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(回答先: ネオコンに操られてきたウクライナの首相が辞意を表明、EU幻想に踊らされた人びとの厳しい現実(櫻井ジャーナル) 投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 4 月 11 日 10:44:16)
ヤツェニューク前首相の記憶に残る失敗トップ5[スプートニク日本語]
2016年04月11日 21:25(アップデート 2016年04月11日 22:04)
アルセーニー・ヤツェニューク氏がウクライナの首相としてロシアとの間に壁を築き、第二次世界大戦の歴史を書き換えることを試みた。スプートニクの記事から、ヤツェニューク氏の最も印象的な声明と行動 を拾った。
1、ウクライナ万里の長城
2015年5月ヤツェニューク氏はロシアとの「本当の境界線」の建設の開始を発表した。プロジェクトは「壁」と呼ばれた。完成は2018 年の予定だったが明らかに叶わなそうだ。お金が足りない。
2、国会における乱闘と花
2015 年12月、ウクライナ首相の演説は乱闘なしでは済まされなかった。議事堂のビデオカメラにヤツェニューク首相が黒のリボンつきの花束を贈られ、足を前にして議事堂から搬出されかかる様子が映された。一般に、「足を前にして」運び出されるのは遺体である。
ポロシェンコ大統領会派のオレグ・バルナ議員の抑制のきかない行動による珍事。質問への回答を続けさせるよう求めた首相は乱闘について、「馬鹿の多いことだ」と述べた。
3、ソ連はウクライナとドイツを攻撃した:ヤツェニュークの歴史講義
2015 年1月、ウクライナのヤツェニューク首相はARDテレビのインタビューで、ロシアはいま第二次世界大戦の結果を書き換えようとしている、と述べた。ウクライナ首相は次のように語った。
「ウクライナにおけるロシアの侵略行為は世界秩序、欧州秩序に対する攻撃である。ソ連によるドイツ、ウクライナ侵略は記憶に新しい。同じことを繰り返させてはならない。第二次世界大戦の結果を書き換える権利など誰にも無い。ロシア大統領プーチンがしようとしていることは、まさにこの書き換えということである」。
ロシア外務省はドイツに対しこのウクライナ首相発言への公式な立場を表明するよう求めた。この発言を、ウクライナにおける民族主義的哲学の高揚の証左と評価した。首相発言は第二次世界大戦の犠牲者に対する倫理的な犯罪であり、このような暴言に西側がなぜリアクションを取らないのか理解に苦しむ、ウクライナ民族主義派はリベンジを目論んでいるのだ。
4、「おしゃべり」対「泥棒」:サアカシヴィリ対ヤツェニューク
2015年の終わりにとヤツェニューク氏とオデッサ州知事に招待されたサアカシヴィリ氏の関係は損なわれた。後者は定期的に汚職や無能、改革意欲なしとして首相を非難。 ヤツェニューク氏は事を荒立てないようにした。
2015年12月、国民改革評議会の会議中で内務省のアヴァコフ大臣とオデッサのサアカシヴィリ知事の間で言い争いが発生。二人は互いを泥棒とののしりあい、卑猥な表現を使った挙句、アヴァコフ大臣はサアカシヴィリ知事に水の入ったコップを投げつけた。
内務省大臣側に立ったヤツェニューク氏は猥褻な言葉でサアカシヴィリ氏の性格をこきおろした。 「お前はおしゃべりだ!私たちは仕事を行わせるためにお前を国に招いたのだ。政治的詐欺に従事させるためではない。おしゃべり!」 ヤツェニューク氏はこのように述べ、 サアカシヴィリ氏に「ウクライナから出ていけ」と叫んだ。
この「熱戦」にはポロシェンコ大統領もお手上げだったようで、止めもせず、手で顔を覆っていた。
5、「Facebookに移行せよ、味方を助けろ!」
2015年10月ヤツェニューク氏はウクライナ学生にロシアのソーシャルネットワーク「VKontakte」を使用することをやめFacebookに移るよう勧めた。首相の論拠が興味深い。「創始者のマーク・ザッカーバーグがオデッサの家族の出だというだけで十分だ。味方を助けなければ」という。
不名誉な終わり:辞任を余儀なく
一般市民も信頼度が記録的な水準に減少しており、議員らは最後の2ヶ月間、ほとんど公に、誰を首相にすべきかを議論しており、西側のパートナーらは政治危機の迅速な克服の必要性を主張しており、すべての人がウクライナの首相の辞任を主張している感じがする。
http://jp.sputniknews.com/politics/20160411/1941620.html
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2016.4.11 09:32更新
ウクライナ首相が辞任へ 経済悪化、汚職対策停滞で支持率低迷[産経新聞]
【モスクワ=黒川信雄】ウクライナのヤツェニュク首相は10日、テレビ番組で辞意を表明し、12日に最高会議(議会)に辞表を提出すると発表した。インタファクス通信が伝えた。
ヤツェニュク氏は2014年2月の親欧米派による政変後に首相に就任した。しかし経済悪化や汚職対策への不満から支持率は低迷し、連立与党に参加した政党も相次ぎ離脱を表明するなど、政治混乱が深刻化していた。
国際通貨基金(IMF)は改革の遅れを理由に、承認済みの対ウクライナ融資の一部しか実施していない。ウクライナは政治体制の刷新により、国際社会からの支援をつなぎ留めたい思惑がある。
ヤツェニュク氏の後任には、ポロシェンコ大統領の支持基盤である与党「ポロシェンコ・ブロック」が推すグロイスマン最高会議議長が有力視されている。
http://www.sankei.com/world/news/160411/wor1604110007-n1.html
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ウクライナ首相が辞意表明、政治的混乱深まる
CNN.co.jp 4月11日(月)11時59分配信
ウクライナ・キエフ(CNN) 政治的混乱が続くウクライナのヤツェニュク首相が10日、辞意を表明した。12日に正式辞任する見通し。
テレビ演説でヤツェニュク首相は「国が戦争状態にある時に、政府の安定を損なうわけにはいかない」と語り、新政権の発足を促した。またツイッターを通じて、政治家のボロジミール・グロイスマン氏が後任の首相に指名されたことを明らかにした。
ウクライナが抱えているのは純粋な政治問題ではなく倫理的な問題だとも指摘、現時点での目標として、新しい選挙法、憲法改革、司法改革、欧州連合(EU)および北大西洋条約機構(NATO)への加盟を挙げた。
ウクライナでは数カ月前から政治的分断が深まり、2月にはポロシェンコ大統領がヤツェニュク首相に辞任を求めていた。
ポロシェンコ大統領は10日に発表した声明で、新しい連立政権の樹立と後任の首相指名を急ぐよう指示した。
同国東部ではこの1年あまり、ロシアが支援する分離独立派との戦闘が続く。その影響で経済状態は急激に悪化。国際通貨基金(IMF)はウクライナに対する175億ドル(約1兆9000億円)の緊急支援で合意し、引き換えに経済改革を求めたが、IMFに要求された改革に対して国民は強く反発している。
米ホワイトハウスの発表によると、バイデン米副大統領は10日、ヤツェニュク氏の首相辞任について同氏と話し合い、内閣を発足させてIMFやEUが求める改革を断行することの重要性を確認した。
最終更新:4月11日(月)16時25分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160411-35080967-cnn-int
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