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テレビ討論3回戦はドローも「勝負アリ」の印象 誰が勝つ 「米大統領選」核心リポート
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/192307
2016年10月21日 堀田佳男 ジャーナリスト 日刊ゲンダイ 文字お越し
トランプ陣営は「戦いは始まったばかり」とメール(C)AP
米大統領選の第3回テレビ討論会(日本時間20日午前)が終了してから1時間半後、筆者のところへ米国から2通のメールが届いた。1通はヒラリー陣営からで、もう1通はトランプ陣営からだった。筆者はジャーナリストとして両陣営にメルアドを登録してある。
トランプ陣営のメールにはこう書かれていた。
「世界中が私たちに立ち向かっているかのようです。しかし今晩、討論会では(ヒラリーに)勝ちました。本当の戦いは始まったばかりです」
一方、ヒラリー陣営のメールには「(トランプに)勝ちましたね。ヒラリーを誇りに思いますよね」と記されていた。両陣営とも自分たちの勝利を確信したかのような内容だった。
今回の討論会をボクシングの判定にたとえると、筆者の見立てではドロー(引き分け)。第1回、第2回の討論会では、いずれもヒラリーがリードしていただけに、トランプは今回、ヒラリーをノックアウトするしかなかったが、できなかった。
混迷を深める中東情勢で、トランプは国務長官だったヒラリーの責任を追及した。「クリントン夫人はイラク戦争に賛成だったし、中東を不安定化させた人物だ」と糾弾。するとヒラリーは「トランプさんもイラク戦争には賛成だったんです。皆さん、グーグルで『ドナルド・トランプ イラク』と検索してみてください」と返した。
さらにトランプはロシアのプーチン大統領を持ち出し、「国際舞台で、クリントン夫人はプーチン氏の頭脳には及ばないし、氏に勝てるわけがない」とヒラリーを攻めた。だがヒラリーはすぐに「トランプさんは大統領として不適任だし、核兵器の発射ボタンを任せられる人物ではない」と斬り込んだ。するとトランプはすぐに「それは違う」と発言。
大統領としての資質をただされるべき候補はヒラリーよりもトランプだろう。女性問題もある。司会者に、9人の女性が最近になってトランプから性的被害を受けたと問われると、「そうした女性には会ったこともない。言いがかりに過ぎない。作り話だ」と言い切ったのだ。
まるで「ウソも100回言えば真実になる」ことを証明しているようにしか思えない。トランプ陣営は「戦いは始まったばかり」と言うが、すでに「勝負アリ」の印象である。
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