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介入の是非はおくとして...
「リビアは、米国があの国に秩序を確立させることを望んでいなかった」と居直られても、介入してカダフィ政権を倒したため無政府状態になっており、“望む”も“望まない”も、それを判断する主体を消し去っているのだから話にならない。
ヒラリーさんが次期大統領になり、ISの跋扈を主たる理由に「カオスのリビア」に秩序をもたらすためと称して軍事介入(空爆中心に)する悪夢をみる。
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クリントン前国務長官「リビアのカオスに責任はない」[スプートニク日本語]
2016年04月15日 22:02
米大統領選に向けた民主党候補指名争いでトップに立っているクリントン前国務長官は、14日のサンダース上院議員との討論会で、彼女が国務長官を務めていた2011年、米国の介入後リビアがカオスの状態に陥った責任について、これを否定した。
クリントン候補は、次のように述べた―
「我々は、あの時、大変複雑で困難な状況にあった。リビアは、米国があの国に秩序を確立させることを望んでいなかった。しかし彼らは、自分達の安全を保障する事が出来なかった。」
これに対し、討論相手のサンダース上院議員は「クリントン氏がリビアにおける『体制の交替』を支持しながら、ホワイトハウスにはその後の行動プランが無かった」として、彼女を批判した。
一方クリントン候補は「オバマ政権は、国連の勧告に従ったまでだ」と反論した。
2011年、リビア国内の騒乱は、内戦へと発展した。この年の3月、国連安全保障理事会は、当時のカダフィ政権から平和的に暮らす一般住民を保護するためとして、介入を容認した。米国主導による連合軍、そしてフランスおよび英国が、リビアを空爆した。
http://jp.sputniknews.com/politics/20160415/1969949.html
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