプにウルトラCはあるのか?
「トランプ大統領誕生の可能性は10%程度あるとみています」と、過去6回の大統領選を取材しているジャーナリストの堀田佳男氏はこう続ける。
「カギは投票先未定の約1000万人の浮動票です。有権者数は推定2億人強とされていますが、数百万票の動きで流れは変わる。トランプが“ノベンバーサプライズ”と呼べるほどの隠し玉を出せるかどうかです。テレビやラジオCMの放送は無制限なので、投票日までネガティブキャンペーンの物量戦になる。両陣営とも相手陣営のCM内容を徹底的に監視しています。新たなキャンペーンを打ってきたら、対抗するCMをすぐさま流すといった具合です。ヒラリーが集めた献金額はトランプ陣営の2倍超に上り、これまでCM出稿量でトランプは負けていた。しかしこの先、トランプは接戦州にCMを大量に集中投下し、総力戦に打って出るでしょう」
■追い風は副大統領と最高裁判事
ここにきてトランプは接戦州だけではなく、民主党支持のミシガンやニューメキシコ州にまで入っている。本人は劣勢州でもひっくり返せると読んでいるようだ。
さらにトランプが期待を寄せているのが、共和党支持者の“良識派”だ。〈民主VS共和〉の政治方程式がトランプ支持を導き出すというのだ。ポイントは副大統領候補のマイク・ペンス氏(インディアナ州知事)と、終身制の連邦最高裁判事(定員9)のイスだという。
「ペンス氏は狂信的なキリスト教信者。同性婚、中絶、銃規制に大反対するゴリゴリの右で、共和党の権化のような人物です。トランプ大統領に不測の事態が起きれば、ペンス氏が自動的に昇格する。トランプが嫌いでもペンス副大統領には賛成する層がいるのです。一方、法律としての効力を持つ最高裁判決を左右する9人の判事の任命権は大統領が握っている。共和系5人と民主系4人による構成でしたが、共和系の1人が死亡。現在は4対4で拮抗している。共和党としては何としても息のかかった人物を送り込みたいと焦りを募らせている。これもトランプに対する好き嫌いとは別次元の理屈なのです」(在米メディア関係者)
異例ずくめの大統領選からますます目が離せなくなってきた。
決してクリントンを次期大統領にさせてはいけない、その迫真の思いが国家中枢のまともな連中から米国の民衆に急速に伝わりつつあるのよ。
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) 2016年11月4日
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2. いずれにしろ、トランプが当選したら、史上最も「狙撃の恐怖に怯える大統領」となるだろう、自分が撒いた種だ。/ 支持率逆転 米国で高まる“トランプ逆転勝利”のウルトラC https://t.co/jWGYDynP6D #日刊ゲンダイDIGITAL
— 飯塚真道 (@shindoiizuka1) 2016年11月5日
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